下顎6番のゴールドインレー(クラウン)の価格に驚いています(ドイツ)
相談者:
親知らずさん (30歳:女性)
投稿日時:2010-07-09 00:46:21
ドイツ在住のものです。
右下の6番をプラスチックインレーから金のインレーに変更しようと思っています。
インレーという治療では、今削っている場所の表面が広くて歯の周りの突起物まで達しているので、インレーだけでは難しい。
との事そこで、全体を被せるまでは必要無いのでそのインレーの部分と突起物の少し外側までかぶさるような「部分的歯冠」を使います。
といわれました。
今日値段の見積書が届いてみてみたのですが、約18万円するとかいてありとても驚いています。
今のままでも不自由は全くないのですが、一度インレーの下に虫歯ができていて、それを治療しているのでもしまた虫歯になれば今度はすごい治療をしないといけないと言われたので金のインレーにしようと思っています。
日本でもそのくらいはするのでしょうか?
右下の6番をプラスチックインレーから金のインレーに変更しようと思っています。
インレーという治療では、今削っている場所の表面が広くて歯の周りの突起物まで達しているので、インレーだけでは難しい。
との事そこで、全体を被せるまでは必要無いのでそのインレーの部分と突起物の少し外側までかぶさるような「部分的歯冠」を使います。
といわれました。
今日値段の見積書が届いてみてみたのですが、約18万円するとかいてありとても驚いています。
今のままでも不自由は全くないのですが、一度インレーの下に虫歯ができていて、それを治療しているのでもしまた虫歯になれば今度はすごい治療をしないといけないと言われたので金のインレーにしようと思っています。
日本でもそのくらいはするのでしょうか?
回答1
回答日時:2010-07-09 02:41:30
こんばんは。
タコで話題のドイツからですね^^
日本での費用は↓こちらを
参考→被せ物・差し歯(クラウン)の治療費の目安
形態からするとクラウンと考えても良いと思います。
日本人歯科医の感覚からすると、ドイツはちょっと高めみたいですよね。
治療の必要性があるのかどうかなどは分かりませんが・・
幸い緊急事態ではない様ですから、よく検討されて下さいね。
タコで話題のドイツからですね^^
日本での費用は↓こちらを
参考→被せ物・差し歯(クラウン)の治療費の目安
形態からするとクラウンと考えても良いと思います。
日本人歯科医の感覚からすると、ドイツはちょっと高めみたいですよね。
治療の必要性があるのかどうかなどは分かりませんが・・
幸い緊急事態ではない様ですから、よく検討されて下さいね。
回答2
回答3
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2010-07-09 16:31:38
親知らずさま:
こんにちは。
ヨーロッパではないのですが・・・、海外にいらっしゃるということで、アジアの台湾からコメントさせて頂きます。
文面からしてアンレー又は7/8冠というパーシャル・ベニア・クラウンという補綴治療をされるご予定のようですね。
う蝕やキャビティー(削った後の穴)の面積が大きすぎて、填める内側性のインレーではすまなくなった場合、全体を覆う外側性のフル・クラウン又は歯質保存観点、審美観点(頬側、唇側の歯質が十分あって残せる場合)からアンレーというパーシャル・ベニア・クラウンにする事があります。
パーシャル・ベニア・クラウンはフル・クラウンと比べると、歯面を覆う面積が少ないので、グルーブやボックス、ホールと云った抵抗形態を付与して維持させなければならず、それぞれのアクセサリーが完全な維持力を発揮するように形成(削ること)しないと、簡単に脱落してしまいます。
そういった意味で、個人的にはフル・クラウンよりも高度な技術が要求される治療法だと思っています。
補綴物(被せ物)というものは、一人ひとりの患者さん用にオーダーメイドで作っていますので、高くつく治療なのは仕方ありません。
治療や製作に関与されてくるコストは多岐に渉り、今回の治療で材質として使われようとしているゴールド等と云った「歯科用金属・合金」もその内の一つの関与部分になっています。
ただ、ゴールドと云っても、カラット数によって値段は違ってきますし、型取りに使う印象材(変形し易い安いものから変形し難い高いものまであります)、技工・ラボ代、治療代(診察・形成・セッティング・咬合調節etc)、人件費、器具の消毒代などなどで料金が異なってきます。
ただ、相場というものもありますから、日本国内での費用は渡辺先生が提供して下さった資料を参考になさっても良いと思います。
材質の違いで治療費が違ってくるというのは事実ですが、費用の高さはモノだけの値段だけではなく、土台とピッタリに精密に作られているか、歯肉との調和、隣の歯とのコンタクト、噛み合せなどの難しいところをクリアする技術的な値段も含まれていることを分かって頂きたいと思います。
修復物の良し悪し、値段は材質だけで決っているわけではありません。
実際に親知らずさんの歯がどれぐらいの大きさで、治療の必要性があるかどうかも文面だけでは判断しかねますが、アジアの平均治療費から見ますと、確かに少し高めに感じられます。
ただ、先生によっては、形成時にマイクロスコープや一般的に使われているバーではなく、超音波形成バーといった高価な器具・設備を併用なさっている方もいらっしゃいますので、その場合はそういったコストも治療費に加算され、高くなると思います。
又、ヨーロッパやアメリカといった欧米諸国では、有名な先生や専門医に高いお金を払うのは当然という認識があり、一般開業医と専門医とでは料金設定が異なっています。
なので、もし今掛かられているドイツの先生が補綴専門医(Prosthodontist)だった場合、あちらの感覚で18万円は合理的な値段だと思われるのでは・・・。
アンレーの形成には高い技術を要するので、その技術代として加算しているということも言えるのでは・・・?。
アメリカのボストンに2年ほどおりましたが、治療費については、イメージとしてアジアの5−15倍で、クラウンに関しては1000ドルから3000ドルといった具合です。
世界的に有名な専門医の場合は、これ以上します。
材質や値段だけで、その治療のクオリティーまで見るのは一般の方には難しいところですが、ドイツの大学病院でセカンド・オピニオンを求められてから、治療を決められても良いのでは?
親知らずさんが納得されるかたちで、最良の治療が出来る事をお祈りします。
お大事に。
参考になさって下さい。
台湾でもドイツのサッカー・ファンの暴動、タコが話題になっています。^^
こんにちは。
ヨーロッパではないのですが・・・、海外にいらっしゃるということで、アジアの台湾からコメントさせて頂きます。
文面からしてアンレー又は7/8冠というパーシャル・ベニア・クラウンという補綴治療をされるご予定のようですね。
う蝕やキャビティー(削った後の穴)の面積が大きすぎて、填める内側性のインレーではすまなくなった場合、全体を覆う外側性のフル・クラウン又は歯質保存観点、審美観点(頬側、唇側の歯質が十分あって残せる場合)からアンレーというパーシャル・ベニア・クラウンにする事があります。
パーシャル・ベニア・クラウンはフル・クラウンと比べると、歯面を覆う面積が少ないので、グルーブやボックス、ホールと云った抵抗形態を付与して維持させなければならず、それぞれのアクセサリーが完全な維持力を発揮するように形成(削ること)しないと、簡単に脱落してしまいます。
そういった意味で、個人的にはフル・クラウンよりも高度な技術が要求される治療法だと思っています。
補綴物(被せ物)というものは、一人ひとりの患者さん用にオーダーメイドで作っていますので、高くつく治療なのは仕方ありません。
治療や製作に関与されてくるコストは多岐に渉り、今回の治療で材質として使われようとしているゴールド等と云った「歯科用金属・合金」もその内の一つの関与部分になっています。
ただ、ゴールドと云っても、カラット数によって値段は違ってきますし、型取りに使う印象材(変形し易い安いものから変形し難い高いものまであります)、技工・ラボ代、治療代(診察・形成・セッティング・咬合調節etc)、人件費、器具の消毒代などなどで料金が異なってきます。
ただ、相場というものもありますから、日本国内での費用は渡辺先生が提供して下さった資料を参考になさっても良いと思います。
材質の違いで治療費が違ってくるというのは事実ですが、費用の高さはモノだけの値段だけではなく、土台とピッタリに精密に作られているか、歯肉との調和、隣の歯とのコンタクト、噛み合せなどの難しいところをクリアする技術的な値段も含まれていることを分かって頂きたいと思います。
修復物の良し悪し、値段は材質だけで決っているわけではありません。
実際に親知らずさんの歯がどれぐらいの大きさで、治療の必要性があるかどうかも文面だけでは判断しかねますが、アジアの平均治療費から見ますと、確かに少し高めに感じられます。
ただ、先生によっては、形成時にマイクロスコープや一般的に使われているバーではなく、超音波形成バーといった高価な器具・設備を併用なさっている方もいらっしゃいますので、その場合はそういったコストも治療費に加算され、高くなると思います。
又、ヨーロッパやアメリカといった欧米諸国では、有名な先生や専門医に高いお金を払うのは当然という認識があり、一般開業医と専門医とでは料金設定が異なっています。
なので、もし今掛かられているドイツの先生が補綴専門医(Prosthodontist)だった場合、あちらの感覚で18万円は合理的な値段だと思われるのでは・・・。
アンレーの形成には高い技術を要するので、その技術代として加算しているということも言えるのでは・・・?。
アメリカのボストンに2年ほどおりましたが、治療費については、イメージとしてアジアの5−15倍で、クラウンに関しては1000ドルから3000ドルといった具合です。
世界的に有名な専門医の場合は、これ以上します。
材質や値段だけで、その治療のクオリティーまで見るのは一般の方には難しいところですが、ドイツの大学病院でセカンド・オピニオンを求められてから、治療を決められても良いのでは?
親知らずさんが納得されるかたちで、最良の治療が出来る事をお祈りします。
お大事に。
参考になさって下さい。
台湾でもドイツのサッカー・ファンの暴動、タコが話題になっています。^^
タイトル | 下顎6番のゴールドインレー(クラウン)の価格に驚いています(ドイツ) |
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質問者 | 親知らずさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ゴールドインレー(金の詰め物) 詰め物、インレーの治療費・費用 ゴールドクラウン(金の被せ物) クラウンの治療費・費用 ドイツ 治療費・費用 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。