日本での歯科治療を安心して受けられるために出来ることは?

相談者: ユキママさん (35歳:女性)
投稿日時:2011-01-28 00:15:34
参考:過去のご相談
子供が歯科医の指を噛み出血させてしまった。血液での感染が心配


子供の虫歯から、歯について調べているうちに、日本での歯科保険診療の悲しい現実を知りました。

保険診療をやめて自由診療を行っている医院の存在もしり調べてみたら、そこはまさに理想の歯医者さん!!
ただし・・治療費以外はね・・

独身で自分のことだけを考えれば済む状況なら可能な金額ですが、家族でかかるなんて非現実的です。

お金持っている人は最高な治療が受けられるなんてことが、日本で歯科に存在していたことを知りショックです。

以前、かかった歯科で、軽い虫歯なのに、鎮痛剤とうがい薬を1週間分くらい出されて驚いたことがありましたが、経営が大変困難だったのでしょう・・
ずっと頭にきて忘れられませんでしたが、少し納得しました。

日本の保険診療さえ改善すれば、庶民の私や家族も安心して高度な治療を受けられるのに・・
歯ってとてもとても大切であると毎日痛感の今日この頃・・

そこで、お忙しいところ恐縮ですが、先生方に質問させてください。私たちに出来ることはありますか?
・・なんてないですよね・・

私がこんなこと言っても何も変わらないのは分かっていますが、絶望感を感じやりきれません。

以前行った根管治療部が感染して、辛い思いをしたことがあるのでなおさらです。
今は無理でも、せめて子供が大きくなる将来、良い方向に傾いて欲しいです。

今通っている歯科はすごく良い先生で、丁寧です。
なんだか申し訳なくなってきました・・


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-01-28 00:37:49
そうですね…。

患者さんとして出来る事は

「無断キャンセルをしないこと」

「予防を頑張ること」

ですかね〜。


あ、今、出先なのでこれくらいで。

頑張って下さい。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-01-28 00:47:13
こんばんは。

>歯ってとてもとても大切であると毎日痛感の今日この頃

そう思ってもらえることがまず一番大切なことだと思います。


>私たちに出来ることはありますか?
>・・なんてないですよね・・

治療しなくて良いように、知識を得て予防に励むことです。


>せめて子供が大きくなる将来、良い方向に傾いて欲しいです。

であれば、「治療のために歯科に行く」のではなく、現状を知り、自分に合った予防法や知識を教わりに歯科医院とお付き合いするようにしてあげれば良いと思います。


保険診療は決して悪くないと思いますよ。
費用対効果から見れば、世界的に見ても群を抜いているのでは?
(その代わり、医療従事者にしわ寄せが来てますが・・・)

憲法25条だったかを守るためのインフラとしては十分機能していると思いますし。

・・・とワクの外にハミ出た私が言っても説得力ないかもですが (^^;)


予防できる疾患は予防していきましょう!!


あと、制度を変えようと思ったら政治に働きかけなきゃでしょうね。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-01-28 04:51:00
ユキママさま、おはようございます。

今ご自身で出来ることは、目先は親切で腕のいいDrを捜されることだと思います。

もうひとつは新たなむし歯を作らないことになると思います、方法はお菓子を食べ過ぎないことになってくるでしょう、お菓子は一日一種類一個になさるのをお勧めいたします。

もうひとつは歯磨きの技術を習得することになります、磨こうと思えばきれいに磨けることが大切だと考えています。

お子様については、もし3歳以下であればお菓子を与えない育児に切り替えられるのがいいと思います。

詳しくは実際にお話をお伺いした上でのアドバイスがいいとは思います、参考になりましたでしょうか。

予防歯科 http://yamadashika.jp/prevent.html
毛先磨き http://yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-01-28 11:12:55
こんにちは。


予防につきる と個人的には思います。

「御自身でできる予防をすること」+「予防歯科で予防的処置をうけること」です。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2011-01-28 12:04:54
ご相談ありがとうございます。

とても大切なご提案をありがとうございます。
我々も同じ気持ちです。


田尾先生は治療を受ける皆さんも、そして担当する我々も、お互いに満足できる日本にしたいと強く願っています。
その考えに賛同している関係者がここに集まっています。



歯科を良くするために皆さんができることは、まずご自身達のことです。
健康に関する知識を増やすことです。
病気や治療だけとの追っかけっこでは蟻地獄です。



具体的には、先生方の回答どおり、まず本当の予防診療を探すことです。
そして健康についてと、もちろん病気になったときの正しい対処の仕方をそこで教わることです。



そして、皆さんにお願いしたいことは、今のお気持ちをいつも、どこにでも、少しずつでも、多くの人に発信し続けていただきたいのです。

昔から、我々もできることからいつもしてはおりますが、なかなか声が通りません。

今回の嬉しいご提案を大歓迎いたします。
これからも協力していきましょう。

回答 回答6
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-01-28 12:24:34
タイヨウ先生と同じ意見です。

例えば、大臼歯根菅治療保険で行う場合には、再診料を合わせて72点(医療機関が受け取る額は¥720 / 患者さんの窓口負担は二百円とチョットです)となる場合がありえます。

これで60分の予約を、その45分前にキャンセルされた方がおられました。

「来週は、絶対大丈夫!」との言葉を信じていましたが、今度は30分前にキャンセルでした。

直前キャンセルも勿論のことありえます。
急病だったり事故だったり、予想がつかないですから。

でも、例えば「治療費が安いから、価値のないもの」みたいに考えるのは間違いだと思います。
保険歯科治療費を安く定めたのは、我々歯科医師サイドではありませんから・・。
「美容院の予約を優先させて歯医者はキャンセル!」などはして欲しくないですね。

上記は今までのところ、自費治療を希望される方には全くなかったのも事実です。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2011-01-28 12:25:17
日本の保険診療は治療に対して給付されます。
なので、今の現在とマッチしていないような気がします。

健康志向が高まり健康のためにサプリメントを飲んだり、ジムに通ったり、特保、健康食品を飲んだりと制定されたときと状況は変わっています。

特に歯科に関して言えば、むし歯の治療は削ってナンボの世界になっています。
なので、削って詰めて、おかしくなったら又削って、結局歯の中の神経を取る抜髄処置となります。

 
諸先生書かれているように予防につきます。
きちんと定期健診を受け、あなたの口腔内に適したブラッシング方法を会得する事でしょう。

むし歯、歯周病にならない様な生活環境を整える事ではないでしょうか。


それこそむし歯、歯周病にならないための保険ではと考えます。

医療保険の出発点は、戦後無茶苦茶な状態から少しでも健康的に、また治療を受けやすい環境を整えるために始まったことです。
今の現状には合致していないように思えてなりません。

諸外国はもっと医療費は高くなっています。
それ故諸外国の方々は予防に徹しています。
高所得者も、低所得者もどちらもです。

参考にしてください。

回答 回答8
  • 回答者
泉川歯科医院(茨城県笠間市)の泉川です
回答日時:2011-01-28 12:52:18
ユキママさんこんにちは!

そうですか、日本の保険治療に不安があるのですね。

以前に歯科医の絶対数が足りず、何処の歯科医院も患者でごった返していた時代がありました。
需要と供給のバランスが狂っていたんですかね。
そのような事情や状況等から、来院する患者さんを治療するにあたって、段々と煩雑になっていったのですかね。

その後、歯科大学歯学部の増設が相次ぎ、結果として歯科医師が急増するこになりました。

その後、歯科医の、治療行為等にいろいろな相談や批判等がマスコミ等で相次ぎ、心ある歯科医は、納得できる自由診療の道に進んだり、保険治療でも納得できる道に進み、そうでない歯科医師とに二分化してきてと思われます。

そのような、関点から各先生方の回答に似かよりますかね。


ご参考まで。

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2011-01-28 12:57:15
こんにちは。


ユキママさんの今回のご投稿、私も大変嬉しく思います。


ある高名な先生の受け売りですが、我々医療関係者の使命は、「健康で幸せな人々を増やす」です。


私は自律的にそれが出来る人々を増やすお手伝いができたらと思っています。


ですから先ずはユキママさんご自身が、「健康で幸せでいる」ために何が出来るのかを考えて頂ければと思います。


そして、どうぞ今のお気持ちや諸先生方からのアドバイスを、お子様やまたその次の世代にも伝えて下さい。


そうすれば私たちの世代では難しくても、お子様やお孫さんの世代には何か変わっているかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ユキママさん
返信日時:2011-01-28 22:24:54
先生方、ご丁寧な回答で大変勉強になりました。

まだまだ知らなかった歯科医師事情を知り、志の高い先生方がこんなにもいらっしゃることに感動しました。

まずは歯科に関して、無知であることを少しでも脱却できたことを自分でも嬉しく思います。

こちらのサイトの、質問するなら最低限の知識は当たり前!!という姿勢に身が引き締まり、知らずに人に頼ることが恥ずかしく思え、どんどん調べていくうちに今まで知らずにいた歯に関する学びがもてました。

私自身、物心ついた時から根管治療済みの歯をもち、歯に悩む人生を送っています。

子供をもち、泣き叫ぶ子供をおさえつけ、一心不乱に歯磨きを行う私をみた両親が心をいため、かわいそうだからやめなさい。
あなたの時代は(幼少時)子供の歯なんか磨かなかったわよ。

と言われました・・

だからか・・ちょっとしたトラウマです。

もし、人生やり直せるなら、永久歯が生え始めるころまで戻りたいとたまに思います。
歯がこんなにも大切だとは、もっと昔に知りたかったです。

過去を振り返っても仕方ないので、先生方のおっしゃる通り今できることをやります。

歯について知りたい病の私に、こちらのサイトは歯の神様のような存在です。

先生方、お忙しい中お答えくださってほんとうにありがとうございました。



タイトル 日本での歯科治療を安心して受けられるために出来ることは?
質問者 ユキママさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ その他(その他)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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