詰め物(コンポジットレジン)の強度の経年変化について

相談者: マーシャルさん (20歳:男性)
投稿日時:2010-09-18 00:28:02
⇒参考:過去の相談
「歯列矯正後に後戻りしないリテーナーの組み合わせについて」
「金属アレルギーになるのが心配。歯科でメタルフリーにしたほうがいいか?」
他多数(HN変更あり)


こんにちは。

臼歯部のインレーに何を詰めようか決めかねており、レジンも選択肢にあるのですが、最近聞いた話でレジンは経年劣化し、使っているうちに強度が落ちていくと聞いたのですが、強度が落ちるということは磨り減りやすくなるということでしょうか。

また、時間経過によって耐摩耗性が変わらない素材というのは存在しないのでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-09-18 00:35:12
レジンは経年劣化し、使っているうちに強度が落ちていく

強度自体は経年的には変わらないと思いますが、レジンですから元々エナメル質よりは柔らかい素材です。


>時間経過によって耐摩耗性が変わらない素材というのは存在しないのでしょうか。

大体の材料は時間経過で耐摩耗性は変わらないと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-09-18 10:33:04
レジンは経年劣化し、使っているうちに強度が落ちていく

ハイブリッドセラミックスを含む)レジン系の材料は経年変化を起こします。
(臨床的に問題がある程度では無いと思いますが)


>時間経過によって耐摩耗性が変わらない素材というのは存在しないのでしょうか。

金属、セラミックス系の材料であれば変化しません。


以下、私見ですが…

生体も「老化」という経年変化を起こします。

そうした現実の中で果たして経年変化を起こさない歯科材料が「ベストな選択」と言えるのでしょうか?


経年変化の起こらない歯科材料を用い、咬み合わせの変化に応じて微調整を繰り返していくか、ある程度、生体の変化に応じて「擦り減ってくれる材料」で対応し、5〜10年で作り替えても良いようにしていくか…。

そのあたりが僕が「ハイブリッドが良い」と思っている理由です。
(メーカーによっても性質が異なりますので、一概に全てのハイブリッドが良いとは言えませんが)


もちろん、1年や2年で劣化してしまう材料には問題があると思います。




タイトル 詰め物(コンポジットレジン)の強度の経年変化について
質問者 マーシャルさん
地域 非公開
年齢 20歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ レジン(白いプラスチック)
詰め物、インレーその他
材料・機材関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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