歯ブラシから虫歯菌が感染したり、舌苔が虫歯になることがありますか
相談者:
レモネードさん (32歳:男性)
投稿日時:2010-12-14 13:43:41
回答1
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2010-12-14 14:33:50
虫歯菌は虫歯の部分だけでなく健康な部分にもいます。
また虫歯菌がいるだけで虫歯になるわけでもありません。
なので心配せずにブラッシングしてください。
洒落でこんなのを書いてみました、よかったら読んでみてください。
参考:「虫歯を作ってみよう!上方落語 虫歯の作り方」
http://www.geocities.jp/sugiharasikaclinic/0001musiba.html
また虫歯菌がいるだけで虫歯になるわけでもありません。
なので心配せずにブラッシングしてください。
洒落でこんなのを書いてみました、よかったら読んでみてください。
参考:「虫歯を作ってみよう!上方落語 虫歯の作り方」
http://www.geocities.jp/sugiharasikaclinic/0001musiba.html
回答2
相談者からの返信
相談者:
レモネードさん
返信日時:2010-12-14 15:35:06
回答3
池原歯科医院(大阪市東成区)の池原です
回答日時:2010-12-14 16:57:43
レモネードさん
こんにちは。
お口の中にはもともと誰にでも口腔内常在菌が200〜300種類います。
そのうちの何種類かが歯にひっついてプラーク(歯垢)を形成します。
そのプラーク中に虫歯菌や歯周病菌がいます。
ですので、歯ブラシで虫歯菌をうつすというより、全ての歯に虫歯菌は付いていると思っていいと思います。
こんにちは。
お口の中にはもともと誰にでも口腔内常在菌が200〜300種類います。
そのうちの何種類かが歯にひっついてプラーク(歯垢)を形成します。
そのプラーク中に虫歯菌や歯周病菌がいます。
ですので、歯ブラシで虫歯菌をうつすというより、全ての歯に虫歯菌は付いていると思っていいと思います。
回答4
池原歯科医院(大阪市東成区)の池原です
回答日時:2010-12-14 17:22:41
追加です
口腔内常在菌の多くは舌苔にいて、舌苔は口腔内の細菌供給源となっています。
また舌苔は口臭の大きな原因となります。
ですので舌の清掃はとても重要なのですが、歯ブラシのような毛先のとがったブラシでこすると傷をつけてしまい、味覚障害などを起こす恐れがありますから、舌を清掃する専用のブラシを使われた方がいいと思います。
口腔内常在菌の多くは舌苔にいて、舌苔は口腔内の細菌供給源となっています。
また舌苔は口臭の大きな原因となります。
ですので舌の清掃はとても重要なのですが、歯ブラシのような毛先のとがったブラシでこすると傷をつけてしまい、味覚障害などを起こす恐れがありますから、舌を清掃する専用のブラシを使われた方がいいと思います。
回答5
尾崎歯科医院(札幌市西区)の尾崎です。
回答日時:2010-12-14 17:31:53
虫歯菌の存在=虫歯
ではありません。
どんなに沢山の虫歯菌が存在しても、口から食べ物を摂取しなければ虫歯は出来ません。
もちろん虫歯菌が少ない方が虫歯のリスクは少ないでしょうが。
既にお口の中にはどこにでも虫歯菌は存在しており、決してゼロには出来ません。
またゼロにする必要もありません。
口腔内常在菌は外部から人体に害を及ぼす細菌の進入を防御してくれているのですから、増えすぎて悪さをしないようにコントロールしてあげてください。
ではありません。
どんなに沢山の虫歯菌が存在しても、口から食べ物を摂取しなければ虫歯は出来ません。
もちろん虫歯菌が少ない方が虫歯のリスクは少ないでしょうが。
既にお口の中にはどこにでも虫歯菌は存在しており、決してゼロには出来ません。
またゼロにする必要もありません。
口腔内常在菌は外部から人体に害を及ぼす細菌の進入を防御してくれているのですから、増えすぎて悪さをしないようにコントロールしてあげてください。
回答6
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2010-12-14 23:25:24
レモネードさん、こんにちは。
舌苔についてですが、私の個人的意見は舌苔の清掃は通常は不要だと考えます。
どうしても舌苔の清掃をしたいのであれば、医療機関で専門家の指導のもと、正しい舌磨きのレクチャーを受けて行うことが条件だと考えます。
というのも、舌磨きを自己流でやってしまうと、仮に舌磨き用の器具を使用したとしても、場合によっては舌を痛めてしまうこともあるからです。
自己流の危険性は、歯磨き以上に舌磨きの方が高いです。
それだけ舌が繊細な器官ということも関係します。
おそらくですが、本相談室の回答医の先生方も、あるいは全国の歯科医師の中でも、毎日舌磨きをされている方は少数派なのではないでしょうか。
当然私も舌磨きはおこなっておりません。
一意見としてご参考になれば幸いです。
舌苔についてですが、私の個人的意見は舌苔の清掃は通常は不要だと考えます。
どうしても舌苔の清掃をしたいのであれば、医療機関で専門家の指導のもと、正しい舌磨きのレクチャーを受けて行うことが条件だと考えます。
というのも、舌磨きを自己流でやってしまうと、仮に舌磨き用の器具を使用したとしても、場合によっては舌を痛めてしまうこともあるからです。
自己流の危険性は、歯磨き以上に舌磨きの方が高いです。
それだけ舌が繊細な器官ということも関係します。
おそらくですが、本相談室の回答医の先生方も、あるいは全国の歯科医師の中でも、毎日舌磨きをされている方は少数派なのではないでしょうか。
当然私も舌磨きはおこなっておりません。
一意見としてご参考になれば幸いです。
回答7
池原歯科医院(大阪市東成区)の池原です
回答日時:2010-12-15 00:24:40
こんばんは。
私は毎日舌の清掃を行っています。
メリットは沢山あります。
口腔内の常在菌を減らすことが出来ます。
口臭予防になります。
舌表面を綺麗にすることで味覚がよくなり、うす味でも美味しく感じ、減塩効果にもつながります。
もちろん、正しい方法で行うことが大前提です。
正しい方法とは、舌ブラシを使い、舌の奥側から先に向かって一方方向のみに軽くこすります。
一日一回、朝食後が望ましいです。
1〜2回ブラッシングする毎に除去量を確認し、流水でブラシを洗浄し、ペースト状の舌苔が付着しなくなるまで続けます。
出来るだけこするのは10回までにして、最大でも20回を超えないようにします。
私は歯ブラシ指導などの際、大体合わせて舌苔清掃の指導も行っています。
私は毎日舌の清掃を行っています。
メリットは沢山あります。
口腔内の常在菌を減らすことが出来ます。
口臭予防になります。
舌表面を綺麗にすることで味覚がよくなり、うす味でも美味しく感じ、減塩効果にもつながります。
もちろん、正しい方法で行うことが大前提です。
正しい方法とは、舌ブラシを使い、舌の奥側から先に向かって一方方向のみに軽くこすります。
一日一回、朝食後が望ましいです。
1〜2回ブラッシングする毎に除去量を確認し、流水でブラシを洗浄し、ペースト状の舌苔が付着しなくなるまで続けます。
出来るだけこするのは10回までにして、最大でも20回を超えないようにします。
私は歯ブラシ指導などの際、大体合わせて舌苔清掃の指導も行っています。
相談者からの返信
相談者:
レモネードさん
返信日時:2010-12-15 15:54:02
池原先生、尾崎先生、中本先生、貴重なご意見をありがとうございました。色々と勉強になりました。
今後の参考にさせて頂きます。
今後の参考にさせて頂きます。
タイトル | 歯ブラシから虫歯菌が感染したり、舌苔が虫歯になることがありますか |
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質問者 | レモネードさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 32歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯その他 歯磨き(プラークコントロール) その他 舌苔(ぜったい) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。