咬合性骨吸収で矯正が必要と言われたが、5年前に矯正している
相談者:
JINさん (31歳:男性)
投稿日時:2010-10-28 00:10:57
回答1
回答日時:2010-10-28 01:07:35
こんばんは。
色々言われる先生はおられるとは思うのですが、、個人的には、放っておいて良いと思いますよ。
私が想像しているのと状況が違うのかも知れませんが、だいぶ独創的なお考えの先生の様に思えますね。
ご不安でしたら、他でも何軒かで相談してみて下さい。
お大事にどうぞ。
色々言われる先生はおられるとは思うのですが、、個人的には、放っておいて良いと思いますよ。
私が想像しているのと状況が違うのかも知れませんが、だいぶ独創的なお考えの先生の様に思えますね。
ご不安でしたら、他でも何軒かで相談してみて下さい。
お大事にどうぞ。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-10-28 06:00:36
JINさまおはようございます。
咬合性による骨吸収があって矯正治療をすすめられたわけですね、今回歯科医院を受診された原因は何だったのでしょうか。
もし咬合時に違和感があって歯が動揺しているのなら、咬合性外傷による骨の吸収があるのかも知れません。
そのような咬合状態なら個人的には咬合調整をするべきだと思います、矯正治療は不正咬合の治療であって咬みあわせ(歯の当たり)を治すものではありません。
歯並びの乱れが治っているのなら矯正治療の適応症ではないと思います。
しっかりした診断をしていただいたほうがいいように思います、参考になれば幸いです。
咬合性による骨吸収があって矯正治療をすすめられたわけですね、今回歯科医院を受診された原因は何だったのでしょうか。
もし咬合時に違和感があって歯が動揺しているのなら、咬合性外傷による骨の吸収があるのかも知れません。
そのような咬合状態なら個人的には咬合調整をするべきだと思います、矯正治療は不正咬合の治療であって咬みあわせ(歯の当たり)を治すものではありません。
歯並びの乱れが治っているのなら矯正治療の適応症ではないと思います。
しっかりした診断をしていただいたほうがいいように思います、参考になれば幸いです。
回答3
回答日時:2010-10-28 08:01:03
相談者からの返信
相談者:
JINさん
返信日時:2010-10-28 23:50:23
各先生方、貴重なご意見頂きありがとうごさいます。
私の状況と良く似た文面が見つかりましたので投稿させて下さい。
以下、引用
『現在ある骨吸収と歯軋りの関連について、相関はあると考えるのが一般的です。
特に、ブラキシズムによる骨の吸収形態は特徴的な形態なので、歯科医師であればレントゲン画像が想像がつきます。
特に、ご相談者のような噛み合わせ(歯が1対1の関係で咬んでいる)の場合、ブラキシズムによる側方力が加わりやすく、骨吸収を引き起こし易いと云えます。』
以上。
私の症状はこのことだと推測します。
(文面の相談者とは私のことではないですよ)
渡辺先生。
先生のご意見は今の私の状況に対し、あまり問題ではないのかなと思え少し安心しましたが、私の文面のどの辺りを"放っておいても良い"と思えるキーワードがあったのでしょうか?
よろしければお教え願いたいのですが・・。
山田先生。
>今回歯科医院を受診された原因は何だったのでしょうか。
歯が欠けたような感触があったのでそれを見てもらったのが受診理由です。
>咬みあわせ(歯の当たり)を治すものではありません。
このメッセージは非常にインパクトがありました。
不正咬合=不良咬みあわせだと思っていました。
歯並びは(矯正により)そろっていると素人目ながら思いますが、歯の当たりのバランスは悪いようにも思えます。
私は、この違和感は保持が終わり、実生活の中で段々なじんでくるものだと思っていました。
(が、実際は矯正直後とほぼ変わらない状態です)
戻りますが歯の当たりを直す治療方法(咬合調整?)とはどういったものなのでしょうか?
伊藤先生。
>一度矯正をしていただいた先生に診ていただいてもいいかもしれません。
そうですね。一度その方向で考えてみます。
その時に、他の医院でこんなこと言われたんですけど〜みたいなことを言っても良いものでしょうかね?
長文失礼しました。
私の状況と良く似た文面が見つかりましたので投稿させて下さい。
以下、引用
『現在ある骨吸収と歯軋りの関連について、相関はあると考えるのが一般的です。
特に、ブラキシズムによる骨の吸収形態は特徴的な形態なので、歯科医師であればレントゲン画像が想像がつきます。
特に、ご相談者のような噛み合わせ(歯が1対1の関係で咬んでいる)の場合、ブラキシズムによる側方力が加わりやすく、骨吸収を引き起こし易いと云えます。』
以上。
私の症状はこのことだと推測します。
(文面の相談者とは私のことではないですよ)
渡辺先生。
先生のご意見は今の私の状況に対し、あまり問題ではないのかなと思え少し安心しましたが、私の文面のどの辺りを"放っておいても良い"と思えるキーワードがあったのでしょうか?
よろしければお教え願いたいのですが・・。
山田先生。
>今回歯科医院を受診された原因は何だったのでしょうか。
歯が欠けたような感触があったのでそれを見てもらったのが受診理由です。
>咬みあわせ(歯の当たり)を治すものではありません。
このメッセージは非常にインパクトがありました。
不正咬合=不良咬みあわせだと思っていました。
歯並びは(矯正により)そろっていると素人目ながら思いますが、歯の当たりのバランスは悪いようにも思えます。
私は、この違和感は保持が終わり、実生活の中で段々なじんでくるものだと思っていました。
(が、実際は矯正直後とほぼ変わらない状態です)
戻りますが歯の当たりを直す治療方法(咬合調整?)とはどういったものなのでしょうか?
伊藤先生。
>一度矯正をしていただいた先生に診ていただいてもいいかもしれません。
そうですね。一度その方向で考えてみます。
その時に、他の医院でこんなこと言われたんですけど〜みたいなことを言っても良いものでしょうかね?
長文失礼しました。
回答4
回答日時:2010-10-29 00:56:34
>私の文面のどの辺りを"放っておいても良い"と思えるキーワードがあったのでしょうか?
>よろしければお教え願いたいのですが・・。
そうなりますよね・・
これは歯科医の考え方の相違になるので、主治医の先生と話した方が良いのですが・・(と言っても連絡先を教えられても話しませんけど^^;)
>どの辺りを"放っておいても良い"
と言うよりも、何が問題なのか、お分かりになりますか?
このままだとどうなって、どう困るのか、具体的にお聞きになりましたか?
JINさんは31歳と言うことですから歯の数はほとんど揃っているでしょうし、矯正後ということで、理想的とまではいかないとしてもまあまあのかみ合わせは達成されているはずですよね。
そういう方が、咬合性で骨吸収が起きているから、今後もそれが進行して、将来全部の歯がぐらぐらになって抜けるとでも言うのでしょうか。
だとしたら、日常的にくいしばることの多いスポーツ選手などの歯はみんなぐらぐらでしょうね。
プロでもマウスピースなど使用しない方が大部分だと思うのですが。
骨吸収で問題になるのは、細菌感染による「炎症性」のものです。(=歯周炎)
炎症+過大な咬合 なら、問題になることがあるかも知れない(=歯周炎の進行の加速)、とは言われていますが、咬合の前に細菌感染が必要条件となります。
参考⇒歯肉から排膿がおこるってことは?
↑ややこしいですが、読んでみて下さい。
>『現在ある骨吸収と歯軋りの関連について、相関はあると考えるのが一般的です。
>特に、ブラキシズムによる骨の吸収形態は特徴的な形態なので、歯科医師であればレントゲン画像が想像がつきます。
>特に、ご相談者のような噛み合わせ(歯が1対1の関係で咬んでいる)の場合、ブラキシズムによる側方力が加わりやすく、骨吸収を引き起こし易いと云えます。』
【ブラキシズムによる骨吸収】というのは、外傷性咬合(耐え切れないほどの過大な咬合)を受けている歯(通常1歯〜数歯)の周囲の骨の骨吸収のことを拡大解釈して記載されているのかと思います。
たしかに現在の歯学部で使用する様な教科書では、外傷性咬合の見分け方のひとつとして、スリバチ状の骨吸収が見られると書かれています。
国家試験に受かった者なら知っている知識です。
ですが、実際には後半にも記載がある通り、側方への力(頬←→舌方向)が問題になる訳で、これは同じ方向から撮影するレントゲンでは影になる為写りません。
また、外傷性咬合によって発生する骨吸収は、歯根膜(歯周"靭帯"とも呼びます)が伸びることで出来る骨吸収ですから、病的な歯周ポケットを形成することはなく、何かの病気の原因になることもありません。
つまり、歯は多少ぐらつくかも知れませんが、ただそれだけのことです。
毎日開脚の練習をして、太ももの靭帯が伸びる様になったとしても、それは身体が適応しただけで、病気になったとは誰も考えませんよね。
一方、increasing mobilityと言って、検査の度に揺れが増大している進行性の状態であれば、進行を止める努力(咬合調整など)はしてもいいかも知れませんが、increased mobilityと言う、揺れがある程度で停止している状態なら、当然触る必要はありません。
(※実際には、未来のことは分からないので、increasingの状態を正確に発見することは不可能です)
ましてや、歯が異常に揺れている訳でもないのにただレントゲン写真を見て、なんとなく歯根膜が拡がっている・・と言うだけでそれを問題視しているとしたら、疑問です。
(山田先生の回答文中にも指摘があります)
マウスピースなら外せば元に戻るのでギリギリのラインですが、他の理由もなしに矯正や咬合調整までするとしたら、理解に大変苦しみますね。
もっとも、数十年前にはありとあらゆることを咬合のせいと考えていた風潮があったそうです。
あたかも、雨が降っても咬合のせいだと言わんばかりの時代はあったそうです。
「歯科は、"咬合"という概念によるテロリズムをうけていた」
と表現するスペシャリストもおられました。
日本でも、今でも咬合の役割を非常に大きく考えるグループがありますし、もしかしたらいつしか世界の主流の考え方になっていくかも知れません。
ですが現時点で、想像や経験則ではなく、科学的根拠に基づいた返答をするとしたら、JINさんの場合(※くどいですが、私が想像している状態であれば、の話ですけど)は、放置で良さそうに思いますよ。
ただここで拝見してもいないのに診断も出来ませんから、実際には他の先生にも診察していただいて、アドバイスを頂く様にして下さいね。
>よろしければお教え願いたいのですが・・。
そうなりますよね・・
これは歯科医の考え方の相違になるので、主治医の先生と話した方が良いのですが・・(と言っても連絡先を教えられても話しませんけど^^;)
>どの辺りを"放っておいても良い"
と言うよりも、何が問題なのか、お分かりになりますか?
このままだとどうなって、どう困るのか、具体的にお聞きになりましたか?
JINさんは31歳と言うことですから歯の数はほとんど揃っているでしょうし、矯正後ということで、理想的とまではいかないとしてもまあまあのかみ合わせは達成されているはずですよね。
そういう方が、咬合性で骨吸収が起きているから、今後もそれが進行して、将来全部の歯がぐらぐらになって抜けるとでも言うのでしょうか。
だとしたら、日常的にくいしばることの多いスポーツ選手などの歯はみんなぐらぐらでしょうね。
プロでもマウスピースなど使用しない方が大部分だと思うのですが。
骨吸収で問題になるのは、細菌感染による「炎症性」のものです。(=歯周炎)
炎症+過大な咬合 なら、問題になることがあるかも知れない(=歯周炎の進行の加速)、とは言われていますが、咬合の前に細菌感染が必要条件となります。
参考⇒歯肉から排膿がおこるってことは?
↑ややこしいですが、読んでみて下さい。
>『現在ある骨吸収と歯軋りの関連について、相関はあると考えるのが一般的です。
>特に、ブラキシズムによる骨の吸収形態は特徴的な形態なので、歯科医師であればレントゲン画像が想像がつきます。
>特に、ご相談者のような噛み合わせ(歯が1対1の関係で咬んでいる)の場合、ブラキシズムによる側方力が加わりやすく、骨吸収を引き起こし易いと云えます。』
【ブラキシズムによる骨吸収】というのは、外傷性咬合(耐え切れないほどの過大な咬合)を受けている歯(通常1歯〜数歯)の周囲の骨の骨吸収のことを拡大解釈して記載されているのかと思います。
たしかに現在の歯学部で使用する様な教科書では、外傷性咬合の見分け方のひとつとして、スリバチ状の骨吸収が見られると書かれています。
国家試験に受かった者なら知っている知識です。
ですが、実際には後半にも記載がある通り、側方への力(頬←→舌方向)が問題になる訳で、これは同じ方向から撮影するレントゲンでは影になる為写りません。
また、外傷性咬合によって発生する骨吸収は、歯根膜(歯周"靭帯"とも呼びます)が伸びることで出来る骨吸収ですから、病的な歯周ポケットを形成することはなく、何かの病気の原因になることもありません。
つまり、歯は多少ぐらつくかも知れませんが、ただそれだけのことです。
毎日開脚の練習をして、太ももの靭帯が伸びる様になったとしても、それは身体が適応しただけで、病気になったとは誰も考えませんよね。
一方、increasing mobilityと言って、検査の度に揺れが増大している進行性の状態であれば、進行を止める努力(咬合調整など)はしてもいいかも知れませんが、increased mobilityと言う、揺れがある程度で停止している状態なら、当然触る必要はありません。
(※実際には、未来のことは分からないので、increasingの状態を正確に発見することは不可能です)
ましてや、歯が異常に揺れている訳でもないのにただレントゲン写真を見て、なんとなく歯根膜が拡がっている・・と言うだけでそれを問題視しているとしたら、疑問です。
(山田先生の回答文中にも指摘があります)
マウスピースなら外せば元に戻るのでギリギリのラインですが、他の理由もなしに矯正や咬合調整までするとしたら、理解に大変苦しみますね。
もっとも、数十年前にはありとあらゆることを咬合のせいと考えていた風潮があったそうです。
あたかも、雨が降っても咬合のせいだと言わんばかりの時代はあったそうです。
「歯科は、"咬合"という概念によるテロリズムをうけていた」
と表現するスペシャリストもおられました。
日本でも、今でも咬合の役割を非常に大きく考えるグループがありますし、もしかしたらいつしか世界の主流の考え方になっていくかも知れません。
ですが現時点で、想像や経験則ではなく、科学的根拠に基づいた返答をするとしたら、JINさんの場合(※くどいですが、私が想像している状態であれば、の話ですけど)は、放置で良さそうに思いますよ。
ただここで拝見してもいないのに診断も出来ませんから、実際には他の先生にも診察していただいて、アドバイスを頂く様にして下さいね。
回答5
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-10-30 07:03:32
おはようございます。
>歯の当たりを直す治療方法(咬合調整?)とはどういったものなのでしょうか?
強く当たっている所があるかどうか調べて当たり具合に応じて削合します。
辺りが強くて歯が動揺していれば1mm以上削ることもあります、わずかであれば少しだけ削合します。
咬合調整すれば患者さんは咬合状態が良くなったことはすぐ自覚なさいます。
>歯の当たりを直す治療方法(咬合調整?)とはどういったものなのでしょうか?
強く当たっている所があるかどうか調べて当たり具合に応じて削合します。
辺りが強くて歯が動揺していれば1mm以上削ることもあります、わずかであれば少しだけ削合します。
咬合調整すれば患者さんは咬合状態が良くなったことはすぐ自覚なさいます。
相談者からの返信
相談者:
JINさん
返信日時:2010-11-02 00:49:47
非常に丁寧な回答ありがとうございます。
丁寧すぎて涙が出てきます。
渡辺先生。
二度目の説明を要約すると一度目の回答になるのですね^^;
(かなり良くわかりました。)
山田先生。
咬合調整って歯を削ってしまうものなのですね^^;
先生方のアドバイスに従いまずは、別医院で診察を受けます。
また、進展があれば投稿させて頂くかもしれません。
本当にありがとうございました。
丁寧すぎて涙が出てきます。
渡辺先生。
二度目の説明を要約すると一度目の回答になるのですね^^;
(かなり良くわかりました。)
山田先生。
咬合調整って歯を削ってしまうものなのですね^^;
先生方のアドバイスに従いまずは、別医院で診察を受けます。
また、進展があれば投稿させて頂くかもしれません。
本当にありがとうございました。
タイトル | 咬合性骨吸収で矯正が必要と言われたが、5年前に矯正している |
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質問者 | JINさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正(矯正歯科)その他 噛み合わせ(咬合)治療 噛み合わせ(咬合)その他 根の病気・異常その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。