根管治療時のマイクロスコープの必要性

相談者: 菓子さん (45歳:女性)
投稿日時:2010-05-31 10:53:07
参考:過去のご相談
右下6.7番の歯を入れるつもりが全体の治療を提案された

深刻な相談ではなくてすみません。

根管治療の本領は、先端3ミリくらいの所をどう処置するかにかかってます。
どんなに高いマイクロスコープでも決して見えません」

・・というのは本当でしょうか?
 
「クラックがマイクロで見えたとして、マイクロで治す事は出来ません。
症状が出なければそれでヨシ、出たらクラック部位をシールする。
拡大鏡で十分」

・・・・というのは?


今、歯科に通っているのですが別の歯科も探しているところです。

根管治療のやり直しもしなければならないのですが、また数年後に、やり直すことのないように、せっかくならマイクロスコープとラバーダムを使用している歯科が良いのかなと思っていたのですが(ラバーダムは諦めました。通える範囲内にはないです)、そんなに必要性のないものなら、こだわらなくていいのかなと。

当然ながら、マイクロスコープを設置している歯科ではその必要性を強く謳っていますけれど。

よかったら教えてください。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-05-31 11:25:42
こんにちは。

「見える」のと「治せる」のは違いますからね。
「見えなきゃ気づけない」というのはあるでしょうけど。

前歯のような直線的な根だったら、根のかなり先の方まで見えますよ。
もちろん、途中でクイッっと曲がっていたら、そこまでですけどね。

マイクロスコープの大きな特徴は、記録することで後から状況を患者さんにも確認してもらうことができることだと思っています。
設備によっては、リアルタイムで確認できたりもします。


ラバーダムは諦めました。通える範囲内にはないです

ラバーダムする医院の方が、マイクロスコープを使う医院より多いハズなんですけどね。
まぁ「ラバーダムしてます!!」ってアピールされる先生が多くないので、見つけにくいのが現実なんでしょうね。

マイクロスコープの方が「絵になる」ので、仕方ないのでしょう。

「ラバーダム 歯科」で検索して、約 22,200 件。
「マイクロスコープ 歯科」で検索して、約 86,500 件。


>そんなに必要性のないものなら、こだわらなくていいのかなと。

どちらかにこだわるんだったら、ラバーダムかな、と。


マイクロスコープやラバーダムといった道具が治療するわけではないので、一番こだわるべきは「担当する歯科医師」だと思いますよ。

「自分に合った歯科医師」を探しましょう。
(これがまた難しいんですけどね)


参考までに。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-05-31 11:38:51
マイクロをのぞくと、いかに、感染を取り除けていないか??がよく分かります。

元々詰まってた薬を全部取ったつもりが、いっぱい残っていたり・・・

だから、確率をあげるためには、マイクロは必要でしょう。

でも吉岡先生のおっしゃるとおり、「マイクロ<ラバーダム」ですね。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-05-31 12:44:52
こんにちは。

なんと言いますか・・基本的には、中山先生の様にユーザーの先生に聞けば「あった方が良い」と答えるでしょうし、ユーザーでない先生に聞けば「なくても良い」と答えることがほとんどだと思いますよ。

参考⇒〔写真あり〕 前歯の根管治療におけるマイクロスコープ、ラバーダムの必要性

(↑これの回答を書いた先生のうち、当時ユーザーだった先生が多分4名、後にユーザーになった先生が多分お二人だと思います。)


私(※ユーザー)は、もちろんあった方が良いと思いますし、なくては仕事にならないとさえ感じています。
保険治療における話ではありません。)



そして、

マイクロ<ラバーダム<<「自分に合った歯科医師」ですよ。

お大事にして下さい。

回答 回答4
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-05-31 13:00:57
上記、全く同感です!

特に最後の不等式。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-05-31 14:02:31
ラバーダム<<「自分に合った歯科医師


これいいですね〜

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 菓子さん
返信日時:2010-05-31 19:41:42
吉岡先生、中山先生、渡辺先生、藤森先生
お忙しい中、回答くださり有難うございました。

自分に合う先生とすぐに出会えれば良いですが、何軒も病院を廻ることに抵抗があり、選ぶとっかかり(?)にしたくて質問してみました。

良い機材を置いていて、最先端の治療を謳っていても、何ヶ月通っても信頼関係を築けず結局転院するときもありますし、設備は整っていなくても、「この先生がこれだけやってダメだったなら仕方ない」と思えてしまう病院もありますね。

治療がうまく行っているときは、どんな歯医者さんでも「良い歯医者さん」ですが・・
治療がうまくいかなくなったときに、どれだけちゃんと向き合って下さるのか・・。

先端3ミリが見えるか否かについて。
奥歯については・・・見えないようですね??
前歯なら根が途中で曲がってなければ見える・・と。

しかしながら薬の取れ残しや汚れ、その他、マイクロスコープを置いていない病院では見逃されてしまうものを見つけることは出来る=その処置も可能であり、後々のトラブルのリスクの少ない治療をするためには、必要な機材のようですね。

マイクロスコープやラバーダムがなくても、この先生にお任せしようと思える歯医者さんが見付かれば良いのですが・・。

有難うございました。



タイトル 根管治療時のマイクロスコープの必要性
質問者 菓子さん
地域 東京23区
年齢 45歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ 根管治療の治療法
マイクロスコープ
歯医者さんの探し方・見つけ方
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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