右上1の歯茎に出来物。健康な歯に穴を開けての治療に疑問

相談者: 春の中さん (32歳:男性)
投稿日時:2011-01-19 11:29:27
こんにちわ。

5、6年前に右上1(表面箇所)の虫歯の治療後、知覚過敏になり夜も寝れないほどの痛みがありました。

当時通っていた歯医者さんで松脂のようなものを被せ、痛みがひくか様子を見ることになりました。

一週間後痛みが無くなった(違和感はあった)ので自己判断で治ったことにしてしまいました。



去年秋に右上1の歯茎が左側の歯茎より腫れている(痛みは無いが押すと歯から歯茎まで違和感がある)ことに気づき、現在通っている歯医者さんで見てもらったところ、

「神経が死んでいてそれが影響している可能性があり、死んだ神経を綺麗に掃除したほうがいい」

と言われました。


治療中の歯もあったため去年はその歯の治療はできなかったのですが、去年末頃から腫れた歯茎の表面に膿を含んだような白い出来物(現在直径3mm程度、痛み無し)ができ、日に日に大きくなりました。

昨日からその歯の治療を始めましたが、治療の前に担当医師から

「この治療で治るか判らない」
「この治療をするかしないかは患者さんが判断してください」

と言われ、治療の説明はほとんど無いまま判断を促されました。

私も質問するべきなのでしょうが、担当医師とのコミュニケーションがうまく取れておらず、いつも質問する機会を失ってるような気がします。



治療は歯の裏側に穴を開け、まず膿を出してから数種類の薬を詰めて治療していくそうですが、あけられた穴は一番広いところで直径5mmほど(舌で触った感じでは歯の三分の二ほど)で、深くなるにつれて穴の直径が小さくなっています。

膿を出すためだけにこれほど大きな穴を開ける必要があるのでしょうか?
穴をあけられた箇所は虫歯は無く、以前治療したこともありません。
(以前治療した箇所は表側)


異常の無い綺麗で健康な箇所を大きく削られたことと、担当医師とのコミュニケーション不足から非常に不安になりました。

今後不安を残したまま治療していきたくはありません。
現在の治療法が正しいことが判れば、今ある不安はなくなると思います。


お忙しいとは思いますが、ご回答よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-01-19 11:50:08
極一般的な治療だと思います。

治療は膿を出すだけではなく、もー膿まないように神経のあった空隙の神経が死んだ組織をきれいに除去し、再度細菌感染が起こらないように薬などを詰めて、最後に蓋をして終わります。

5mmの穴はその処置の為には必要だと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-01-19 12:47:05
そうですね。

実際に拝見してみないと何とも言えませんが、担当の先生の診断(歯髄壊死→根端性歯周組織炎だと思います)が正しければ適切な処置だと思います。


よく「歯を削らない歯医者さんがいい歯医者さん」と耳にしますが、それはケースバイケースだと認識されておいた方がよろしいかと思います。


つまり、小さく削る事にこだわったが故、削らなければならない所も削らず(いわゆる削り残し)、病気が再発してしまっているケースと言うのは事実、少なくありません。

患者さんから見れば「え?!」と思われるような大きな穴かもしれませんが、腐った神経を取り残さないようにするには必要な大きさだったのではないかと思います。



春の中さんを責めるわけではありませんが、

>5、6年前に右上1(表面箇所)の虫歯の治療後、知覚過敏になり夜も寝れないほどの痛みがありました。
>一週間後痛みが無くなった(違和感はあった)ので自己判断で治ったことにしてしまいました。

このあたりのツケなのかもしれません。

もし、この時に自己判断ではなく、歯科医の適切な処置を受けられていたら…と悔やまれます。


何はともあれ、担当の先生とのコミュニケーションは非常に重要です。

しっかり説明を受けて治療を完了されてください。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-01-19 12:52:21
ご相談ありがとうございます。

細見先生の、

>極一般的な治療だと思います。

に良いかどうかはべつですが、賛成です。


そういった診断が出たのであれば、いくら健康な部分に見えても削る必要があります。

そうしないと歯を丸ごと失う危険が高まるからです。
一部を削ったくらいで歯が残せれば被害は最小限になるからです。

今回に当てはまるかどうか分かりませんが、一般的に言って膿を出すだけなら小さい穴で充分です。


ただその後、細見先生の説明通り根の治療をする時には、中をきれいにするためにもう少し広げることは必要になります。
その削り方にもこだわることもできます。


次に、穴を開けっ放しなのでしょうか?
それは日本では、「極一般的な治療」ですが、一生歯を残すためにはリスクを増やしてしまいます。



それ以前に二つのもっと気になることがあります。


>担当医師とのコミュニケーション不足
>自己判断で治ったことにしてしまいました。


これは治療内容よりももっと危険性が高いと思います。
そこはすぐに改善されることをお勧めいたします。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-01-19 13:56:34
諸先生方の意見に賛成です。


>今後不安を残したまま治療していきたくはありません。
>現在の治療法が正しいことが判れば、今ある不安はなくなると思います。

今ある不安が解決しても、コミュニケーションが取れないと次の不安が起こると思います。


まずは担当医とよく相談してください。


ご参考まで・・・

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2011-01-19 14:23:46
ご質問拝見させて頂きました。 


成る程、文面から推測しますと感染根管歯茎フィステルが出来ているのではと思います。

実際にレントゲン等診ていないのですが、ファーストチョイスは、必ずではないですが歯の裏側からアプローチをしていって根管治療になります。 

そのときに裏側を削って穴をあけるのですが舌で触ると、たとえ数ミリの穴でも非常に大きく感じることがほとんどですね。
ですから、今回そのように思われたのでは、、と思います。

小さ過ぎる穴では、タイヨウ先生も書いてくれてますが治療がしにくくなる可能性がありますよ。 


今後については、重要なコミニケーションを必ずとってください。

先がわからないまま治療を勧めるのは、あまりお勧めできませのんでね。 

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2011-01-19 14:53:50
先生とのコミュニケーション とても大事ですね。

治療には先生と患者さんとの二人三脚で取り組むものなので。


治療のないようですが、神経をしっかりと取るために5ミリ程度の穴を開けることは十分にありえると推測されます。

担当の先生から神経の組織しっかりととらないと感染源や変色の原因にもなるので、などとご説明があればよかったですね。


お大事になさってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 春の中さん
返信日時:2011-01-19 19:29:42
早速ご回答いただきありがとうございました。

今回の治療が一般的なことだと知り安心しました。
自己判断も今後決してしないようにします。


ただ医師とのコミュニケーションについてですが、これは患者のほうから積極的にとっていくべきなのでしょうか?
ただ尋ねただけなのに叱られてるような気分になることもよくあります。

担当医師に聞きにくいときは歯科衛生士さんや受付の方に聞きますが、はっきりと答えられず、すぐ担当医師にかわり担当医師から呆れられたような態度で説明されます。

これは自分のコミュニケーション能力に問題があるのでしょうか?
もう少し患者の立場で考えて、聞かなくても説明してくれてもいいと思います。


毎回医師とのやり取りで悩むのも辛くなってきたので別の歯医者さんに変えようと考えています。

好意でお答えいただいたのに意見してしまい申し訳ありません。
ご返答いただいた内容には非常に感謝しています。


本当にありがとうございました。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2011-01-19 20:16:20
>これは自分のコミュニケーション能力に問題があるのでしょうか?

私は、コミュニケーションの問題の多くは医療者側にあると思っています。
また、人間同士なので相性もあります。


処置の適否に関係なく、コミュニケーションが取れないと感じるならば、転院した方が良いでしょう。

相性の良い先生が見つかると良いですね。




タイトル 右上1の歯茎に出来物。健康な歯に穴を開けての治療に疑問
質問者 春の中さん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
歯医者への不信感
歯医者への不満・グチ
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル)
回答者




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