自分では軽度〜中度とは思えないのに…歯周病の診断結果の疑問
相談者:
しお♪さん (26歳:女性)
投稿日時:2010-12-04 19:50:20
参考:過去のご相談「歯周病治療の保険点数は妥当ですか?」
こんばんは。
先日、ご相談にのってくださった先生方、ありがとうございました。
今回もご回答いただけましたら、助かります。
先日、歯を少し押すと揺れている事に気づき、大量の歯石付着除去もかねて、(10年近く除去していませんでした)診察へ行ってきました。
診てもらった結果は、軽度〜中度の間の歯周病と左の6番に大きな虫歯があると言われました。
そこで疑問に思った事があります。
?
先生が、針?みたいなのを歯肉に指して、ポケットの深さを測って、数字を記入していました。
用紙をチラっと見たら沢山、数字が並んでいたのですが、3と4の数字がほとんどで、1箇所だけ、6と書いてある数字を見ました。
これは6ミリと言う意味なのでしょうか。
6ミリだとしたら、深いポケットになりますよね…それとも、左の6番目に大きな虫歯があったので、その数字だったのでしょうか。。。
記入後、
『うーん、思ったよりポケット浅かったよ』
としか言ってなく、6と記入していた数字の理由を聞けませんでした。
先生に数字の事を聞こうとしたのですが、予約制の歯医者さんで時間になってしまったらしく、次の患者さんのところに行ってしまい、色々お話聞けませんでした…。
ポケットの深さの数字だったのでしょうか。
?
その後、衛生士さんが歯石を取ってくださり(歯肉上についていた目に見える全顎の歯石を除去してくれました)、歯周病の進行状況と歯周病についてのお話を丁寧に説明してくださりました。
衛生士さんがおっしゃるには、軽度よりは、進んでいるが、中度までは行ってない。
と言っていたのですが、レントゲン結果の説明(骨の吸収はしているのか)や歯の揺れの事が気になり質問してみました。
骨は吸収されているのか。
と聞いたら、
『気になる程ではないが、健康な人と比べると、1ミリか2ミリ少ない』
と言われました。
次に歯の揺れの事も気になり質問しましたが、歯肉の炎症が治まって、引き締まってきたら、揺れもなくなってきますよ。
との事。
歯の骨が少なくなってると言う事は、吸収しているということだと思います。
歯も少し揺れています。
それなのに、軽度〜中度の間の歯周病って軽く言いすぎではないのかな?と思いました。
骨の吸収が始まっているなら、中度、もしくは重度になっているのか…2ミリも骨が少ないなら結構吸収が始まってしまっているのではないか・・・ と心配になってしまいました。
何度も聞くのは、失礼だと思ったので、それ以上は、診断結果は聞きませんでした。
それと、軽度〜中度の間の歯周病だと言われましたが、長年歯石を取ってないから、歯肉縁下にも歯石がたまってしまっているだろうから、麻酔をし、6ブロックに分けて、歯肉縁下の歯石除去をします。とも言われました。
歯肉縁下の歯石除去までやるのに、軽度〜中度の歯周病って診断結果があってるのか心配になりました。
他の歯医者様でも診てもらった方がいいのでしょうか。
?
歯石を除去してもらった直後は、歯の表面(特に大量に歯石が付着していた、下の歯の右と左の1番)がザラザラしていたのに、2日経った今日には、歯がツルツルした感触になり、何でだろうと気になり、鏡で見てみたら、表面が少し黄色っぽくなっていました。
これは、歯石なのでしょうか。
きちんと歯を磨いたつもりだったのですが…すぐに取って除去してもらった方がいいでしょうか。
長くなってしまいましたが、お願いします。
こんばんは。
先日、ご相談にのってくださった先生方、ありがとうございました。
今回もご回答いただけましたら、助かります。
先日、歯を少し押すと揺れている事に気づき、大量の歯石付着除去もかねて、(10年近く除去していませんでした)診察へ行ってきました。
診てもらった結果は、軽度〜中度の間の歯周病と左の6番に大きな虫歯があると言われました。
そこで疑問に思った事があります。
?
先生が、針?みたいなのを歯肉に指して、ポケットの深さを測って、数字を記入していました。
用紙をチラっと見たら沢山、数字が並んでいたのですが、3と4の数字がほとんどで、1箇所だけ、6と書いてある数字を見ました。
これは6ミリと言う意味なのでしょうか。
6ミリだとしたら、深いポケットになりますよね…それとも、左の6番目に大きな虫歯があったので、その数字だったのでしょうか。。。
記入後、
『うーん、思ったよりポケット浅かったよ』
としか言ってなく、6と記入していた数字の理由を聞けませんでした。
先生に数字の事を聞こうとしたのですが、予約制の歯医者さんで時間になってしまったらしく、次の患者さんのところに行ってしまい、色々お話聞けませんでした…。
ポケットの深さの数字だったのでしょうか。
?
その後、衛生士さんが歯石を取ってくださり(歯肉上についていた目に見える全顎の歯石を除去してくれました)、歯周病の進行状況と歯周病についてのお話を丁寧に説明してくださりました。
衛生士さんがおっしゃるには、軽度よりは、進んでいるが、中度までは行ってない。
と言っていたのですが、レントゲン結果の説明(骨の吸収はしているのか)や歯の揺れの事が気になり質問してみました。
骨は吸収されているのか。
と聞いたら、
『気になる程ではないが、健康な人と比べると、1ミリか2ミリ少ない』
と言われました。
次に歯の揺れの事も気になり質問しましたが、歯肉の炎症が治まって、引き締まってきたら、揺れもなくなってきますよ。
との事。
歯の骨が少なくなってると言う事は、吸収しているということだと思います。
歯も少し揺れています。
それなのに、軽度〜中度の間の歯周病って軽く言いすぎではないのかな?と思いました。
骨の吸収が始まっているなら、中度、もしくは重度になっているのか…2ミリも骨が少ないなら結構吸収が始まってしまっているのではないか・・・ と心配になってしまいました。
何度も聞くのは、失礼だと思ったので、それ以上は、診断結果は聞きませんでした。
それと、軽度〜中度の間の歯周病だと言われましたが、長年歯石を取ってないから、歯肉縁下にも歯石がたまってしまっているだろうから、麻酔をし、6ブロックに分けて、歯肉縁下の歯石除去をします。とも言われました。
歯肉縁下の歯石除去までやるのに、軽度〜中度の歯周病って診断結果があってるのか心配になりました。
他の歯医者様でも診てもらった方がいいのでしょうか。
?
歯石を除去してもらった直後は、歯の表面(特に大量に歯石が付着していた、下の歯の右と左の1番)がザラザラしていたのに、2日経った今日には、歯がツルツルした感触になり、何でだろうと気になり、鏡で見てみたら、表面が少し黄色っぽくなっていました。
これは、歯石なのでしょうか。
きちんと歯を磨いたつもりだったのですが…すぐに取って除去してもらった方がいいでしょうか。
長くなってしまいましたが、お願いします。
[過去のご相談]
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2010-12-04 20:41:40
?
多分ポケットの深さだと思います。
?
骨の吸収がが無ければ歯肉炎の状態ですね、骨の吸収が1〜2mm程度なら初期で良いと思いますよ。
炎症が収まってくれば症状も改善すると思います。
>歯肉縁下にも歯石がたまってしまっているだろうから、麻酔をし、6ブロックに分けて、歯肉縁下の歯石除去をします。とも言われました。
特に問題ないと思います、普通の歯周病の治療の流れですね。
?
歯の表面がツルツルした感じなのは丁寧に歯石除去、歯面研磨してもらった証拠だと思います。
表面が黄色いのは想像になりますが歯根面が一部見えているのではないでしょうか。
歯肉の腫れが収まればそのような状態になる事もあります。
多分ポケットの深さだと思います。
?
骨の吸収がが無ければ歯肉炎の状態ですね、骨の吸収が1〜2mm程度なら初期で良いと思いますよ。
炎症が収まってくれば症状も改善すると思います。
>歯肉縁下にも歯石がたまってしまっているだろうから、麻酔をし、6ブロックに分けて、歯肉縁下の歯石除去をします。とも言われました。
特に問題ないと思います、普通の歯周病の治療の流れですね。
?
歯の表面がツルツルした感じなのは丁寧に歯石除去、歯面研磨してもらった証拠だと思います。
表面が黄色いのは想像になりますが歯根面が一部見えているのではないでしょうか。
歯肉の腫れが収まればそのような状態になる事もあります。
相談者からの返信
相談者:
しお♪さん
返信日時:2010-12-05 01:02:26
細見先生
前回はありがとうございました。
今回もご相談にのってくださり、ありがとうございます。
?は、やはりポケット深さなのですね。
と言う事は、その歯は深いポケットになりますよね。
?
骨の吸収はしているようです。1〜2ミリ少ないと言われました。
初期とは、まだ軽い方だと言うことでいいんですか。
>炎症が収まってくれば症状も改善すると思います
とは、揺れが改善されると言う事で良いんですか。
>歯肉縁下にも歯石がたまってしまっているだろうから、麻酔をし、6ブロックに分けて、歯肉縁下の歯石除去をします。とも言われました。
これは特に問題ないのですね。
歯肉縁下除去は重度気味な方がおこなうものだと思い込んでました。
歯周病の基本治療だと聞いて安心しました。
ありがとうございます。
?
説明足らずですみません。
表面というか、今まで歯石が溜まっていた歯と歯の隙間を取った部分が、除去直後は隙間部分の歯の角?骨格?がはっきりしていたのに、日が経つにすれて、角がツルツルし、そこの部分が何か付着しているかのように、白っぽい黄色ぽくなってきました。
健康な状態な方でもこうなるんですか?
今まで歯石がたっぷり付着していたので、また付き始めたんぢゃないかと心配です。
前回はありがとうございました。
今回もご相談にのってくださり、ありがとうございます。
?は、やはりポケット深さなのですね。
と言う事は、その歯は深いポケットになりますよね。
?
骨の吸収はしているようです。1〜2ミリ少ないと言われました。
初期とは、まだ軽い方だと言うことでいいんですか。
>炎症が収まってくれば症状も改善すると思います
とは、揺れが改善されると言う事で良いんですか。
>歯肉縁下にも歯石がたまってしまっているだろうから、麻酔をし、6ブロックに分けて、歯肉縁下の歯石除去をします。とも言われました。
これは特に問題ないのですね。
歯肉縁下除去は重度気味な方がおこなうものだと思い込んでました。
歯周病の基本治療だと聞いて安心しました。
ありがとうございます。
?
説明足らずですみません。
表面というか、今まで歯石が溜まっていた歯と歯の隙間を取った部分が、除去直後は隙間部分の歯の角?骨格?がはっきりしていたのに、日が経つにすれて、角がツルツルし、そこの部分が何か付着しているかのように、白っぽい黄色ぽくなってきました。
健康な状態な方でもこうなるんですか?
今まで歯石がたっぷり付着していたので、また付き始めたんぢゃないかと心配です。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2010-12-05 06:00:16
しお♪さまおはようございます。
歯周病の診査をしてもらってその数値と歯周病の病状について心配なさっているのですね。
また聞きたいことも聞けなかったため今後の歯周病の予後が気になっていらっしゃるようですね。
確かに歯石が付着していたらすぐに取ろうとする歯科医や歯科衛生士が多いのは仕方が無いことではありますが、歯周病の原因は歯石ではありません。
ましてや歯肉縁上歯石など取ったところで歯磨きが出来ていなければ取ったその日から付着してくるといっても言い過ぎではないでしょう。
ポケットが6mmの所もあったとのことですが、少なくともポケットの中を磨いてやってプラークを落とさなければいつまでたっても歯周病は治りません。
即ち歯周病の原因は歯石ではなく歯に付着したプラークなのですから、この歯面や歯根面にくっついたプラークをご自分で歯ブラシを使って落とす事が即ち歯周病の原因を取り除くことになるわけです。
プラークを取り除いてやればヒト本来が持っている生き物としての自然治癒力が働いて歯肉の炎症即ち歯周病が自然と治ってくるわけです。
歯周病が治ってくればポケットは治っただけ浅くなってきます、浅くなってくれば歯肉縁下歯石も歯肉縁上に出てきます。
歯肉縁上に出てくれば取るのは簡単です、目で見ながら落とすわけですから見逃すはずはありません。
また御自身の歯磨きで歯周病を治したわけですからほとんど再発もありません、たとえ再発しても少し磨き方を練習すればすぐに思い出して磨けます。
ところが、歯もきれいに磨けないのにやたらと歯石を取って挙句の果てに麻酔までして血だらけになって歯肉縁下歯石を取ったところで、肝心の歯磨き技術が伴っていなければプラークを確実に落とすことは出来ません。
したがって歯石を何度取った所で一向に歯周病は治りません。
挙句の果てには知覚過敏になったり根面を削ってしまったりあまりいい方法だとは思えません。
しかし、歯磨き練習先行型の歯周病治療は先ず歯肉が治ってきて歯石が顔を出してきてポケットが浅くなってきて、その頃には歯磨き技術も上達してきて患者さんも出てきた歯石が気になるようになってきて、必ずこれは何ですかと訊ねてこられます。
そのときはじめて歯周病が原因で歯根にこびりついた歯石ですよ、歯周病が治ってきたので見えてきたのですよ、と説明すると本当に納得なさいます。
個々ではじめて歯肉の状態や患者さんの御希望などを考えて歯石を取るかもう少し治ってからにするか考えるのです。
このようにして取った歯石は歯磨きが上達しているので二度と付着することはありません、歯周病が再発したらご自身で歯磨きで治してしまいます。
このような対応の仕方では出血することもなく痛みもありません、麻酔など必要はまったくありません、何よりいいのは患者さんご自身がご自分で歯を磨いて歯周病を治したと実感できることです。
人間の持っている自然治癒力はすばらしいですよ。
ブラッシングの威力? http://yamadashika.jugem.jp/?cid=182
歯周病を歯磨きで治す ? http://yamadashika.jugem.jp/?cid=108
歯周病を歯磨きで治す?? http://yamadashika.jugem.jp/?cid=163
歯周病を歯磨きで治す?? http://yamadashika.jugem.jp/?cid=172
歯周病の診査をしてもらってその数値と歯周病の病状について心配なさっているのですね。
また聞きたいことも聞けなかったため今後の歯周病の予後が気になっていらっしゃるようですね。
確かに歯石が付着していたらすぐに取ろうとする歯科医や歯科衛生士が多いのは仕方が無いことではありますが、歯周病の原因は歯石ではありません。
ましてや歯肉縁上歯石など取ったところで歯磨きが出来ていなければ取ったその日から付着してくるといっても言い過ぎではないでしょう。
ポケットが6mmの所もあったとのことですが、少なくともポケットの中を磨いてやってプラークを落とさなければいつまでたっても歯周病は治りません。
即ち歯周病の原因は歯石ではなく歯に付着したプラークなのですから、この歯面や歯根面にくっついたプラークをご自分で歯ブラシを使って落とす事が即ち歯周病の原因を取り除くことになるわけです。
プラークを取り除いてやればヒト本来が持っている生き物としての自然治癒力が働いて歯肉の炎症即ち歯周病が自然と治ってくるわけです。
歯周病が治ってくればポケットは治っただけ浅くなってきます、浅くなってくれば歯肉縁下歯石も歯肉縁上に出てきます。
歯肉縁上に出てくれば取るのは簡単です、目で見ながら落とすわけですから見逃すはずはありません。
また御自身の歯磨きで歯周病を治したわけですからほとんど再発もありません、たとえ再発しても少し磨き方を練習すればすぐに思い出して磨けます。
ところが、歯もきれいに磨けないのにやたらと歯石を取って挙句の果てに麻酔までして血だらけになって歯肉縁下歯石を取ったところで、肝心の歯磨き技術が伴っていなければプラークを確実に落とすことは出来ません。
したがって歯石を何度取った所で一向に歯周病は治りません。
挙句の果てには知覚過敏になったり根面を削ってしまったりあまりいい方法だとは思えません。
しかし、歯磨き練習先行型の歯周病治療は先ず歯肉が治ってきて歯石が顔を出してきてポケットが浅くなってきて、その頃には歯磨き技術も上達してきて患者さんも出てきた歯石が気になるようになってきて、必ずこれは何ですかと訊ねてこられます。
そのときはじめて歯周病が原因で歯根にこびりついた歯石ですよ、歯周病が治ってきたので見えてきたのですよ、と説明すると本当に納得なさいます。
個々ではじめて歯肉の状態や患者さんの御希望などを考えて歯石を取るかもう少し治ってからにするか考えるのです。
このようにして取った歯石は歯磨きが上達しているので二度と付着することはありません、歯周病が再発したらご自身で歯磨きで治してしまいます。
このような対応の仕方では出血することもなく痛みもありません、麻酔など必要はまったくありません、何よりいいのは患者さんご自身がご自分で歯を磨いて歯周病を治したと実感できることです。
人間の持っている自然治癒力はすばらしいですよ。
ブラッシングの威力? http://yamadashika.jugem.jp/?cid=182
歯周病を歯磨きで治す ? http://yamadashika.jugem.jp/?cid=108
歯周病を歯磨きで治す?? http://yamadashika.jugem.jp/?cid=163
歯周病を歯磨きで治す?? http://yamadashika.jugem.jp/?cid=172
タイトル | 自分では軽度〜中度とは思えないのに…歯周病の診断結果の疑問 |
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質問者 | しお♪さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 歯周病(歯槽膿漏)治療 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。