下7番に下歯槽管に及ぶ根尖病変との宣告。早めの抜歯をと言われ困惑

相談者: うめこっこさん (28歳:女性)
投稿日時:2010-06-05 02:27:01
はじめまして。よろしくお願い致します。

金曜日にホワイトニングの相談に歯医者に行って初診のためパノラマレントゲンを撮ったところ、「右下7番を早く抜歯した方がいい」と言われ動揺しています。

右下7番はもう10年ほど前に根管治療を行っています。

レントゲンでは歯の周りの骨(歯槽骨?)がかなり溶け、右下7番を左右からぐるっと囲むように黒く映っていました。
自宅に帰って調べてみたところ根尖病床だろうと思ったのですが、先生曰く、


・かなり深刻な状況である

・大事な神経や血管(レントゲンで顎のラインに沿って映る2本の太い神経)に影がかかっている状態なので一生治らないような痺れや顔の形が変形するなどの症状がいつあらわれてもおかしくない

・歯を削り、数カ月かけて薬で消毒を入れながら行う治療法もあるが、数カ月かけているうちに症状があらわれてしまうかもしれないのでリスクが大きい

・一開業医が行えるような抜歯ではない。
大きな病院で抜歯するしかない


以上のことを言われ、とても怖いです。

今のところ一番良いのは早く抜歯することだと言われ、大きな病院の紹介状を頂きました。

痛みなどの自覚症状があまりなく本当に驚いたのですが、先生が歯を揺らし、手鏡で見てみるとゆらゆらと揺れていました。

一番奥の歯ぐきを触ってみるとぶよぶよとしていました。

あまりに突然の宣告だったので放心状態で先生に聞くべきことが分からず今になってかなり不安でいっぱいです。

歯を抜く覚悟はしなければいけないと思ったのですが『顔の形(表情?)が変わる』と言われた事が怖くてなりません。

抜歯の際に大きな神経を傷つけてしまうとそれもあり得ると言われました。

結婚も控えており、顔面神経麻痺のような状態が一生続く可能性があるのか・・・などと考えていると心配で仕方ありません。

顔の表情が変わってしまう可能性は大きいのでしょうか?
とても怖いです。

月曜日に紹介して頂いた大きな病院に行こうと思っていますが『とにかく早く』と言われたので居ても立ってもいられなくなりました。

まとまらない長文駄文で申し訳ありません。
どうかご回答よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-06-05 05:10:09
うめこっこさまおはようございます。

ずいぶん脅されたようで動揺なさっているようですね。
実際に診察したわけではないので本当に抜歯しなければならないのか判断は致しかねますが、紹介状をいただいたわけですから紹介先で診察を受けてみるのもいいかも知れません。

動揺なさっていて病名も聞いていらっしゃらなかったようなので、一度お電話で尋ねてみるのもいいかもしれません。

個人的には別の歯科医にもう一度診察していただいて病状を詳しくお聞きになってから、今後の治療方針を相談なさってもいいかもしれません。

私のところでも、他の歯科医に抜歯しなければならないと言われて相談にお越しになることがありますが、ほとんどの場合単に根管治療のやり直しで抜歯せずに済んでしまいます。


>歯を抜く覚悟はしなければいけないと思ったのですが『顔の形(表情?)が変わる』と言われた事が怖くてなりません。

根管治療をしていて根尖病巣下歯槽神経を傷つけてしまうような経験は今の所したことはありません。

>抜歯の際に大きな神経を傷つけてしまうとそれもあり得ると言われました。

抜歯の際は可能性としては考えられます。
しかし傷つけてしまっても程度にもよりますが、麻痺は治るといわれています。

顔面神経麻痺のような状態が一生続く可能性があるのか・・・などと考えていると心配で仕方ありません。

顔面神経麻痺ではなくて下口唇の知覚麻痺だと思います。

>顔の表情が変わってしまう可能性は大きいのでしょうか?

下歯槽神経を断裂させてしまえば運動麻痺も起きると思いますが、たいていの場合は一部の損傷なので知覚麻痺だけでしょう。

とりあえず診察していただいて説明を落ち着いてお聞きになって御自身の病状について理解なさったうえで今後の治療方針を相談なさるのがいいように思います。

個人的には抜歯と診断する前に先ず保存することを考えます。
お大事になさいませ。

感染根管治療 http://yamadashika.jp/infection.html
歯根嚢胞 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1671

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-06-05 08:25:41
基本的に、抜歯の判断が適切であるかどうかは診察をしてみないと解りません。

今回の場合では紹介状を頂いているようですので、山田先生がお書きのように紹介先で診察を受けられるのが良いと思います。

ご参考になれば幸いです。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-06-05 08:27:44
こんにちは、歯を綺麗にしに行ったのに・・・

不安になってしまったようですね^^;

>基本的に抜歯の判断が適切であるかどうかは診察をしてみないと解りません。

です。

診てみないと何とも言えないのですが予備知識として、大きな病変が根の原因であれば根管治療で治ることもあります。
ただ根の治療が得意な先生に診てもらう必要がありますが・・・

似たようなケースかもしれませんので
http://eedental.fine.to/eeblog/2009/11/post-13.html
このケースも病変が大きくて、太い神経管の直前まで大きな病変がありました。

治る時は治ってきます。


不安だと思いますが悩み過ぎないようにしてくださいね。
また、紹介先の先生のは一度診て頂いて診断を仰いでくださいね。

おだいじに
 

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-06-05 08:39:58
ご相談ありがとうございます。

先生方に賛成します。
まずその歯を残せないかどうか、根の治療が得意な先生に相談してみることをお勧めします。

今の年齢で奥歯を失うデメリットは小さくありません。

今痛くは無いようですから、あわてることはありません。
抜くことはいつでもできます。

井野先生の言うとおり、あまり不安にならず、残せる方向へ検討してみると良いと思います。




タイトル 下7番に下歯槽管に及ぶ根尖病変との宣告。早めの抜歯をと言われ困惑
質問者 うめこっこさん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定
抜歯:7番(第二大臼歯)
根管治療その他
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
回答者




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