左上5番先天欠損、インプラントにするかブリッジにするか?
相談者:
こきゆさん (39歳:女性)
投稿日時:2010-07-30 16:23:53
参考:過去のご相談
・?5?のブリッジを切断することについて
こんにちは。
左上5番欠損(乳歯しか生えず)のため、当初インプラントを入れる予定でした。
しかし、骨が薄かったため、骨の厚みが出るのを待つ+サイナスリフト法で行なおうとのこと・・・・
2年待ったのですが、結局骨の厚みはでず、インプラントを断念するしかないのでは?と、歯科医院で言われました。
サイナスリフトで行なうにも、あまりにも厚みがないため、プラスで20万かかってしまうため、費用的にもオススメはできず、ブリッジが最も良い選択なのではないかと言われています。
6番は、過去に治療をし、削ったことのある歯ですが、4番については、まったく治療をしたことがない歯です。
治療をしたことのない歯を削らなくてはいけないことにとても抵抗を感じていますが、(今まで、同じ状況で3箇所ブリッジをしているため )費用面でプラスアルファがかかることを考えると、これしかないのかどうなのかとても悩み、答えが出てきません。
どのような方法をとるのがベストであろうか、また、これ以外にも選択肢はないかどうか、ご意見を頂戴したいと思っています。
※まとまりのない質問で申し訳ありません。
・?5?のブリッジを切断することについて
こんにちは。
左上5番欠損(乳歯しか生えず)のため、当初インプラントを入れる予定でした。
しかし、骨が薄かったため、骨の厚みが出るのを待つ+サイナスリフト法で行なおうとのこと・・・・
2年待ったのですが、結局骨の厚みはでず、インプラントを断念するしかないのでは?と、歯科医院で言われました。
サイナスリフトで行なうにも、あまりにも厚みがないため、プラスで20万かかってしまうため、費用的にもオススメはできず、ブリッジが最も良い選択なのではないかと言われています。
6番は、過去に治療をし、削ったことのある歯ですが、4番については、まったく治療をしたことがない歯です。
治療をしたことのない歯を削らなくてはいけないことにとても抵抗を感じていますが、(今まで、同じ状況で3箇所ブリッジをしているため )費用面でプラスアルファがかかることを考えると、これしかないのかどうなのかとても悩み、答えが出てきません。
どのような方法をとるのがベストであろうか、また、これ以外にも選択肢はないかどうか、ご意見を頂戴したいと思っています。
※まとまりのない質問で申し訳ありません。
[過去のご相談]
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-07-30 16:44:13
そうですね…。
様々な意見があると思いますが、僕は「無傷の4番を死守したい」ので、何とか骨造成を行い、インプラントにしたいですね。
できれば、CT撮影、骨造成まで行える歯科医にセカンドオピニオンを求められてはいかがでしょうか?
様々な意見があると思いますが、僕は「無傷の4番を死守したい」ので、何とか骨造成を行い、インプラントにしたいですね。
できれば、CT撮影、骨造成まで行える歯科医にセカンドオピニオンを求められてはいかがでしょうか?
回答2
桜桃歯科(岐阜県各務原市)の上田です。
回答日時:2010-07-30 16:45:36
4,6がしっかり存在している状態なら、骨が薄くてもサイナスリフトでインプラントをすれば十分長期間機能すると思います。
費用はかかってしまいますが。
あと4を削るのに抵抗があるのなら、金具の見えないノンクラスプの1本義歯を入れるという方法もあります。
費用はかかってしまいますが。
あと4を削るのに抵抗があるのなら、金具の見えないノンクラスプの1本義歯を入れるという方法もあります。
相談者からの返信
相談者:
こきゆさん
返信日時:2010-07-30 16:54:15
回答3
回答4
中山歯科医院(石川県金沢市)の中山です。
回答日時:2010-07-30 17:04:50
お話を伺うと、どうもインプラントがあまり得意ではない先生なのかもしれませんね。
一度、インプラントを専門にされている先生に相談されてみても良いかなあっと感じました。
ただ、その手の先生は、あそこもダメだから抜いてインプラント、ここもダメだから・・・
みたいな感じになりがちなので、左上の5に関して聞きたいとハッキリ言った方が良いかもしれません。
一度、インプラントを専門にされている先生に相談されてみても良いかなあっと感じました。
ただ、その手の先生は、あそこもダメだから抜いてインプラント、ここもダメだから・・・
みたいな感じになりがちなので、左上の5に関して聞きたいとハッキリ言った方が良いかもしれません。
回答5
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2010-07-30 18:00:25
こきゆ さん、こんにちは
私もタイヨウ先生と同じく4番は削りたくないですね。
骨造成ができる医療機関を探してみてはどうでしょう?
大学病院のインプラント科であればまず大丈夫だと思います。
お大事にしてください。
私もタイヨウ先生と同じく4番は削りたくないですね。
骨造成ができる医療機関を探してみてはどうでしょう?
大学病院のインプラント科であればまず大丈夫だと思います。
お大事にしてください。
回答6
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2010-07-30 19:46:02
私はブリッジもそれなりの利点もあると思います。
きちっとした治療をすれば、それほど予後は悪くないように思います。
インプランともいい選択肢かもしれませんが、サイナンスリストで骨を作ったとしてもその骨が一生持つ保障はありません。
まだお若いですから将来何が起こるかわかりません。
すでにさわってある6番がもし将来抜歯となったときには、5番にインプランとが入っていれば、6番にもサイナンスリフトをしてインプラントを入れなければいけないような状況になることも考えられます。
ノンクラスプデンチャーについては私は反対です。
まだ、長期的な研究が有りません。
義歯そのものが悪くなるだけなら良いのですが、両隣の歯の寿命を縮めてしまう可能性もあります。
きちっとした治療をすれば、それほど予後は悪くないように思います。
インプランともいい選択肢かもしれませんが、サイナンスリストで骨を作ったとしてもその骨が一生持つ保障はありません。
まだお若いですから将来何が起こるかわかりません。
すでにさわってある6番がもし将来抜歯となったときには、5番にインプランとが入っていれば、6番にもサイナンスリフトをしてインプラントを入れなければいけないような状況になることも考えられます。
ノンクラスプデンチャーについては私は反対です。
まだ、長期的な研究が有りません。
義歯そのものが悪くなるだけなら良いのですが、両隣の歯の寿命を縮めてしまう可能性もあります。
回答7
桜田歯科(東京都北区田端)の桜田です。
回答日時:2010-07-30 20:25:10
>大学病院のインプラント科であればまず大丈夫だと思います。
畑田先生に同意します。
お近くに大学病院があれば相談してみてはいかがでしょう。
>私はブリッジもそれなりの利点もあると思います。
きちっとした治療をすれば、それほど予後は悪くないように思います。
小牧先生にも同意です。
個人的には、そんなに予後の悪い物だと思いません。
>ノンクラスプデンチャーについては私は反対です。
>まだ、長期的な研究が有りません。
>義歯そのものが悪くなるだけなら良いのですが、両隣の歯の寿命を縮めてしまう可能性もあります。
ここも同じ意見です。
短期間の使用ならば問題ないかもしれませんが、長期的には不安があります。
普通の義歯(力学的に安定した物で、健康保険でも保険外でも同じことです)ならば長期の使用に耐えられます。
(メンテナンスが必要ですが)
ノンクラスプデンチャーは、かみ合わせの調整は可能ですが、維持力の調整や修理は不可能です。
畑田先生に同意します。
お近くに大学病院があれば相談してみてはいかがでしょう。
>私はブリッジもそれなりの利点もあると思います。
きちっとした治療をすれば、それほど予後は悪くないように思います。
小牧先生にも同意です。
個人的には、そんなに予後の悪い物だと思いません。
>ノンクラスプデンチャーについては私は反対です。
>まだ、長期的な研究が有りません。
>義歯そのものが悪くなるだけなら良いのですが、両隣の歯の寿命を縮めてしまう可能性もあります。
ここも同じ意見です。
短期間の使用ならば問題ないかもしれませんが、長期的には不安があります。
普通の義歯(力学的に安定した物で、健康保険でも保険外でも同じことです)ならば長期の使用に耐えられます。
(メンテナンスが必要ですが)
ノンクラスプデンチャーは、かみ合わせの調整は可能ですが、維持力の調整や修理は不可能です。
回答8
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2010-08-01 23:01:47
現状がどのような状態なのか、正確に把握する為に歯科用CTを撮影されることをお勧めします。
骨造成GBRやサイナスリフトに関しては、一時期の熱狂の時代が去って、先生方皆さん結構痛い思いをされ腰が引けている方が増えている、言い換えればインプラント治療自体が本物の実力を持った先生がする時代に戻りつつあるのでしょう。
少なくとも、私はそう思います。
今までが狂騒の時代過ぎたのです。
インプラントはやはり真面目に勉強をして、歯周病治療による菌のコントロールが行え、炎症と力を何とかコントロールしようと頑張られる先生がしなければいけないものなのです。
インプラントの夢が醒めた時代に戻った、と個人的には発言します。
しかし、真の本物の実力を持つ先生でしたら、あっけないほどちゃんと解決できるように成っているのも又、偽りのない事実です。
言葉が難しいのですがプロフェッショナルのインプラント医とアマチュアレベルのインプラント医が混在しているだけですから、諦めないで本物を探されることを強くお勧めします。
サイナスリフトに関しても現在では患者さんに大変な思いをさせない手術方法を出来る先生が出始めています。
諦めないで下さい、夢は叶います。
お大事に。
骨造成GBRやサイナスリフトに関しては、一時期の熱狂の時代が去って、先生方皆さん結構痛い思いをされ腰が引けている方が増えている、言い換えればインプラント治療自体が本物の実力を持った先生がする時代に戻りつつあるのでしょう。
少なくとも、私はそう思います。
今までが狂騒の時代過ぎたのです。
インプラントはやはり真面目に勉強をして、歯周病治療による菌のコントロールが行え、炎症と力を何とかコントロールしようと頑張られる先生がしなければいけないものなのです。
インプラントの夢が醒めた時代に戻った、と個人的には発言します。
しかし、真の本物の実力を持つ先生でしたら、あっけないほどちゃんと解決できるように成っているのも又、偽りのない事実です。
言葉が難しいのですがプロフェッショナルのインプラント医とアマチュアレベルのインプラント医が混在しているだけですから、諦めないで本物を探されることを強くお勧めします。
サイナスリフトに関しても現在では患者さんに大変な思いをさせない手術方法を出来る先生が出始めています。
諦めないで下さい、夢は叶います。
お大事に。
回答9
ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。
回答日時:2010-08-02 00:46:58
こんにちは。
5番(第2小臼歯)の欠損を補う方法について迷われていますが、そのまま欠損の状態にしておくということは検討されていますか。
見た目が悪いとか、息が漏れるとか、周囲の歯並びが乱れるといった欠点もありますが、他の選択肢にも欠点はあります。
利点欠点を比較検討してそのままにしておくという選択肢もよく考えられたらよいと思います。
さて、欠損を補う別の方法として入れ歯に用いる人工歯を4番と6番に接着するという方法もあります。
4番と6番の隣接面にレジンを添加しレジンを追加していくことで連結し、上記の人工歯のようにするという方法もあります。
強度や耐久性の問題がありますが、4番を削らず、義歯のようには鉤がないという利点があります。
5番(第2小臼歯)の欠損を補う方法について迷われていますが、そのまま欠損の状態にしておくということは検討されていますか。
見た目が悪いとか、息が漏れるとか、周囲の歯並びが乱れるといった欠点もありますが、他の選択肢にも欠点はあります。
利点欠点を比較検討してそのままにしておくという選択肢もよく考えられたらよいと思います。
さて、欠損を補う別の方法として入れ歯に用いる人工歯を4番と6番に接着するという方法もあります。
4番と6番の隣接面にレジンを添加しレジンを追加していくことで連結し、上記の人工歯のようにするという方法もあります。
強度や耐久性の問題がありますが、4番を削らず、義歯のようには鉤がないという利点があります。
回答10
いんべ歯科(福井県越前市)の忌部です。
回答日時:2010-08-07 01:58:29
こんばんは、こきゆさん
結論からいえば、私はインプラントだと思います。
しかしもろ手を上げてインプラントだとは言えません。
消去していき残った選択がインプラントがいいのかなと思います。
ブリッジの場合4番天然歯を削ることになりますし、義歯は生活の質を考えた場合、インプラントやブリッジと比較して劣ります。
またなにも入れないのは、歯の移動、対合する歯が伸びるなど余り良くないのではと考えます。
しかしインプラントが完全か問わて、yesというほどでもありません。
インプラントは便利ですが、異物です。
体は異物を常に排除しようとしています。
私たち歯科医師は、技術と学問の力でインプラント体(フィクスチャー)を骨と接近させているのが現状です。
患者さんが糖尿病になったり、管理をおこたれば(定期健診など)かなりの確率でだめになると考えられます。
私はちゃんと管理しますと、こきゆさんが決心すれば、インプラントでもいいのではないでしょうか、ということです。
そうでないならブリッジが楽でしょう。
余り自宅から遠くない(通うのがおっくうになるため)、インプラントの埋入本数にこだわらず、よく勉強をしている普通の先生に診てもらうのがいいのではないでしょうか。
技術としては、さほど難しくはないみたいですが、侮れないのがインプラントです。
お大事に。
結論からいえば、私はインプラントだと思います。
しかしもろ手を上げてインプラントだとは言えません。
消去していき残った選択がインプラントがいいのかなと思います。
ブリッジの場合4番天然歯を削ることになりますし、義歯は生活の質を考えた場合、インプラントやブリッジと比較して劣ります。
またなにも入れないのは、歯の移動、対合する歯が伸びるなど余り良くないのではと考えます。
しかしインプラントが完全か問わて、yesというほどでもありません。
インプラントは便利ですが、異物です。
体は異物を常に排除しようとしています。
私たち歯科医師は、技術と学問の力でインプラント体(フィクスチャー)を骨と接近させているのが現状です。
患者さんが糖尿病になったり、管理をおこたれば(定期健診など)かなりの確率でだめになると考えられます。
私はちゃんと管理しますと、こきゆさんが決心すれば、インプラントでもいいのではないでしょうか、ということです。
そうでないならブリッジが楽でしょう。
余り自宅から遠くない(通うのがおっくうになるため)、インプラントの埋入本数にこだわらず、よく勉強をしている普通の先生に診てもらうのがいいのではないでしょうか。
技術としては、さほど難しくはないみたいですが、侮れないのがインプラントです。
お大事に。
相談者からの返信
相談者:
こきゆさん
返信日時:2010-08-13 05:45:59
たくさんの先生方にアドバイスをいただき、本当にありがたく思っています。
まだ結論がでないまま迷っていますが、これからのことなど、様々な観点から自分にあった方法を選択していきたいと思いました。
本当にありがとうございました。
まだ結論がでないまま迷っていますが、これからのことなど、様々な観点から自分にあった方法を選択していきたいと思いました。
本当にありがとうございました。
タイトル | 左上5番先天欠損、インプラントにするかブリッジにするか? |
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質問者 | こきゆさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 39歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
インプラント治療法 ブリッジ治療法 部分入れ歯 その他 歯の数が足りない(先天欠損) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。