[写真あり] 根元が腐り再根管治療が難しい。抜歯しかない?(タイ)
相談者:
HiroBangkokさん (46歳:男性)
投稿日時:2011-01-19 20:52:52
お世話になります。現在、バンコク在住です。
左下#6の歯についてです。
6年前、米国にて根管治療をしてセラミックをかぶせました。
先日、その一部がかけてしまったためバンコクで診断を受けたところ、根元が既に腐食しており、再根管治療は非常に難しく、抜歯しかないとの診断を受けました。
原因は、セラミックと歯の間に隙間があったからだろう、とのことです。
タイ人歯科医ですが、設備も医師もしっかりしているように思いますが、日本人の先生のご意見をいただきたく、添付の写真でわかる範囲で、「抜歯しか選択肢がないのか?」アドバイスいただきたく、投稿した次第です。
現在、特に痛みはありません。
なお、今回の診断では、3件、?町のクリニック、?大手病院の歯科、?歯科専門病院、に行き、上記は?番目の病院の診断です。
念のため、経緯を下に記載します。
?に行き、欠けた部分の修復を依頼。
嘔吐反射が強いため、麻酔治療のできる大手病院を紹介される。
なお、ここでは、X-Rayをとったものの根元の腐食は指摘されませんでした。
?で、根元の腐食を指摘。
当初、再根管治療の成功の可能性は50%と言われましたが、嘔吐反射のことを知るや否や、「麻酔治療のできるインプラントがよい」と言われました。
?にセカンドオピニオンを求めて受診、添付の拡大写真も撮ってもらい、上記の診断にいたりました。
抜歯後の対応は、ブリッジ、インプラント、入れ歯、それぞれ丁寧に説明を受けています。
現状口内のケアが良くできているので、インプラントがベストとの薦めでした。
上記以外に、説明不足等あればご教示ください。
よろしくお願いします。
以上
画像1 画像2
左下#6の歯についてです。
6年前、米国にて根管治療をしてセラミックをかぶせました。
先日、その一部がかけてしまったためバンコクで診断を受けたところ、根元が既に腐食しており、再根管治療は非常に難しく、抜歯しかないとの診断を受けました。
原因は、セラミックと歯の間に隙間があったからだろう、とのことです。
タイ人歯科医ですが、設備も医師もしっかりしているように思いますが、日本人の先生のご意見をいただきたく、添付の写真でわかる範囲で、「抜歯しか選択肢がないのか?」アドバイスいただきたく、投稿した次第です。
現在、特に痛みはありません。
なお、今回の診断では、3件、?町のクリニック、?大手病院の歯科、?歯科専門病院、に行き、上記は?番目の病院の診断です。
念のため、経緯を下に記載します。
?に行き、欠けた部分の修復を依頼。
嘔吐反射が強いため、麻酔治療のできる大手病院を紹介される。
なお、ここでは、X-Rayをとったものの根元の腐食は指摘されませんでした。
?で、根元の腐食を指摘。
当初、再根管治療の成功の可能性は50%と言われましたが、嘔吐反射のことを知るや否や、「麻酔治療のできるインプラントがよい」と言われました。
?にセカンドオピニオンを求めて受診、添付の拡大写真も撮ってもらい、上記の診断にいたりました。
抜歯後の対応は、ブリッジ、インプラント、入れ歯、それぞれ丁寧に説明を受けています。
現状口内のケアが良くできているので、インプラントがベストとの薦めでした。
上記以外に、説明不足等あればご教示ください。
よろしくお願いします。
以上
画像1 画像2
回答1
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2011-01-19 21:14:10
こんにちは、
リトリートメント出来ないことはないと思いますが、問題はそれをしてくれる先生が見つかるか!?
だと思います^^;
>現在、バンコク在住です。
バンコクに、エンドドンティストがいるかどうか分りませんが、なるべく残す治療を希望されれば、一度探してみるのがいいかもしれません。
根管治療は器具や設備もある程度ないと治療できません。
非常に手間がかかり敬遠されがちになる治療の代表です。
もしかしたら、医療先進国のような所でないと治療は難しいかもしれませんので、もし治療をとなるとかなりハードルが高くなってしまうかもしれません。
何とか残るといいですね^^
おだいじに
リトリートメント出来ないことはないと思いますが、問題はそれをしてくれる先生が見つかるか!?
だと思います^^;
>現在、バンコク在住です。
バンコクに、エンドドンティストがいるかどうか分りませんが、なるべく残す治療を希望されれば、一度探してみるのがいいかもしれません。
根管治療は器具や設備もある程度ないと治療できません。
非常に手間がかかり敬遠されがちになる治療の代表です。
もしかしたら、医療先進国のような所でないと治療は難しいかもしれませんので、もし治療をとなるとかなりハードルが高くなってしまうかもしれません。
何とか残るといいですね^^
おだいじに
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-01-19 21:27:24
僕も井野先生と同意見ですね。
レントゲンだけからの判断だと、再根管治療にトライする事は決して無駄ではないように思いますが、バンコクでそれを引き受けてくれる歯科医がいるかどうか…。
タイの歯科事情に詳しくないので何とも言えません。
(日本よりももっと進んでいるのかもしれませんしね)
見つかるといいですね。
お大事にされてください。
レントゲンだけからの判断だと、再根管治療にトライする事は決して無駄ではないように思いますが、バンコクでそれを引き受けてくれる歯科医がいるかどうか…。
タイの歯科事情に詳しくないので何とも言えません。
(日本よりももっと進んでいるのかもしれませんしね)
見つかるといいですね。
お大事にされてください。
回答3
回答日時:2011-01-19 21:48:34
ですね・・
ただ、エックス線像ではなくて直接拝見すると何か理由が見つかるかも知れませんね。
抜いてインプラントにするよりは、再根管治療をして成功させる方が難しいのは確かだと思います。
嘔吐反射の件もありますし。
言い方を変えると、インプラントにする方が「簡単・確実」かも知れません。
日本の風潮だと何とか残せるものなら・・とはなりますし、個人的にもそう思うのですが、社会が違えば違う正解もありますからね。
丁寧な説明をして下さる先生の言うことなら・・と言う気もしないでもないです。
お大事にどうぞ。
ただ、エックス線像ではなくて直接拝見すると何か理由が見つかるかも知れませんね。
抜いてインプラントにするよりは、再根管治療をして成功させる方が難しいのは確かだと思います。
嘔吐反射の件もありますし。
言い方を変えると、インプラントにする方が「簡単・確実」かも知れません。
日本の風潮だと何とか残せるものなら・・とはなりますし、個人的にもそう思うのですが、社会が違えば違う正解もありますからね。
丁寧な説明をして下さる先生の言うことなら・・と言う気もしないでもないです。
お大事にどうぞ。
回答4
回答5
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-01-19 23:45:22
台湾からコメント致します。
>6年前、米国にて根管治療をしてセラミックをかぶせました。
根元の歯槽骨の中に黒い病巣が映っていますね。
6年前にアメリカで根管治療をなさったようですが・・・・
その時は深い虫歯か歯痛などの理由で受けられたのでしょうか?
それとも日本で受けられた根管治療の、再治療と云ったパターンだったのでしょうか?
後者の場合ですと、再々治療になり、より慎重に対応しなければならなくなります。
>先日、その一部がかけてしまったためバンコクで診断を受けたところ、根元が既に腐食しており、再根管治療は非常に難しく、抜歯しかないとの診断を受けました。
個人的に、「再根管治療は非常に難しい」だから「抜歯しかない」には繋がらないと思いますが・・・・・
何かしら歯自体に致命的な問題(歯根破折etc)で再治療が施せないというのであれば理解出来ます。
添付なさったレントゲンだけの情報なので、確定的なことは申し上げられませんが、再治療時の阻害物の一つである金属の土台や長くて太いポストが入っていないだけでもラッキーな方ですし、再治療の価値・可能性は十分あると思います。
>原因は、セラミックと歯の間に隙間があったからだろう、とのことです。
レントゲン上ではクラウンの形に削られた痕跡がないので、セラミック・インレーを着けていたのでしょうか?
確かにそういった事で根管内が再汚染された症例もありますが、個人的には単にそれだけで起きたとは思えません。
>「抜歯しか選択肢がないのか?」アドバイスいただきたく、投稿した次第です。
歯根破折などの問題がなければ、再治療は可能だと思います。
>現在、特に痛みはありません。
痛みや腫れなどの自覚症状がなく、ゆっくり静かに起きている炎症を慢性炎症と呼びます。
慢性炎症といわれる状態は、体調や歯に受ける様々な刺激の影響で急性化する(急性炎症を引き起こす)事があります。
強い痛みを発したり、腫れて膿が出るなどの不快症状が出てくるということです。
免疫力と影響している部分もありますので、人によって短期間で発現したり、何年も発現しなかったり、まちまちですが、こういった問題を抱えたまま高価なクラウンなどの補綴物を被せますと、不確定因子を抱えて過ごすということになります。
>?歯科専門病院、に行き、上記は?番目の病院の診断です。
根管治療専門医院ではないのですね?
どのような治療が専門の医院(先生)なのでしょうか?
>?で、根元の腐食を指摘。
>当初、再根管治療の成功の可能性は50%と言われましたが、嘔吐反射のことを知るや否や、「麻酔治療のできるインプラントがよい」と言われました。
腐食ではなく、根尖病巣です。
嘔吐反応が激しいと確かに歯科治療は施しにくいですが、レントゲンもちゃんとお撮りしているわけですし、嘔吐反応に対する対応法も色々ありますので、個人的に大丈夫だと思いますが。
根管治療は歯科治療の中でも特に繊細で細かい処置で、頭と手を使う地道で根気のいる治療です。
タイにもこの分野の治療に長けた先生はいらっしゃいます。
アメリカで開催された学術シンポジウムでタイの先生が難治症例の治療成果を発表していたこともありましたし、東南アジアだから治療出来ないということはないと思います。
先生によって治療方針が違ったり、得意分野が違ったり、技術面で違いがあるのは、どの国に於いても言えることだと思います。
出会えるか、探し当てられるかの問題だと思います。
日本に本帰国なさるご予定があれば、杉原先生の提案も確かに良いと思います。
但し、一、二週間ほどの一時帰国ですと、日本でも再治療は時間的に無理があるのではないかと思いますよ・・・・
参考になさって下さい。
>6年前、米国にて根管治療をしてセラミックをかぶせました。
根元の歯槽骨の中に黒い病巣が映っていますね。
6年前にアメリカで根管治療をなさったようですが・・・・
その時は深い虫歯か歯痛などの理由で受けられたのでしょうか?
それとも日本で受けられた根管治療の、再治療と云ったパターンだったのでしょうか?
後者の場合ですと、再々治療になり、より慎重に対応しなければならなくなります。
>先日、その一部がかけてしまったためバンコクで診断を受けたところ、根元が既に腐食しており、再根管治療は非常に難しく、抜歯しかないとの診断を受けました。
個人的に、「再根管治療は非常に難しい」だから「抜歯しかない」には繋がらないと思いますが・・・・・
何かしら歯自体に致命的な問題(歯根破折etc)で再治療が施せないというのであれば理解出来ます。
添付なさったレントゲンだけの情報なので、確定的なことは申し上げられませんが、再治療時の阻害物の一つである金属の土台や長くて太いポストが入っていないだけでもラッキーな方ですし、再治療の価値・可能性は十分あると思います。
>原因は、セラミックと歯の間に隙間があったからだろう、とのことです。
レントゲン上ではクラウンの形に削られた痕跡がないので、セラミック・インレーを着けていたのでしょうか?
確かにそういった事で根管内が再汚染された症例もありますが、個人的には単にそれだけで起きたとは思えません。
>「抜歯しか選択肢がないのか?」アドバイスいただきたく、投稿した次第です。
歯根破折などの問題がなければ、再治療は可能だと思います。
>現在、特に痛みはありません。
痛みや腫れなどの自覚症状がなく、ゆっくり静かに起きている炎症を慢性炎症と呼びます。
慢性炎症といわれる状態は、体調や歯に受ける様々な刺激の影響で急性化する(急性炎症を引き起こす)事があります。
強い痛みを発したり、腫れて膿が出るなどの不快症状が出てくるということです。
免疫力と影響している部分もありますので、人によって短期間で発現したり、何年も発現しなかったり、まちまちですが、こういった問題を抱えたまま高価なクラウンなどの補綴物を被せますと、不確定因子を抱えて過ごすということになります。
>?歯科専門病院、に行き、上記は?番目の病院の診断です。
根管治療専門医院ではないのですね?
どのような治療が専門の医院(先生)なのでしょうか?
>?で、根元の腐食を指摘。
>当初、再根管治療の成功の可能性は50%と言われましたが、嘔吐反射のことを知るや否や、「麻酔治療のできるインプラントがよい」と言われました。
腐食ではなく、根尖病巣です。
嘔吐反応が激しいと確かに歯科治療は施しにくいですが、レントゲンもちゃんとお撮りしているわけですし、嘔吐反応に対する対応法も色々ありますので、個人的に大丈夫だと思いますが。
根管治療は歯科治療の中でも特に繊細で細かい処置で、頭と手を使う地道で根気のいる治療です。
タイにもこの分野の治療に長けた先生はいらっしゃいます。
アメリカで開催された学術シンポジウムでタイの先生が難治症例の治療成果を発表していたこともありましたし、東南アジアだから治療出来ないということはないと思います。
先生によって治療方針が違ったり、得意分野が違ったり、技術面で違いがあるのは、どの国に於いても言えることだと思います。
出会えるか、探し当てられるかの問題だと思います。
日本に本帰国なさるご予定があれば、杉原先生の提案も確かに良いと思います。
但し、一、二週間ほどの一時帰国ですと、日本でも再治療は時間的に無理があるのではないかと思いますよ・・・・
参考になさって下さい。
相談者からの返信
相談者:
HiroBangkokさん
返信日時:2011-01-20 12:21:07
夜分に5名の先生方からご返事賜り感謝申し上げます。
下記可能な範囲で、「再根管治療成功の可能性」につき、再度ご教示頂ければ幸いです。
1.再治療の可能性
1)タイ人医師のコメント補足(もし、再治療をする場合に関し)
?右側歯根の外側(画像2)のラインが既にぼやけており、この部分は切除するしかない。
?根が一本となり、既に周囲に病巣がある状況では、完治の可能性は低い。
※なお、口内の外観は(素人目ですが)殆ど以上はなく、タイ人医師はレントゲン写真が判断要素の大部分のように思えます。
2)先生方のアドバイス(再治療をする価値ああリ)に関し、以下2点のいずれか、或いはその他の考えがあるのでしょうか。
?治療方法は、基本的には上記タイ人医師の言うとおりでしょうか?
?或いは、あくまで開けてみないとわからない。
その時点での状況で、何とか歯を残す方法を検討する。(=担当医師の経験・能力によるところが大きい)
3)嘔吐反射への対応
併せてお伺いしたいのですが、過去親知らず抜歯の際は、笑気ガスを使用しましたが、バンコクの歯科医では現在使われておりません。
タイ人医師からは、「慣れれば通常の治療はなんとかできるので、精神的なもの」で、OTCの経口薬で対応できるといわれていますが。どの様な経口薬なのでしょうか?
2.補足説明
先生方のご指摘等に関し、知る範囲で補足させていただきます。
?6年前の治療:深い虫歯が原因で、再治療ではありません。
?痛み等:王先生ご指摘のとおり、実は米国で同時期に治療したもう一本(上)が、それまでまったく異常がなかったのに、昨年ちょっとしたきっかけで激痛を発し、再治療をした経緯にあり、今回も爆弾を抱えている状況のように思えます。
?医療事情・病院:タイはいわゆるメディカルツーリズムを国が推奨しており、最先端医療設備及び医師の専門家は進んでいます。
但し、渡辺先生ご指摘のとおり、「なんとか歯を残そう」という風潮・教育はなされていないように思えます。
よろしくお願い申し上げます。
以上
下記可能な範囲で、「再根管治療成功の可能性」につき、再度ご教示頂ければ幸いです。
1.再治療の可能性
1)タイ人医師のコメント補足(もし、再治療をする場合に関し)
?右側歯根の外側(画像2)のラインが既にぼやけており、この部分は切除するしかない。
?根が一本となり、既に周囲に病巣がある状況では、完治の可能性は低い。
※なお、口内の外観は(素人目ですが)殆ど以上はなく、タイ人医師はレントゲン写真が判断要素の大部分のように思えます。
2)先生方のアドバイス(再治療をする価値ああリ)に関し、以下2点のいずれか、或いはその他の考えがあるのでしょうか。
?治療方法は、基本的には上記タイ人医師の言うとおりでしょうか?
?或いは、あくまで開けてみないとわからない。
その時点での状況で、何とか歯を残す方法を検討する。(=担当医師の経験・能力によるところが大きい)
3)嘔吐反射への対応
併せてお伺いしたいのですが、過去親知らず抜歯の際は、笑気ガスを使用しましたが、バンコクの歯科医では現在使われておりません。
タイ人医師からは、「慣れれば通常の治療はなんとかできるので、精神的なもの」で、OTCの経口薬で対応できるといわれていますが。どの様な経口薬なのでしょうか?
2.補足説明
先生方のご指摘等に関し、知る範囲で補足させていただきます。
?6年前の治療:深い虫歯が原因で、再治療ではありません。
?痛み等:王先生ご指摘のとおり、実は米国で同時期に治療したもう一本(上)が、それまでまったく異常がなかったのに、昨年ちょっとしたきっかけで激痛を発し、再治療をした経緯にあり、今回も爆弾を抱えている状況のように思えます。
?医療事情・病院:タイはいわゆるメディカルツーリズムを国が推奨しており、最先端医療設備及び医師の専門家は進んでいます。
但し、渡辺先生ご指摘のとおり、「なんとか歯を残そう」という風潮・教育はなされていないように思えます。
よろしくお願い申し上げます。
以上
回答6
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-01-20 15:23:17
そうですね。
やはり、実際に拝見しないと何とも言えません…。
そちらの担当の先生は「切除するしかない。」とおっしゃられておりますが、それは無いように思います。
通常の再根管治療でなんとかなるのではないでしょうか。
ノア先生の書かれているように
「インプラントにする方が「簡単・確実」」
と言う感覚なのでしょうね。
もし可能であれば、歯科CTを撮ってもらうと言うのはいかがでしょうか?
そうすると、もう少し具体的に治療方針が見えてくるかもしれませんよ。
おだいじにされてください。
やはり、実際に拝見しないと何とも言えません…。
そちらの担当の先生は「切除するしかない。」とおっしゃられておりますが、それは無いように思います。
通常の再根管治療でなんとかなるのではないでしょうか。
ノア先生の書かれているように
「インプラントにする方が「簡単・確実」」
と言う感覚なのでしょうね。
もし可能であれば、歯科CTを撮ってもらうと言うのはいかがでしょうか?
そうすると、もう少し具体的に治療方針が見えてくるかもしれませんよ。
おだいじにされてください。
回答7
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-01-21 13:23:38
>1.再治療の可能性
>?右側歯根の外側(画像2)のラインが既にぼやけており、この部分は切除するしかない。
確かに多少「ぼやけている」ようには見えますが・・・・
個人的には、もう何枚か違う角度のレントゲンを撮ったりしてから本当にぼやけているのかどうか確認すると思います。(必要に応じてCTを併用します)
病巣が根のアウトラインと重なり合って、「ぼやけている」ように見えてしまう事もあるからです。
タイの先生は「ぼやけている」→炎症性の歯根外吸収を疑っているのだと思います。
病的外吸収ぽく見えて、実は側根管の病巣だったという事もありますし、やはり角度を変えた画像が必要だと思います。
話はそれからです。
>?根が一本となり、既に周囲に病巣がある状況では、完治の可能性は低い。
>※なお、口内の外観は(素人目ですが)殆ど以上はなく、タイ人医師はレントゲン写真が判断要素の大部分のように思えます。
タイの先生は、もうすでに病的な炎症性歯根外吸収と確定し、予後が悪いと断言していらっしゃるようですね・・・・
上と同じようなコメントになってしまいますが、まず本当にそうかどうか確定することが大事だと思います。
仮にそうだったとしても、この程度であれば、個人的にはすぐに抜歯は提案しません。
予知性が悪いという事は確かにありますが、その点を患者さんにご説明した上で、それでも保存をご希望であれば、まず炎症性吸収反応の進行を緩和させ阻止する目的でも根管再治療をトライすると思います。(あくまでも個人的な意見です)
>2)先生方のアドバイス(再治療をする価値ああリ)に関し
以下2点のいずれか、或いはその他の考えがあるのでしょうか。
>?治療方法は、基本的には上記タイ人医師の言うとおりでしょうか?
実際に診ておりませんので、断定的なことは申し上げられませんが、もう少し根の状態(歯根破折がないかどうか・病的外吸収が本当にあるのかどうか)についての確かな診断が必要だというイメージを受けます。
以上の問題が無ければ再治療は十分可能だと思いますし、仮にあったとしても程度によって治療選択肢が幾つかありますので、まずは確かな診断を下すことが大事なのではないかと・・・・・
>?或いは、あくまで開けてみないとわからない。
>その時点での状況で、何とか歯を残す方法を検討する。(=担当医師の経験・能力によるところが大きい)
確かに、歯科治療ではそういったことになる場合も多くあります。
でも、何よりもまずある程度の診断が必要です。
確定的な診断をする場合はもっと色々な情報が必要ですし、症例によっては一枚のレントゲンで判る場合もありますが、逆に何枚もの角度の違う画像が必要な症例もあります。
タイヨウ先生が仰るように、CTを駆使したほうが良いようなものまであります。
>担当医師の経験・能力によるところが大きい
確かにそう言えると思います。
>3)嘔吐反射への対応
>併せてお伺いしたいのですが、過去親知らず抜歯の際は、笑気ガスを使用しましたが、バンコクの歯科医では現在使われておりません。
少なくなっただけで、完全に使用されていないという事ではないと思いますが。
>タイ人医師からは、「慣れれば通常の治療はなんとかできるので、精神的なもの」で、OTCの経口薬で対応できるといわれていますが。
>どの様な経口薬なのでしょうか?
タイではOTCで精神安定剤が購入できるのでしょうか?
処方箋がいるはずですよね・・・・?
経口薬・・・医師によってこの部分は様々だと思いますので、どの様なものなのかお聞きになられたほうがいいと思います。
ごくごく、ウトウト眠ってしまうほどの安定剤を診察前日や当日に服用してきてもらい、治療を行う方法があり、この処置法を採ろうとのお考えですね。(効果には個人差がありますよ)
こういった薬剤を服用なさったあとはご自分で運転するといった事は避け公共の乗り物をご利用するか、付き添いの方に来ていただくのがより安全だと思います。
局所麻酔スプレー(キシロカインスプレー:胃カメラの時にも用いられている咽頭反射を抑えるために使用されている軽い麻酔)を治療前に喉奥に吹き付ける方法もあります。
個人的にはまずこちらの方法で試しています。
その他に静脈内鎮静法や全身麻酔という方法がありますが・・・・
今の状況でそこまでは必要ないかなと思います・・・・
以前アメリカで治療なさった時は、この問題をどのようにして克服なさったのでしょうか?
ラバーダムというゴムマスクをお使いになられましたか?
>?医療事情・病院:タイはいわゆるメディカルツーリズムを国が推奨しており、最先端医療設備及び医師の専門家は進んでいます。但し、渡辺先生ご指摘のとおり、「なんとか歯を残そう」という風潮・教育はなされていないように思えます。
個人的にそうだとは思いませんよ。
「出会われた先生方がたまたまそういうお考えだった」だけの問題だと思います。
その先生方が、タイの歯科教育全般を代表しているわけではありません。
台湾の患者さんが日本に留学された時、やはり根管治療の問題で二軒の歯科医院に行かれたのですが、抜歯しかないと言われ、ネット相談をいただいて「日本は最先端医療を駆使することばかり考えている風潮が濃く、抜歯してインプラントする先生ばかりですね?」という問いがありました。
そのような事はないから、もう何軒か頑張って探して下さいと伝えたあとに、再根管治療し保存して下さる先生にやっと巡り会えたというメールを頂いたことがありました。
日本にも色々なタイプの先生がいらっしゃると分かって頂けたようで私も嬉しくなりました。
逆に、日本の患者さんは台湾って抜歯しかできないのではないか・・・ちゃんと精度の高い治療できるのだろうか・・・・保存治療出来ないのではないか・・・・といった先入観をお持ちの方が非常に多く、低い評価と変な誤解を受けています。
(まぁ、理由は色々あるのですが、外国人だからと抜歯+インプラントしか提案しないような先生も実際に多くいるので、これは否めない事実です。
台湾のあの患者さんに抜歯+インプラントを提案した日本の先生と同じ、分かる人には分かる理由で<予知性が悪いというような学術的に正当な理由ではなく>不必要な抜歯が非常に多くなっています)
でも、実際に長年色々な国の現場で従事していますと、国によって歯科教育が違う、差があるというよりも、術者側の知識・技量・専門性・医療制度・経営方針・設備・個人の医療倫理観の相違で治療方針や治療品質が大きく左右されることが多いように感じます。
タイにも保存治療を行う先生は必ずいらっしゃるはずです。
渡辺先生とタイヨウ先生が言われる「インプラントにする方が「簡単・確実」」というのは、どの国に行っても確かにありますね。
でも、インプラントになった場合、どれ位簡単で確実かどうかは、また術者側の技量に掛かっていく部分があるのではないでしょうか。
情報が得られにくい状況で大変だと思いますが、治療時間・費用などの面も掛け合わせて、もう一・二軒当たって見られて、意見をお聞きになったら如何でしょうか。
参考になさって下さい。
>?右側歯根の外側(画像2)のラインが既にぼやけており、この部分は切除するしかない。
確かに多少「ぼやけている」ようには見えますが・・・・
個人的には、もう何枚か違う角度のレントゲンを撮ったりしてから本当にぼやけているのかどうか確認すると思います。(必要に応じてCTを併用します)
病巣が根のアウトラインと重なり合って、「ぼやけている」ように見えてしまう事もあるからです。
タイの先生は「ぼやけている」→炎症性の歯根外吸収を疑っているのだと思います。
病的外吸収ぽく見えて、実は側根管の病巣だったという事もありますし、やはり角度を変えた画像が必要だと思います。
話はそれからです。
>?根が一本となり、既に周囲に病巣がある状況では、完治の可能性は低い。
>※なお、口内の外観は(素人目ですが)殆ど以上はなく、タイ人医師はレントゲン写真が判断要素の大部分のように思えます。
タイの先生は、もうすでに病的な炎症性歯根外吸収と確定し、予後が悪いと断言していらっしゃるようですね・・・・
上と同じようなコメントになってしまいますが、まず本当にそうかどうか確定することが大事だと思います。
仮にそうだったとしても、この程度であれば、個人的にはすぐに抜歯は提案しません。
予知性が悪いという事は確かにありますが、その点を患者さんにご説明した上で、それでも保存をご希望であれば、まず炎症性吸収反応の進行を緩和させ阻止する目的でも根管再治療をトライすると思います。(あくまでも個人的な意見です)
>2)先生方のアドバイス(再治療をする価値ああリ)に関し
以下2点のいずれか、或いはその他の考えがあるのでしょうか。
>?治療方法は、基本的には上記タイ人医師の言うとおりでしょうか?
実際に診ておりませんので、断定的なことは申し上げられませんが、もう少し根の状態(歯根破折がないかどうか・病的外吸収が本当にあるのかどうか)についての確かな診断が必要だというイメージを受けます。
以上の問題が無ければ再治療は十分可能だと思いますし、仮にあったとしても程度によって治療選択肢が幾つかありますので、まずは確かな診断を下すことが大事なのではないかと・・・・・
>?或いは、あくまで開けてみないとわからない。
>その時点での状況で、何とか歯を残す方法を検討する。(=担当医師の経験・能力によるところが大きい)
確かに、歯科治療ではそういったことになる場合も多くあります。
でも、何よりもまずある程度の診断が必要です。
確定的な診断をする場合はもっと色々な情報が必要ですし、症例によっては一枚のレントゲンで判る場合もありますが、逆に何枚もの角度の違う画像が必要な症例もあります。
タイヨウ先生が仰るように、CTを駆使したほうが良いようなものまであります。
>担当医師の経験・能力によるところが大きい
確かにそう言えると思います。
>3)嘔吐反射への対応
>併せてお伺いしたいのですが、過去親知らず抜歯の際は、笑気ガスを使用しましたが、バンコクの歯科医では現在使われておりません。
少なくなっただけで、完全に使用されていないという事ではないと思いますが。
>タイ人医師からは、「慣れれば通常の治療はなんとかできるので、精神的なもの」で、OTCの経口薬で対応できるといわれていますが。
>どの様な経口薬なのでしょうか?
タイではOTCで精神安定剤が購入できるのでしょうか?
処方箋がいるはずですよね・・・・?
経口薬・・・医師によってこの部分は様々だと思いますので、どの様なものなのかお聞きになられたほうがいいと思います。
ごくごく、ウトウト眠ってしまうほどの安定剤を診察前日や当日に服用してきてもらい、治療を行う方法があり、この処置法を採ろうとのお考えですね。(効果には個人差がありますよ)
こういった薬剤を服用なさったあとはご自分で運転するといった事は避け公共の乗り物をご利用するか、付き添いの方に来ていただくのがより安全だと思います。
局所麻酔スプレー(キシロカインスプレー:胃カメラの時にも用いられている咽頭反射を抑えるために使用されている軽い麻酔)を治療前に喉奥に吹き付ける方法もあります。
個人的にはまずこちらの方法で試しています。
その他に静脈内鎮静法や全身麻酔という方法がありますが・・・・
今の状況でそこまでは必要ないかなと思います・・・・
以前アメリカで治療なさった時は、この問題をどのようにして克服なさったのでしょうか?
ラバーダムというゴムマスクをお使いになられましたか?
>?医療事情・病院:タイはいわゆるメディカルツーリズムを国が推奨しており、最先端医療設備及び医師の専門家は進んでいます。但し、渡辺先生ご指摘のとおり、「なんとか歯を残そう」という風潮・教育はなされていないように思えます。
個人的にそうだとは思いませんよ。
「出会われた先生方がたまたまそういうお考えだった」だけの問題だと思います。
その先生方が、タイの歯科教育全般を代表しているわけではありません。
台湾の患者さんが日本に留学された時、やはり根管治療の問題で二軒の歯科医院に行かれたのですが、抜歯しかないと言われ、ネット相談をいただいて「日本は最先端医療を駆使することばかり考えている風潮が濃く、抜歯してインプラントする先生ばかりですね?」という問いがありました。
そのような事はないから、もう何軒か頑張って探して下さいと伝えたあとに、再根管治療し保存して下さる先生にやっと巡り会えたというメールを頂いたことがありました。
日本にも色々なタイプの先生がいらっしゃると分かって頂けたようで私も嬉しくなりました。
逆に、日本の患者さんは台湾って抜歯しかできないのではないか・・・ちゃんと精度の高い治療できるのだろうか・・・・保存治療出来ないのではないか・・・・といった先入観をお持ちの方が非常に多く、低い評価と変な誤解を受けています。
(まぁ、理由は色々あるのですが、外国人だからと抜歯+インプラントしか提案しないような先生も実際に多くいるので、これは否めない事実です。
台湾のあの患者さんに抜歯+インプラントを提案した日本の先生と同じ、分かる人には分かる理由で<予知性が悪いというような学術的に正当な理由ではなく>不必要な抜歯が非常に多くなっています)
でも、実際に長年色々な国の現場で従事していますと、国によって歯科教育が違う、差があるというよりも、術者側の知識・技量・専門性・医療制度・経営方針・設備・個人の医療倫理観の相違で治療方針や治療品質が大きく左右されることが多いように感じます。
タイにも保存治療を行う先生は必ずいらっしゃるはずです。
渡辺先生とタイヨウ先生が言われる「インプラントにする方が「簡単・確実」」というのは、どの国に行っても確かにありますね。
でも、インプラントになった場合、どれ位簡単で確実かどうかは、また術者側の技量に掛かっていく部分があるのではないでしょうか。
情報が得られにくい状況で大変だと思いますが、治療時間・費用などの面も掛け合わせて、もう一・二軒当たって見られて、意見をお聞きになったら如何でしょうか。
参考になさって下さい。
回答8
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2011-01-21 14:12:38
治すのは勝手ですが、問題は
”予知性”です
十年程度の余地性を考慮した上で、保存にするのか抜歯するのか、そのあたりの判断をする必要があります。
また、レントゲンで見る限りでは、虫歯は歯頸部にあるようですから、その治療を行い、補綴をしようと思うと、今度は歯周組織的な問題、根分岐部の問題などを考慮に入れる必要があります。
「どーーーしても温存!!予後が悪くてもいいから!!」
という治療方法選択と
「この先10年くらいはメンテンナンスせずとも、安心して使いたい!そういう治療をしろ!!」
というスタンスでは治療方法は大きく異なります。
”予知性”です
十年程度の余地性を考慮した上で、保存にするのか抜歯するのか、そのあたりの判断をする必要があります。
また、レントゲンで見る限りでは、虫歯は歯頸部にあるようですから、その治療を行い、補綴をしようと思うと、今度は歯周組織的な問題、根分岐部の問題などを考慮に入れる必要があります。
「どーーーしても温存!!予後が悪くてもいいから!!」
という治療方法選択と
「この先10年くらいはメンテンナンスせずとも、安心して使いたい!そういう治療をしろ!!」
というスタンスでは治療方法は大きく異なります。
回答9
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2011-01-21 16:05:17
ご相談ありがとうございます。
王先生はじめ、先生方の詳しい回答に賛成です。
抜歯や奥の歯根を一部切り取る方法は、1つの選択肢ではありますが、最後の手段としてできるだけ避けたいところです。
大きい奥歯はもともと根の治療が難しい歯です。
一度治療した結果が良くなかった場合には、専門家かそれと同等以上の腕前を持っている歯科医師を探すことから始める必要がありそうです。
また仮に根の治療がうまくいっていたとしても、根の治療自体によって根の先には亀裂が入ることが普通です。
その場合は抜歯もやむを得ないという診断は、やはり専門家にしたがったほうが確実です。
少なくとも、仮にせよ、選択基準として処置が簡単で利益が上がる方法が優先されることは避けたい気がします。
吐き気にしても、一度時間のかかる根の治療をやり遂げているのですから、同じ方法でできるような気もします。
なおセラミックの一部が欠けた件です。
診察していないため断言できませんが、レントゲンで見える範囲ではフィットがとても良いとは言えません。
このフィットなら使っているうちに早々破折することもあり得そうです。
なぜこのことを話しているかと言えば、もし根の治療も仮に同じレベルだとすると、根の治療は今より良くなる可能性がやや増えるかもしれない期待が持てることになるからです。
まず根の治療で、腕の良い専門家を探してみることは無駄ではないような気もします。
王先生はじめ、先生方の詳しい回答に賛成です。
抜歯や奥の歯根を一部切り取る方法は、1つの選択肢ではありますが、最後の手段としてできるだけ避けたいところです。
大きい奥歯はもともと根の治療が難しい歯です。
一度治療した結果が良くなかった場合には、専門家かそれと同等以上の腕前を持っている歯科医師を探すことから始める必要がありそうです。
また仮に根の治療がうまくいっていたとしても、根の治療自体によって根の先には亀裂が入ることが普通です。
その場合は抜歯もやむを得ないという診断は、やはり専門家にしたがったほうが確実です。
少なくとも、仮にせよ、選択基準として処置が簡単で利益が上がる方法が優先されることは避けたい気がします。
吐き気にしても、一度時間のかかる根の治療をやり遂げているのですから、同じ方法でできるような気もします。
なおセラミックの一部が欠けた件です。
診察していないため断言できませんが、レントゲンで見える範囲ではフィットがとても良いとは言えません。
このフィットなら使っているうちに早々破折することもあり得そうです。
なぜこのことを話しているかと言えば、もし根の治療も仮に同じレベルだとすると、根の治療は今より良くなる可能性がやや増えるかもしれない期待が持てることになるからです。
まず根の治療で、腕の良い専門家を探してみることは無駄ではないような気もします。
タイトル | [写真あり] 根元が腐り再根管治療が難しい。抜歯しかない?(タイ) |
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質問者 | HiroBangkokさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 46歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 その他(写真あり) タイ 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。