定期的にレントゲンを撮っていても、歯の損傷具合がわからないものですか

相談者: すさん (32歳:男性)
投稿日時:2010-08-14 19:58:45
お世話になります。

先日、歯科医院

「神経が死んでいる可能性が高く、歯に穴をあけて神経を取り除かなければならない」

と言われました。


きっかけは、歯ぐきにできもののようなものができたことを私から医院の先生に伝えたことでした。
私からそのことを先生に言わなければ、神経の損傷も話にのぼらなかったと思います。

レントゲンも定期的に取ってもらっているのに、なぜもっと事前に発見できなかったのかな?とも思います。



実は、こういったことが今、3回続いているのです。

歯ぐきがはれたので相談したところ、

「先月は異常が見られなかったが、今日レントゲンを撮ったら、歯の根元にヒビが入っており、神経も死んでいる、歯を抜かないと隣の歯にばいきんが伝わってしまう」

とのこと。



熱心な先生で私も信頼しているのですが、神経の損傷については今のところ、対応が後手に回っています。
(いきなり「神経が死んでいますね」という話か、「様子をみましょう」との話の2カ月後には神経を抜くことになる状態です)


原因はかみ合わせが強すぎることのようですが、神経の損傷はどの医院でも、レントゲンなどで重症化する前に発見、対処するのが難しいものなのでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-08-14 20:17:50
こんにちは、

>神経の損傷はどの医院でも、レントゲンなどで重症化する前に発見、対処するのが難しいものなのでしょうか。

これが非常に難しくレントゲンなどでも簡単に識別することができません。

レントゲンで分る病気もありますが、今回のケースはレントゲンで識別できないものになります。

(レントゲンは3次元の口の中を2次元の影絵で判断するものでそこまで正確な物ではありません^^; 
患者さんの口の中、経過、その他などを総合的に加味して私たちは診断しています)


今回のようなケースの逆を言えば、「疑わしくは全て神経を抜く」というものになってしまいます。。。
(実際こう言った考え方の先生もおられます^^;)

私もどちらかと言えば神経を保存する派ですが、やはり年に1本程度は神経を保存したが故に神経が死んでしまいフィステルが出来てきてしまうこともあります。

このようなことにならないようにしたいのですが、現在の所白黒をはっきり付けられるような診断器具などはありません。


今回のことで少し疑問に思われたのかもしれませんが、こればっかりは今後の医療の発展に期待するしかないと思います・・・

 
先生の説明なども非常に的確なことをおっしゃられていると思いますので、あまり不信感を持たないようにしてくださいね^^


おだいじに
 

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-08-15 20:51:55
す さん こんばんは

>原因はかみ合わせが強すぎることのようですが、神経の損傷はどの医院でも、レントゲンなどで重症化する前に発見、対処するのが難しいものなのでしょうか。

歯のヒビが原因の場合、持続的な外傷のため判断が難しいのが現状です。

神経の生き死に・歯の破折のタイミングなど、人によって抵抗力にちがいがあり一律に判断が難しいものがあります。

神経の処置のタイミングは申し訳ありませんが後手後手にまわり易い処置です。

検査診断に対しては、保険治療の場合昭和時代からそれほど進化していないので、井野先生と同じく、安価で高精度の診査診断ができるように今後の医療の発展に期待します。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: すさん
返信日時:2010-08-17 20:27:43
先生方、丁寧な回答をいただき、ありがとうございました。

私の場合、歯科医院でどこまでの対応が可能で、どこからが難しいのかわからず、相談の仕方を迷うことがあります。

先生方のご説明、とてもわかりやすく助かりました。

ありがとうございました。



タイトル 定期的にレントゲンを撮っていても、歯の損傷具合がわからないものですか
質問者 すさん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ その他(その他)
レントゲン写真
回答者




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