左上2番を抜歯してそこに矯正で過剰歯を移動させられないか?
相談者:
ikedatさん (45歳:男性)
投稿日時:2011-02-02 03:25:41
左上2番の歯の奥に過剰歯があります。
2番の歯は虫歯で差歯になっています。
2番と3番と過剰歯の間に食べ物がつまりやすく、最近その付近の歯肉が腫れて歯科医に治療にゆきました。
私は無呼吸のためのマウスピースをしています。
マウスピースが2番の歯に当たってしまったためか、以前に2回ほど2番の歯がはずれ歯科医に直してもらいました。
そのためか2番の歯は押すと痛く、硬いものは噛めない状態なので、
歯の具合が悪いと思って、歯科医に2番の歯を抜いて過剰歯を元の2番の歯ところに移動させる矯正できないか聞いたところ、
歯科医は、
「過剰歯を移動できるが元の場所が空いているので戻ってしまう、過剰歯を抜くのがよい。
もし2番の歯が悪くなったらブリッジかインプラントになる。
2番の歯は根の治療をして、歯を歯肉から出るように少し引き抜く。」
と言っています。
レントゲンでは確かに2番の歯は現状問題ないように見えました。
見た目には奥の過剰歯を手前に出すのは簡単に思えますが、やはりこのような歯の状態では過剰歯を矯正するのは困難なのでしょうか?
2番の歯は虫歯で差歯になっています。
2番と3番と過剰歯の間に食べ物がつまりやすく、最近その付近の歯肉が腫れて歯科医に治療にゆきました。
私は無呼吸のためのマウスピースをしています。
マウスピースが2番の歯に当たってしまったためか、以前に2回ほど2番の歯がはずれ歯科医に直してもらいました。
そのためか2番の歯は押すと痛く、硬いものは噛めない状態なので、
歯の具合が悪いと思って、歯科医に2番の歯を抜いて過剰歯を元の2番の歯ところに移動させる矯正できないか聞いたところ、
歯科医は、
「過剰歯を移動できるが元の場所が空いているので戻ってしまう、過剰歯を抜くのがよい。
もし2番の歯が悪くなったらブリッジかインプラントになる。
2番の歯は根の治療をして、歯を歯肉から出るように少し引き抜く。」
と言っています。
レントゲンでは確かに2番の歯は現状問題ないように見えました。
見た目には奥の過剰歯を手前に出すのは簡単に思えますが、やはりこのような歯の状態では過剰歯を矯正するのは困難なのでしょうか?
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2011-02-03 06:16:20
ikedatさまおはようございます。
左上2番の具合が悪いためその上に埋伏している過剰歯を引っ張り出してはどうかということですが、診察したわけではないので断定は致しかねますが、通常そのような治療方法を選択することはないと思います。
もし仮に2番と形態的にほとんど同じであれば考えられないことも無いとは思います。
そうでなければ抜歯して2番の治療をきれいにすれば問題はないと思います。
参考になれば幸いです。
左上2番の具合が悪いためその上に埋伏している過剰歯を引っ張り出してはどうかということですが、診察したわけではないので断定は致しかねますが、通常そのような治療方法を選択することはないと思います。
もし仮に2番と形態的にほとんど同じであれば考えられないことも無いとは思います。
そうでなければ抜歯して2番の治療をきれいにすれば問題はないと思います。
参考になれば幸いです。
回答2
回答日時:2011-02-03 08:15:52
技術的には2番の内側にある過剰歯を2番抜歯をして前に出すことは可能です。
ただ歯冠だけではなく歯根をしっかり前に出さないと、後戻りしやすくなりますので、ある程度根性入れて矯正する必要があります。
それ以前に過剰歯の歯冠、歯根形態、をしっかり見極める必要があります。
過剰歯は歯冠だけでなく歯根形態にも問題があることが多く、長期保存には適さない可能性があります。
2番の歯根にそれほど問題がないようでしたら、過剰歯抜歯のほうが得策かもしれません。
もちろん過剰歯の歯根がしっかりしているなら、ある程度の期間は覚悟して矯正を行うのもひとつの手だと思われます。
過剰歯の歯冠形態の修復は必要になる可能性が大きいと思いますが。
ただ歯冠だけではなく歯根をしっかり前に出さないと、後戻りしやすくなりますので、ある程度根性入れて矯正する必要があります。
それ以前に過剰歯の歯冠、歯根形態、をしっかり見極める必要があります。
過剰歯は歯冠だけでなく歯根形態にも問題があることが多く、長期保存には適さない可能性があります。
2番の歯根にそれほど問題がないようでしたら、過剰歯抜歯のほうが得策かもしれません。
もちろん過剰歯の歯根がしっかりしているなら、ある程度の期間は覚悟して矯正を行うのもひとつの手だと思われます。
過剰歯の歯冠形態の修復は必要になる可能性が大きいと思いますが。
回答3
当サイト登録医としてふさわしくないと判断したため、ご退会頂きました。(不正請求による保険医登録取り消し、H26.12.10)
回答日時:2011-02-03 09:17:26
>見た目には奥の過剰歯を手前に出すのは簡単に思えますが、やはりこのような歯の状態では過剰歯を矯正するのは困難なのでしょうか?
確かに既に治療してある現在の2番に比べて、虫歯もない過剰歯の方が何もない訳ですからいわゆる生存率も高いかと思います。
しかし、歯を手前に持ってくることは可能かと思いますが、歯の形態、歯の幅などぴったり合う事が少ないと思います。
また、過剰歯は歯の根の形態が特殊に変形している場合もあり矯正時の動きが悪かったり、保存できない歯も多くあります。
レントゲン等で慎重な診断が必要かと思います。
確かに既に治療してある現在の2番に比べて、虫歯もない過剰歯の方が何もない訳ですからいわゆる生存率も高いかと思います。
しかし、歯を手前に持ってくることは可能かと思いますが、歯の形態、歯の幅などぴったり合う事が少ないと思います。
また、過剰歯は歯の根の形態が特殊に変形している場合もあり矯正時の動きが悪かったり、保存できない歯も多くあります。
レントゲン等で慎重な診断が必要かと思います。
回答4
ひたちの矯正歯科医院(茨城県牛久市)の秋山です。
回答日時:2011-02-03 09:18:14
治療の選択肢として2を抜歯して過剰歯を手前に移動させる方法は考えられると思いますが、過剰歯は2と比較して歯冠が小さく歯根が短いなど形態的に不利なものが多くあるため、伊藤先生が指摘するように長期保存に耐えうる状態かを良く見極める事が重要になると思います。
2の保存が困難の場合、過剰歯の矯正もあり得ると思いますが、2が一般歯科治療によって改善するのなら優先的にそれを行い2を使う方が良い様な気がします。
2の保存が困難の場合、過剰歯の矯正もあり得ると思いますが、2が一般歯科治療によって改善するのなら優先的にそれを行い2を使う方が良い様な気がします。
回答5
本郷壱岐坂矯正歯科(東京都文京区)の大原です。
回答日時:2011-02-03 11:05:37
先の先生方のご指摘通り、過剰歯の歯冠、歯根の状態がよければ、差し歯を抜いて過剰歯を歯列に参加させる事は可能だと思われます。
状態が悪ければ過剰歯の抜歯となる訳ですが、そのことで歯垢の溜る状況からは解放されるので、歯肉も落ち着き、差し歯も改善されるのではと思います。
あと、矯正をした場合、後戻りを心配されていましたが、無呼吸のためのマウスピースを再度作製し、保定装置と兼用させればその問題は解決いたします。
担当の先生に加え、矯正の先生にもご相談されてはいかがでしょうか。
状態が悪ければ過剰歯の抜歯となる訳ですが、そのことで歯垢の溜る状況からは解放されるので、歯肉も落ち着き、差し歯も改善されるのではと思います。
あと、矯正をした場合、後戻りを心配されていましたが、無呼吸のためのマウスピースを再度作製し、保定装置と兼用させればその問題は解決いたします。
担当の先生に加え、矯正の先生にもご相談されてはいかがでしょうか。
相談者からの返信
相談者:
ikedatさん
返信日時:2011-02-08 01:54:06
回答6
回答日時:2011-02-08 07:48:42
「また私のように虫歯を抜いて過剰歯をその場所に移動するような
矯正は、あまり例がないのでしょうか?」
あまり例はないと思いますが、技術的には可能です。
CTなどで、過剰歯の歯冠、歯根形態を確認してから治療方針を決められたらどうでしょう。
矯正は、あまり例がないのでしょうか?」
あまり例はないと思いますが、技術的には可能です。
CTなどで、過剰歯の歯冠、歯根形態を確認してから治療方針を決められたらどうでしょう。
回答7
ゆうデンタルオフィス矯正歯科(横浜市保土ヶ谷区)の畠山です。
回答日時:2011-02-08 12:32:55
虫歯を抜いて、過剰歯を移動させて使うという方法は、可能ですし、私も時々この方法をとります。
ただ、先生方がご指摘の通り、過剰歯は歯根の状態や歯冠の大きさなどが通常の歯と異なり、必ずしも使えるものではないこともありますので、それを確認してからということになります。
また、歯を移動後、過剰歯の修復が必要なことも多いと思います。
もしかしたら、ikedatさんは虫歯の変わりに過剰歯を並べるということを、部分的に矯正すれば・・・とお考えかもしれませんが、矯正後の後戻りの原因の一つはかみ合せにあります。
全体的な歯並びを考慮して、治療計画を立てる必要があると思います。
ただ、先生方がご指摘の通り、過剰歯は歯根の状態や歯冠の大きさなどが通常の歯と異なり、必ずしも使えるものではないこともありますので、それを確認してからということになります。
また、歯を移動後、過剰歯の修復が必要なことも多いと思います。
もしかしたら、ikedatさんは虫歯の変わりに過剰歯を並べるということを、部分的に矯正すれば・・・とお考えかもしれませんが、矯正後の後戻りの原因の一つはかみ合せにあります。
全体的な歯並びを考慮して、治療計画を立てる必要があると思います。
相談者からの返信
相談者:
ikedatさん
返信日時:2011-02-11 03:28:21
過剰歯の矯正についてありがとうございました。
差し歯についても、ご助言をいただきたいです。
睡眠時にマウスピースをしているのですが、マウスピースが差し歯に当たってしまったためか、2度ほどポロっとはずれて再治療しています。
(マウスピースは削って現在は問題ありません)
そういう経緯もあって差し歯は弱いものと思うようになり、いつの間にか硬いものを噛むと痛みを感じるようになりました。
手で歯を押しても痛みを感じます。
差し歯の土台にひびが入っていると抜いたほうがいいようですが、ひびが入っていると考えられないでしょうか?
レントゲンにはひびは写っていません。
根幹治療中なのですが、それでひびが入っていないと判断できるものなのでしょうか?
差し歯を残すか、過剰歯を矯正するかで迷っています。
ご助言をよろしくお願いします。
差し歯についても、ご助言をいただきたいです。
睡眠時にマウスピースをしているのですが、マウスピースが差し歯に当たってしまったためか、2度ほどポロっとはずれて再治療しています。
(マウスピースは削って現在は問題ありません)
そういう経緯もあって差し歯は弱いものと思うようになり、いつの間にか硬いものを噛むと痛みを感じるようになりました。
手で歯を押しても痛みを感じます。
差し歯の土台にひびが入っていると抜いたほうがいいようですが、ひびが入っていると考えられないでしょうか?
レントゲンにはひびは写っていません。
根幹治療中なのですが、それでひびが入っていないと判断できるものなのでしょうか?
差し歯を残すか、過剰歯を矯正するかで迷っています。
ご助言をよろしくお願いします。
タイトル | 左上2番を抜歯してそこに矯正で過剰歯を移動させられないか? |
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質問者 | ikedatさん |
地域 | 神奈川 |
年齢 | 45歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社員(技術系) |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 歯列矯正(矯正歯科)その他 歯の数が多い(過剰歯) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。