直接覆髄後、歯冠修復までどのくらいの経過観察が必要ですか?
相談者:
ぽんきちさん (33歳:女性)
投稿日時:2011-01-21 02:24:21
⇒参考:前回の質問
「根管治療済みの6番の歯に影。不妊治療を中断して治療か経過観察かで迷う」
いつも参考にさせていただいております。
左上5番を2次カリエスのため治療しています。(自覚症状はなし)先週、インレーを取ったところ案の定虫歯が広がっているということで削っている最中に露髄したそうですが、2mm以下だったので担当医が直接覆髄の処置を取って下さいました。
(保険内)
その日の説明では、
「もしかすると、今は痛みが無くてもしばらく後に痛みが出てくる可能性があるので1か月くらいこのまま様子を見ましょう。自費の詰め物の予定ですし、詰めた後に症状が出て、抜髄とかになると治療費が患者さんの負担にもなりますし…」
(インレーはセラミックの予定)
とのことで帰宅しました。
痛みは全くなく、それから1週間経ちましたが症状は特にありません。
昨日、別の歯の治療のため訪れたのですがこの左上5番の説明になり、担当医が
「他のドクターにも相談したのですが、この歯を長期間このまま
というのもあまり良くないので来週型どりをします」
と説明が変わってしまいました。
その後、電気のようなものを歯に当てて神経が生きているか
確認したところ反応があり、神経は今のところ大丈夫でした。
私は、
「前回1か月くらい様子を見るとおっしゃっていましたが?」
と聞いたところ、
「経過観察が長くても短くても神経に何らかの症状が出る時は出るし、こればかりは何とも言えないので詰め物を何にするかは患者さんが決めてください」
とよく判らない?説明をされてしまいました。
左上5番で見えそうな箇所でもあるので私としては銀歯は避け、白い詰め物にしたいところです。
しかし、急に経過観察が1か月から2週間になってしまったのが気になります。
質問1
直接覆髄後の経過観察はどのくらい必要でしょうか?
症状が無ければ次週型どり→再来週セットでも大丈夫ですか?
質問2
長期の経過観察でのリスクはあるのでしょうか?
質問3
担当医は上記のような意見ですがこちらからお願いしてもう少し経過観察をしてもらったほうが良いのでしょうか?
先生方、お忙しいところ恐縮ですがご意見お願い致します。
「根管治療済みの6番の歯に影。不妊治療を中断して治療か経過観察かで迷う」
いつも参考にさせていただいております。
左上5番を2次カリエスのため治療しています。(自覚症状はなし)先週、インレーを取ったところ案の定虫歯が広がっているということで削っている最中に露髄したそうですが、2mm以下だったので担当医が直接覆髄の処置を取って下さいました。
(保険内)
その日の説明では、
「もしかすると、今は痛みが無くてもしばらく後に痛みが出てくる可能性があるので1か月くらいこのまま様子を見ましょう。自費の詰め物の予定ですし、詰めた後に症状が出て、抜髄とかになると治療費が患者さんの負担にもなりますし…」
(インレーはセラミックの予定)
とのことで帰宅しました。
痛みは全くなく、それから1週間経ちましたが症状は特にありません。
昨日、別の歯の治療のため訪れたのですがこの左上5番の説明になり、担当医が
「他のドクターにも相談したのですが、この歯を長期間このまま
というのもあまり良くないので来週型どりをします」
と説明が変わってしまいました。
その後、電気のようなものを歯に当てて神経が生きているか
確認したところ反応があり、神経は今のところ大丈夫でした。
私は、
「前回1か月くらい様子を見るとおっしゃっていましたが?」
と聞いたところ、
「経過観察が長くても短くても神経に何らかの症状が出る時は出るし、こればかりは何とも言えないので詰め物を何にするかは患者さんが決めてください」
とよく判らない?説明をされてしまいました。
左上5番で見えそうな箇所でもあるので私としては銀歯は避け、白い詰め物にしたいところです。
しかし、急に経過観察が1か月から2週間になってしまったのが気になります。
質問1
直接覆髄後の経過観察はどのくらい必要でしょうか?
症状が無ければ次週型どり→再来週セットでも大丈夫ですか?
質問2
長期の経過観察でのリスクはあるのでしょうか?
質問3
担当医は上記のような意見ですがこちらからお願いしてもう少し経過観察をしてもらったほうが良いのでしょうか?
先生方、お忙しいところ恐縮ですがご意見お願い致します。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2011-01-21 04:24:40
ぽんきちさまおはようございます。
直接覆髄をなさって経過観察をどれ位するかということですが、健康保険での診療の場合は1ヶ月ということになっています。
途中から自費診療に移行する場合については、まだやったことがないのでルール上での解釈についてはよくわかりません。
実際的には文面から推測すると目先問題はなさそうな感じが致します。
長期的な見通しについては個人的な経験ですが、何年か先に歯髄炎になった症例があります。
しかしこればっかりは経過を追ってみないことには判らないと思います。
ただし、デンチンブリッジの形成を確認していたのなら問題はないように思います。
今後の対処方法ですがもう少し経過観察をなさるか否かについては、主治医と話し合って納得できる方法をお取りになるのがいいように思います。
参考になれば幸いです。
直接覆髄をなさって経過観察をどれ位するかということですが、健康保険での診療の場合は1ヶ月ということになっています。
途中から自費診療に移行する場合については、まだやったことがないのでルール上での解釈についてはよくわかりません。
実際的には文面から推測すると目先問題はなさそうな感じが致します。
長期的な見通しについては個人的な経験ですが、何年か先に歯髄炎になった症例があります。
しかしこればっかりは経過を追ってみないことには判らないと思います。
ただし、デンチンブリッジの形成を確認していたのなら問題はないように思います。
今後の対処方法ですがもう少し経過観察をなさるか否かについては、主治医と話し合って納得できる方法をお取りになるのがいいように思います。
参考になれば幸いです。
回答2
当サイト登録医としてふさわしくないと判断したため、ご退会頂きました。(不正請求による保険医登録取り消し、H26.12.10)
回答日時:2011-01-21 08:59:24
実際デンチンブリッジを形成するには3ヶ月6ヶ月スパンで、かなり長く時間が必要だそうです。
実際行われているかは不明です。
しかし仮の蓋や仮づめの状態を維持できる物が入っていれば大丈夫ですが、溶け出したり崩れたりする物ではなかなか長く持ちません。
正確なプロビジョナルがあればよいですが、保険治療内では難しいかもしれません。
ただ、もう一度覆髄するところまで触る訳でもないと思いますので、症状が緩和もしくはなければ問題は少ない様に思えます。
直接具合を確認した訳でもありませんので、担当医の先生とよくご相談される事をお勧めします。
実際行われているかは不明です。
しかし仮の蓋や仮づめの状態を維持できる物が入っていれば大丈夫ですが、溶け出したり崩れたりする物ではなかなか長く持ちません。
正確なプロビジョナルがあればよいですが、保険治療内では難しいかもしれません。
ただ、もう一度覆髄するところまで触る訳でもないと思いますので、症状が緩和もしくはなければ問題は少ない様に思えます。
直接具合を確認した訳でもありませんので、担当医の先生とよくご相談される事をお勧めします。
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-01-21 11:58:09
んんん…。
確かにお二人の先生方の書かれている通りですね。
保険のルールでは「1カ月以上の経過観察の後」と決められていますし、学術的には「90日でデンティンブリッジが形成される」と言うデータを良く見ます。
なので、2〜3週間では短いような気もします。
ただ、僕も直接覆罩はよく行うのですが、多くは1日くらい違和感を感じる程度で、1週間後には全く問題無く経過している事がほとんどです。
また、予後についても「待ったからと言って処置が変わるわけではない」という事も事実で、その際に「仮にセラミックインレーを壊す事になった時、再作成の費用は誰がもつのか?」という事がハッキリしていれば、さして問題にはならないようにも思います。
ウチは5年以内であれば当院負担で作り直します。
あとは患者さんの気分の問題でしょうか。
(「せっかく作ったのに壊すの?」という)
保険のルールの問題。(自由診療にはルールはありません)
医学的な問題。
現実的な問題。
費用の問題。
それらについてぽんきちさんが納得されているのであれば次回作製に入っても問題は無いように思いますけどね…。
確かにお二人の先生方の書かれている通りですね。
保険のルールでは「1カ月以上の経過観察の後」と決められていますし、学術的には「90日でデンティンブリッジが形成される」と言うデータを良く見ます。
なので、2〜3週間では短いような気もします。
ただ、僕も直接覆罩はよく行うのですが、多くは1日くらい違和感を感じる程度で、1週間後には全く問題無く経過している事がほとんどです。
また、予後についても「待ったからと言って処置が変わるわけではない」という事も事実で、その際に「仮にセラミックインレーを壊す事になった時、再作成の費用は誰がもつのか?」という事がハッキリしていれば、さして問題にはならないようにも思います。
ウチは5年以内であれば当院負担で作り直します。
あとは患者さんの気分の問題でしょうか。
(「せっかく作ったのに壊すの?」という)
保険のルールの問題。(自由診療にはルールはありません)
医学的な問題。
現実的な問題。
費用の問題。
それらについてぽんきちさんが納得されているのであれば次回作製に入っても問題は無いように思いますけどね…。
回答4
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2011-01-21 13:53:59
こんにちは、
全く不安がらせる訳でもないですし、先生の治療を見ていないので否定する訳でもありませんが^^;
>露髄したそうですが、2mm以下だったので担当医が直接覆髄の処置を取って下さいました。
私ならまず「抜髄」しますね。
ある教科書には直径は1mmが適応症と書いてあります。
*以前調べたのですが、厳密な基準はありません。
>その後、電気のようなものを歯に当てて神経が生きているか確認したところ反応があり、神経は今のところ大丈夫でした。
次の日に電気歯髄診断しても意味ないと思いますが・・・^^;
次の日に全部神経が死ぬことはないですから。
>経過観察が長くても短くても神経に何らかの症状が出る時は出るし、こればかりは何とも言えないので
確かにそうだと思います。
直接覆髄後3ヶ月様子を見て症状が出ないのを確認して治療を行っても1年後に症状を出すことはあります。
参考:http://eedental.fine.to/eeblog/2010/10/post-166.html
(ブログ中段に1年後に気づいて感染根管処置したケースがあります)
経験上でも2mmは予後が悪いような気がします・・・
逆にそのまま神経が死んでしまって、気づくのが遅くなれば感染根管となり、抜髄より治療は難しくなります。
病変が大きければと判断されることもあります(頻繁にはないですが^^;)。
ここでは何とも言えないですが、神経をあまり固執して残すと後で大きな問題を起こすこともあります。
すみません、怖がらせる回答になってしまいました。
おだいじに
>学術的には「90日でデンティンブリッジが形成される」と言いデータを良く見ます。
風で飛ばされるような薄いデンチンブリッジですよね^^;
全く不安がらせる訳でもないですし、先生の治療を見ていないので否定する訳でもありませんが^^;
>露髄したそうですが、2mm以下だったので担当医が直接覆髄の処置を取って下さいました。
私ならまず「抜髄」しますね。
ある教科書には直径は1mmが適応症と書いてあります。
*以前調べたのですが、厳密な基準はありません。
>その後、電気のようなものを歯に当てて神経が生きているか確認したところ反応があり、神経は今のところ大丈夫でした。
次の日に電気歯髄診断しても意味ないと思いますが・・・^^;
次の日に全部神経が死ぬことはないですから。
>経過観察が長くても短くても神経に何らかの症状が出る時は出るし、こればかりは何とも言えないので
確かにそうだと思います。
直接覆髄後3ヶ月様子を見て症状が出ないのを確認して治療を行っても1年後に症状を出すことはあります。
参考:http://eedental.fine.to/eeblog/2010/10/post-166.html
(ブログ中段に1年後に気づいて感染根管処置したケースがあります)
経験上でも2mmは予後が悪いような気がします・・・
逆にそのまま神経が死んでしまって、気づくのが遅くなれば感染根管となり、抜髄より治療は難しくなります。
病変が大きければと判断されることもあります(頻繁にはないですが^^;)。
ここでは何とも言えないですが、神経をあまり固執して残すと後で大きな問題を起こすこともあります。
すみません、怖がらせる回答になってしまいました。
おだいじに
>学術的には「90日でデンティンブリッジが形成される」と言いデータを良く見ます。
風で飛ばされるような薄いデンチンブリッジですよね^^;
回答5
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-01-21 14:42:32
>風で飛ばされるような薄いデンチンブリッジ
風に当てないように注意していただければ・・?
歯髄保存派としては是非TRYしていただきたいのですが、まず今どういった処置がなされているのかは気になります。
そして、本気で取り組まれるのでしたら、もっとずっと長期に経過観察していって欲しいですね。
もし、短期間で結果を得ようとされるのでしたら、井野先生の意見は非常に納得のいくものです。
年齢的にみて、若年者なら短期間に象牙質が反応してくれそうに思えるのですが、ぼんきちさんの場合は・・。
風に当てないように注意していただければ・・?
歯髄保存派としては是非TRYしていただきたいのですが、まず今どういった処置がなされているのかは気になります。
そして、本気で取り組まれるのでしたら、もっとずっと長期に経過観察していって欲しいですね。
もし、短期間で結果を得ようとされるのでしたら、井野先生の意見は非常に納得のいくものです。
年齢的にみて、若年者なら短期間に象牙質が反応してくれそうに思えるのですが、ぼんきちさんの場合は・・。
回答6
泉川歯科医院(茨城県笠間市)の泉川です
回答日時:2011-01-21 15:15:40
ぽんきちさんこんにちは!
5番の直接覆罩[ふくとう](=覆髄)処置を受けられたんですか。
歯の髄かく(神経の部屋)の損傷にもよりますが、一般的に成功率は
低いのが現状ですが(失敗すると早期に症状が出てきます)、症状等が出てない様ですので、担当の先生を信頼して、お任せしてはいかがでしょうか。
5番の直接覆罩[ふくとう](=覆髄)処置を受けられたんですか。
歯の髄かく(神経の部屋)の損傷にもよりますが、一般的に成功率は
低いのが現状ですが(失敗すると早期に症状が出てきます)、症状等が出てない様ですので、担当の先生を信頼して、お任せしてはいかがでしょうか。
回答7
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2011-01-21 15:39:04
覆髄後の経過が不安定だった場合を想定して「1ヶ月」とおしゃったのかもしれません。
運良く経過が良好だったので、強度の弱い仮封セメントで長期間過ごすよりは早めに充填処置をしてしまおうという判断なのかと思います。
井野先生がお書きのように、予後は悪い場合があります。
自費の白い詰物をするなら「抜髄になっても仕方が無い」と覚悟をしておいた方が良いと思います。
ご参考まで・・・
運良く経過が良好だったので、強度の弱い仮封セメントで長期間過ごすよりは早めに充填処置をしてしまおうという判断なのかと思います。
井野先生がお書きのように、予後は悪い場合があります。
自費の白い詰物をするなら「抜髄になっても仕方が無い」と覚悟をしておいた方が良いと思います。
ご参考まで・・・
相談者からの返信
相談者:
ぽんきちさん
返信日時:2011-01-21 21:23:29
先生方、ご意見どうもありがとうございました。
直接覆髄という処置に関して、私は処置していただくまで全く知らなかったので、
「神経が残せて良かった〜!」
という楽観的な気持ちでいたのですが想像以上に難しい処置だったのですね…。
(しかもMTAも使ってないですし。)
予後が悪い時もあるのだということを知って良かったです。
(将来的には抜髄になりそうですね…)
担当の先生も、その瞬間の判断で残そう(残したい?)と決断されたのだと思いますので後がどうであれその処置には感謝したいと思います。
(私はなるべく神経は取らないで下さい、、とお願いしていたので)
そのことを踏まえて、白い詰め物ですが希望的観測でハイブリッドレジンでも良いのかな?
と思っています。
抜髄になっても、後悔しなさそうです。。
次の治療の時にでも担当医ともう一度相談したいと思います。
どうもありがとうございました。
直接覆髄という処置に関して、私は処置していただくまで全く知らなかったので、
「神経が残せて良かった〜!」
という楽観的な気持ちでいたのですが想像以上に難しい処置だったのですね…。
(しかもMTAも使ってないですし。)
予後が悪い時もあるのだということを知って良かったです。
(将来的には抜髄になりそうですね…)
担当の先生も、その瞬間の判断で残そう(残したい?)と決断されたのだと思いますので後がどうであれその処置には感謝したいと思います。
(私はなるべく神経は取らないで下さい、、とお願いしていたので)
そのことを踏まえて、白い詰め物ですが希望的観測でハイブリッドレジンでも良いのかな?
と思っています。
抜髄になっても、後悔しなさそうです。。
次の治療の時にでも担当医ともう一度相談したいと思います。
どうもありがとうございました。
回答8
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2011-01-22 14:01:34
すみません、
この辺りは先生によって多少異なる部分があります。
私は2mmであれば直覆しませんというだけであって、今回の2mmの露髄でも上手く行く可能性もあります。
ただ、私の場合遠方からの患者さんが多い為、何か問題が起こっても直に対応出来ないこともあり、歯髄の保存においてトライケース(駄目かもしれないが挑戦する)はなしにしました。
隣に住んでいてすぐ来られるかただったら問題ないと思いますが・・・
虫歯の大きなケースに関しては、患者さんには術前に簡単に説明しますが、実際露髄した場合(神経が出た場合)残す・残さないは自分の直感に頼る時が殆どです。
ですから今回の担当の先生と同じで、先生が残せると見込んだのでその処置を行ったものだと思います。
出来れば定期的にレントゲンを診て言った方がいいのですが、はたして保険治療でどこまでこれをカバーしていいのかちょっと分りません^^;
(保険は疾病保障で悪くなった部位に適応されるものですから・・・)
>しかもMTAも使ってないですし。
私見ですが、そんなに気にしなくていいと思います。
実際、色々なことを考えて最近私は前歯ではMTA使用していません。
レジンで直接覆髄法しています。
奥歯はMTA使いますけど^^;
直接覆髄法の術式は本当にシンプルで誰でも行えるような治療なんですが、神経が残る残らないは経過を見ないと何とも言えないことが殆どです・・・
最後まで不安になる回答になってしまいました・・・
この辺りは先生によって多少異なる部分があります。
私は2mmであれば直覆しませんというだけであって、今回の2mmの露髄でも上手く行く可能性もあります。
ただ、私の場合遠方からの患者さんが多い為、何か問題が起こっても直に対応出来ないこともあり、歯髄の保存においてトライケース(駄目かもしれないが挑戦する)はなしにしました。
隣に住んでいてすぐ来られるかただったら問題ないと思いますが・・・
虫歯の大きなケースに関しては、患者さんには術前に簡単に説明しますが、実際露髄した場合(神経が出た場合)残す・残さないは自分の直感に頼る時が殆どです。
ですから今回の担当の先生と同じで、先生が残せると見込んだのでその処置を行ったものだと思います。
出来れば定期的にレントゲンを診て言った方がいいのですが、はたして保険治療でどこまでこれをカバーしていいのかちょっと分りません^^;
(保険は疾病保障で悪くなった部位に適応されるものですから・・・)
>しかもMTAも使ってないですし。
私見ですが、そんなに気にしなくていいと思います。
実際、色々なことを考えて最近私は前歯ではMTA使用していません。
レジンで直接覆髄法しています。
奥歯はMTA使いますけど^^;
直接覆髄法の術式は本当にシンプルで誰でも行えるような治療なんですが、神経が残る残らないは経過を見ないと何とも言えないことが殆どです・・・
最後まで不安になる回答になってしまいました・・・
回答9
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2011-01-22 18:49:09
こんばんは、柴田です。
>しかもMTAも使ってないですし。
グラム単価が1万を超える材料ですので正直保険診療では使いづらい製品なんです。
もう少し価格が下がるか、保険点数でちゃんとカバーしていただくかすると良いのですが。
>しかもMTAも使ってないですし。
グラム単価が1万を超える材料ですので正直保険診療では使いづらい製品なんです。
もう少し価格が下がるか、保険点数でちゃんとカバーしていただくかすると良いのですが。
相談者からの返信
相談者:
ぽんきちさん
返信日時:2011-01-26 20:30:57
井野先生、柴田先生お返事ありがとうございました。
明日診察なのでもう一度よく担当医と相談して判断してみようと思います。
自分としては、一か八か型取りかなーと思っていますが…
もう一度なぜ経過を見ないのかも質問してみたいです。
また何かありましたらよろしくお願い致します。
明日診察なのでもう一度よく担当医と相談して判断してみようと思います。
自分としては、一か八か型取りかなーと思っていますが…
もう一度なぜ経過を見ないのかも質問してみたいです。
また何かありましたらよろしくお願い致します。
タイトル | 直接覆髄後、歯冠修復までどのくらいの経過観察が必要ですか? |
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質問者 | ぽんきちさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 根管治療その他 覆髄・覆罩(覆ずい・覆とう) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。