大口式インプラントの安全性、デメリットについて

相談者: アルファさん (44歳:男性)
投稿日時:2011-01-22 22:29:36
参考:過去のご相談
ホワイトニングしたら歯根破折のある6番の歯肉が腫れX線像でも悪化


下6番のインプラントを考えており、歯科を探しています。

その中で大口式インプラントを扱う歯科において、全国1000名以上の歯科で扱っており、骨を削る量が少なく良いとのメリットの説明を受けました。

そこで質問ですが、

1、大口式インプラントは広く使われており、安心できる方法なのでしょうか。(その歯科の大口式の施術例は豊富な様です。)

2、デメリットについての説明は少々高いことぐらいと言われましたが、長期的な使用に耐えられるか等、デメリットはありますか。

以上、ご回答頂きたく、お願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2011-01-22 23:05:55
特別な方法、方式というものではありません。
1,2の質問はスルーします。
答えようがないからです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: アルファさん
返信日時:2011-01-23 10:39:07
ご回答ありがとうございます。

通院可能な範囲で良さそうな先生が2つあり、片方が大口式でしたので、判断に迷い、純粋に質問させて頂きました。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-01-23 12:28:42
大口という歯科医師が「自分の考案した方法だ」と言えば、大口式という名前が付きます。

術式自体は珍しいものではありません。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-01-24 10:34:58
何々式であれば大丈夫とかではなく、行うDRの実力でしかないと思います。

大口先生は悪い方ではないと思いますが、その方式なら何でも大丈夫と言う訳でもない、というものなのです。

それは何事に置いても同じです。

やっているDRが1000人以上いると言うのも、何の裏付けにもなりません。

それを言うなら、インプランとしているDRが13000人以上国内にいますが、全員が安全と言うかと言うと全く逆で、本当に安心安全な方は上位10%もいないと言われていますから。(裏情報では5%もいないのでは、と言われています。)

デメリットの高い事の意味が分りません。

治療費はDRが決めるものなので、大口式だから高いとかは理由付けの一つにしか過ぎないと思います。

まあ確かに一式そろえると150万位しますので、歯科の道具としては高額ですが、これも最近流行のピエゾと似たようなものではないでしょうか。

大口式の方法の特性が活きるのは主に上顎で、下顎の硬い骨には不向きです。

勘違いをされているのではないでしょうか?

下の6番なら、一般的に最も普通にインプラントできる部位ですので、特別に片寄る考え方で探すのは如何なものか、と感じます。

以上私見を述べましたが、参考になれば幸いです。

お大事に。

回答 回答4
  • 回答者
当サイト登録医としてふさわしくないと判断したため、ご退会頂きました。(不正請求による保険医登録取り消し、H26.12.10)
回答日時:2011-01-24 12:14:34
>1、大口式インプラントは広く使われており、安心できる方法なのでしょうか。(その歯科の大口式の施術例は豊富な様です。)

広く一般的というのは語弊があるかも知れません。
インプラントに関しましては、どこの医院でも行っていて、確実に行われている術式は存在しないと思います。

インプラントメーカーによってたくさんの考え方もあり、メリットデメリットあります。


>2、デメリットについての説明は少々高いことぐらいと言われましたが、長期的な使用に耐えられるか等、デメリットはありますか

適応症もあるかと思います。
担当医の先生とよくご相談されるとよいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: アルファさん
返信日時:2011-01-28 23:25:22
たくさんのご回答いただき、ありがとうございます。
返信が遅くなり、申し訳ありません。

結局、来週大口式でないところで抜歯する予定としました。

松元先生の下顎の硬い骨には不向きですとのコメント参考になりました。
言われてみれば、その様に思います。

この様な先生方に質問出来る場があり、とても助かりました。
何かありましたら、ご相談させて頂きたく、よろしくお願い致します。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-01-28 08:09:48
大口式インプラント開発者の大口弘先生より
本相談に対するコメントを頂きましたので、
以下に追記させて頂きます。


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大口式インプラント法についてご質問をいただきありがとうございます。

また、各先生方の回答につきまして大口式インプラント法の考案、
開発者として補足させていただきます。


大口式インプラント法の特徴は直径0.5mmの器具から始まり、
0.7mm、0.9mm、1.2mm、1.4mm・・・と
0.2mm毎にサイズアップしている部分にあります。

それまでの方法は直径2.0mm以上から始まり、
次のサイズが2.6mmや2.8mmとサイズアップが大きい器具がほとんどでした。

そのため骨の裂開やコンプレッションの問題があり、
上顎の軟らかい骨が対象でした。

大口式はサイズアップが細かいため下顎にも使用可能となり、
また、0.5mmからスタートできるため、
ドリルの使用頻度、危険性も少なくなりました。
それらのメリットによって全国1000名以上の歯科医院に導入された術式です。

タカタ先生が「術式自体珍しいものではありません」と回答されていますが、
アルファさんが相談された歯科医が大口式インプラントと呼ばれた際に
そのあたりの詳細まで説明する必要はあったのかもしれません。

デメリットとして「少々高いこと」とありますが、
相談された医院の治療費が高いのか、
器具装置が高額であるのかについては各歯科医院の判断ですが、
松元先生が言われるような150万円もする器具ではありません。
数十万円から販売されており症例に応じて使い分けていただく器具です。

「長期的な使用に耐えられるかどうか」については、
大口式インプラント法はドリルを極力使用せず骨を温存して
インプラント床を形成する方法です。

したがって植えるインプラントの種類は
歯科医師の判断により異なります。

また、骨や粘膜の取扱い(術者の技量、技術)、
患者さん自身の免疫力など左右されます。

しかし、骨を温存すること、
特に海綿骨を温存することは骨誘導性において有利です。

また、鈍的に骨内にアプローチすることにより、
血管損傷、神経損傷リスクの回避できます。

アルファさんの担当医の方やその点において
説明不足と思われますので、
この場をかりてご説明させていただきました。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2014-04-03 15:22:59
大口式を患者さん、術者の方にも正しくご理解いただくため、導入いただいている1,600名余りの方を代表して開発者として補足させていただきます。

まず、下顎症例には不向きと断定するご意見がありましたが、下顎狭窄症例にも対応できるよう器具、術式に関して日々ブラッシュアップしています。

実際に当院ならびに講師陣の症例をみても下顎狭窄症例、GBRを要するであろう裂開症例等についても従来の方法、概念とは全く違い、

“骨を移動させる”、
“骨に柔軟性を与えて拡大する”

など様々なテクニックが紹介されています。

上下顎、部位に適した術手順については研修会等で公開しており、症例にあった対応法があります。

したがって患者さんに誤解を与えるような「下顎に不向き」というような表現は患者さんにとって機会損失と言えますので、まずは大口式導入医院の方に相談して判断していただくことをお勧めします。

また、米国特許取得は世界で唯一無二の方法である証明のために取得しました。

欧米発症の治療法が体格、骨格の違いがある東洋人に不向きなこともあり、東洋人のための方法として考案、開発したのが大口式インプラント法です。

民族性の違いから異種骨、他家骨含め、移植に対して抵抗をもたれるためにインプラントをあきらめなければならない方が多くいるのも現実です。

大口式は骨移植ではなく現在の骨を拡大することでインプラントを埋入することができる方法です。インプラント治療がさかんな米国に手術法として

特許申請することで世界初で日本人医師として初めて認められた手術法です。より多くの患者さん、歯科医師に役立てていただくことが目的です。

大口弘歯科クリニックのホームページに詳しく説明してありますのでアクセスして頂ければ幸いです。

http://www.oam-implant.jp/

なお、これからも歯科界の発展ために貢献できればと考えています。




タイトル 大口式インプラントの安全性、デメリットについて
質問者 アルファさん
地域 非公開
年齢 44歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ インプラント治療法
インプラントその他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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