舌の横側、奥が黒くなっていて舌癌ではないかと心配
相談者:
グローリースターさん (27歳:男性)
投稿日時:2010-12-28 21:43:37
参考:過去のご相談
・通院中の歯科でのHIV感染が心配
左側の舌の横なのですが、一番奥の辺りが黒くなっています。
黒い部分、普通の部分、また少し黒い部分のようなかんじです。
先日、テレビで舌がんの話を聞いてしまい、舌の奥の方を鏡で観察していたら見つけてしまいました。
逆側にも少し黒い部分はありましたが、気になって仕方がない状況です。
口腔外科に行こうと思いましたが、明日から休診でした。
受診までの間、どうしたらよいかわからずに相談させていただきまいた。
一般的にで構わないのですが、このような症状は舌がんの可能性は高いでしょうか?
ネットである以上、診断出来ない事は重々承知です。
20代に舌がんが多いとも聞き、怖くて仕方がありません。
アドバイスお願い致します。
・通院中の歯科でのHIV感染が心配
左側の舌の横なのですが、一番奥の辺りが黒くなっています。
黒い部分、普通の部分、また少し黒い部分のようなかんじです。
先日、テレビで舌がんの話を聞いてしまい、舌の奥の方を鏡で観察していたら見つけてしまいました。
逆側にも少し黒い部分はありましたが、気になって仕方がない状況です。
口腔外科に行こうと思いましたが、明日から休診でした。
受診までの間、どうしたらよいかわからずに相談させていただきまいた。
一般的にで構わないのですが、このような症状は舌がんの可能性は高いでしょうか?
ネットである以上、診断出来ない事は重々承知です。
20代に舌がんが多いとも聞き、怖くて仕方がありません。
アドバイスお願い致します。
[過去のご相談]
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2010-12-28 23:14:24
グローリースターさん、こんにちは
年齢的には20代というのはかなり少ないと思います。
また、癌の症状としてはいろいろなタイプがあり、なかなかお話だけでは判断ができません。
具体的なタイプとしては
1.潰瘍型
2.白板型
3.びらん型
4.乳頭型
5.膨隆型
がありますが、共通する部分は硬結が認められます。
すなわち硬くなると言うことです。
また、癌の場合は縮小すると言うことはありません。
実際に診察を受けないと診断は難しいでしょう。
ご心配であればなるべくお早めに口腔外科を受診してください。
年齢的には20代というのはかなり少ないと思います。
また、癌の症状としてはいろいろなタイプがあり、なかなかお話だけでは判断ができません。
具体的なタイプとしては
1.潰瘍型
2.白板型
3.びらん型
4.乳頭型
5.膨隆型
がありますが、共通する部分は硬結が認められます。
すなわち硬くなると言うことです。
また、癌の場合は縮小すると言うことはありません。
実際に診察を受けないと診断は難しいでしょう。
ご心配であればなるべくお早めに口腔外科を受診してください。
回答2
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2010-12-29 00:46:10
運悪く年末年始のお休みに入っちゃいましたね。
でも約1週間でそんなに急に悪化したり広がったりはしないことの方が多いので、あまり気になさらずにお正月をお迎え下さい。
来年4日か5日には口腔外科が再開するはずですから。
でも約1週間でそんなに急に悪化したり広がったりはしないことの方が多いので、あまり気になさらずにお正月をお迎え下さい。
来年4日か5日には口腔外科が再開するはずですから。
回答3
長崎大学大学院包括的腫瘍学講座の中本です。
回答日時:2010-12-29 01:27:25
グローリースターさん、こんにちは。
心安らかに年末年始を送って頂きたいので、以下参考にされてください。
>先日、テレビで舌がんの話を聞いてしまい、
>20代に舌がんが多いとも聞き、怖くて仕方がありません。
最近よくテレビでありますよね。
また、インターネット上にも色々な情報が氾濫しています。
ですが、口腔癌(舌癌や歯肉癌など口の中にできるガンの総称)の、本当のところはあまり知られていません。
まず、最初に知っていただきたいのは、口腔癌というのは、他の部位にできる癌に比較すると、とても頻度は低いということです。
一般に癌といえば、胃癌や肺癌などが有名ですよね。
人間の身体の多くの部分に癌は発生しうるのですが、胃癌や肺癌など含め、全ての癌に対する口腔癌の割合は、どのくらいだと思われますか?
…実は、1〜3%程度なのです。
1〜3割ではないですよ。1〜3%です。
つまり、舌癌や歯肉癌というのは、最近では名前は有名になってきていますが、癌の中では大変マイナーな癌ということになります。
次に、口腔癌の発生しやすい年齢は、60〜70歳代が最多で約30%、50歳代で約20%、80歳代で約10%となっています。
つまり、『20代に舌癌が多い』という情報は、全く根拠がありません。
おわかりでしょうか?
口腔癌というものは、そもそも癌の中では極めてマイナーであり、かつ若年者には発生しにくい、ということが。
これを知っておくだけで、年末年始の気持ちのありようが違ってくるのではないでしょうか?
テレビでは、あまりこういった情報には触れられず、恐怖感を煽る内容に傾きやすいのは、個人的には疑問に思います。
もっとも、確実な判断は医療機関で診察をしてもらうことに変わりはありません。
年明けの診療再開後には、歯科医院や口腔外科等の医療機関で、直接ご相談された上で、最終的な安心を得られることが鉄則ですよ。
ただ、今直ちに受診できないことで、ブルーな気持ちで年越しをされる必要はないのではないかと、個人的には思います。
それでは、良いお年をお迎えください。
心安らかに年末年始を送って頂きたいので、以下参考にされてください。
>先日、テレビで舌がんの話を聞いてしまい、
>20代に舌がんが多いとも聞き、怖くて仕方がありません。
最近よくテレビでありますよね。
また、インターネット上にも色々な情報が氾濫しています。
ですが、口腔癌(舌癌や歯肉癌など口の中にできるガンの総称)の、本当のところはあまり知られていません。
まず、最初に知っていただきたいのは、口腔癌というのは、他の部位にできる癌に比較すると、とても頻度は低いということです。
一般に癌といえば、胃癌や肺癌などが有名ですよね。
人間の身体の多くの部分に癌は発生しうるのですが、胃癌や肺癌など含め、全ての癌に対する口腔癌の割合は、どのくらいだと思われますか?
…実は、1〜3%程度なのです。
1〜3割ではないですよ。1〜3%です。
つまり、舌癌や歯肉癌というのは、最近では名前は有名になってきていますが、癌の中では大変マイナーな癌ということになります。
次に、口腔癌の発生しやすい年齢は、60〜70歳代が最多で約30%、50歳代で約20%、80歳代で約10%となっています。
つまり、『20代に舌癌が多い』という情報は、全く根拠がありません。
おわかりでしょうか?
口腔癌というものは、そもそも癌の中では極めてマイナーであり、かつ若年者には発生しにくい、ということが。
これを知っておくだけで、年末年始の気持ちのありようが違ってくるのではないでしょうか?
テレビでは、あまりこういった情報には触れられず、恐怖感を煽る内容に傾きやすいのは、個人的には疑問に思います。
もっとも、確実な判断は医療機関で診察をしてもらうことに変わりはありません。
年明けの診療再開後には、歯科医院や口腔外科等の医療機関で、直接ご相談された上で、最終的な安心を得られることが鉄則ですよ。
ただ、今直ちに受診できないことで、ブルーな気持ちで年越しをされる必要はないのではないかと、個人的には思います。
それでは、良いお年をお迎えください。
回答4
ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。
回答日時:2010-12-29 01:29:18
こんにちは。
舌の横の部分(舌縁部)が黒っぽい状態を漢方では「お斑」といいます。
微小循環障害すなわち血の巡りが悪い状態と考えられています。
駆お血効果のある漢方薬で改善します。
舌の横の部分(舌縁部)が黒っぽい状態を漢方では「お斑」といいます。
微小循環障害すなわち血の巡りが悪い状態と考えられています。
駆お血効果のある漢方薬で改善します。
相談者からの返信
相談者:
グローリースターさん
返信日時:2010-12-29 15:24:07
先生方、ご返信ありがとうございます。
医師の方からアドバイスがいただけるだけで大変うれしく、とても助かります。
畑田先生、自分の部位は硬くはないです。
普通の場所とあまり変わりありません。
20代にはそんなに多くないのでしょうか。。
変なテレビを見てしまいました…
柴田先生、近くの市立病院の口腔外科はやはり4日再開でした。
樋口先生、自分の舌の状態は漢方が関係しているのでしょうか??
中本先生、大変詳しく詳細に教えて下さりありがとうございます。
どの病院も休診になっていて、ネットの情報はまちまち、最悪な気分、気持ちの年越しを迎える状況で、明るい情報を教えていただき少し安心出来ました。
遠方の知り合いに歯科医がいるのですが、舌がんは奥歯があるような舌の奥の縁よりも、真ん中あたりの舌の縁の方が多いらしいとの情報をいただいたのですが、そうなのでしょうか?
もちろん診察には行きますが、歯科、口腔外科以外で、耳鼻咽喉科でも良いのでしょうか?
新年3日に再開する耳鼻咽喉科があるのですが。
中本先生のアドバイス、本当にためになります。
診察までの間の、支えになります。
医師の方からアドバイスがいただけるだけで大変うれしく、とても助かります。
畑田先生、自分の部位は硬くはないです。
普通の場所とあまり変わりありません。
20代にはそんなに多くないのでしょうか。。
変なテレビを見てしまいました…
柴田先生、近くの市立病院の口腔外科はやはり4日再開でした。
樋口先生、自分の舌の状態は漢方が関係しているのでしょうか??
中本先生、大変詳しく詳細に教えて下さりありがとうございます。
どの病院も休診になっていて、ネットの情報はまちまち、最悪な気分、気持ちの年越しを迎える状況で、明るい情報を教えていただき少し安心出来ました。
遠方の知り合いに歯科医がいるのですが、舌がんは奥歯があるような舌の奥の縁よりも、真ん中あたりの舌の縁の方が多いらしいとの情報をいただいたのですが、そうなのでしょうか?
もちろん診察には行きますが、歯科、口腔外科以外で、耳鼻咽喉科でも良いのでしょうか?
新年3日に再開する耳鼻咽喉科があるのですが。
中本先生のアドバイス、本当にためになります。
診察までの間の、支えになります。
タイトル | 舌の横側、奥が黒くなっていて舌癌ではないかと心配 |
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質問者 | グローリースターさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
舌の病気・異常 舌癌(舌がん) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。