根管治療中の痛み、麻酔は使えませんか?

相談者: ELさん (22歳:男性)
投稿日時:2010-04-30 17:22:09
参考:過去のご相談
無痛治療での虫歯の治療法について


判り難い文章で申し訳ありませんが、宜しくお願いします

左下第二大臼歯根管治療を行って頂いたのですが、一度目にガリガリーと削って上歯槽神経(だったかな、対象歯の上の神経取ったと言われた)処理後ペリオドンを使用して終了

二度目では早速針のようなもので掃除を行おうとされた様なのですが、最中に強い痛みを感じたので麻酔を要求したのですが「出来ない」とのこと。

再開してやはり痛みが出るので(痛む場所とそうで無い場所がある模様)凄く痛いと訴えたところ、何かの処置して頂きました(これの説明は無かったように思え何か判らない。
塗ったのか挿したのかはめたのかすら)。

寝台を起こして頂いた数秒の間に軽い吐き気を感じ、もう一度処置を試みる予定が、手前が吐き気を訴えたので中止してペリオドンを使用して終了。

また来週となってしまいました

麻酔をしないのは「生体反応がないと困る」とのこと

ここで本題です

「ある程度痛いという反応が欲しい。
本来ならそこまでの痛みは感じない」

と言われた訳ですが、歯髄腔の掃除法とは上記以外には無いのでしょうか?

一度こういうことがあると、どうにも恐怖感と抵抗感があり困っております。

他にも要治療虫歯が沢山あり、何度も痛みで吐き気を催して気分が悪くなるのは避けたいのですが・・・・

また現在神経を弄くった状態で治療を中断している状態なのですが、やはり半端な状態で放置するというのは、悪影響などの危険性を高めたりするのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-04-30 20:55:25
お辛い治療でしたね。

僕は患者さんの希望があれば、(普通に)麻酔をしますよ。

担当の先生がどのようなお考えで麻酔をされなかったのかは解りませんが、次回、今回の事を踏まえてもう一度「麻酔を使って欲しい」とお願いされてみてはいかがでしょうか?

「アメリカの根管治療専門医は100%麻酔をする」

と雑誌で読んだ事があります。

担当の先生にとっては「やりにくいな」と感じられるかもしれませんが、麻酔をしたからと言って治療成績に差が出るとは思いません(やりにくさが成績に反映されてしまう事はあるかもしれませんが…)。



>治療を中断している状態なのですが、やはり半端な状態で放置するというのは、悪影響などの危険性を高めたりするのでしょうか?

最悪の結果を招くでしょうね…。


おだいじにされてください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-04-30 23:13:51
>最中に強い痛みを感じたので麻酔を要求したのですが「出来ない」とのこと。
>再開してやはり痛みが出るので(痛む場所とそうで無い場所がある模様)凄く痛いと訴えたところ

私も麻酔はしてもらった方がいいような気がします^^;


>麻酔をしないのは「生体反応がないと困る」とのこと

これも1つの考え方ですが^^;
私は根管治療において100%麻酔をします。

その方が患者さんの痛みは少なくてすみますし、経験で言えば痛みが長く続きトラブルことも少ないからです。

根管治療は痛みがどうしても付きまといます。
痛みが出る前の先制鎮痛という手法です。


>一度こういうことがあると、どうにも恐怖感と抵抗感があり困っております。

こう言ったトラウマ的なことから歯科恐怖症が生まれてしまうのですから、もう少し痛みに対する配慮はして頂いた方がいいと思います。

あまり転院を勧めることは書きたくないのですが、歯科治療に嫌なイメージが付く前に転院というのも1つの方法ではあると思います。
 

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-05-01 01:51:42
ELさま、こんばんわ。

おそらく残髄を除去しようとしたのだと思いますが、無麻酔での抜髄?など通常考えられません。


>麻酔をしないのは「生体反応がないと困る」とのこと

残髄の処置であれば困ることはありません。


歯髄腔の掃除法とは上記以外には無いのでしょうか?

痛みが有るのなら、麻酔という近代的な方法があります、まさか江戸時代ではないので痛みがあるのに無麻酔での処置など野蛮というほかありません。

合理的な治療方法をなさるDrを求めて、転院するのが妥当だと思います。

世の中そんな野蛮なDrばかりではないと思いますよ、お大事になさいませ。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-05-01 06:24:17
おはようございます。

私も麻酔をして治療します。

>治療を中断している状態なのですが、やはり半端な状態で放置するというのは、悪影響などの危険性を高めたりするのでしょうか?

高めます。
頑張って治療を継続してください。

どうぞお大事に。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ELさん
返信日時:2010-05-01 09:36:12
お忙しい中お付き合い頂き有難う御座います

結局痛みと恐怖を思い出し一睡も出来ず食欲も低下中。
精神安定剤だか睡眠導入剤だかが欲しいと本気で思えました。
痛いの怖い。


>>最悪の結果を招くでしょうね…。

あひぃもうだめだ。
しかもgwで歯科は休み・・

さて先程電話にてお伺いしたところ、

「冠部歯髄・根部歯髄(電話なのでこの漢字であっているのかは判りません)の処置をし、針のようなもので中の掃除(恐らく今ここ)を行う。
その後YAGレーザーを使用」

とのご回答を頂けました。

また

「二度目の処置には普通麻酔は使わない。
使うこともあるにはあるが特殊な例で、生体反応は必要。
どうしてもというならするが、虫歯も多いし毎回麻酔を使って行うのも時間の問題がある」

とのご回答も頂けました。


ご回答頂けた先生方皆様は、根管治療中は大体麻酔をするようですね。

ですが担当の先生曰く「特殊な例」とのことです。

もしかしたら手前の虫歯治療に関する解釈が根本的に違えているのでしょうか? 
不安で心も身体もいっぱいです。


それともう一つ質問を追加させてください。

YAGレーザー使用における根管治療の効果とは、どれほどのものなのでしょうか?
通院先のhpでは、殺菌・消毒・充填などを行うと記載されております。

保険の効かない治療法なので、その効力を知りたいと思いました、よければご教授下さい。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-05-01 09:58:52
こんにちわ。

YAGレーザーは持ち合わせていないので、使ったことはありませんが、必要と考えたことはありません。

根管内をファイルで丁寧に機械的清掃すれば、ほとんど治ってしまうでしょう。

少し気になるのは、今まで保険診療で根管治療をなさっていたのなら、途中から自費診療に変えることは出来ません。

明らかに療養担当規則に抵触します、参考までに。

感染根管治療 http://www.yamadashika.jp/infection.html

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2010-05-01 11:39:17
当院では、根管治療の際は、自費保険関わらず、ほぼ100%麻酔をして治療しますね。

先生によっては、

「麻酔のリスクを考えていない!!」

とおっしゃる先生もいらっしゃいますが、だったら、麻酔をせずに治療して、痛くて、ストレスフルで、血圧の異常な上昇があった場合はどうなんですか??という観点から、麻酔を使用しています。

ただし、保険診療の場合、麻酔の請求が出来ないので、麻酔をする先生は、「自腹」で処理していると言うことを頭に入れて置いていただけると幸いです。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2010-05-01 11:53:07
>>>最悪の結果を招くでしょうね…。
>あひぃもうだめだ。
>しかもgwで歯科は休み・・

まあ、1週間やそこいらで結果は変わらないと思いますけどね。
でも、そのまま半年、1年放置するのはよろしくないですからね。
間違いなく、最悪の結果を招きます。


>毎回麻酔を使って行うのも時間の問題がある

保険ではある程度時間短縮を考える必要があります。
また、根管治療2回目以降の麻酔は、歯科医院のサービスになります。
赤字になりますからやりたがらないかもしれませんね。


>今まで保険診療で根管治療をなさっていたのなら、途中から自費診療に変えることは出来ません。
>明らかに療養担当規則に抵触します

レーザーを使っても自費で請求されなければ(本当は良くないですけど)、問題にはならないと思いますよ。
1円でも請求されたとすれば、混合診療で療担規則違反になりますが…。


あ、中山先生とかぶってしまった。^_^;

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ELさん
返信日時:2010-05-03 10:09:29
二度目だろうがなんだろうが、麻酔の使用は別段「特殊な例」という訳でもないみたいですね。

「半端な知識と特殊な例を参考にするな」と言われ、確かにこちらは大した知識も持ち合わせておらず、それこそネットでかじった程度。

ネットの情報を全て鵜呑みにするつもりでもありません、故に最もな回答でしたのでその場はそれで納得致しました。

が、耐えがたき痛みを麻酔もせず行なうのも「特殊な例」のような気はします、金か手間か時間か真実かは判りませんが。


>>レーザーを使っても自費で請求されなければ(本当は良くないですけど)、問題にはならないと思いますよ。


以下、当時の電話でのYAGレーザーに関する質疑応答です。

自「手前の治療では使用できますか?」

先「え、言ってなかったっけ?」

自「はい、きいておりません」

先「・・・・・」 ←このやり取りと数秒のウェイトが何度か

先「冠部歯髄・根部歯髄の処置をしうんたらかんたら(上記略)。
その時にYAGレーザーを使用するか聞きます。
自費になりますので」


判る範囲でですが、混合診療についてネットで少し調べてみました。

少し古い記事だったので変更されている部分もあるかもしれませんが、「その治療において一度・一つでも自費診療を使用した場合は保険診療は行なえない(適用されない?)」という解釈で宜しいでしょうか。

この場合、nd:yagレーザーは自費診療に該当し、既に保険診療を行なっている為に、本来なら不適正ということになるのかな。

しかし「その時にYAGレーザーを使用するか聞きます」というのは、一体どのタイミングできかれるのかな。

針で神経をぐちゃぐちゃしたあと蓋をしてまた今度、となるのか。
それともぐちゃぐちゃしたあと直ぐ「今から使用しますけどいいですかー自費診療ですけどもー」ということなのか。

前者なら余計時間も手間もかかるし(それが一般的な治療順序なら問題ないのかもしれませんが)、後者ならそもそも質問になってない気が。

その状態でどうやって説明するんだろう、ぽっかり開いた穴を余所に質疑応答になるのだろうか・・・・?

どの道、治療二度以降での麻酔使用は好ましく思っておられないようなので、付近でもう少し他を探してみたいと思います。

その結果ともいえますし、都合がいいと言われれば頷くしかありませんが。

ここまで、お忙しい中お付き合い頂き有難う御座いました。
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2010-05-04 09:43:33
あまり転院を勧めたくはないのですが、今回は転院がいいと思いますよ。

>「半端な知識と特殊な例を参考にするな」と言われ

実際、今の歯科治療では、こう言われてしまうケースがあると思います。

このサイトでいくら勉強しても、その考え方と担当の先生が同じかと言われれば考え方が全然違う場合もありますし、そう言った質問をくりかえされれば、かえって信頼関係を悪くさせてしまう場合も多々出てくると思います。


回答していますが、サイト内の先生がお書きになられたことでも「?」と思うものもあります。

ですが、歯科の場合考え方は色々あり、どれが良いのか正解なのかははっきり分らないことがあります。
(私が間違ったことを大量に書いている可能性もあります、実際昔書いたものと今では考え方が多少変わってきている部分もありますし^^;)


>「その治療において一度・一つでも自費診療を使用した場合は保険診療は行なえない(適用されない?)」という解釈で宜しいでしょうか

基本、保険外材料を使用すれば、その歯の被せ物まで自費治療で治療を受ける必要が出てきます。

ただ、保険証を提示して受診すれば、保険で出来る範囲内のことは保険で治療を行うと言うのが保健制度ですから、例えば、根の治療で治療前に「自費」にしますか?「保険」にしますか?は本来言いません。

保険と自費の説明をするのは、基本的に土台被せ物からになります。

ですから、今の先生が最初に根の治療に自費があると言う説明は、なくて当然とも言えます。


参考;「昭和51年通知」

「歯科領域の差額徴収の廃止に伴い、保険給付外の材料等に よる歯冠修復及び欠損補綴は保険給付外の治療となるが、この取扱いについては、当該治療を患者が希望した場合に限り、歯冠修復にあっては歯冠形成(支台築造を含む)以降、欠損補綴にあっては補綴時診断以降を保険給付外の扱いとするものである。

なお、保険医療機関は、当該治療を行った場合は、社会保険に係る歯科診療録の「備考」欄に自費診療へ移行等がその旨判るように記載を行う」


>付近でもう少し他を探してみたいと思います。

そうしてみてください。


おだいじに

 




タイトル 根管治療中の痛み、麻酔は使えませんか?
質問者 ELさん
地域 非公開
年齢 22歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯科治療中の歯の痛み
根管治療の治療法
根管治療中の痛み
麻酔その他
歯医者への不信感
その他(保険と保険外)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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