根管治療後の詰め物をゴールドに。メリット・デメリットは?

相談者: すやさん (43歳:男性)
投稿日時:2010-09-05 09:48:02
前回歯ぐきの腫れについて質問させていただいた「すや」です。

参考:前回のご相談
繰返す歯茎の腫れとズキズキ感。歯科医により診断が違い迷っている


抗生剤の効果か腫れもだいぶ治まり左下5番の根管治療が始まりました。

現在2回治療をおこない仮埋めしている状態です。
膿がかなりあるのでかなり通院回数がかかるといわれています。

また教えていただきたいことができたので新たに投稿させていただきます。


このサイトや一般向け本などを読むと保険詰め物コンポジットレジンや金銀パラジウム合金では、その後の耐用年数が短いとのことですね。

長い回数かけて治療してもまたすぐ何か不都合が起こるのは悲しいです。
せっかくなので少しでも「もちがいい」ものにしようとゴールドインレーにひかれています。


デメリットとして見た目と価格が上げれていますがもしこの2つが「本人が見た目が気にならない」、「金銭的負担も何とかなりそう」ならばゴールドインレーにしたほうがよいのでしょうか?

ほかにデメリットはないのでしょうか?


そもそも治療中に、つめものだけ保険外でゴールドインレーにしてもらうというのは可能なのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-09-05 10:06:56
私が学習した範囲ですが教科書には神経をとった臼歯にはインレーはあまり適さないと書いてあったような気がします。
(でも自分では患者さんを選んでたまにしますが)

すやさんの場合はインレーの適応は難しいと考えています。


理由としては根管治療になるような虫歯はかなり大きいので、インレーの形態を作りづらい可能性があります。

もう一つは痛みがあったので咬合面を削除してある可能性が高いから、どうしても4/5冠かクラウンのような形にならざるを得ないと思います。



根管治療は保険で行い、保険外ゴールドのクラウンを入れることは
十分可能です。


ただ保険の金銀パラジウム合金のインレーゴールドのインレーに比べてかなり耐用年数が落ちるという考えは持っていません。
あくまで術者の能力や治療に対する姿勢による差はかなりおおきいと思っています。

また患者さんの咬合その後のセルフケア等により持ちは当然変わってきます。


ただ自分なら神経のある歯であればゴールドのインレーを希望します。
神経がない歯ならまた別の選択肢ですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: すやさん
返信日時:2010-09-05 16:55:30
柴田先生 ありがとうございます。 
なるほど4/5冠かクラウンになる可能性が高いのですね。


>神経がない歯ならまた別の選択肢ですね。

この場合何がベストとお考えでしょうか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-09-05 22:19:27
あくまで自分が患者ならゴールドでしょうね。
年齢も年齢ですし、

多少の歯ぎしりはあるし、やっぱり適合のいいゴールドのクラウン
だと思います。
ただ残念ながら経験がないので(自分の口の中で)。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-09-05 22:44:57
ご相談ありがとうございます。

全体の状況も影響しますから、これだけで簡単には決められませんが、柴田先生も回答の通り、神経をとるほど削った歯にインレーの形では長期的に少々心配です。

可能な場合もあるかもしれませんから、長期的な見通しをおたずねになってよくご相談されることをお勧めします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: すやさん
返信日時:2010-09-06 05:21:05
柴田先生 さがら先生 ありがとうございます。

今度の診察日に相談してみたいと思います。



タイトル 根管治療後の詰め物をゴールドに。メリット・デメリットは?
質問者 すやさん
地域 非公開
年齢 43歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ ゴールドインレー(金の詰め物)
根管治療後の詰め物・被せ物
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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