根管治療の歯科医院選びのため訪問してまわる際の注意と準備

相談者: AAMATSUEさん (44歳:女性)
投稿日時:2010-05-25 12:36:53
⇒参考:前回の相談
「根尖病巣。ネットで調べたら混乱してしまい、歯科の選び方他教えてください」


タイトルに書いた件で疑問があるので教えて頂けないでしょうか。

歯科セカンドオピニオン」で検索していろいろわかったつもりではいるんですが、私の場合は、厳密にはセカンドというより、これから通う院決定のため、いろいろな院を訪問することになります。

? 
まず他の虫歯を治して、手術の際に問題部分が他の虫歯の菌に毒されぬようにしようと思うのですが、体力的な問題で、近所にて他の歯を治したいんです。

その際、問題の歯には普通の虫歯治療は全く行わず、他だけやってもらえばいいわけですね?  
この際、先生にどのように伝えればよいでしょうか?
正直に、「根管は他所で」と言っていいのか・・・。

HPに科目がいろいろ書いてある中に根管治療とか口腔外科とかもあるところでは、そう言っては失礼でしょうか?
それとも私が根管治療候補に考えているほうの院の先生は、他の歯もトータルで見ていきたいと思われるものでしょうか?
例えば、最近した被せものの下にも虫歯があるかも、と考えられたり・・・
  
? 
他の虫歯の治療は大急ぎで日にちを詰めてすべきですよね?
このサイトの先生にどれぐらいの病状か見て頂いたわけではないので、詳しくはわからないでしょうが、どうにも気になります。
痛みはないですが、はやいほうがよいでしょうし・・・
よその院に行きたいから他を急ぎで、というのでは感じが悪いでしょうし、どう言ったものか・・・

? 
初診では必ずレントゲンを撮らないと詳しく相談できないでしょうか? 
最初に訪問した院でレントゲンを撮り、写真についてのお話を詳しくメモしておいて、それをもとに2軒目以降で話す、ということができますか? 
レントゲンは短期間に何回までOKなのでしょうか。
被ばく率の少ない機械もあるそうですが、それを使われてるかきいてみてもよいのでしょうか。
何軒も訪問してることを正直に言ってもよいでしょうか。

? 
訪問の際の質問ポイントは当サイト他で読んでわかったのですが、そのうち、マイクロスコープラバーダム等の備品についての質問ですが、これはどんなに権威ある先生にでも質問して大丈夫ですね? 
それともベートーベンに「ピアノ弾けますか」みたいなニュアンスがあるでしょうか?

? 
HPにセカンドオピニオンと書いてない院でもこのような訪問をしてよいのですよね?
厳密にはセカンドオピニオンではないわけですが。
「根管治療の院を探していろいろ訪問している最中です」というものすごくぶちまけた言い方は絶対にだめでしょうか? 
レントゲンの問題もあり・・・

? 
当サイトの他の質問者の方への返信で、「J−オープン法は絶対ダメ」というのがありましたが、他にも、これだけはやめて!というのがあれば、施術についてでも、訪問の際のことについてでも、是非、お教え下さい。


くどい質問者と思われたかもしれませんが、質問のうちどれかだけでもご意見を頂けないでしょうか。
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-05-25 13:44:34
こんにちは。

初日は相談だけ、という旨を伝えて予約を入れてみてはどうですか?

保険診療であれば「複数の医院で通院する」ということを想定したシステムではないので、やめておかれた方が良いかと思います。

初診で相談して「この先生に任せよう」と思われた医院でひとしきり診てもらった方が良いと思います。


「難しい部分だけ専門に」という場合は、主治医と連携を取るようにされた方が結果的に良い方向に行くと思います。

ウラでコソコソ・・・というのは「浮気性」っぽくて心象は良くないでしょうね。
「探し中なんです」ということは伝えても良いかな、とは思います。
「恋活中」「婚活中」みたいなもんですから (^^)


レントゲンに関しては、あまり気にしなくて良いと思います。
そんなことを気にしていたら、飛行機にも乗れませんし、温泉にもつかれなくなりますよ。

どうしても気になるなら、どこかで撮影したものを借りて、それを持ち歩いて相談にのってもらうしかないですね。


設備や治療法よりも「信頼できる先生を見つけること」が一番大切なことだと思いますから、あまり枝葉のことは気にしないようにした方が良いでしょうね。


個別には回答していませんが、参考になりましたでしょうか。
早く落ち着いて治療を受けられると良いですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: AAMATSUEさん
返信日時:2010-05-26 12:11:36
吉岡先生、はじめまして。
暖かいお言葉、さらに質問に詳しく答えて下さりありがとうございます。
おかげさまで、レントゲンのことなど、すっきりしました。

検索はしてみたのですが、「相談だけ」というのは保険診療ではないのでしょうか?
無料では申し訳なくて長く話せない気もします。
それとも相談だけに保険外料金を払うことになり高額となるのでしょうか?
基礎的な質問ですみません;;


施術中の、他の虫歯から問題箇所への虫歯菌感染についての問題ですが、
これってラバーダムでかなり防げるのでしょうか?
それなら病気がますます進行しないうちにということで、他の歯の治療を待たずに根管治療を開始したり、平行してやっていくこともありでしょうか?
しかし、少しでも失敗の確率を下げたい気持ちもあります・・・。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-05-26 13:59:13
検索はしてみたのですが、「相談だけ」というのは保険診療ではないのでしょうか?

健康保険は疾病保険(病気を治す事を目的とした保険)です。

健康保険について細かく規定している療養担当規則の中では

 第二十条 
 一 診察 
 ロ 健康診断は、療養の給付の対象として行つてはならない

とされています。


この場合、解釈としては難しいところがありますが「相談に行った歯科医院でそのまま治療をお願いする」という事であれば保険として全く問題は無いと思います。

しかし、「相談はしたがその医院で治療をするかどうかわからない」という場合にはこの「相談」は「健康診断」と同じ扱いになるような気がしますので、保険適応では無くなると思います(私見です)。

なので「(大きな意味で)相談だけ」という事だと保険適応外と見た方がよろしいかと思います。



>それとも相談だけに保険外料金を払うことになり高額となるのでしょうか?

いくらくらいが高額というイメージですか?

キビシイ言い方をしますが、まず、全ての自費診療において「高い」と思ってしまうのであれば、止められた方がよろしいかと思います。

自費治療におけるトラブルの一つに「金銭的問題」があります。

納得できる事に対して納得できる対価を支払う事が(経済的にも気持ちの上でも)出来なければ決して満足のいく結果とは成りえません。


「高額な」と言うイメージを持ち続けて行くのであれば、普通に保険診療を受けられた方が良いと思います。


ちなみに当院ではパノラマレントゲン込みで60分15000円いただいております。
弁護士さんの法律相談は30分5000円くらいが相場だと聞いております。




>これってラバーダムでかなり防げるのでしょうか?

いいえ。
防げません。


>他の歯の治療を待たずに根管治療を開始したり、平行してやっていくこともありでしょうか?

ケースバイケースです。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-05-26 14:08:12
こんにちは、
受診の仕方ですが、個人的な意見で言えば、自費で受診すべきだと思います。

お気持ちは分りますが、AAMATSUEさんのような受診の仕方をすれば、直に保険の財源は底をつきます。

健保連のCMでも1か所受診を呼び掛けていますよね!?
http://www.kenporen.com/


保険制度は皆で支え合って成り立たせているものです。
また保険治療はどこの歯科医院に行っても同じ質の治療が受けられるということになっています。
ですから全国統一の治療費なのです。

受診の仕方によって後でトラブルを起こしたくないと思われれば、社会保険であれば社会保険事務局、国保であれば国保の窓口に問い合わせてみてください。

そこで回答を頂いたような受診の仕方をしてください。



>施術中の、他の虫歯から問題箇所への虫歯菌感染についての問題ですが、これってラバーダムでかなり防げるのでしょうか?

無理だと思いますよ^^;


>他の歯の治療を待たずに根管治療を開始したり、平行してやっていくこともありでしょうか?

担当の先生の考え方にもよりますから、受診先の先生に聞いてみてください。


厳しく書かせてもらいましたが、保険制度は只でさえ崩壊しかけています。
個々の希望を更に叶えようとすれば直に崩壊してしまいます。

長くこの制度を運用する為にも一度、保険窓口に問い合わせて受診の仕方を聞いてみてください。



おだいじに


 

タイヨウ先生とかぶりました^^;

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: AAMATSUEさん
返信日時:2010-05-26 23:43:44
タイヨウ先生、井野先生、返信ありがとうございます。
 
なるほど、保険というものを全然わかっていませんでした。
窓口できいて詳しく理解してみます。


やはり率直に言うと、遠くてもなるべく同じ院で他の歯の普通の虫歯も見てもらうのがベストでしょうか?
特に根管を中心に診療されている先生方は、普通の治療をたくさんするのは断る方もおられるのでしょうか?
並行してするなら同じ院で両方するのが良い気がしますが。

並行して根管治療もする場合は、根管の問題の歯のほうは、根管へ感染はしないであろうと思われる段階の根管治療(そういう段階があるのかどうかもわかりませんが)、のみを並行してやって、後は他の虫歯が済んでからとなるのですか?

それとも、危険ではあるけれども、根管があまりにも最悪な状況なので待てないのでやむを得ずという意味であって、ものすごい覚悟が必要ということなのでしょうか?
 
まだ実際に院を訪れる等の管カツ(便宜上、吉岡先生の返信にヒントを得て名付けました)を始めてないのでそう思っている面もあるとは思いますが、このへんのことをよく理解していないと、質問に行ったときに相手の先生のことを疑ってしまいそうなので、ぜひ教えて頂けるとありがたいです。

もう一つ保険の話ですみませんが、同じ時間内に普通虫歯の歯と根管治療とを同時した場合、普通虫歯治療のほうも保険外料金となるのですか?
(この質問については、この質問が保険窓口のほうで教えてもらえることであるなら無視して下さって結構です)

また多くを質問してしまいましたが、よろしくお願いします。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-05-27 00:37:14
悩みがつきませんね^^;

>遠くてもなるべく同じ院で他の歯の普通の虫歯も見てもらうのがベストでしょうか?

ベストとは!?
何がAAMATSUEさんにとって譲れないのかにもよると思いますよ。

また、全ての患者さんの希望を叶えられる歯科医院もないので、譲れないこと1つ、2つを基準に歯科医院を選んでください。


>特に根管を中心に診療されている先生方は、普通の治療をたくさんするのは断る方もおられるのでしょうか?

日本で根管治療のみを行う歯内療法専門医の歯科医院は数件しかありませんよ。
普通は虫歯も、歯周病も、入れ歯もしています。


>並行して根管治療もする場合は、根管の問題の歯のほうは、根管へ感染はしないであろうと思われる段階の根管治療(そういう段階があるのかどうかもわかりませんが)、のみを並行してやって、後は他の虫歯が済んでからとなるのですか?

全く今の時点で気にしなくていいです。
担当の先生の指示に従ってください。


>このへんのことをよく理解していないと、質問に行ったときに相手の先生のことを疑ってしまいそうなので、ぜひ教えて頂けるとありがたいです。

なぜ、ネット意見なら受け入れられるのですか!?
嘘を書いているかもしれませんよ^^;


>もう一つ保険の話ですみませんが、同じ時間内に普通虫歯の歯と根管治療とを同時した場合、普通虫歯治療のほうも保険外料金となるのですか?

基本、保険医であれば根管治療は保険で行うことになっています。
真面目に治療すると赤字になるからという理由で自費治療に誘導することは出来ません。

患者さん自らが自費治療を希望した場合や、特殊な自費材料などを使用し、患者さんの了解が得られた場合などは自費の根管治療になりますが、保険証を提示して受診していれば全て保健治療の範囲内で治療は受けられますよ。

また根管治療を自費で行った場合、同日に保険治療を並行治療を行ってはいけないと私は解釈しています。



おだいじに
  

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-05-27 01:29:51
>なるべく同じ院で他の歯の普通の虫歯も見てもらうのがベストでしょうか?

主治医は1人に決めた方が良いでしょうね。

最初に回答したように、複数の歯科医が担当するなら、誰かしらが「方針を決めて」ゴールを明確にした方が良いと思います。

「船頭多くして、船山に登る」って言葉がありますよね。
主治医が何人もいると、ゴールがズレてシッチャカメッチャカになる可能性もありえます。


「日本国内での標準的な治療」を求めるのであれば、保険診療で十分でしょう。
ただ、色んなルールがあるので、融通は利きませんけどね。
(結構、ゴチャゴチャ面倒くさいルールがあるんです)

そのルールを越えた治療を求める場合は、保険診療は諦めてください。
(私はルールに縛られたくないので諦めました・・・(^^;))


どちらを選択するかは、価値観次第です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: AAMATSUEさん
返信日時:2010-05-28 11:22:28
井野先生、吉岡先生、お答え頂きありがとうございます。

昨日、保険窓口にていろいろおききし、保険制度とはどういうものか等、基本的知識の説明を受け、疑問点も全て答えてもらえました。
この点についてはすっきりしました。
悩みが全て解決したわけではありませんが、訪問開始への第一歩にはなりました。

昨日のことや、今までの先生方の回答をよく読みふまえた上で、またこの場にて悩みについてのご指導を先生方に求めてしまいますが、おつきあい頂けないでしょうか。

しかし何からどう書けばいいものか・・・。

これからお世話になるであろう先生への信頼の問題、最初の契約の問題、もちろん院選びの問題・・・。

根管治療のため一旦かかり始めた院を途中で変わることはしたくありません。
何軒かまわった中から選べるとはしても、要は、当の先生には数回会っただけで決めねばならないと思います。

前の質問スレにてタイヨウ先生が院探しの参考にと検索エンジン等のアドレスを貼って下さったので、院のめぼしだけは絞ることはできました。しかし・・。


歯科医師の先生への信頼とは。
(生意気かもですがお許し下さい)

?人間として信頼できる
?治療方針(○○を絶対使う・〜〜なことは絶対しない)等
?先生の根管臨床経験値・歯科医師として油がのってる時期か等

自分的にはこの3点に集約できます。


?については前述のアドレスで吟味した上、お会いした感じから自分でいろいろ想像して決めるしかないので、悩みながらも解決としなくてはならないでしょう。

?の問題ですが、私は現在の院の先生もいい方だと思っています。
この院は根管に特に力を入れている院ではないのでかなり初期の時点で候補に入れてなかったんですが、もし根管に力を入れていたとしても、今まで話してみた感じが?の点で問題なのでやはりこの院ではしないだろうと思います。

しかし先生はご自分のやり方がトータルして考えればベストであると選び誠実に力を尽くしておられる方なのでしょう。


一回会っただけでは現在の院の先生のようなムードの方に惹かれてしまう恐れもあります。
それで上述のように詳しく考えてみました。

だから今後の訪問においては詳しく話してみたり、見積書を作ってもらったり契約書も必要かと思います。
しかし他の歯の被せ物等も新調となる恐れもあり全体の金額次第では保険外をあきらめることになるかもしれません・・・。
また、特に遠方の先生に惹かれた場合、普通の虫歯の治療のためにそこに通えるか・・・。

又、Jオープン等、このサイトで見てイヤだと思った治療も、もしも緊急事態ならしょうがないとかいうケースもあるのでしょうか?
そういうのを最初の契約書で「絶対しない」にしてるとたすかるものもたすからなかったり?



最後の段落が悩みと質問なんですが、上述をふまえて回答頂けないでしょうか。

いつもすみません。
よろしくお願いします。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2010-05-28 11:50:51
改めまして。


?について

一目見て信頼できるかどうかって、分かります?

相性といいますか、相談に乗ってもらえる雰囲気かどうかが大切なんじゃないかな、と思います。
話を聞いてもらって、相談に乗ってもらっているうちに・・・ということの方が実際は多いのではないでしょうか。

ご自身の「直感」を信じるのも「あり」だと思います。


?について(!?)

>Jオープン等、このサイトで見てイヤだと思った治療も、もしも緊急事態ならしょうがないとかいうケースもあるのでしょうか?

緊急事態に対する応急処置としては、一般的だと思います。
(あくまでも応急処置・・・ですけどね)

どんな治療方針にせよ、しっかり相談に乗ってもらっていれば不安になることも少ないんじゃないでしょうかね。
(?と関連性があるポイントになりますね)


?について

根管治療に関しては、ラバーダムの使用は目安にはなるでしょう。
(どんな教科書にでも「使った方が良い」と書かれてますから)

力を入れているというか、ちゃんとやりたいと思っている先生は、そこに診療報酬があろうがなかろうが使う傾向にあるように思えます。
(周りの先生の話を聞いていての感想です)

ただ、日常的に使われている先生は少ないのが現実のようです。
(使わない先生は、使わないなりの理由をお持ちだと思いますが・・・)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: AAMATSUEさん
返信日時:2010-05-28 17:37:31
吉岡先生、ありがとうございます。

Jオープンはイヤでも、緊急事態なら仕方ない場合もあるのですね・・・何故ダメだと言われてるのに、このサイトには、されてしまった患者さんがいるのか?と疑問を感じていたのですが、理解できました。
それに確かに信頼感があればまかせられるのでしょう。


ラバーダムは譲れぬ条件の第一にしようと思います。

ラバーダムとマイクロスコープは前に「数少ないエキスパート探し」の条件として情報を得てはいましたが、ラバーダムに関しては、もしそういう特に特殊なエキスパートの先生には巡り合えなくても、信頼できる先生なら使っておられるということで、安心しました。
がんばって見つけます。

そこで60軒に1軒とされるマイクロスコープについてもお訊きしたいのです。
率直に言って、私の場合、どれくらいマイクロスコープにこだわって探せばよいのか、決めかねています。

他の方の根管関連の質問で「前歯が・・・」というのがありましたが、その返信の中で「前歯なら見えやすくてやりやすい部位なので・・・」といったニュアンスのものがあったと思います。
私の場合、奥歯ですし、骨まで蝕まれているといいます。
穴の内部を手前の方角からのみ見るのには限界があると思います。

マイクロスコープがどんなものかもよく知らないのですが、それは拡大するだけではなく、内部まで全て見えるのですか?
マイクロスコープ以外に「拡大鏡」というものも存在するようですが、この拡大鏡というものは、拡大するだけで、内部は見えないのですか? 
それとも合わせ鏡のような道具で、ある程度は内部が見えるのでしょうか。

また、「拡大鏡」はそもそもどんな存在なんでしょうか? 
マイクロスコープよりは安価で、所持されている医院のパーセンテージも高いのでしょうか。


あと、別の質問ですみませんが、私のようなケースでは契約書はどの程度の内容のものを作る感じなのでしょうか?
せっかく気に入った先生にコマコマしたことを言って嫌われてしまうのは怖いです。
「〜〜は絶対」といった文を提示すれば何か疑っているようなニュアンスも感じられ・・・多くの患者さんが、どうしても契約書を作成されるものですか?


 
何かいつも質問しすぎて・・・・・・もっと軽く決断されてる方も多いようだし、奥歯が骨までとはいえ、私は考えすぎかな、と思ってみたり、でもやっぱり、と思ってみたり・・・。


本当に何度もすみません。
でも、おかげさまで、もう少しで質問を終われそうな気がするんです。

 よろしくお願いします。
 
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2010-05-28 22:51:01
ラバーダムの話題を振っておいてなんなんですが、道具よりも先生との相性の方にこだわられた方が良いような気がします。


>「拡大鏡」はそもそもどんな存在なんでしょうか?

で、拡大鏡ですが・・・
「拡大鏡 ルーペ 歯科」でGoogle画像検索すると一発目がこの画像でした(^^)

⇒参考:拡大鏡


>所持されている医院のパーセンテージも高いのでしょうか。

ルーペの方が普及率は高いと思います。


>それとも合わせ鏡のような道具で、ある程度は内部が見えるのでしょうか。

平たく言うと、どちらも虫眼鏡みたいなものなので、直線的なものであれば良いのですが、曲がっていると「曲がり角の先」は見えません。

肉眼だろうがルーペだろうが顕微鏡だろうが、鏡を使ってある程度のところ(曲がり角)までは見えます。

明るい暗い、大きい小さいの違いはありますが。。。


>契約書はどの程度の内容のものを作る感じなのでしょうか?

「契約書」を交わすような話になっているんですか?

インプラント矯正などの高額医療では金額の確認や支払いのタイミングなどの確認のために契約書を交わすことはあるかと思いますが、そうでない治療ではあまり聞かないですね。

美容室で契約書って交わしたことあります?
その感覚に近いと考えてもらった方が良いように思えます。

ちなみに保険診療では、患者さんと歯科医師は直接契約ではなく、

「患者さん(被保険者)」⇔「会社や市町村(保険者)」⇔「保険医療機関」

という関係になっていて、保険者からは「保険のルール内で宜しく治療お願いします」という委託契約になっています。
(違ってたらごめんなさい)

ですから、保険診療で「契約書」を患者さんと保険医療機関の間で(保険者をすっ飛ばして)交わすことは考えにくいですね。
自由診療の場合は、直接契約になります。(だから自由が利く)

治療にリスクを伴うからという理由で「治療同意書」のようなものは、交わされることはありえるでしょう。
外科手術などでは、むしろよくあることかも知れません。


>何かいつも質問しすぎて・・・・・・

それは性格であって、個性ですから、それを受け止めてくれる「良い相性」の先生に治療してもらうことが一番だと思います。

そういうタイプだからこそ「相性」が大切ではないかと。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2010-05-29 00:17:12
こんばんは。
まず今の状態を脱するために、これ以上の調べものは逆効果ではないのかと感じます。

>率直に言って、私の場合、どれくらいマイクロスコープにこだわって探せばよいのか、決めかねています。

今のその歯の現状を考えると、マイクロスコープで治るのかと言えば、治りません。
治療をするのは人の手と頭脳です。

まずはレントゲンその他の検査を受けていただき、その上で診断が下って「こういう方法で治療をしましょう」、というプレゼンテーションをいただいてみて、その上でそれがご自身で納得のゆく説明であるのなら、たとえマイクロが無くてもよいと思います。

まずは他の回答者が書いておられるように、ご自身の現状に合った形で、ご自身で見当をつけた医院でかまいませんから診療についての相談を受けてみて下さい。


そうすれば本当に自分が考えすぎなのか、そうではなくやはり治療が大変なのかがまず判明するわけです。

そこが判らないうちはいくらでも聞きたい事が出てきてしまって、治療開始がどんどん遅れてしまいます。
こちらの方が問題だと思いますよ。

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2010-05-29 09:41:45
僕も吉岡先生、田中先生の意見に同意です。

所詮、マイクロスコープは「見えるだけ」の道具ですから。

(井野先生、↓勝手に引用しちゃいます)
http://www.youtube.com/watch?v=Us-32eJnNHw


ルーペも、同じと言えば同じですよ。


ただ、ルーペとマイクロスコープの最大の違いは「術者が見える」のがルーペ。
「(患者さんにも)見せる事が出来る」のがマイクロ。

参考(手前味噌でスミマセンHPの下の方)
http://www.taiyo-dental.com/index-1.html


なので、AAMATSUE さんが「治療内容を見て確認したい!」という事であればマイクロをお使いの先生にかかられるのがよろしいかと思います。
ただし「マイクロを持っている」のと「マイクロを使いこなしている」のは違いますからね…。



ただ、上述したようにマイクロやルーペは道具ですから、それを使うドクターの技量や考え方、性格、そしてAAMATSUE さんとの相性といった事の方が重要なのは言うまでもありません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: AAMATSUEさん
返信日時:2010-05-29 20:14:13
吉岡先生、田中先生、タイヨウ先生、
回答ありがとうございます。

拡大鏡とマイクロについて納得できました。



今までの質問と回答を冷静に読み直してみたところ、Jオープンのことといい、素人が断片的な浅い知識で判断を下すのは怖いなと気づきました。
ほんとに調べ物もこのへんにしておかないとダメですね。


一割の院にしか無いというラバーダムも、「ちゃんとやりたい先生は使っている」という点は魅力なんですが、それ以外のあまりちゃんとしてない歯科医師も使っているかもしれず・・・ラバーダムに目が眩んでいては、そんな歯科医師を見抜けないかもしれず・・・

ちょっとラバーダムにこだわりすぎていたので、先生方が何度も
「ラバーダムだけでなく相性など他の面も大切に」と書いて下さっているのに、なかなか目が覚めなかったというか。

訪問の際にはそういった先入観を捨てないとだめですよね。
ラバーダムは一割の院しか無いのですから、ラバーダム有りの院でピンとくるところが無かったら、無しの院にも目を向けてみます。
外国との感染率比較のデータは気にはなりますが、やはり素人が一つの情報だけにこだわってしまうのは怖いですから。

調べ物はし過ぎはダメですけども、このサイトで質問しなかったらすごく決めにくかっただろうし、回答を頂いてとても救われた思いをしたことが何度もあったので、今までの質問は全部してよかったです。
見ず知らずの人間のために知識を提供して下さったばかりか親身に心配もして頂いて・・・。

まあこんな性格なので調べものを控えると言ったはしからいつなんどき新たな質問をしてしまうかわかりませんがそのときはお笑い下さい・・・(頑張って控えなくては・・・)


田中先生の回答を読み、おっしゃる通りだと痛感しました。
月曜日に相談の予約電話をしてみます。



回答を下さった先生方、本当にありがとうございました。
何度も書いて下さった先生方、本当に感謝しております。






 
 
 

 

 



タイトル 根管治療の歯科医院選びのため訪問してまわる際の注意と準備
質問者 AAMATSUEさん
地域 非公開
年齢 44歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ ラバーダム
根管治療の専門医
根管治療その他
その他(保険と保険外)
マイクロスコープ
歯医者さんの探し方・見つけ方
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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