歯髄死の診断は、若い先生よりベテラン歯科医の方が確かなのですか

相談者: バード74さん (36歳:女性)
投稿日時:2010-08-06 23:28:18
⇒参考:過去の相談「根管治療中の痛み。洗浄回数を増やしたり、鎮痛剤を飲めば治りが早いか」



右下5,6番の間の歯茎に腫れているような痛みを感じて現在の歯科医院を初診で受けてから2ヶ月になろうとしています。

レントゲン撮影の結果、特に治療が必要な原因はないので安心して下さい、と一過性の炎症と診断されました。

歯石取り虫歯が多数あるとのことで、この際キレイにしてもらおうと通い始めたのですが、二週間後再び最初に訴えた部分がズキズキと痛み出したのです。
診断の結果、歯間ブラシで傷がついたのかも知れないと言われ、消毒&薬をもらって帰されました。

徐々に痛みは和らいでいったのですが、二週間後再び耐え難い激痛がおこり、夜間の救急センターで診てもらいました。

レントゲン撮影の結果、やはり症状は写っていない様子でしたが、治療跡(インレー)から判断されて6番の神経が死んでいるのではないかと言われました。
インレーがずれているので虫歯になっているかも知れない、と。特定は出来ないので、かかりつけの先生と話をして考えられる要因から処置をしていった方が良いとのことでした。

翌日そのことを担当医に話した所、レントゲンに症状が出ていないし、担当医の見解ではそれは考えがたいと言われ、正直原因がわからないと言われてしまいました。
非常にストレスを感じましたが、何とか原因を見つけて治して欲しいと訴え、その後インレーを外すことになり、結果やはり6番が神経が半分死んでいる虫歯だとわかりました。

すぐに処置をしてもらい、現在2回目の消毒を終え時々シクシクと痛みを感じる現状です。こちらの様々な相談を参考に妥当な経過と思っていますし、現時点で転院も考えておらず出来れば通い続けたいと思っているのですが、こういう見落としってよくあることなのでしょうか?
わりと若い先生のように見え、救急センターの先生の方が経験がたくさんありそうでした。
年配の先生の方が良いのかなと思ったりもします。



それからもう一つ質問ですが、歯石取りの時に歯の着色を落としてくれます。
一週間前にしたばっかりなのに

「気になりますね。」

と言ってしてくれます。
確かに着色しているのですが、磨き過ぎで余計につき易くなることはないですか?
知覚過敏にならないのでしょうか?
煙草は吸わないですが、毎日コーヒー、紅茶、ほうじ茶を飲むので、つくのは仕方がないと思っていますし、自然な歯の色だと思ってそんなに気にしていないのですが、丁寧にしてくれるので何も言えず疑問に思っています。

どうか教えて下さい。お願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-08-07 16:43:17
ナルホド…。

確かに、虫歯の判定は難しいので、何とも言えないです。
レントゲンに写らないのに神経に達している…。

個人的には「クラックが入っていたのでは?」と考えてしまいます。
そしてクラックの原因は「食い縛り(ブラキシズム)」などと考えてしまいます。

参考⇒A href="http://www.ha-channel-88.com/hagisiri/" target="_blank">歯ぎしり


>磨き過ぎで余計につき易くなることはないですか?

歯石や着色を取った後、丁寧に研磨をしておかないと逆に着色は付きやすくなります。
担当の衛生士さんに相談されてください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-08-07 16:59:33
経緯を読ませていただくと、歯髄壊死だったと思います。

我々歯科医師にとって神経の治療根管治療)を行うには、レントゲン上や典型的な臨床症状から判断できる明確な「証拠」が必要です。

今回のケースは文面を拝読するかぎりでは、症状その他の点で根管治療に踏み切ることは私でもないと思います。

激痛が来る前に、レントゲンの根の先に影などの明確な証拠があれば担当の先生はすぐにでも根管治療を始めたことでしょう。

ちょっと今回のケースは運が悪かったと思います。
でも原因が分かってよかったですね。

くれぐれもお大事に。

回答 回答3
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2010-08-07 17:33:57
いわゆるC2の状態で、むし歯・歯の形成による実質欠損が象牙質にとどまっている状態でも、歯髄炎歯髄壊死になることが有ります。

救急センターの先生の方が経験がたくさんありそうでしたと、書かれたように、経験しないと分からない事が有ります。

痛みはご自身の思い込みということもあり、判定(診断)が難しい
事が多いです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: バード74さん
返信日時:2010-08-07 22:59:24
タイヨウ先生、大野先生、松山先生ありがとうございます。

一時は大きなストレスで苦しかったのですが、今は根管治療まで進展し激痛から解放して頂いたので、先生には感謝しています。

先生方の回答は全てその通りだと実感しています。

プラキシズムも疑われ、自分でもウトウトしている時に、口元を強く締めていることを自覚していると伝えたら、咬み合わせの調整をして下さいました。
(後に、この6番はクラックも入っていると言われましたが。)

救急センターの先生も、疑いだけでは過剰治療になるので、出来ないけど希望されるならしますが、お勧めはできないと言われました。
どうしたらいいのか難しい状況でした。

経験をしていないと分からないこともあるんですね。
治療は、きちんと丁寧にして頂いているので、本当に今回は運が悪かったと思っています。

原因を作ってしまったのは自分ですし、今回の件でこちらのサイトの存在を知っていろいろ勉強になります。
患者力の前に、自分で予防する能力を身に付けて、歯を大事にしたいと思います。
ありがとうございました。



タイトル 歯髄死の診断は、若い先生よりベテラン歯科医の方が確かなのですか
質問者 バード74さん
地域 非公開
年齢 36歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯、知覚過敏の痛み
歯の痛み その他
根管治療その他
その他(診断)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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