歯に入れられた5ミリ程の赤の棒状の物は何ですか?(フランス)

相談者: はみがきこさん (26歳:女性)
投稿日時:2010-07-23 21:18:00
こんにちは。

先日このスレを投稿させていただきました。

参考:過去のご相談
薬物Hextrilでうがいを何回かしたら口内の痛みが続く (フランス)
 
きょう診た歯医者さんは酷かったです。

ズーズー削って、神経に触ったみたいで痛いって言ったら、まだ歯は生きているのでうちでは処置できないって言われました。

それで赤い棒状のものを差し込まれて、さらに前回の先生のよりも真っ白のもので歯を閉じて終了しました。

その後ですが、口の中が薬臭くてたまりません。
前回の先生の時はそういうことなかったんですが。

なので、もしかしたらその赤の棒状のものによるものではないかって疑っているんですが、そうなんでしょうか。

それは何だったんですか。

痛みを和らげるためのものって言ってたんですが、削る前はちっとも痛くなかったのにと思いました。

また外に取り出さないといけないんですか。

ちなみに、前回の先生によると、もう一度埋め直すのではなく、最後のメッキみたいのをしてもらうだけとのことでした。

それを今日の歯医者さんの会ってすぐ説明したんですが、信用しろって言われ、余計に削られた気がします。

今とても晴れない気分です。

またあの赤のものを取り出してやり直すのかって思うと、悲しくなります。

あと口の中の消えない薬っぽい味、身体には無害ですか。

ご回答をよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-07-24 00:49:16
こんばんは。

フランスからの投稿ですね。

日本で行う処置と内容が違うのかも知れませんが、文面からは何が使用されているのかはいまいち・・。

雰囲気的には、直接覆髄でしょうか。

だとすれば、また取り除くことはたぶんないと思いますけどね。

メッキ?もよく分かりません。



いずれにしても、歯を削るというのは、身体の臓器を切り取る外科手術ですから、痛みが出る様なことは多々あります。

痛みの自覚症状だけではむし歯の深さを測ることもできません。
思っていたよりも大きいむし歯だったのかも知れませんね。

まして今回は神経も露出してしまって、その切断面に対して処置をしているご様子ですから身体にとってはおおごとですので、担当医の指示をよく仰ぎながら、治療方針を決めていって下さいね。



お大事にして下さい。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: はみがきこさん
返信日時:2010-07-24 02:22:42
ここの掲示板に参加するために勉強したんですが、この虫歯はステージ2にすぎないんです。
神経も露出させられたのではないかと疑っています。

さらに多めに削られたからです。

それも一番最初に診てくれた先生に必要ないと言われたことなので、むかつきます。

今回会ってきた先生はうちではできないって言っていますので、また新しく歯医者さんを探しました。

ほかの国々ではどうかあまり診てもらったことがないので分かりませんが、こちらでは、免許をもってる先生全員が責任をもって診てるわけではありません。

たまに患者のことを笑顔で侮辱する方もいます。

患者の立場は弱いんですかね。

もちろんいい先生にも出会っています。

病院のような団体的な所はあまりよくなく、個人の先生方が優しく丁寧に診てくれています。

最初に診てくれた先生は応急処置専門歯医者さんだったので、決まりがあって、最後まで診てもらえませんでした。

でも2回目に診てきた先生が比べられないほど丁寧で優しいです。

今回新たに予約した方は個人の歯医者さんです。

診てきて質問があれば、また掲示板に書き込みたいと思います。

私は歯医者不信ではありません。

でも従うには、痛くされる前にちゃんとした診察と説明がほしいです。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: はみがきこさん
返信日時:2010-07-24 02:41:10
追伸 首都のパリで受診しています。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-07-24 02:42:31
そうですか。

実際のところはこちらでは分かりませんのでなんとも言い様がありませんが、はみがきこさんが良いと思われる先生によく診て頂いて下さい。

日本と違って専門医による分業制度みたいなのは、羨ましい面もあるのですが、患者さんにとってはなかなかまどろっこしそうですね。

私も以前は専門医制に憧れさえありましたが、今は今の日本ぐらいの、殆どがGP(一般歯科)という方が便利かなぁと考えています。

十分な説明を求めるのは万国共通の問題ですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: はみがきこさん
返信日時:2010-07-24 03:11:20
渡辺先生へ

素早いご返答ありがとうございます。

こちらでも分業制度っていうほどでもないかもしれません。

一般歯医者さんですが、病院規模の所と、個人または何人かが一緒に開業しているものとの違いがあります。

歯医者さんのほかにも、一般のドクターでゼネラリストだけど、病院には所属していないような先生方がいます。

患者一人がいつも通う決まった先生がいるというやり方みたいです。

私はその先生を探しています。
回答 回答3
  • 回答者
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2010-07-24 12:24:11
はみがきこさん

こんにちは。

経緯をざっと読みましたが、表現されている「赤の5ミリぐらいの棒状」というものが、どういったものなのか・・・色々なものを想像して見たのですが、処置内容によって使用される薬剤や充填剤が違ってくる部分もあるので、文面だけでは分かりかねますね・・・。

ただ、

>ズーズー削って、神経に触ったみたいで痛いって言ったら、まだ歯は生きているのでうちでは処置できないって言われました。

>それで赤い棒状のものを差し込まれて、さらに前回の先生のよりも真っ白のもので歯を閉じて終了しました。

>痛みを和らげるためのものって言ってたんですが、削るまえはちっとも痛くなかったのにと思いました。
>また外に取り出さないといけないんですか。

>ちなみに、前回の先生によると、もう一度埋め直すのではなく、最後のメッキみたいのをしてもらうだけとのことでした。



以上のお話から、私も間接覆髄直接覆髄(Indirect or direct pulp capping)の処置で、「赤い5ミリの棒状のもの」は水酸化カリシウム・ペーストではないかと思います。

スイス留学の同僚が、ヨーロッパの製品の中には色が付いているものがあると言っていたのを覚えています。

髄角(pulp horn)や、希薄になった象牙質部位(虫歯の一番深いところ)を、次の補綴専門医又は根管治療専門医が識別し易いようにマーキングするためだそうです。

「5ミリの棒状」という表現から、ペースト状のものなら、なくもないかなと思います。
(なんだか、探偵のようですね・・・・)
直接「何を入れたのですか?」と担当医にお聞きした方が一番確かなんですけどね・・・・

「メッキ」?・・・金属の補綴物でカバーする、もしくは詰めるといった意味ではないのかと思いますよ。あくまでも、憶測です。


水酸化カルシウムでしたら取り出す必要はありません。

「真っ白い」ものは仮詰めセメントだと思います。



>あと口の中の消えない薬っぽい味、身体には無害ですか。


仮封材は、水硬性て硬化するだけのものから、歯髄への消炎効果があるものまであります。
水硬性のものは無味無臭のものが多いので、他のセメントでしょう。
酸化亜鉛ユージノールセメントの場合、独特な匂いと苦味がするので、これかな?と・・・・

これまでセメントで健康被害が起きたということは聞いておりませんので、心配なさらなくても良いと思います。



>神経も露出させられたのではないかと疑っています。

>さらに多めに削られたからです。

>それも一番最初に診てくれた先生に必要ないと言われたことなので、むかつきます


日本を含め、どの国でも云えるのですが、先生によって虫歯を除去する基準が違うと云う事はあります。
特に、ボーダーライン上にあるような深いカリエスは、先生によって、考え方によって処置が微妙に違ってくる事があります。

補綴物のデザイン、充填法によって削除量も違ってきますし、どういう状況で、どうしてこうなったのか、実際に診ていない私たちにはお答え出来ません。



>ほかの国々ではどうかあまり診てもらったことがないので分かりませんが、こちらでは、免許をもってる先生全員が責任をもって診てるわけではありません。
>最初に診てくれた先生は応急処置専門歯医者さんだったので、決まりがあって、最後まで診てもらえませんでした。


フランスでは(これも先ほどのスイス留学の同僚から聞いたお話)、ホームドクター制度というものがあります。

現地の国民健康保険に相当する社会保険securite socialeを利用する場合、ある一つの歯科医院に登録して必ずそこへ行くように決められています。

まず、居住区内にあるジェネラリスト(GPのようなところ)で診て、かかり付けになるドクターに予約を入れてもらい、本格的な治療に入るわけです。

気に入らなければ、幾つか他のジェネラリストに行って自分に合ったかかり付け歯科医を探す・・・といったような話でした。

自由診療は別で、直接ドクターに予約すれば良いらしいです。



>でも従うには、痛くされる前にちゃんとした診察と説明がほしいです。

フランス語に問題がないのでしたら、ちゃんと担当医師と治療内容に関しての話し合いはすべきだと思います。

フランスでは英語が通じないこともありますし・・・日本語が話せる医師がいらっしゃるかもしれませんので、言葉が通じると云った点でジェネラリストに一度聞いてみたら如何ですか?

渡辺先生と同じく、患者さんが十分な説明を求めるのは万国共通の権利だと思いますよ。


お大事に。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: はみがきこさん
返信日時:2010-07-24 19:39:35
王先生

こんにちは。

インターナショナルな先生が回答してくださって、心強いです。
ありがとうございます。

きょう会った先生にレントゲンで診てもらいました。
赤の棒状のものが識別できませんでした。

無くなっているか、開けてみないと確実なことはわからないとのことでした。

前回の歯医者さんはうちでは処置できないと言っていたんですが、もしかすると、神経を死なせるためにとった最初の処置の可能性もあると、きょうの先生が言っていました。

もともと露出していなかった神経を露出させてしまったのも事実みたいです。

メッキについては、王先生のおっしゃる通りだと思います。

適切な用語がみつからなくて、あいまいになってしまいました。



タイトル 歯に入れられた5ミリ程の赤の棒状の物は何ですか?(フランス)
質問者 はみがきこさん
地域 非公開
年齢 26歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
歯医者への不信感
歯医者への不満・グチ
覆髄・覆罩(覆ずい・覆とう)
フランス
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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