保険での歯のクリーニングは新人歯科衛生士の練習でしかないのか?
相談者:
リュウジさん (32歳:男性)
投稿日時:2010-07-19 14:42:47
参考:過去のご相談
・保険で左上3番を被せるための費用について
他
こんにちは、お世話になります。
歯のクリーニングをやっていただこうと思い、過去の質問などをいろいろ参考に読んでおりました。
その中の回答で、下記のような内容がありました。
「保険診療ですかね?
金額的にはそうかと思われます。
何歳ぐらいかわかりませんが、今の時期は新米衛生士が一生懸命勉強している時期です。
ウチも以前は保険の患者さんの時に、勉強の意味で新人衛生士にやらせることがありました。
いつしかベテラン衛生士になるためのお手伝いだと思って上げて下さい。」
保険の患者には勉強の意味で新人にやらせるとか、ベテラン衛生士になるための手伝いだとか
勉強や練習など、衛生士学校でやるべきことであり、保険患者であろうと、少なくとも治療費を支払っている患者に対しこのようなことは、バカにしているというか、失礼ではないかと思いますが。
質問は、
一般的に歯科医院では、保険患者のクリーニングは新人歯科衛生士の練習と考えているのでしょうか?
それとも自費治療しかしない歯科医院の考え方なのでしょうか?
参考に意見を聞かせてください。
・保険で左上3番を被せるための費用について
他
こんにちは、お世話になります。
歯のクリーニングをやっていただこうと思い、過去の質問などをいろいろ参考に読んでおりました。
その中の回答で、下記のような内容がありました。
「保険診療ですかね?
金額的にはそうかと思われます。
何歳ぐらいかわかりませんが、今の時期は新米衛生士が一生懸命勉強している時期です。
ウチも以前は保険の患者さんの時に、勉強の意味で新人衛生士にやらせることがありました。
いつしかベテラン衛生士になるためのお手伝いだと思って上げて下さい。」
保険の患者には勉強の意味で新人にやらせるとか、ベテラン衛生士になるための手伝いだとか
勉強や練習など、衛生士学校でやるべきことであり、保険患者であろうと、少なくとも治療費を支払っている患者に対しこのようなことは、バカにしているというか、失礼ではないかと思いますが。
質問は、
一般的に歯科医院では、保険患者のクリーニングは新人歯科衛生士の練習と考えているのでしょうか?
それとも自費治療しかしない歯科医院の考え方なのでしょうか?
参考に意見を聞かせてください。
回答1
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2010-07-19 23:11:59
こんにちは、
この辺りの考え方は歯科医院によって違いますね。
>勉強や練習など、衛生士学校でやるべきことであり、
勉強は学校で出来ても、実技はお互いに練習する程度でそこまで練習をしません。(できません^^;)
歯科医師も同じです。
誰しも最初はあります。
私の場合もそうでしたがいきなり難しいケースなどは割り当てられませよ、極簡単なケースからです。
ただし、患者さんを触る前には色々しました。
次回することを調べレポートにして、教官から質問攻撃を喰らい。。。
この繰返しをしないといけない日々でした。
我々の業種は技術職でもあり上の人間の技術を目で盗むこともしますが、実際は患者さんから勉強させて頂くことが殆どです。
>一般的に歯科医院では、保険患者のクリーニングは新人歯科衛生士の練習と考えているのでしょうか?
そんなことはないと思いますが、基本的に衛生士の離職率は非常に高いので経験年数が数年という方も多くおられます。
ただ上手い・下手はありますが、上手な衛生士は数か月で非常に上手い歯石取りしますよ^^
逆に言えば保険治療で満足をあたえられない人が自費をしても・・・、でしょうね。
>それとも自費治療しかしない歯科医院の考え方なのでしょうか?
リュウジさんが気になるならそういった歯科医院に行かなければいいと思いますよ。
自費の歯科医院だから上手という保証などはありませんから、もし考え方が気にいななければそういった歯科医院なんだで済ませてください^^;
おだいじに
この辺りの考え方は歯科医院によって違いますね。
>勉強や練習など、衛生士学校でやるべきことであり、
勉強は学校で出来ても、実技はお互いに練習する程度でそこまで練習をしません。(できません^^;)
歯科医師も同じです。
誰しも最初はあります。
私の場合もそうでしたがいきなり難しいケースなどは割り当てられませよ、極簡単なケースからです。
ただし、患者さんを触る前には色々しました。
次回することを調べレポートにして、教官から質問攻撃を喰らい。。。
この繰返しをしないといけない日々でした。
我々の業種は技術職でもあり上の人間の技術を目で盗むこともしますが、実際は患者さんから勉強させて頂くことが殆どです。
>一般的に歯科医院では、保険患者のクリーニングは新人歯科衛生士の練習と考えているのでしょうか?
そんなことはないと思いますが、基本的に衛生士の離職率は非常に高いので経験年数が数年という方も多くおられます。
ただ上手い・下手はありますが、上手な衛生士は数か月で非常に上手い歯石取りしますよ^^
逆に言えば保険治療で満足をあたえられない人が自費をしても・・・、でしょうね。
>それとも自費治療しかしない歯科医院の考え方なのでしょうか?
リュウジさんが気になるならそういった歯科医院に行かなければいいと思いますよ。
自費の歯科医院だから上手という保証などはありませんから、もし考え方が気にいななければそういった歯科医院なんだで済ませてください^^;
おだいじに
回答2
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2010-07-19 23:25:24
>一般的に歯科医院では、保険患者のクリーニングは新人歯科衛生士の練習と考えているのでしょうか?
"医院による"としか言えませんね。
新人衛生士がいない歯科医院だってあるわけですし。
ただ、もし新人とベテランがいて、保険と保険外の患者さんがいたとしたら、保険は新人、保険外はベテランとなるケースは多いと思います。
"練習台"というと言葉は悪いですが、最初から一人前の人はいませんので、患者さんと接しながら経験を積んで一人前になっていくのが一般的です。
>勉強や練習など、衛生士学校でやるべきことであり、保険患者であろうと、少なくとも治療費を支払っている患者に対しこのようなことは、バカにしているというか、失礼ではないかと思いますが
残念ながら、衛生士学校で教えるのはあくまでも基本だけで、卒業後患者さんと接しながら一人前になっていきます。
これが日本の歯科医療界の現状ですので、日本で保険を使って治療する以上は、受け入れて頂かなくてはならないと思います。
"医院による"としか言えませんね。
新人衛生士がいない歯科医院だってあるわけですし。
ただ、もし新人とベテランがいて、保険と保険外の患者さんがいたとしたら、保険は新人、保険外はベテランとなるケースは多いと思います。
"練習台"というと言葉は悪いですが、最初から一人前の人はいませんので、患者さんと接しながら経験を積んで一人前になっていくのが一般的です。
>勉強や練習など、衛生士学校でやるべきことであり、保険患者であろうと、少なくとも治療費を支払っている患者に対しこのようなことは、バカにしているというか、失礼ではないかと思いますが
残念ながら、衛生士学校で教えるのはあくまでも基本だけで、卒業後患者さんと接しながら一人前になっていきます。
これが日本の歯科医療界の現状ですので、日本で保険を使って治療する以上は、受け入れて頂かなくてはならないと思います。
回答3
回答4
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2010-07-20 14:31:00
歯科衛生士に限らず、全ての医療者(医師・歯科医師・看護師・・・)はどれだけ経験を積もうと、全く同じ症例は2度とありません。
その意味で全ての医療行為は勉強であり、練習です。
これは医療が内包する性質であり、避けられません。
その意味で全ての医療行為は勉強であり、練習です。
これは医療が内包する性質であり、避けられません。
回答5
ネクスト・デンタル(文京区湯島)歯科衛生士のチッコロ(林)です。
回答日時:2010-07-20 15:49:43
広い意味での答えは諸先生方が応えていただいているので、私は別の角度から答えます。
今回の答えは、質問の内容から戻ります。
<かなり下手に感じ、汚れもところどころ残っており、ゴリゴリした研磨機?が歯茎に当たり、出血してしまいました。
以前別の歯医者では全くそのようなことはなかったので驚きました。
後で思い返すと、歯科衛生士の方ではなくて歯科助手の方がやったのではないかと疑問に思います。
歯科助手にクリーニングをさせる医院もあるのでしょうか?それともただ下手な衛生士だったのか…>
*かなり下手
*汚れが残っている
*研磨機が歯茎に当たり出血
*衛生士ではなく助手か
この場合は衛生士か助手か・・・なので下手な衛生士・・・新人かも・・・
ですが、今回の質問は
<一般的に歯科医院では、保険患者のクリーニングは新人歯科衛生士の練習と考えているのでしょうか?>
ですね、全てがそうだとはかぎりません。
何事も「初めて」があり、「経験」があるように。
私だって資格を取って30年、臨床経験8年、内予防を担当5年です。
でも、上手か下手かは私にはわかりません。
毎日、ひとりひとり一生懸命やるだけです。
「練習」という言葉が不適切でしたね。
けして患者さまをバカにしているわけではありません。
私にも「初め」があって今があるので、「初め」のころの患者さまは痛かったでしょうね。
ただ、その「経験」が糧となって、現在の(痛くない)クリーニングができるようになったと思います。
なので、患者さんからも衛生士の処置を受けて感じたことは、直接本人に伝えるか、もしくは、受付に伝えてください。
それが衛生士にとっての勉強になります。
もし「新人に処置されるのは嫌だ」と言う事であれば、その旨をはじめに伝えたらいいと思います。
そうすれば、不安や心配なく受けられるでしょう。
(しかし新人は下手、ベテランは上手とは限りません)
私たち衛生士は日々勉強し、プロフェッショナルに恥じないよう努力しています。
患者様の声も参考になりますので是非お話してください。
今回の答えは、質問の内容から戻ります。
<かなり下手に感じ、汚れもところどころ残っており、ゴリゴリした研磨機?が歯茎に当たり、出血してしまいました。
以前別の歯医者では全くそのようなことはなかったので驚きました。
後で思い返すと、歯科衛生士の方ではなくて歯科助手の方がやったのではないかと疑問に思います。
歯科助手にクリーニングをさせる医院もあるのでしょうか?それともただ下手な衛生士だったのか…>
*かなり下手
*汚れが残っている
*研磨機が歯茎に当たり出血
*衛生士ではなく助手か
この場合は衛生士か助手か・・・なので下手な衛生士・・・新人かも・・・
ですが、今回の質問は
<一般的に歯科医院では、保険患者のクリーニングは新人歯科衛生士の練習と考えているのでしょうか?>
ですね、全てがそうだとはかぎりません。
何事も「初めて」があり、「経験」があるように。
私だって資格を取って30年、臨床経験8年、内予防を担当5年です。
でも、上手か下手かは私にはわかりません。
毎日、ひとりひとり一生懸命やるだけです。
「練習」という言葉が不適切でしたね。
けして患者さまをバカにしているわけではありません。
私にも「初め」があって今があるので、「初め」のころの患者さまは痛かったでしょうね。
ただ、その「経験」が糧となって、現在の(痛くない)クリーニングができるようになったと思います。
なので、患者さんからも衛生士の処置を受けて感じたことは、直接本人に伝えるか、もしくは、受付に伝えてください。
それが衛生士にとっての勉強になります。
もし「新人に処置されるのは嫌だ」と言う事であれば、その旨をはじめに伝えたらいいと思います。
そうすれば、不安や心配なく受けられるでしょう。
(しかし新人は下手、ベテランは上手とは限りません)
私たち衛生士は日々勉強し、プロフェッショナルに恥じないよう努力しています。
患者様の声も参考になりますので是非お話してください。
回答6
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-07-20 16:08:25
チッコロの上司として回答いたします。
前回の回答に関しても内容は僕がチェックをして回答させました。
>一般的に歯科医院では、保険患者のクリーニングは新人歯科衛生士の練習と考えているのでしょうか?
全ての歯科医院で同じ考えと言う事は無いと思いますが、多かれ少なかれ似たような意識はあると思います。
>勉強や練習など、衛生士学校でやるべきことであり、
井野先生も書かれておりますが
「実技はお互いに練習する程度でそこまで練習をしません。(できません^^;)」
です。
もちろん、最低限の勉強や練習は行いますが、患者さんの状態は一つとして同じではありません。
模型やマネキンで何百回と練習しても実践の1回分にも相当しないと思います。
歯石の付き方、硬さ、歯肉の状態…教科書でいくら勉強しても毎回違います。
我々歯科医も同じです。
虫歯の状態、歯肉炎の状態…全ての患者さんが違います。
ですから正解は一つではありません。
「限りなく正解に近い手技でベストな結果を導きだす」
と言うのがベテランと言われる人であり、そこを目指して我々は日々研鑽していくのだと思います。
(一生勉強だと思いますよ)
逆に言えば「現場に出なければいつまでたっても上達しない」と言う事も言えると思います。
「歯科の常識は世間の非常識」とは言われますが、これは歯科に限らず全ての「技術職」に共通している事だと思います。
パイロットにもタクシードライバーにも、美容師さんにも看護師さんにも新人の時は必ずあります。
新人研修を受けて、教官に指導され、実戦で鍛えられ、一人前になって行く物なのではないでしょうか?
新卒の衛生士をどうやって一人前に育てて行くかは歯科界にとって重要な課題でもあります。
それは上述したように「現場で」教えて行くべき事だと思います。
そのためにそれぞれの歯科医院さんでは「新人教育カリキュラム」を作り、指導に当たっておられると思います。
>それとも自費治療しかしない歯科医院の考え方なのでしょうか?
んんんん…。
回答するのが難しいのですが「半分当たり、出半分違う」と言う事になるでしょうか。
つまり、
>ウチも以前は保険の患者さんの時に、勉強の意味で新人衛生士にやらせることがありました。
と言うのは、僕が保険をメインで行っていた頃の考え方です。
(今も考え方は大筋では変わっておりませんが)。
今は「自費で行うからこそ一定以上の満足を患者さんに与えなければならない」と考えております。
(「一定以上」と言うのは具体的には言葉でうまく表現できませんが)
「保険だから新人にやらせておけばいいや」
ではなく
「自費のクリーニングは新人にはやらせられない」
と言う意味で解釈していただければ構わないともいます。
言葉だけのやり取りで全てを伝えるのは本当に難しいと思いますが、最終的には田尾先生が書かれたように
「これが日本の歯科医療界の現状ですので、日本で保険を使って治療する以上は、受け入れて頂かなくてはならないと思います。」
ですし、もっと本質的には杉原先生の書かれた
「これは医療が内包する性質であり、避けられません。 」
だと思います。
10年以上前になりますが、僕が研修医だった頃、東京歯科大学千葉病院の受付には
「当病院は教育機関であり
〜〜教育実習にご協力くださるよう
〜〜ご理解いただきたいと思います。 病院長」
みたいな掲示がしてありました(文面があやふやなのはご容赦ください)。
また、新人の衛生士さんにはネームプレートの脇に「若葉マーク」を付けている所もあるようです。
どうしても「新人に処置はされたくない」と言う事であればチッコロも書きましたように最初に申し出られてはいかがでしょうか。
前回の回答に関しても内容は僕がチェックをして回答させました。
>一般的に歯科医院では、保険患者のクリーニングは新人歯科衛生士の練習と考えているのでしょうか?
全ての歯科医院で同じ考えと言う事は無いと思いますが、多かれ少なかれ似たような意識はあると思います。
>勉強や練習など、衛生士学校でやるべきことであり、
井野先生も書かれておりますが
「実技はお互いに練習する程度でそこまで練習をしません。(できません^^;)」
です。
もちろん、最低限の勉強や練習は行いますが、患者さんの状態は一つとして同じではありません。
模型やマネキンで何百回と練習しても実践の1回分にも相当しないと思います。
歯石の付き方、硬さ、歯肉の状態…教科書でいくら勉強しても毎回違います。
我々歯科医も同じです。
虫歯の状態、歯肉炎の状態…全ての患者さんが違います。
ですから正解は一つではありません。
「限りなく正解に近い手技でベストな結果を導きだす」
と言うのがベテランと言われる人であり、そこを目指して我々は日々研鑽していくのだと思います。
(一生勉強だと思いますよ)
逆に言えば「現場に出なければいつまでたっても上達しない」と言う事も言えると思います。
「歯科の常識は世間の非常識」とは言われますが、これは歯科に限らず全ての「技術職」に共通している事だと思います。
パイロットにもタクシードライバーにも、美容師さんにも看護師さんにも新人の時は必ずあります。
新人研修を受けて、教官に指導され、実戦で鍛えられ、一人前になって行く物なのではないでしょうか?
新卒の衛生士をどうやって一人前に育てて行くかは歯科界にとって重要な課題でもあります。
それは上述したように「現場で」教えて行くべき事だと思います。
そのためにそれぞれの歯科医院さんでは「新人教育カリキュラム」を作り、指導に当たっておられると思います。
>それとも自費治療しかしない歯科医院の考え方なのでしょうか?
んんんん…。
回答するのが難しいのですが「半分当たり、出半分違う」と言う事になるでしょうか。
つまり、
>ウチも以前は保険の患者さんの時に、勉強の意味で新人衛生士にやらせることがありました。
と言うのは、僕が保険をメインで行っていた頃の考え方です。
(今も考え方は大筋では変わっておりませんが)。
今は「自費で行うからこそ一定以上の満足を患者さんに与えなければならない」と考えております。
(「一定以上」と言うのは具体的には言葉でうまく表現できませんが)
「保険だから新人にやらせておけばいいや」
ではなく
「自費のクリーニングは新人にはやらせられない」
と言う意味で解釈していただければ構わないともいます。
言葉だけのやり取りで全てを伝えるのは本当に難しいと思いますが、最終的には田尾先生が書かれたように
「これが日本の歯科医療界の現状ですので、日本で保険を使って治療する以上は、受け入れて頂かなくてはならないと思います。」
ですし、もっと本質的には杉原先生の書かれた
「これは医療が内包する性質であり、避けられません。 」
だと思います。
10年以上前になりますが、僕が研修医だった頃、東京歯科大学千葉病院の受付には
「当病院は教育機関であり
〜〜教育実習にご協力くださるよう
〜〜ご理解いただきたいと思います。 病院長」
みたいな掲示がしてありました(文面があやふやなのはご容赦ください)。
また、新人の衛生士さんにはネームプレートの脇に「若葉マーク」を付けている所もあるようです。
どうしても「新人に処置はされたくない」と言う事であればチッコロも書きましたように最初に申し出られてはいかがでしょうか。
回答7
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2010-07-20 17:07:46
保険・保険外
新人・ベテラン
ということで区切ってしまいましたが、必ずしも保険だから下手、保険外だから上手というわけではありませんし、新人だから下手、ベテランだから上手だというわけではありません。
保険でも非常に丁寧にされる方もいらっしゃいますし、ベテランでも適当にされる方もいらっしゃいます。
タイヨウ先生のように、
「自費のクリーニングは新人にはやらせられない」
と考える先生がいらっしゃる一方で、卒後1年目の新人歯科医にいきなりインプラントをさせているような医院もあります。
これは無責任という考え方もできますが、「早く一人前に育ててあげたい」という気持ちからなのかもしれません。
要は、医療従事者も人間なので考え方は様々なんです。
ですから大切なことは、患者さん自身が自分の希望をきちんと伝えて、折り合いを付けていくということだと思います。
その場合、保険よりは保険外のほうがより希望に沿った対応をしてもらえる可能性が高いという程度に考えておかれるとよろしいかと思います。
新人・ベテラン
ということで区切ってしまいましたが、必ずしも保険だから下手、保険外だから上手というわけではありませんし、新人だから下手、ベテランだから上手だというわけではありません。
保険でも非常に丁寧にされる方もいらっしゃいますし、ベテランでも適当にされる方もいらっしゃいます。
タイヨウ先生のように、
「自費のクリーニングは新人にはやらせられない」
と考える先生がいらっしゃる一方で、卒後1年目の新人歯科医にいきなりインプラントをさせているような医院もあります。
これは無責任という考え方もできますが、「早く一人前に育ててあげたい」という気持ちからなのかもしれません。
要は、医療従事者も人間なので考え方は様々なんです。
ですから大切なことは、患者さん自身が自分の希望をきちんと伝えて、折り合いを付けていくということだと思います。
その場合、保険よりは保険外のほうがより希望に沿った対応をしてもらえる可能性が高いという程度に考えておかれるとよろしいかと思います。
回答8
回答日時:2010-07-20 18:46:01
保険・保険外
新人・ベテラン
混ぜて考えると、個々の考え方が入っちゃいますよね。
一つの医療機関の中で「同じ内容なのに保険診療と自由診療がある」ということはありえないと思います。
少なくとも「保険=新人」「保険外=ベテラン」はないでしょう。
療養担当規則に反しますからね。
「保険=ルールに従った治療のため」「保険外=その他」
になるんじゃないでしょうか。
保険診療は新人だろうがベテランであろうが、ライセンスを持っていれば「同じ治療が受けられる」というコンセプトのものです。
そのための知識や技術は事前に受けているという前提があります。
実際は担当者によって(新人、ベテラン関係なく)上手い下手があるとは思いますが。。。
自由診療になると税金による補填がありませんから、必然的に患者さんの窓口負担が大きくなりがちです。
そうなると施術自体に差がなかったとしても、それ以外の部分での対応の善し悪しなども含めて「その支払額に見合っていたか」と求められがちです。
こういった部分は経験値で差が出てくるかと思います。
つまり「ベテランらしさ」が活きてくる部分かと思うのです。
「新人では任せられない」というのは技術面以上に、「その他の対応面に関して」という意味だと解釈していただいた方が良いと思います。
☆「ルール上、保険適用できない」
⇒「窓口での支払額が増えてしまう」
⇒「支払額に見合う以上の付加価値を」
⇒「なら、ベテランに任せた方が安心だ」
こういった配慮がされている、という言い方もできると思います。
これも個人的な考え方ですから、皆がそう考えているかは分かりませんが。
参考までに。
新人・ベテラン
混ぜて考えると、個々の考え方が入っちゃいますよね。
一つの医療機関の中で「同じ内容なのに保険診療と自由診療がある」ということはありえないと思います。
少なくとも「保険=新人」「保険外=ベテラン」はないでしょう。
療養担当規則に反しますからね。
「保険=ルールに従った治療のため」「保険外=その他」
になるんじゃないでしょうか。
保険診療は新人だろうがベテランであろうが、ライセンスを持っていれば「同じ治療が受けられる」というコンセプトのものです。
そのための知識や技術は事前に受けているという前提があります。
実際は担当者によって(新人、ベテラン関係なく)上手い下手があるとは思いますが。。。
自由診療になると税金による補填がありませんから、必然的に患者さんの窓口負担が大きくなりがちです。
そうなると施術自体に差がなかったとしても、それ以外の部分での対応の善し悪しなども含めて「その支払額に見合っていたか」と求められがちです。
こういった部分は経験値で差が出てくるかと思います。
つまり「ベテランらしさ」が活きてくる部分かと思うのです。
「新人では任せられない」というのは技術面以上に、「その他の対応面に関して」という意味だと解釈していただいた方が良いと思います。
☆「ルール上、保険適用できない」
⇒「窓口での支払額が増えてしまう」
⇒「支払額に見合う以上の付加価値を」
⇒「なら、ベテランに任せた方が安心だ」
こういった配慮がされている、という言い方もできると思います。
これも個人的な考え方ですから、皆がそう考えているかは分かりませんが。
参考までに。
回答9
田部歯科クリニック(名古屋市昭和区)の田部です。
回答日時:2010-07-20 19:24:45
話は違いますが、某大学病院口腔外科では知歯の埋伏抜歯は新人の仕事だそうです。
数多くこなして練習しなさいということでしょうか。
確かに、大学病院の口腔外科には難しい症例が多く、講師以上の先生が埋伏抜歯に関わることはほとんどないと思います。
同じような事ととらえても良いかもしれません。
患者さんをバカにしているわけでなく、新人の登竜門といえるのかもしれません。
とある先生が話していたのですが、
「日本の保険診療は歯科治療のうちの一握りの施術しかない。
なので新人が練習をするのにはもってこいだ。」
そう言っている方もおられるのも事実です。
ちなみに歯科医の場合学生の臨床実習は一部の大学でしか、患者さんを診療しません。
(免許を持っていない学生に診療をさせるのはいかがなもの、という意見のため)
今は臨床研修医制度ができています。
なので、卒後指導医のもと患者さんと向き合う事になります。
同じように歯科衛生士も臨床実習に出ますが、どこまでやらすのかは各診療所の先生次第でしょう。
模型実習、相互実習、シュミレーションはするでしょうが、実際の患者さんを相手にするのは卒業してからはじめてという方もおられると思います。
そういった意味で我々は新人を見守っていかなければいけません。
さて、逆に質問して良いですか?
あなた自身社会に出たときどうでしたか?
私のイメージですが新入で現場にいきなり出され、電話をかけまくり外回りに出て、少しでも多くのかたと近づきになることからはじめたのでは。
お客さんから見れば新人だろうがベテランだろうが契約する相手には代わりがありません。
同じ事だと思います。
なんでも一歩ずつだと思います。
最終的にはベテラン、指導する立場の衛生士が確認をするのでやりっぱなしということはないとでしょう。
数多くこなして練習しなさいということでしょうか。
確かに、大学病院の口腔外科には難しい症例が多く、講師以上の先生が埋伏抜歯に関わることはほとんどないと思います。
同じような事ととらえても良いかもしれません。
患者さんをバカにしているわけでなく、新人の登竜門といえるのかもしれません。
とある先生が話していたのですが、
「日本の保険診療は歯科治療のうちの一握りの施術しかない。
なので新人が練習をするのにはもってこいだ。」
そう言っている方もおられるのも事実です。
ちなみに歯科医の場合学生の臨床実習は一部の大学でしか、患者さんを診療しません。
(免許を持っていない学生に診療をさせるのはいかがなもの、という意見のため)
今は臨床研修医制度ができています。
なので、卒後指導医のもと患者さんと向き合う事になります。
同じように歯科衛生士も臨床実習に出ますが、どこまでやらすのかは各診療所の先生次第でしょう。
模型実習、相互実習、シュミレーションはするでしょうが、実際の患者さんを相手にするのは卒業してからはじめてという方もおられると思います。
そういった意味で我々は新人を見守っていかなければいけません。
さて、逆に質問して良いですか?
あなた自身社会に出たときどうでしたか?
私のイメージですが新入で現場にいきなり出され、電話をかけまくり外回りに出て、少しでも多くのかたと近づきになることからはじめたのでは。
お客さんから見れば新人だろうがベテランだろうが契約する相手には代わりがありません。
同じ事だと思います。
なんでも一歩ずつだと思います。
最終的にはベテラン、指導する立場の衛生士が確認をするのでやりっぱなしということはないとでしょう。
回答10
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2010-07-20 19:34:50
>一般的に歯科医院では、保険患者のクリーニングは新人歯科衛生士の練習と考えているのでしょうか?
まさか
リュウジさんのご指摘通り、医療においての練習は患者さんに対して行なうものではありませんから、「勉強の意味で」も「ベテラン衛生士になるためのお手伝い」も不適切な表現だと思います。
>それとも自費治療しかしない歯科医院の考え方なのでしょうか?
(私にはよくわかりませんが、自費専門の先生の話を聞くと)自分の担当した患者さんにはすべて最良と思われる治療を行いたいと考えるのが、自費専門の医療機関だったはずですから、保険の患者さんには手を抜くといった考え方は、自費専門の歯科医師の考え方とは異なると思います。
(費用の面ではなくて適応か否かの点で)本来、ほぼすべて保険で行なえる歯周疾患治療を、保険と自費の両方が存在すること事態、一般的ではないと思いますので、どちらかというと特殊な考え方だと思います。
私の考え方が標準的かどうかはわかりませんが、個人的には、歯科医師と患者さんは対等だと考えますので、「患者”様”」なんて言葉は使いませんし、保険の患者さんであろうと、保険外の患者さんであろうと対応は別段変わりませんね。
(何故って、対等ですから)
まさか
リュウジさんのご指摘通り、医療においての練習は患者さんに対して行なうものではありませんから、「勉強の意味で」も「ベテラン衛生士になるためのお手伝い」も不適切な表現だと思います。
>それとも自費治療しかしない歯科医院の考え方なのでしょうか?
(私にはよくわかりませんが、自費専門の先生の話を聞くと)自分の担当した患者さんにはすべて最良と思われる治療を行いたいと考えるのが、自費専門の医療機関だったはずですから、保険の患者さんには手を抜くといった考え方は、自費専門の歯科医師の考え方とは異なると思います。
(費用の面ではなくて適応か否かの点で)本来、ほぼすべて保険で行なえる歯周疾患治療を、保険と自費の両方が存在すること事態、一般的ではないと思いますので、どちらかというと特殊な考え方だと思います。
私の考え方が標準的かどうかはわかりませんが、個人的には、歯科医師と患者さんは対等だと考えますので、「患者”様”」なんて言葉は使いませんし、保険の患者さんであろうと、保険外の患者さんであろうと対応は別段変わりませんね。
(何故って、対等ですから)
回答11
湯浅です。
回答日時:2010-07-20 20:03:42
誤解がないように、書いておきますね。
まず、新人でも、医学的に差がないほどの訓練は、してあります。
ですから、国家試験に合格しております。
まず、新人とか言っても、この時点で、アルバイトで1日研修後に実践とか、体験学習とかとは、まったく異なります。
新人でもプロです。
患者さんに教わるとか、新人の練習とか、新卒の衛生士をどうやって一人前に育てて行くか、などの発言は、すでに、プロとしての技術がある方が、さらにステップアップするためであり、医学的に、患者さんが不利になるとか、報酬をもらうのはおかしいということではありません。
しっかりと、新人でも、決められた報酬に見合う仕事をいたします。
よって、「保険患者であろうと、少なくとも治療費を支払っている患者に対し このようなことは、バカにしているというか、失礼ではないかと思いますが、」と書かれておりますが、まったく、そのようなことはありません。
たとえ、治療費を払ってない患者さんに対しても、医学的な練習台のようなことはいたしません。
海外ですと、学生が治療するときは無料ということがありますが、今回の場合は、すでにプロの方の新人ということですから、まったく話は異なりますね。
どこに差があるのか、患者さんへのしゃべり方とか、ちょっとした配慮などに差があります。
よって、
「保険の患者さんの時に、勉強の意味で新人衛生士」
と書いてあるのは、そのような勉強をさせていただくと言う意味だと思います。
決して、医学的・治療的に未熟だから、練習台にするということではありません。
運転免許も、初心者では、事故なく安全に運転できますが、ベテランの運転とは違いますよね。
その違いの勉強ということであります。
また、保険治療の患者さんは、新人でかまわないということでもありません。
あくまでも、保険治療では、新人・ベテランも担当するということです。
もちろん、保険治療でも治療が難しい患者さんなら新人でも医学的・法律的に問題なくても、ベテランの患者さんを担当させます。
そして、自費の患者さんには、自費ならではの教育を受けたベテランが担当になります。
これは、たとえば、医学的ではない、歯を白くするとか、歯肉をマッサージさせてリラックスさせるとかなど、いろいろな教育を受けているということです。
しつこいですが、決して、医学的な意味で練習台と考えている歯科医師はいません。
まず、新人でも、医学的に差がないほどの訓練は、してあります。
ですから、国家試験に合格しております。
まず、新人とか言っても、この時点で、アルバイトで1日研修後に実践とか、体験学習とかとは、まったく異なります。
新人でもプロです。
患者さんに教わるとか、新人の練習とか、新卒の衛生士をどうやって一人前に育てて行くか、などの発言は、すでに、プロとしての技術がある方が、さらにステップアップするためであり、医学的に、患者さんが不利になるとか、報酬をもらうのはおかしいということではありません。
しっかりと、新人でも、決められた報酬に見合う仕事をいたします。
よって、「保険患者であろうと、少なくとも治療費を支払っている患者に対し このようなことは、バカにしているというか、失礼ではないかと思いますが、」と書かれておりますが、まったく、そのようなことはありません。
たとえ、治療費を払ってない患者さんに対しても、医学的な練習台のようなことはいたしません。
海外ですと、学生が治療するときは無料ということがありますが、今回の場合は、すでにプロの方の新人ということですから、まったく話は異なりますね。
どこに差があるのか、患者さんへのしゃべり方とか、ちょっとした配慮などに差があります。
よって、
「保険の患者さんの時に、勉強の意味で新人衛生士」
と書いてあるのは、そのような勉強をさせていただくと言う意味だと思います。
決して、医学的・治療的に未熟だから、練習台にするということではありません。
運転免許も、初心者では、事故なく安全に運転できますが、ベテランの運転とは違いますよね。
その違いの勉強ということであります。
また、保険治療の患者さんは、新人でかまわないということでもありません。
あくまでも、保険治療では、新人・ベテランも担当するということです。
もちろん、保険治療でも治療が難しい患者さんなら新人でも医学的・法律的に問題なくても、ベテランの患者さんを担当させます。
そして、自費の患者さんには、自費ならではの教育を受けたベテランが担当になります。
これは、たとえば、医学的ではない、歯を白くするとか、歯肉をマッサージさせてリラックスさせるとかなど、いろいろな教育を受けているということです。
しつこいですが、決して、医学的な意味で練習台と考えている歯科医師はいません。
回答12
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2010-07-20 20:04:07
リュウジさん、こんばんは
>それとも自費治療しかしない歯科医院の考え方なのでしょうか?
これは絶対にありえませんね。
自費治療しかしない歯科医院では保険の患者さんは治療しません。
自費治療しかしない歯科医院では、新人であっても自費治療に携わります。
ちなみに私のところでは、新人であろうがベテランであろうがその衛生士のレベルに合わせ決めます。
患者さんの病状に合わせて、過不足無い知識と技術を持った衛生士を担当させます。
難易度が高く、ベテランでも技術が見合わないと思えば、私が行います。
>それとも自費治療しかしない歯科医院の考え方なのでしょうか?
これは絶対にありえませんね。
自費治療しかしない歯科医院では保険の患者さんは治療しません。
自費治療しかしない歯科医院では、新人であっても自費治療に携わります。
ちなみに私のところでは、新人であろうがベテランであろうがその衛生士のレベルに合わせ決めます。
患者さんの病状に合わせて、過不足無い知識と技術を持った衛生士を担当させます。
難易度が高く、ベテランでも技術が見合わないと思えば、私が行います。
回答13
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2010-07-20 22:19:22
田尾先生>
>これが日本の歯科医療界の現状ですので、日本で保険を使って治療する以上は、受け入れて頂かなくてはならないと思います。
これ、まったく同意できないですね。
杉原先生の
>これは医療が内包する性質であり、避けられません。
とはまったく意味合いが違います。
(保険ではと限定されてますから)
小牧先生も書かれてますが、自費専門だからといって、スタッフ全員が未熟者でないなんていえるはずないですから。
>これが日本の歯科医療界の現状ですので、日本で保険を使って治療する以上は、受け入れて頂かなくてはならないと思います。
これ、まったく同意できないですね。
杉原先生の
>これは医療が内包する性質であり、避けられません。
とはまったく意味合いが違います。
(保険ではと限定されてますから)
小牧先生も書かれてますが、自費専門だからといって、スタッフ全員が未熟者でないなんていえるはずないですから。
回答14
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2010-07-20 22:50:56
様々な考え方があるので、あくまでも僕の私見です。
1.歯科医師も衛生士も卒後数年間は技術的にも未熟。
2.技術的に一人前になるまでは、未熟な状態で何人かの患者さんと接することになる。
3.つまり、"誰か"が未熟な状態の医療者の治療を受けなければいけないし、そういう人がいないと医療者が育たず医療が成り立たない。
4.それを拒否することは保険の"皆平等"の理念に反するので、保険を使う以上は受け入れて頂かないといけない。
患者さん自身が自分の希望をきちんと伝えることにより、便宜を図ってもらえる場合もあると思いますが、それが当たり前だとは思って欲しくないという気持ちを込めて書きました。
受け取り方によっては(まぁ、伝え方も悪いんですが)「保険の患者は文句言うな!」みたいに思われてしまうのかもしれませんが、そうではなく、保険で「他人より高い要望」を出すことが当たり前になってしまっては問題だということを言いたいんです。
実際に医院で希望を伝える際にも、患者さんが「自分の要望を聞いてくれて当然」のような態度だと、折り合いが付かずにお互い不幸な結果になってしまうかも・・・という懸念もあります。
ちなみに、森川先生にこの部分を突っ込まれるだろうなぁ・・・と思って追加で書いたのが「回答7」です(^^;)
繰り返しますが、これは"個人的な"考え方ですので、違う考え方も当然あると思います。
そこは"いろんな考え方の人がいる"ということでご理解下さい。
1.歯科医師も衛生士も卒後数年間は技術的にも未熟。
2.技術的に一人前になるまでは、未熟な状態で何人かの患者さんと接することになる。
3.つまり、"誰か"が未熟な状態の医療者の治療を受けなければいけないし、そういう人がいないと医療者が育たず医療が成り立たない。
4.それを拒否することは保険の"皆平等"の理念に反するので、保険を使う以上は受け入れて頂かないといけない。
患者さん自身が自分の希望をきちんと伝えることにより、便宜を図ってもらえる場合もあると思いますが、それが当たり前だとは思って欲しくないという気持ちを込めて書きました。
受け取り方によっては(まぁ、伝え方も悪いんですが)「保険の患者は文句言うな!」みたいに思われてしまうのかもしれませんが、そうではなく、保険で「他人より高い要望」を出すことが当たり前になってしまっては問題だということを言いたいんです。
実際に医院で希望を伝える際にも、患者さんが「自分の要望を聞いてくれて当然」のような態度だと、折り合いが付かずにお互い不幸な結果になってしまうかも・・・という懸念もあります。
ちなみに、森川先生にこの部分を突っ込まれるだろうなぁ・・・と思って追加で書いたのが「回答7」です(^^;)
繰り返しますが、これは"個人的な"考え方ですので、違う考え方も当然あると思います。
そこは"いろんな考え方の人がいる"ということでご理解下さい。
回答15
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2010-07-21 00:29:22
>これが日本の歯科医療界の現状ですので、日本で保険を使って治療する以上は、受け入れて頂かなくてはならないと思います。
まず、
「保険医療機関においては未熟者が医療を行なっている場合があるし、今後もそれは続く」
これはまったく問題ないです。
ただ、
「自費専門の医療機関においても未熟者が医療を行なっている場合があるし、今後もそれは続く」
これも間違いないです。(まさか異論はないですよね?)
保険外の治療を行うのは自由である以上、保険外だからといって医療の質の担保などまったくないといっていいと思います。
つまり
>これが日本の歯科医療界の現状ですので、日本で保険を使って治療する以上は、受け入れて頂かなくてはならないと思います。
というのは誤りで
>これが医療の現状ですので、受け入れて頂かなくてはならないと思います。
ではないかということです。
まず、
「保険医療機関においては未熟者が医療を行なっている場合があるし、今後もそれは続く」
これはまったく問題ないです。
ただ、
「自費専門の医療機関においても未熟者が医療を行なっている場合があるし、今後もそれは続く」
これも間違いないです。(まさか異論はないですよね?)
保険外の治療を行うのは自由である以上、保険外だからといって医療の質の担保などまったくないといっていいと思います。
つまり
>これが日本の歯科医療界の現状ですので、日本で保険を使って治療する以上は、受け入れて頂かなくてはならないと思います。
というのは誤りで
>これが医療の現状ですので、受け入れて頂かなくてはならないと思います。
ではないかということです。
回答16
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2010-07-21 00:38:38
>「自費専門の医療機関においても未熟者が医療を行なっている場合があるし、今後もそれは続く」これも間違いないです。(まさか異論はないですよね?)
>保険外の治療を行うのは自由である以上、保険外だからといって医療の質の担保などまったくないといっていいと思います。
異論ないですよ。
>保険外の治療を行うのは自由である以上、保険外だからといって医療の質の担保などまったくないといっていいと思います。
異論ないですよ。
相談者からの返信
相談者:
リュウジさん
返信日時:2010-07-21 11:46:53
こんにちは。
お世話になっております。
たくさんの歯科医師の先生、そしてチッコロさん、回答いただきありがとうございます。
すべての意見を良く読ませていただき、返信させていただきたいと思いますので、
よろしくお願い致します。
お世話になっております。
たくさんの歯科医師の先生、そしてチッコロさん、回答いただきありがとうございます。
すべての意見を良く読ませていただき、返信させていただきたいと思いますので、
よろしくお願い致します。
タイトル | 保険での歯のクリーニングは新人歯科衛生士の練習でしかないのか? |
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質問者 | リュウジさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 32歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
衛生士関連 その他(保険と保険外) その他(その他) スケーリング(歯石取り) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。