親知らずの抜歯を勧められたが何かに利用できないか?
相談者:
teamさん (29歳:女性)
投稿日時:2011-01-04 05:32:50
参考:別のご相談
・虫歯ではない、欠けた歯の部分に銀歯を被せるべきか?
親知らずの抜く抜かないは、どちらでもいいというのをよく聞くのですが、通院している歯科では、早めに抜くことを勧められました。
理由は、なくてもいい歯だし虫歯になる原因をつくるから、ということ。
しかし、以前、どこかのサイトで見た記憶があるのですが、自分の歯(親知らず)を使用して他の、箇所にはめたりすることもある、というような内容を読んだ気がします。
そのような治療方法があるなら、抜かなくていい物は残しておこうかと思うのですが、そのような親知らずを使用する治療はあるのですか?
さしばとか、インプラントとかの被せとか、入れ歯かなにかだったような…?
ちなみに数年後インプラントをする可能性が高い歯があります。
(一番左右、二番右)
・虫歯ではない、欠けた歯の部分に銀歯を被せるべきか?
親知らずの抜く抜かないは、どちらでもいいというのをよく聞くのですが、通院している歯科では、早めに抜くことを勧められました。
理由は、なくてもいい歯だし虫歯になる原因をつくるから、ということ。
しかし、以前、どこかのサイトで見た記憶があるのですが、自分の歯(親知らず)を使用して他の、箇所にはめたりすることもある、というような内容を読んだ気がします。
そのような治療方法があるなら、抜かなくていい物は残しておこうかと思うのですが、そのような親知らずを使用する治療はあるのですか?
さしばとか、インプラントとかの被せとか、入れ歯かなにかだったような…?
ちなみに数年後インプラントをする可能性が高い歯があります。
(一番左右、二番右)
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2011-01-04 06:12:46
teamさまおはようございます。
親知らずを抜歯することを勧められて、今後使えないかと考えて迷っていらっしゃるようですね。
移植という方法があるのですが、親知らずの場合は大臼歯にしか使えないと思います。
ましてや前歯に使うのはかなり無理があると思います、個人的には大臼歯部に将来抜歯になりそうな歯があって現在治療することが困難なようなら、そのために残しておくのは意味のあることだと思います。
そのような事が無くて親知らずが何らかの原因で支障をきたしそうなら、抜歯を選択するのもいいと思います。
気になるのは数年後インプラントになる可能性のある前歯です、診察したわけではないのでなんとも言えませんが、問題があるのなら今のうちに治療してインプラントを避けられるようになさっておいたほうがいいように思います。
お大事になさいませ。
歯牙移植
・http://yamadashika.jugem.jp/?cid=196
親知らずを抜歯することを勧められて、今後使えないかと考えて迷っていらっしゃるようですね。
移植という方法があるのですが、親知らずの場合は大臼歯にしか使えないと思います。
ましてや前歯に使うのはかなり無理があると思います、個人的には大臼歯部に将来抜歯になりそうな歯があって現在治療することが困難なようなら、そのために残しておくのは意味のあることだと思います。
そのような事が無くて親知らずが何らかの原因で支障をきたしそうなら、抜歯を選択するのもいいと思います。
気になるのは数年後インプラントになる可能性のある前歯です、診察したわけではないのでなんとも言えませんが、問題があるのなら今のうちに治療してインプラントを避けられるようになさっておいたほうがいいように思います。
お大事になさいませ。
歯牙移植
・http://yamadashika.jugem.jp/?cid=196
回答2
当サイト登録医としてふさわしくないと判断したため、ご退会頂きました。(不正請求による保険医登録取り消し、H26.12.10)
回答日時:2011-01-04 09:51:08
親知らずの位置や大きさ、生えている方向などで大きく左右されます。
水平に埋まっている場合など歯を割り出さないと抜けない場合、移植などは困難になります。
親知らずの大きさが普通の大臼歯よりも小さい場合も多く、なかなか歯として利用するのが難しい場合もあります。
前歯に移植しても歯の形態が大きく異なるため、困難だとお思います。
親知らずもそうですが、歯を抜かなければいけない環境状況にあると思います。
担当医先生によくご相談されて、親知らずの状況現在の口の中の状況を相談されるとよいと思います。
水平に埋まっている場合など歯を割り出さないと抜けない場合、移植などは困難になります。
親知らずの大きさが普通の大臼歯よりも小さい場合も多く、なかなか歯として利用するのが難しい場合もあります。
前歯に移植しても歯の形態が大きく異なるため、困難だとお思います。
親知らずもそうですが、歯を抜かなければいけない環境状況にあると思います。
担当医先生によくご相談されて、親知らずの状況現在の口の中の状況を相談されるとよいと思います。
回答3
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2011-01-04 10:16:36
こんにちは、
移植のことをおっしゃられているのだと思いますが、山田先生がおっしゃるように親知らずを前歯に移すことは無理ですね。
例えると、3歳の子供のパンツをメタボのお父さんに履かせるようなものです^^;
ネットなどを調べて来院される患者さんにで、『再生医療の為に』と、かなり問題がある親知らずをを残されたいとおっしゃられる方もおられますが・・・
実際、一般的に実用できるのは遠い将来で費用もかなりかかると思います。(保険が適応される技術にはならないと思います)
遠い将来のことを考えるより、近い将来の口の環境を考えた方がいいと思います。
綺麗に生えていて条件のいい歯はのこしてもいいと思いますが、半分埋まっている、傾いている歯などは抜いた方が私はいいと思います^^
おだいじに
移植のことをおっしゃられているのだと思いますが、山田先生がおっしゃるように親知らずを前歯に移すことは無理ですね。
例えると、3歳の子供のパンツをメタボのお父さんに履かせるようなものです^^;
ネットなどを調べて来院される患者さんにで、『再生医療の為に』と、かなり問題がある親知らずをを残されたいとおっしゃられる方もおられますが・・・
実際、一般的に実用できるのは遠い将来で費用もかなりかかると思います。(保険が適応される技術にはならないと思います)
遠い将来のことを考えるより、近い将来の口の環境を考えた方がいいと思います。
綺麗に生えていて条件のいい歯はのこしてもいいと思いますが、半分埋まっている、傾いている歯などは抜いた方が私はいいと思います^^
おだいじに
回答4
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-01-04 10:34:57
回答5
回答6
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2011-01-04 11:47:45
ご相談ありがとうございます。
先生方のご意見通り、親知らずを前歯に移植する方法は一般的ではありません。
>極稀にですが、前歯に移植可能なケースもあろうかと思われます。
本当に稀ですが、可能性がないこともありませんから、移植の実績がある歯科医師に相談してみても良いかもしれません。
ただ、それは今の親知らずの価値が高いからではなく、将来、健康のために価値が出てくる可能性を残したいと、未来への備えというお考えだと思います。
もしそうであれば、現在の健康状況を悪くしないとか良くしたいとかを先に考えた方が現実的だと思います。
つまり、親知らずの隣の歯はとても重要な歯ですが、親知らずが隣の歯の健康に有害であれば、隣の歯に被害が出ないうちに親知らずを抜歯することの方が、隣の歯が残り将来も有利になることがあります。
というわけは、隣の奥歯がしっかり働けば、他の奥歯や、前歯さえも一生守ってくれる価値があるからです。
また、もう前歯を半ばあきらめておられるようですが、今のご年齢で前歯を失うことのリスクは小さくありませんし、20才代であれば歯を残す可能性が大きいものであり、治療方法があるのではないかと検討する方が、健康への効果が大きいと思います。
もし親知らずを抜歯して失い、将来に前歯へ移植を考える時期が来たとしても、まだ当分は移植よりインプラントの方が安心して長く使える可能性が高いはずです。
また親知らずの細胞を再生医療に使える可能性が出てきましたが、将来は親知らず以外の細胞でも充分に治療できる可能性があります。
今のところでは、再生医療が実現できても治療費は高額で、数百万円になるいう試算も出ています。
したがって、親知らずの将来のために残す夢のようなことよりも、今あるご自分の歯を一生残せるように、隣の歯への効果的な予防だとか、前歯の治療だとか、いろいろ手を尽くす方が現実的であり、また効果が大きいと思います。
先生方のご意見通り、親知らずを前歯に移植する方法は一般的ではありません。
>極稀にですが、前歯に移植可能なケースもあろうかと思われます。
本当に稀ですが、可能性がないこともありませんから、移植の実績がある歯科医師に相談してみても良いかもしれません。
ただ、それは今の親知らずの価値が高いからではなく、将来、健康のために価値が出てくる可能性を残したいと、未来への備えというお考えだと思います。
もしそうであれば、現在の健康状況を悪くしないとか良くしたいとかを先に考えた方が現実的だと思います。
つまり、親知らずの隣の歯はとても重要な歯ですが、親知らずが隣の歯の健康に有害であれば、隣の歯に被害が出ないうちに親知らずを抜歯することの方が、隣の歯が残り将来も有利になることがあります。
というわけは、隣の奥歯がしっかり働けば、他の奥歯や、前歯さえも一生守ってくれる価値があるからです。
また、もう前歯を半ばあきらめておられるようですが、今のご年齢で前歯を失うことのリスクは小さくありませんし、20才代であれば歯を残す可能性が大きいものであり、治療方法があるのではないかと検討する方が、健康への効果が大きいと思います。
もし親知らずを抜歯して失い、将来に前歯へ移植を考える時期が来たとしても、まだ当分は移植よりインプラントの方が安心して長く使える可能性が高いはずです。
また親知らずの細胞を再生医療に使える可能性が出てきましたが、将来は親知らず以外の細胞でも充分に治療できる可能性があります。
今のところでは、再生医療が実現できても治療費は高額で、数百万円になるいう試算も出ています。
したがって、親知らずの将来のために残す夢のようなことよりも、今あるご自分の歯を一生残せるように、隣の歯への効果的な予防だとか、前歯の治療だとか、いろいろ手を尽くす方が現実的であり、また効果が大きいと思います。
相談者からの返信
相談者:
teamさん
返信日時:2011-01-11 02:31:38
ありがとうございました。相談してよかったです。
参考になりました。
参考になりました。
タイトル | 親知らずの抜歯を勧められたが何かに利用できないか? |
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質問者 | teamさん |
地域 | 岐阜 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | その他 |
カテゴリ |
親知らずの抜歯 親知らずの移植 親知らずその他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。