保険適用の白い被せ物、セット前に破損した場合の治療費について

相談者: maronさん (50歳:女性)
投稿日時:2010-10-16 00:54:55
初めて投稿させていただきます。

右上5番の歯は約10年前にかぶせていましたが、外側の白いものがはがれてしまい、やり直すことにしました。

今回は保険適用の白いもので対応することにし、型を取り医師に合わせてもらっている際、歯をカチカチしている時割れてしまいました。

保険適用では、同じ歯を2年間作れないので、自費でやり直しをすると言われました。

保険請求の難しさは、以前のスレッドで読ませていただきましたが、一度も自分の物にならないで、

「だから保険の物は使いたくない」
ジルコニアならば・・・」

みたいな発言に正直がっかりしてしまい、投稿しました。

同じ歯科医院で、出来ないのならば、他の歯科医院で治療すれば良いのかとも思ってしまいました。

何か良いアドバイスをお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-10-16 00:59:59
保険適用では、同じ歯を2年間作れないので、自費でやり直しをすると言われました。

これは保険で一度作った物は(補綴物維持管理の関係で)2年間は保険請求できないと言う事です。
保険では無料(再診料等は掛かりますが)で作り直すのが基本だと思います。


>歯をカチカチしている時割れてしまいました。

まず自分の口腔内に装着されてもいないのに、保険請求は発生しません。

ただし保険の白い被せはプラスチックでできています、咬み合わせ的に無理なようなら、銀歯にした方が安全かもしれません。

私見ですが装着時の調整で割れるようなら、元々適応では無かったか、材料に合った支台歯形成がなされていなかったのどちらかだと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-10-16 01:04:28
はじめまして。

5番で白い被せ物ということは、レジンジャケットクラウンですよね。

お勧めしない材料ですが、カチカチして壊れる程度では、材料以前の問題だったと思いますが・・

転院されれば良いのではないでしょうか。

ただし、レジンジャケットクラウンはしない先生も結構多いと思いますから、そのあたりの交渉は予約時にされた方がいいかも知れませんね。

参考⇒小臼歯に、保険の白い被せもの(硬質レジンジャケット冠)を使わない理由


お大事にどうぞ。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-10-16 09:22:14
そうですね。

細見先生、ノア先生の書かれている通りだと思います。


僕としては

1・保険なので2年間は無償(再診料はかかるが)でやり直す

のがスジだと思います。

それを「保険では無理だから自費で」と言うのは間違いです。

それでも交渉に応じていただけない場合には、


2・カチカチして壊れる程度では、材料以前の問題だったので転院

でよろしいかと思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-10-16 09:40:00
ご相談ありがとうございます。

先生方の回答の回答に賛成です。

保険の規則ではあるでしょうが、そのルールは治療が終了した後の決まり事のような気がします。

個人的な感想としては、まだセットしていない調整中は割れてしまったことは関係なくまだ終わっていませんから、最後まで終了させる責任があるような気もします。


もちろん他の歯科医院で初めからやり直せば、すぐにでも保険治療の規則に沿って治療できます。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2010-10-16 12:07:03
はじめまして

まだお口にセメント装着していないようなので、作り直しするなり何らかの処置にて治療を完了させる責任があると考えます。

調整中に壊れるようであれば、設計の段階からやり直すべきでしょう。
担当のDrにご相談なさって納得がいかなければ、転院をおすすめします。

早く解決できればよいですね!

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2010-10-16 12:18:08
諸先生方と同じ意見です。

まだセットしていない段階で割れていますから、補管発生はしないと思います。

対合歯とのクリアランスが無いのか、通常硬質レジンジャケット冠や、ハイブリッドセラミックジルコニアなど金属の裏打ちのない材料は咬合調整をする前にセットします。
その後に咬合調整をします。

よく相談されて、納得いかなければ転院された方がよろしいかと思います。

ただ、保険適用の光重合硬質レジンジャケット冠は個人的には勧めません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: maronさん
返信日時:2010-10-19 00:36:49
先生方の親身の回答に感謝いたします。


小臼歯硬質レジンジャケット冠を使用したのは、横からの見た目を気にする、私への配慮と考え、苦肉の策だと思う事にします。

ただし、一度もセットしていない物が2年間保険ルールの適用にならないのが分かり、再度相談して、レジンジャケット冠にするか所謂銀歯にするか決めたいと思います。


今回は本当に悩んでしまい、困っていましたので、とても助かりました。
たくさんのアドバイス本当に有難うございました。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2010-10-19 12:36:12
田部先生の、

>通常硬質レジンジャケット冠や、ハイブリッドセラミックジルコニアなど金属の裏打ちのない材料は咬合調整をする前にセットします。
>その後に咬合調整をします。

これに同意見です。

ジルコニアは結構大丈夫だと思っていますが、その他エンプレス等のオールセラミックなどもレジンハイブリッド同様に、接着完了後の調整が通常だと考えています。




タイトル 保険適用の白い被せ物、セット前に破損した場合の治療費について
質問者 maronさん
地域 非公開
年齢 50歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 保険のクラウン(前歯:レジン)
クラウン(差し歯・被せ)その他
歯医者への不信感
クラウンが割れた・壊れた・欠けた
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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