下顎7番分割抜歯後、6番とブリッジにする治療計画に少し抵抗がある
相談者:
けのさん (34歳:女性)
投稿日時:2010-09-15 23:58:46
はじめまして。
先日、左下7番の半分を抜歯しました。
虫歯が進行し、もう根っこしか残っていない歯に土台を立てて、クラウンを被せていましたが、常にグラグラしていて、取れてしまうことも数回あったため、結局抜歯に至りました。
それで、抜歯したのは、左下7番の手前半分だけです。
残りの半分(後方)は、まだ根が持ちそうなので、そのまま残し、今はその歯に土台を立ててクラウンを被せている状態です。
今後はブリッジにすると言われましたが、少し抵抗があります。
6番の歯は、虫歯の治療で削っているため、すでにクラウンが半分ほど被さっています。
ブリッジにする場合、6番の歯に被せてあるものを外して、型を取るようですが、その時に削られたりするか心配です。
どうしてもブリッジにしなくてはいけなのでしょうか?
このままの状態にしておくと、残った残りの7番が前方に倒れてくると思いますが、そうなった時は、諦めて抜歯してインプラントを考えています。
6番と7番の間に空間はありますが、日常生活にほとんど支障もなく歯磨きもしやすいです。
いずれ7番が倒れてくる時まで、このままの状態で置いておくのは良くないでしょうか?
先日、左下7番の半分を抜歯しました。
虫歯が進行し、もう根っこしか残っていない歯に土台を立てて、クラウンを被せていましたが、常にグラグラしていて、取れてしまうことも数回あったため、結局抜歯に至りました。
それで、抜歯したのは、左下7番の手前半分だけです。
残りの半分(後方)は、まだ根が持ちそうなので、そのまま残し、今はその歯に土台を立ててクラウンを被せている状態です。
今後はブリッジにすると言われましたが、少し抵抗があります。
6番の歯は、虫歯の治療で削っているため、すでにクラウンが半分ほど被さっています。
ブリッジにする場合、6番の歯に被せてあるものを外して、型を取るようですが、その時に削られたりするか心配です。
どうしてもブリッジにしなくてはいけなのでしょうか?
このままの状態にしておくと、残った残りの7番が前方に倒れてくると思いますが、そうなった時は、諦めて抜歯してインプラントを考えています。
6番と7番の間に空間はありますが、日常生活にほとんど支障もなく歯磨きもしやすいです。
いずれ7番が倒れてくる時まで、このままの状態で置いておくのは良くないでしょうか?
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-09-16 00:15:44
前の6番がすでにある程度削られているのならブリッジにする事を勧めます。
文面から想像するに、インレーなどが入っていそうですが、出来たら神経を残したままで後ろの7番の遠心根とつないでブリッジにした方が良いと思います。
文面から想像するに、インレーなどが入っていそうですが、出来たら神経を残したままで後ろの7番の遠心根とつないでブリッジにした方が良いと思います。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-09-16 05:52:31
けのさまおはようございます。
左下7番を近心側だけ分割抜歯したわけですね。
通常、遠心根が十分使えるなら6番とのブリッジにすると思います。
しかし何らかの理由でブリッジを御希望でないのなら、仰るように単独で補綴しておいて近心傾斜して使えなくなったとき抜歯して、インプラントになさるのもひとつの選択肢だとは思います。
信頼できる腕のいいDrに相談なさって、今後の治療方針を決められてもいいようには思います、参考になれば幸いです。
左下7番を近心側だけ分割抜歯したわけですね。
通常、遠心根が十分使えるなら6番とのブリッジにすると思います。
しかし何らかの理由でブリッジを御希望でないのなら、仰るように単独で補綴しておいて近心傾斜して使えなくなったとき抜歯して、インプラントになさるのもひとつの選択肢だとは思います。
信頼できる腕のいいDrに相談なさって、今後の治療方針を決められてもいいようには思います、参考になれば幸いです。
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2010-09-16 08:24:26
ご相談ありがとうございます。
7番や他の状況がはっきりしないために断定できませんが、ブリッジにしない選択肢もあり得ます。
いずれ7番は使えなくなり、抜歯する状態ならば、重要な6番を何度も削るリスクは避けたい気がします。
7番も大事ですが、6番は一生の健康には非常に大切な歯です。
もし7番が厳しいのであれば、6番を中心に計画しても良いかもしれません。
7番の手前に空間があるそうですが、せめて6番と接点をもうけて歯並びの連続性は回復しておいた方がベターです。
並んでいないと簡単に7番がだめになる危険が増えます。
7番や他の状況がはっきりしないために断定できませんが、ブリッジにしない選択肢もあり得ます。
いずれ7番は使えなくなり、抜歯する状態ならば、重要な6番を何度も削るリスクは避けたい気がします。
7番も大事ですが、6番は一生の健康には非常に大切な歯です。
もし7番が厳しいのであれば、6番を中心に計画しても良いかもしれません。
7番の手前に空間があるそうですが、せめて6番と接点をもうけて歯並びの連続性は回復しておいた方がベターです。
並んでいないと簡単に7番がだめになる危険が増えます。
回答4
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2010-09-16 09:09:57
諸先生方と同意見です。
6番と繋ぐのが嫌であれば7番単独にしておくと言うのもアリかとは思います…。
しかし、僕としては治療計画(説明?)に違和感を覚えます。
本来、7番の近心根をヘミセクションすると言う治療計画であれば6番と繋いでブリッジにするというのはセットで考える事です。
ヘミセクションをしても繋がないのであれば、さがら先生も書かれているように「簡単に7番がだめになる危険」がありますから、無意味と言うか、「だったらヘミセクションなんてしないで最初から7番は抜歯→インプラントにする(または放置)」と言う方がはるかに効率的だったように思います。
(治療費の無駄?二度手間?)
つまり、ヘミセクションする前に
1 6番と繋ぐからヘミセクションをする
2 6番とは繋ぎたくないから7番は抜歯
a 抜歯後は放置
b 不具合があればインプラント
という治療計画を立てられるのが一般的だと思います。
正直言って「6番とは繋がないヘミセクション」という治療計画は聞いた事がありません。
(僕が未熟なだけかもしれませんが)
今一度、担当の先生と今後の治療計画についてしっかり相談されてはいかがでしょうか?
6番と繋ぐのが嫌であれば7番単独にしておくと言うのもアリかとは思います…。
しかし、僕としては治療計画(説明?)に違和感を覚えます。
本来、7番の近心根をヘミセクションすると言う治療計画であれば6番と繋いでブリッジにするというのはセットで考える事です。
ヘミセクションをしても繋がないのであれば、さがら先生も書かれているように「簡単に7番がだめになる危険」がありますから、無意味と言うか、「だったらヘミセクションなんてしないで最初から7番は抜歯→インプラントにする(または放置)」と言う方がはるかに効率的だったように思います。
(治療費の無駄?二度手間?)
つまり、ヘミセクションする前に
1 6番と繋ぐからヘミセクションをする
2 6番とは繋ぎたくないから7番は抜歯
a 抜歯後は放置
b 不具合があればインプラント
という治療計画を立てられるのが一般的だと思います。
正直言って「6番とは繋がないヘミセクション」という治療計画は聞いた事がありません。
(僕が未熟なだけかもしれませんが)
今一度、担当の先生と今後の治療計画についてしっかり相談されてはいかがでしょうか?
回答5
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2010-09-16 09:33:42
保存が難しい7番と、健康な6番をつなぐと・・・下手すると6番を失う可能性があります。
7番は無くても日常生活に支障をきたす叶性は低いですが、6番を失うと日常生活に支障をきたしますから死守したいところです。
そもそも人間の歯はつながって生えてくることはありませんし、歯もそれを望んでいるのでしょうか。
人間が作り出した無理やりな方法でつなげるに至っただけなのです。
重要度の低い7番のそれも、根の半分だけを使う為に6を犠牲にする必要は無いかもしれません。
その辺りは、
●撫でてさすって持たせるだけ持たしましょう
という治療スタンスと
●どーせ駄目ならチャッチャと抜いて、次の治療法を考えましょう
という治療スタンスで大きく異なりますから、よく相談して、セカンドオピニオンを求めて、検討してみてください
7番は無くても日常生活に支障をきたす叶性は低いですが、6番を失うと日常生活に支障をきたしますから死守したいところです。
そもそも人間の歯はつながって生えてくることはありませんし、歯もそれを望んでいるのでしょうか。
人間が作り出した無理やりな方法でつなげるに至っただけなのです。
重要度の低い7番のそれも、根の半分だけを使う為に6を犠牲にする必要は無いかもしれません。
その辺りは、
●撫でてさすって持たせるだけ持たしましょう
という治療スタンスと
●どーせ駄目ならチャッチャと抜いて、次の治療法を考えましょう
という治療スタンスで大きく異なりますから、よく相談して、セカンドオピニオンを求めて、検討してみてください
回答6
回答日時:2010-09-16 09:57:19
おはようございます。
回答は整理されつつありますが、私も、6番とは繋がないことをお勧めします。
タカタ先生の回答が分かりやすいですね。
>●撫でてさすって持たせるだけ持たしましょう
または、
>●どーせ駄目ならチャッチャと抜いて、次の治療法を考えましょう
という考えです。
ブリッジの最後方歯に、半分になっている様な歯を持ってくるのは通常は設計的にマズイですね。
参考⇒ヘミセクションの予後、成功率
お大事にどうぞ。
回答は整理されつつありますが、私も、6番とは繋がないことをお勧めします。
タカタ先生の回答が分かりやすいですね。
>●撫でてさすって持たせるだけ持たしましょう
または、
>●どーせ駄目ならチャッチャと抜いて、次の治療法を考えましょう
という考えです。
ブリッジの最後方歯に、半分になっている様な歯を持ってくるのは通常は設計的にマズイですね。
参考⇒ヘミセクションの予後、成功率
お大事にどうぞ。
回答7
田部歯科クリニック(名古屋市昭和区)の田部です。
回答日時:2010-09-16 10:19:53
おはようございます。
7番の遠心根が十分に機能するのならするのなら、6番とを繋げるブリッジはありかなと私は考えます。
ただ、ブリッジにした後の管理は難しいと思います。
6番の歯は今どの程度切削されているのかは分かりませんが、このブリッジを作る時はFCKにする事が多いと思います。
全部被覆をせず、部分被覆をする事もあります。ですが、かみ合わせの問題、7番との平衡性の兼ね合いもあり部分被覆で行えないこともあります。
いかんせん7番の歯は遠心根のみ残っているので、単独で残しておくのはリスクが高いと思います。
個人的には6番と繋げたブリッジにして、しばらく延命したらとは思います。
ゆくゆくトラブルが発生するとは思いますが、その時又考えればいいと思います。
参考にしてください。
7番の遠心根が十分に機能するのならするのなら、6番とを繋げるブリッジはありかなと私は考えます。
ただ、ブリッジにした後の管理は難しいと思います。
6番の歯は今どの程度切削されているのかは分かりませんが、このブリッジを作る時はFCKにする事が多いと思います。
全部被覆をせず、部分被覆をする事もあります。ですが、かみ合わせの問題、7番との平衡性の兼ね合いもあり部分被覆で行えないこともあります。
いかんせん7番の歯は遠心根のみ残っているので、単独で残しておくのはリスクが高いと思います。
個人的には6番と繋げたブリッジにして、しばらく延命したらとは思います。
ゆくゆくトラブルが発生するとは思いますが、その時又考えればいいと思います。
参考にしてください。
相談者からの返信
相談者:
けのさん
返信日時:2010-09-16 21:06:54
タイトル | 下顎7番分割抜歯後、6番とブリッジにする治療計画に少し抵抗がある |
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質問者 | けのさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定 抜歯:7番(第二大臼歯) ブリッジ治療法 ヘミセクション(トライセクション) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。