象牙質の露出の保護と噛合わせ治療の進め方
相談者:
MIDさん (35歳:女性)
投稿日時:2010-09-20 13:39:47
→過去の相談:歯を削ることによるオープンバイト治療は、よくあることですか?
その節は松山先生、藤森先生、山田先生にご回答いただきました。
ありがとうございました。
その後1ヶ月が経ち、新たに悩みが生じたので、投稿させていただきました。
現在の状況としては、担当の先生を変えていただき、現在右下7番、左下7、6番のクラウンが出来てきて、仮止めをして様子を見ているところなのですが、右下7、6番(6番は虫歯治療済み(根幹治療なし)、銀のインレーによる詰め物)が噛むと痛みます。
7番はクラウンをかぶせた上から押すと鈍く痛み、噛んで痛みが生じた後は暫く痛みが残ります。
6番については咬頭を削られたことにより直径1mm程度象牙質が見えている部分があり、ここが原因で知覚過敏の痛み、また上下6番とも咬頭を削られフラットに近い凹凸具合のため、当たる面積が多く、その分圧力が多くかかり神経を刺激しているのではないかと思っています。
また、右下6番のように、咬頭を削られたことにより象牙質が同じく直径0.5〜1mm程度見えている歯が後数本(右上4〜6番、左上4〜5番)あり、そこも噛み応えのあるもの(葱、キャベツなどの野菜、コロッケの衣など)を噛んだり、歯磨きの際にブラシが当たるとキンとした痛み、不快感があります。
これは削られた当初より症状があったため、コーティング剤を塗っていただき様子を見ていたのですが、再度痛みが出た状態です。
更に更に、藤森先生が指摘されたとおり、顎関節症の症状も悪化してきて、口が右に曲がって開いている感覚、更に耳(外耳道)が圧迫されるような感覚、右耳下リンパの辺りが張っているような感覚が時々起こるようになりました。
そこで、ご相談です。
?右下7番クラウンの痛みは、根幹治療の不十分などを疑った方がいいでしょうか?
仮歯の時から症状があり痛みを訴えてはいるのですが、様子を見ましょうということで、現在のクラウン仮止めまで来ています。
歯茎に腫れ等はなく、何もしていない時に痛みが出ることはほぼありません。
?少量でも露出してしまった象牙質を保護(コーティング)することは可能でしょうか?
これから先の長い(?)人生を考えると、コーティング剤では済まないと思うので、何か方法はないかと思っています。
色々調べて、現在ダイレクトボンディングを使用した方法に興味を持っています。
右下6番については噛みにくいというのもあり、現在の担当医に相談したところ、詰め物を一旦取って、再度凹凸を形成した上で詰め直すorクラウンをかぶせると言うのを提案されました。
?しかし、もし象牙質を保護する処置を始めた場合、またかみ合わせの問題が出てくると思うのです。
かみ合わせ(顎関節症)の治療も考えている場合、どの順番ではじめたらよろしいでしょうか?
もちろん、総合的に治療していただける医院があればそれに越したことはないのですが、かみ合わせ治療に力を入れている医院が少ないようなので、もうどこから始めたらいいのか悩んでいます。
出来ることならこれ以上歯を削ることのないような治療をと思っています。
以上、長々と申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
その節は松山先生、藤森先生、山田先生にご回答いただきました。
ありがとうございました。
その後1ヶ月が経ち、新たに悩みが生じたので、投稿させていただきました。
現在の状況としては、担当の先生を変えていただき、現在右下7番、左下7、6番のクラウンが出来てきて、仮止めをして様子を見ているところなのですが、右下7、6番(6番は虫歯治療済み(根幹治療なし)、銀のインレーによる詰め物)が噛むと痛みます。
7番はクラウンをかぶせた上から押すと鈍く痛み、噛んで痛みが生じた後は暫く痛みが残ります。
6番については咬頭を削られたことにより直径1mm程度象牙質が見えている部分があり、ここが原因で知覚過敏の痛み、また上下6番とも咬頭を削られフラットに近い凹凸具合のため、当たる面積が多く、その分圧力が多くかかり神経を刺激しているのではないかと思っています。
また、右下6番のように、咬頭を削られたことにより象牙質が同じく直径0.5〜1mm程度見えている歯が後数本(右上4〜6番、左上4〜5番)あり、そこも噛み応えのあるもの(葱、キャベツなどの野菜、コロッケの衣など)を噛んだり、歯磨きの際にブラシが当たるとキンとした痛み、不快感があります。
これは削られた当初より症状があったため、コーティング剤を塗っていただき様子を見ていたのですが、再度痛みが出た状態です。
更に更に、藤森先生が指摘されたとおり、顎関節症の症状も悪化してきて、口が右に曲がって開いている感覚、更に耳(外耳道)が圧迫されるような感覚、右耳下リンパの辺りが張っているような感覚が時々起こるようになりました。
そこで、ご相談です。
?右下7番クラウンの痛みは、根幹治療の不十分などを疑った方がいいでしょうか?
仮歯の時から症状があり痛みを訴えてはいるのですが、様子を見ましょうということで、現在のクラウン仮止めまで来ています。
歯茎に腫れ等はなく、何もしていない時に痛みが出ることはほぼありません。
?少量でも露出してしまった象牙質を保護(コーティング)することは可能でしょうか?
これから先の長い(?)人生を考えると、コーティング剤では済まないと思うので、何か方法はないかと思っています。
色々調べて、現在ダイレクトボンディングを使用した方法に興味を持っています。
右下6番については噛みにくいというのもあり、現在の担当医に相談したところ、詰め物を一旦取って、再度凹凸を形成した上で詰め直すorクラウンをかぶせると言うのを提案されました。
?しかし、もし象牙質を保護する処置を始めた場合、またかみ合わせの問題が出てくると思うのです。
かみ合わせ(顎関節症)の治療も考えている場合、どの順番ではじめたらよろしいでしょうか?
もちろん、総合的に治療していただける医院があればそれに越したことはないのですが、かみ合わせ治療に力を入れている医院が少ないようなので、もうどこから始めたらいいのか悩んでいます。
出来ることならこれ以上歯を削ることのないような治療をと思っています。
以上、長々と申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2010-09-20 14:18:43
この様な場合は、私なら1本1本の治療にこだわりません。
前回の質問で答えた事から来る、下顎の偏位を来しているわけですから、まずそれを修正することから始めないといけません。
削られて低くしてしまったわけですから、臼歯部の咬合高径の回復をするのが、手始めになります。
前回の質問で答えた事から来る、下顎の偏位を来しているわけですから、まずそれを修正することから始めないといけません。
削られて低くしてしまったわけですから、臼歯部の咬合高径の回復をするのが、手始めになります。
相談者からの返信
相談者:
MIDさん
返信日時:2010-09-23 10:36:15
タイトル | 象牙質の露出の保護と噛合わせ治療の進め方 |
---|---|
質問者 | MIDさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯、知覚過敏の痛み 歯科治療中の歯の痛み 歯の痛み その他 噛み合わせ(咬合)治療 顎関節症 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。