セラミックの内側を金属にする被せ物の種類、メリット、仕上がりについて

相談者: yuinaさん (38歳:女性)
投稿日時:2010-11-05 19:19:23
参考:過去のご相談
授乳を一時中断しホワイトニング中。完了後は授乳再開してもよい?


被せ物について教えていただきたく、投稿させていただきました。

ホワイトニングを希望していましたが、すでに前歯虫歯になっていたので、ホワイトニングでは無理と言われましたので、オールセラミックの被せ物を勧められ、そのようにすることにしました。

以前、被せ物をしたことがありましたが、保険内の被せ物せしたので、歯の裏側が金属になるものでしたので、見た目も不自然でしたし、歯ぐきが金属にあたるため黒ずんでいました。

そのことを解消するべく、オールセラミックというアドバイスを受け治療を始めたのですが、本日先生にもう一つ提案されました。

セラミックの中を金属にすることで、歯の付け合わせがうまくいきやすいのでそうしたいのですが。」

私は、セラミックでは不可能なのかなと少し不審に思いましたが、さらにメリットを伺ったところ、虫歯になりにくいといわれました。

で、さらに、

「歯の裏もセラミック仕様で、歯ぐきのあたりもセラミックになるので、歯ぐきの黒ずみは気にならない」

ということでした。

でも、良く分からなかったので、模型の歯で説明を受け、さらに、

「中側の金属を、歯の外側のセラミックより少し下にするということで、技術的にはオールセラミックよりもこちらのほうが難しい」

とのことで、金額はオールセラミックと変わらないということでした。

こちらで被せ物の種類を調べたところ、そのような被せ物はないようですし、オールセラミックでは虫歯になりやすいのでしょうか?(メタルボンドでは歯の裏側が金属なので違います)

内側を金属にすることのほうが、メリットがあるのでしょうか?

金属を使うことで、自然な歯の仕上がりにならないのではないかと不安ですし、歯に厚みが出るのではないかと心配なのですが、先生方アドバイスをよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-11-05 19:34:17
おそらくメタルボンドだと思います。
ただフルベイク、あるいはフルカバーといって金属が外に露出しないタイプのことではないでしょうか。

虫歯になりやすいかどうかは、関係ないと思います。

やはり中に金属があり、歯肉は年を重ねるうちに下がれば黒ずみとなって見えて来る可能性はあります。

下顎の前歯は、もともと歯が細い為にオールセラミックスで被せると切削量が多い為に、歯が細くなってしまうため、メタルボンドを勧めたのかもしれません。

ジルコニアで行なえば、強度的にもよいと思うのですが、費用は一番高くなると思われます。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-11-06 09:31:55
こんにちは、そんなに安い買い物ではないので心配してしまいますね。

私も尾崎先生がおっしゃる通りかと。

メタルボンドのカラーレスかもしれませんね。

参考:〔写真あり〕歯や歯茎の変色を防ぐためには、前歯の被せ物は何が良い?


>自然な歯の仕上がりにならないのではないかと不安ですし

材料より、実際の先生の症例写真で比べればいいと思いますよ。

ある程度セラミックにこだわりを持っておられる先生であれば
写真は提示出来ると思いますし、逆に写真がないようであれば
その2つに言うほどのあまり大きな差はないと思います。

先生とよく相談されてくださいね^^


おだいじに
 

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: yuinaさん
返信日時:2010-11-06 16:55:50
尾崎先生、伊野先生ご回答どうもありがとうございました。
お礼のお返事が遅くなり、大変申し訳ございませんでした。

セラミックの中に金属を入れる方法として、こういうやり方でのメタルボンドがあるんですね。
勉強になりました。

私の歯科医が、なぜオールセラミックからメタルボンドの方に変えて勧めてきたのか、よくわかりませんでした。

その旨伺ったところ、最初にも書いたとおり歯の削ったところと被せ物の歯の付き合わせがうまくいきやすく、虫歯にもなりにくいとのお答えでしたので。

尾崎先生のお答えですと、虫歯になりやすいかどうかは関係ないとのことですし、オールセラミックより、歯を削る量が少ないとのことですが、先生はそのお答えはくださらなかったので、やはり疑問でした。


■先生方が患者さんにセラミックからメタルボンドを勧める理由は、ほかにどのような理由が考えられるでしょうか?
伊野先生のお話ですと見た目の大差はないとのことですし。

私の希望は、歯ぐきの黒ずみは避けたかったのでセラミックを希望していました。
ですが、被せ物の歯の中の金属をセラミックよりも少し低く削るという方法で、私の希望はかなえてくれるみたいなのですが。

私の歯科医にもう一度伺ってみればいいのですが、きっと同じ答えが返ってきそうでしたので。

尾崎先生、伊野先生、大変参考になりました。
お忙しいところ、本当にありがとうございました。

お手数でなければ、■の質問のご返答もお願いしたいのですが。
よろしくお願いいたします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-11-08 13:09:29
>■先生方が患者さんにセラミックからメタルボンドを勧める理由は、ほかにどのような理由が考えられるでしょうか?

先生の考え方次第になってきてしまいますね。。。

私の場合前歯小臼歯にはオールセラミックを進めますし、大臼歯であればメタルボンドを進めます。

歯ぎしりが強い人の大臼歯ならゴールドクラウンを勧めています。


一般的に審美性を重視するなら、

オールセラミック>メタルボンド

という形ですが、ただ白いオールセラミックもありますし、かなり作り込まれたメタルボンドもあります。

綺麗な歯を求められるのであれば、歯科医院を選んで、先生がお勧めするものの写真を見て選ばれるのも1つです。

おだいじに
 

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-11-08 13:35:06
ご相談ありがとうございます。


>■先生方が患者さんにセラミックからは、ほかにどのような理由が考えられるでしょうか?


現在、私個人としては、あえてメタルボンドを勧める理由はありません。

歯科の技術の進歩は著しいものがあります。
最新のオールセラミックの治療では、精度がかなり高くなりました。

強度は、金属と比べて遜色が無くなり、以前に言われていたように削る量は多くなくて済み、メタルボンドと同程度で済みます。

オールセラミックの芯の部分の色も豊富になったおかげで、場合によってはタルボンドよりも削る量が少なくて済むくらいです。


>「歯の裏もセラミック仕様で、歯ぐきのあたりもセラミックになるの>で歯ぐきの黒ずみは気にならない」ということでした。


井野先生のご回答どおり、

>メタルボンドのカラーレスかもしれませんね。

あるいは、ポーセレンマージンとも呼ばれている方法です。
この方法は意外に古くから行われていて効果があり、私も活用してきました。



しかし、どちらも納得できる仕上がりにするには、高度な技術が必要です。
ただ治療方法を選ぶだけで、良い結果が出るわけでもありません。

井野先生も説明しているとおり、ご担当の先生が自信を持って勧めていただける方法が一番かもしれません。

決心するまでに、ご担当の先生に実際の治療例を見せていただくと良いと思います。

私のところにも作っては見たが気に入らなくてやり直して使わないことになった本物がたくさん保管してありますが、そういう実物の見本か、実際に治療した口腔内の写真か、アフターケアに来ている方で快く見せていただける方もおりますからそのお口の中か、できればいくつも見せていただけると納得できると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: yuinaさん
返信日時:2010-11-10 15:31:15
井野先生、再度ご返信ありがとうございました。
そして、さがら先生、新たにコメントいただきまして感謝しております。

先日、歯医者へ行きました。
再度、なぜオールセラミックではないのか伺いました。

「最近、オールセラミックの患者さんがいたのですが、適合が上手くいかず、金属を使う方が安心だと思います。」

と、言われました。
私の歯科医が進めているものは、金属をつかったものです。

私は、前歯糸切り歯なので、少し心配していましたが、先生は見た目は変わらないとのこと。

そして、技術がセラミックよりも難しくなるので、金額はセラミックで提示した額と同じとのことです。

いろいろ迷いましたが、井野先生やわがら先生のおっしゃる通り、自分の歯科医の勧めているものでお願いしようと思います。
また、見た目の面も気になるので、メタルボンドでの見本等があるかどうか聞いてみます。

まだ、続きの質問があるのですが、新たに質問を立てようと思います。

こちらの件は先生方に聞いてもらえて本当に助かりました。
お礼が遅くなり大変申し訳ございません。

先生が方のご親切に感謝いたします。



タイトル セラミックの内側を金属にする被せ物の種類、メリット、仕上がりについて
質問者 yuinaさん
地域 新潟
年齢 38歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ オールセラミック(陶器の被せ物)
メタルボンド
歯医者への不信感
クラウンによる歯茎(歯肉)の変色
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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