抗生剤と鎮痛剤で歯痛は軽減したが、頬下の腫れと痛みが治まらない
相談者:
チャレンジさん (44歳:男性)
投稿日時:2010-07-30 03:11:28
10数年前に右下6番の相当大きな虫歯を治療し、分割して銀歯を埋めかぶせたと記憶している部分が、2か月前にうずくような強烈な痛みに襲われ、我慢できずに歯科医に通院しました。
根本的な治療は痛みが治まって、長いスパーンで痛みが出ないのであれば様子を見た方が良いと、レントゲン写真を見ながら説明され、応急処置として抗生物質クラリスを3日分と鎮痛剤が処方されました。
鎮痛剤は飲むこともなく、2日目には痛みは治まり、ひと安心、治療は他の軽い虫歯から始まりました。
しかし数日前、右下6番が前回以上にずきずき痛み出し、何とかして欲しい一心で通院。
医師から2か月前同様クラリスと鎮痛剤ロキソニンを3日分処方され服用。
しかし歯はより痛み、翌日には左頬下が痛み腫れる始末。
これ以上の痛みは耐えられないとその日に通院。
医師はまず痛みと腫れが治まらなければ、麻酔も逆効果、根本的な治療もできないと、クラリスとロキソニンを約2日間飲み切ることと、飲み切っても効かない時のために別の抗生物質フロモックスと新たにロキソニンを1日3回3日分処方されました。
今日で2日目、歯の痛みはある程度治まりましたが、頬の痛みと腫れはひいてくれません。
現状の右下6番の状態が明確に説明できないことが歯がゆいのですが、歯ぐきや歯の根っこの痛みや腫れが頬の腫れや痛みに連動しているとすれば、実際この痛みと腫れがひくまでどのような治療や服薬が必要なのでしょうか?
その後の根本的な治療も気になります。
また今回の歯科医師の治療方法は妥当なのでしょうか?
ご回答、宜しくお願い致します。
根本的な治療は痛みが治まって、長いスパーンで痛みが出ないのであれば様子を見た方が良いと、レントゲン写真を見ながら説明され、応急処置として抗生物質クラリスを3日分と鎮痛剤が処方されました。
鎮痛剤は飲むこともなく、2日目には痛みは治まり、ひと安心、治療は他の軽い虫歯から始まりました。
しかし数日前、右下6番が前回以上にずきずき痛み出し、何とかして欲しい一心で通院。
医師から2か月前同様クラリスと鎮痛剤ロキソニンを3日分処方され服用。
しかし歯はより痛み、翌日には左頬下が痛み腫れる始末。
これ以上の痛みは耐えられないとその日に通院。
医師はまず痛みと腫れが治まらなければ、麻酔も逆効果、根本的な治療もできないと、クラリスとロキソニンを約2日間飲み切ることと、飲み切っても効かない時のために別の抗生物質フロモックスと新たにロキソニンを1日3回3日分処方されました。
今日で2日目、歯の痛みはある程度治まりましたが、頬の痛みと腫れはひいてくれません。
現状の右下6番の状態が明確に説明できないことが歯がゆいのですが、歯ぐきや歯の根っこの痛みや腫れが頬の腫れや痛みに連動しているとすれば、実際この痛みと腫れがひくまでどのような治療や服薬が必要なのでしょうか?
その後の根本的な治療も気になります。
また今回の歯科医師の治療方法は妥当なのでしょうか?
ご回答、宜しくお願い致します。
回答1
横浜相鉄ビル歯科医院(横浜市西区)の田中です。
回答日時:2010-07-30 03:46:38
こんばんは。
理由が解り難い痛み。
心配になりますね。
>10数年前に右下6番の相当大きな虫歯を治療し、分割して銀歯を埋めかぶせたと記憶している部分
という事は神経を取り被せ物をしたという事になります。
とすると、この部分にそのようなお痛みが出る理由として考えられるのは・・・
「根尖病巣」がある。
「分岐部病変」がある。
(※今回のケースでは分岐部は分割してありますが、同じような理由で同じような症状となる場合があります)
「歯根破折」している。
「咬合の問題」がある。
このように色々と思いつく事があります。
いずれにせよ腫れがあることから想像すると、上記のような経緯から感染が起こっている可能性があるので、抗生物質と鎮痛消炎剤の服用は間違ってはいませんが、原因の除去にはつながりません。
確かに感染によって炎症がひどく強い場合には麻酔も効きにくいという状況もありますが、今のお話の状況から察するに原因をまず特定しなければなりません。
そしてそれに応じた処置が必要であるように感じます。
少なくとも投薬だけで治るようには感じられません。
処置内容に関しては、原因によって様々ですが概ね今の状況ではクラウンを除去しないと判りにくいように思えます。
被せ物を外せばとりあえずはその部分に無理な力もかからなくなりますし、外すだけならば麻酔も要らないと思われます。
どうしてもそのまま進展がないようでしたら、一度根管治療(歯内療法)の得意そうな先生にセカンドオピニオンを求めてみるのもよいかも知れません。
治療法云々はさておいても、早く痛みをひかせたいところですね。
お大事になさって下さい。
理由が解り難い痛み。
心配になりますね。
>10数年前に右下6番の相当大きな虫歯を治療し、分割して銀歯を埋めかぶせたと記憶している部分
という事は神経を取り被せ物をしたという事になります。
とすると、この部分にそのようなお痛みが出る理由として考えられるのは・・・
「根尖病巣」がある。
「分岐部病変」がある。
(※今回のケースでは分岐部は分割してありますが、同じような理由で同じような症状となる場合があります)
「歯根破折」している。
「咬合の問題」がある。
このように色々と思いつく事があります。
いずれにせよ腫れがあることから想像すると、上記のような経緯から感染が起こっている可能性があるので、抗生物質と鎮痛消炎剤の服用は間違ってはいませんが、原因の除去にはつながりません。
確かに感染によって炎症がひどく強い場合には麻酔も効きにくいという状況もありますが、今のお話の状況から察するに原因をまず特定しなければなりません。
そしてそれに応じた処置が必要であるように感じます。
少なくとも投薬だけで治るようには感じられません。
処置内容に関しては、原因によって様々ですが概ね今の状況ではクラウンを除去しないと判りにくいように思えます。
被せ物を外せばとりあえずはその部分に無理な力もかからなくなりますし、外すだけならば麻酔も要らないと思われます。
どうしてもそのまま進展がないようでしたら、一度根管治療(歯内療法)の得意そうな先生にセカンドオピニオンを求めてみるのもよいかも知れません。
治療法云々はさておいても、早く痛みをひかせたいところですね。
お大事になさって下さい。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-07-30 05:22:58
チャレンジさまおはようございます。
大きなむし歯を治療してあった右下6番が痛み出して診察を受けたところ抗生剤を服用した所一旦痛みは治まったが、再び痛み出して腫れが出てきているわけですね。
このような経過から推測すると一番に考えるのは感染根管から来る急性歯槽膿瘍だと思います。
レントゲンを撮影しているわけですから、この辺りの診断は付いているように思うのですが・・・・。
もし急性歯槽膿瘍であれば根管治療をすることになるでしょう、その際冠をはずすので歯根破折についても診断は出来ると思います。
個人的には病状の診断をした上で治療に取り掛かったほうがいいように思います、参考になれば幸いです。
感染根管治療
http://yamadashika.jp/infection.html
急性歯槽膿瘍
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1738
歯根破折
http://yamadashika.jp/infection.html#a02
大きなむし歯を治療してあった右下6番が痛み出して診察を受けたところ抗生剤を服用した所一旦痛みは治まったが、再び痛み出して腫れが出てきているわけですね。
このような経過から推測すると一番に考えるのは感染根管から来る急性歯槽膿瘍だと思います。
レントゲンを撮影しているわけですから、この辺りの診断は付いているように思うのですが・・・・。
もし急性歯槽膿瘍であれば根管治療をすることになるでしょう、その際冠をはずすので歯根破折についても診断は出来ると思います。
個人的には病状の診断をした上で治療に取り掛かったほうがいいように思います、参考になれば幸いです。
感染根管治療
http://yamadashika.jp/infection.html
急性歯槽膿瘍
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1738
歯根破折
http://yamadashika.jp/infection.html#a02
回答3
桜桃歯科(岐阜県各務原市)の上田です。
回答日時:2010-07-30 12:16:19
6番のかぶせものをはずして根っこの処置をするか、歯茎を切って6番の根っこの周りをりをきれいに処置して、薬を飲んで様子を見る。
他の先生が言われているように歯根が割れている場合は抜歯になるかと思います。
根管治療がむずかしい場合も薬で腫れが引かない場合は、抜歯せざるを得ないかもしれません。
他の先生が言われているように歯根が割れている場合は抜歯になるかと思います。
根管治療がむずかしい場合も薬で腫れが引かない場合は、抜歯せざるを得ないかもしれません。
タイトル | 抗生剤と鎮痛剤で歯痛は軽減したが、頬下の腫れと痛みが治まらない |
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質問者 | チャレンジさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 44歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯科治療後の歯の痛み 歯の痛み その他 その他(歯科治療関連) 根分岐部病変 根の病気(根尖病変・根尖病巣) 歯根破折 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。