差し歯のところの歯茎が腫れ、外科的処置を受けたのに腫れが悪化

相談者: ひささん (51歳:男性)
投稿日時:2010-05-17 08:25:33
こんにちは。

1年ぐらい前に1番の上の前歯差し歯にしましたが、その所の歯ぐきが膨らんできて、痛みはほとんど無かったのですが、不安なので別のクリニックで診てもらいました。

レントゲンでは写っていないがたぶん膿がたまっていると思う。
差し歯をはずして掃除して尚且つ歯ぐきを切って菌を取り除くのがいいと言われたのでそのようにしました。
手術後、

「再発するかもしれません。言ってませんでしたっけ」

と言われたので、その言動に驚きつつも大丈夫だろうと思っていましたが、帰って見ると手術前より腫れていたので、消毒の日に、この腫れは引きますかと尋ねたところ、「当然引きます」と言われました。

6日後の抜歯の時も、一向に腫れが小さくなっていく様子がなかったので、再度尋ねたところ、

「菌はこれでもかというほど取ったので、もし残ってたとしたら、細胞レベルです。たぶんこの腫れはギザギザに切ったうえ骨も砕いたのでそうなっていると思います。しかし、もし再発していたら、今度は、又切って縫わないでおいときます。まーもう少し様子を見ましょう。そう悲観的にならないように」

と言われました。
もし再発していたらこの手術は失敗ということになりますがどうでしょうか。

今日は手術後8日目ですが腫れたままです。
1週間後には差し歯の土台をすることになっています。

差し歯をする前に、他の病院でその腫れの原因を見てもらうことを考えています。

最初に差し歯をした歯医者といい、今回の手術をした歯医者といい利益重視の歯医者のように思われます。

良識ある腕のいい歯医者を見つけるのは本当に難しいです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-05-17 08:44:26
こんにちは、腫れが続いていてお困りのようですね。

流れ的にいって、根に病変ができてしまい、「歯根端切除術」を受けられたのかと思います。




>もし再発していたらこの手術は失敗ということになりますがどうでしょうか。

術後すぐは腫れる人もいます。
今の腫れが失敗によるものかはここでは分りませんので一度先生に診て頂くことをお勧めします。


おだいじに
 

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-05-17 19:05:00
そうですね。

井野先生の書かれているように術直後から1週間くらいは腫れが出ている事は少なくありません(生体の反応として正常です)。

従って現時点で腫れているからと言って「即失敗」という判断は出来ません。

生体の反応として腫れが引くのを待ってから判断された方がよろしいかと思います。
(通常はそろそろ引いてくるはずですが…)

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-05-18 00:08:36
こんばんわ

ご質問拝見させていただきました。

色々悩まれてますね。。。

僕も術後には腫れることがあると思われます、人によっては約1週間ぐらいは。。。


ご心配でしょうからセカンドオピニオンもありかもですね。


お大事になさってくださいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ひささん
返信日時:2010-05-18 08:10:11
こんにちは。
井野先生 タイヨウ先生 北野先生 ご回答有難うございます。

質問の12行目の 6日後の抜歯 は抜糸の間違いでした。

私の受けた手術は歯根端切除術というものだったんですね。
今では手術を受けた事を後悔しています。
まず根管治療の方を徹底すべきだったと思いました。

このサイトをもっと早く知っていれば手術には踏み切らなかったと
思います。

ところで、まだ手術が失敗かどうか解らない状態ですが、もし、その腫れの原因が術後の腫れではない事が判明した場合、こちらとしては、その手術をした先生の技術に対してクレームを言いたいのですが、いかがでしょうか。


他の業界、たとえばメーカーや建築などは、失敗や不良品は、無償でやり直しや交換が常識ですが、医療の世界ではそのような事はないのでしょうか。

医療の場合、成功率というものがあるのは解るのですが、今回の手術はその成功率からはずれたと考えるしかないのでしょうか。

手術する前に成功率等は聞いていないのでそちらの方も問題と思っています。

同業の先生には答えにくい質問だとは思いますがよろしくお願いします。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-05-18 11:43:11
すみません、不信感が大きくなってしまいましたかね^^;

我々は外野で好き勝手言っている所があるので、実際に担当医の先生と話し合ってくださいね。


私見として書きますね。

>まず根管治療の方を徹底すべきだったと思いました。

これは私がよく書くことなのですが、日本の現状は「根の病気が大きい=外科手術」という流れになっていると思います。

再根管治療は根管治療の中でも非常に手間がかかり、簡単ではないので、外科で一気にけりをつけるという考え方になっているのかもしれません。


>その手術をした先生の技術に対してクレームを言いたいのですが、いかがでしょうか。

確かに術前の説明が不足していた感もありますが、手術自体100%良くなる前提で行う訳ではないので^^;


>医療の世界ではそのような事はないのでしょうか。

ないですね。


>手術する前に成功率等は聞いていないのでそちらの方も問題と思っています。

専門医でない限り成功率の話までは、歯科の場合殆どないですね。
医科に比べその点でも歯科は遅れていると思います。

ただ保険制度上、全ての治療に説明と同意を得て治療となると機能しない制度であることも事実です。


私は今の歯科医療保険は実際崩壊していると思いますし、先進国の1/5〜1/10の治療費で成果を上げろというのももはや無理だと思っています。

私の場合になってしまいますが、きちんと話して処置を行うと1日5〜6人が限界です。
(先生の能力にもよると思いますが、きちんと患者さんに説明すれば1日10人が区切りになると思います)


もし、ひささんが成功率の高い高度な医療を受けられたいと思えば、それなりに知識を付け歯科医院をかなり吟味しないとそれは叶えられないことだと思います。


厳しい書き方をしましたが、医療は非常に不確実です。

また、現代人のニーズをくみ取った最新の医療を歯科保険制度では行っていないことも理解して頂けると幸いです。


以上、私見でした。


担当の先生とよく話しあってくださいね^^


おだいじに

 

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-05-18 18:33:48
そうですね。

かなり不信感がつのっていらっしゃるようですが、僕も井野先生の書かれた

>保健制度上、全ての治療に説明と同意を得て治療となると機能しない制度であることも事実です。

>今の歯科医療保険は実際崩壊していると思いますし、先進国の1/5〜1/10の治療費で成果を上げろというのももはや無理だと思っています。

に同意です。



>その手術をした先生の技術に対してクレームを言いたいのですが、いかがでしょうか。
>医療の世界ではそのような事はないのでしょうか。

無いと思いますね。


というのも、一般的な工業製品に対しての契約は「請負契約」と言って「結果に対して責任を持つ」という契約であるのに対し、医療は「準委託契約」と言って「行為に対して責任を持つ」という契約になります。

逆に言えば、請負契約は途中で手を抜いたとしても、結果として欠陥がなければ責任は問われません。

委託契約は「善良なる管理者の注意をもって委任事務を処理する義務(善管注意義務)」さえ果たせば、結果的に受任者にとって不利益となったとしも、責任は問われません。


例えば、癌の手術において…

医師が最善の努力はしたが、不幸にして亡くなられてしまったとしても医師に責任は問えません。

しかし、医師の不注意によって(薬剤や器具の取り間違い、組織の損傷など)善管注意義務を果たしていないとされれば、責任を問われます。


従って、ひささんを担当された歯科医が善管注意義務を果たしていないと言う明確な証拠が無い限り、責任を問う事は出来ません。



今回の場合「充分な説明が無いまま処置が行われた」という事はあるかもしれません。

そして、それは日本の健康保険システムの中においては往々にして起こりうる事であり、悲しい現状です。
(そうでなければこのような歯科相談サイトに何万件ものアクセスがあるはずがありませんから)


早く良くなるといいですね。
おだいじにされてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ひささん
返信日時:2010-05-19 10:16:31
こんにちは。

井野先生 タイヨウ先生 私の件で無関係なのにご回答くださってありがとうございます。

ここでする質問ではなかったかもしれませんが、医療業界、そしてそれに携わる歯医者さんの考えが解ったのは収穫でした。

>手術自体100%良くなる前提で行う訳ではないので^^;

私の場合、手術前よりこぶが大きくなっているのでマイナス100%というところです。

この件はその担当医と話をしようと思いますが、たぶん失敗を認めないでしょう。


>従って、ひささんを担当された歯科医が善管注意義務を果たしていないという明確な証拠が無い限り、責任を問う事は出来ません。

ということなので、話をしても無駄といえば無駄ですが。

>先進国の1/5〜1/10の治療費で成果を上げろというのももはや無理だと思っています。
>(先生の能力にもよると思いますが、きちんと患者さんに説明すれば1日10人が区切りになると思います)

これは患者側としては全く知らなかった話で、正直怖い気がします。


>もし、ひささんが成功率の高い高度な医療を受けられたいと思えば、それなりに知識を付け歯科医院をかなり吟味しないとそれは叶えられないことだと思います

今回、それは痛感しました。
その辺で看板をあげている医院はそれなりの技術を持っていると思っていましたから。
又、私の場合の手術はそんなに高度な技術が必要とも思っていませんでしたしその担当医もそんなに難しくないと言っていましたので。

歯科医師の技術を知るのは非常に難しいし、してもらわなければ解らない所が不確実ですね。

この先、不安ですが自分の歯なので、慎重に腕のいい歯科医師を探したいと思っています。

有難うございました。



タイトル 差し歯のところの歯茎が腫れ、外科的処置を受けたのに腫れが悪化
質問者 ひささん
地域 非公開
年齢 51歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯根端切除術
歯茎(歯ぐき)の腫れ
歯医者への不信感
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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