フィステルでのブリッジの再治療と、新しいブリッジの咬合の不具合について

相談者: tokioさん (48歳:男性)
投稿日時:2011-02-03 21:15:03
初めて投稿します、よろしくお願いします。

右下5−7番、左上4−6番のブリッジのそれぞれ7番、6番にフィステルが出来、痛み出したので1年ほど月3回位のペースでマイクロを使用している所に通院しています。
右下は、半年位前に終了し、前回やっと左上も終了しました。

治療内容はブリッジに関わる全ての歯の根管治療MTA使用)、ファイバーコアの土台及びブリッジ作成です。

ところが、3週間前位より右下の5番が痛み出しフィステルが出来てしまいました。
元々5番はフィステルも無く痛みもしなかったのですが、レントゲンで歯の根の先端周辺が黒ずんでいて薬も飛び出しているので取った方が良いとの事で治療したものでした。

この右下のブリッジですが7番側が低く上の歯にあたりません。
接着後の噛み合わせ調整時に先生も気づいたのか

「また後で...」

と濁した感じで終わりました。
左上のブリッジを直してから調整するのかなと思っていました。
痛み出した後に7番側が低く5番に負荷が掛かっているのが原因だと思って、

「奥のほうで噛めない」

とブリッジの作り直しを示唆しましたがしたくなさそうでした。
前回、左上のブリッジ終了後に痛む歯(右下5番)のレントゲンを撮りました。
歯の周りをぐるっとマジックでなぞった様に黒くなっていました。
歯に負担が掛かるとそのようになるとの事。

この5番について次回「そうは」すると言われました。


両ブリッジ完成後の噛み合わせですが、右で噛むときは下顎を右に移動しないと噛めません。
(この時前述のように7番側は上の歯にあたらず、左のブリッジもあたりません)

左で噛むときは下顎を左に移動しないと噛めません。
(この時治療前と同じようにはうまく咀嚼できず、右のブリッジもあたりません)

下顎を中間に移動すると前歯しかあたりません。
両方のブリッジは同時にはあたらないのです。

ブリッジ治療中も前歯の「あたり」が強くなってしまい前歯に少し隙間が開いてしまいました。

前回、左上ブリッジの噛み合わせ調整時に気を付けたつもりですが、全体の噛み合せまで気が回りませんでした。

後で解ったのですが首を後ろに反らした状態で噛もうとする変な所に力が入ってしまって正常な噛み合わせが出来ないし、感覚も鈍るような気がします。

首を後ろに反らした状態では奥歯の「あたり」も強いような気がします。重力も関係するでしょうか?
また、口をずっと開けた後って事もあるでしょうし、いずれにしても噛み合せは微妙なものですよね?

そんな訳で、前回治療後に帰宅途中で上記の様な噛み合せの状態に気づき愕然としてしまいました。


以下質問です。

1.
「そうは」というのは歯周病等の時にする様ですが、今回のような状況時にも普通にする事でしょうか?
また、メリット、デメリット等ありますでしょうか?

根管治療は充分したとの事で、根の先にはみ出ている薬や悪い箇所を取り除くという様な事を言われてました。
自分としてはまず、ブリッジを取り除いて負荷を減らして欲しいですが...
  
2.
ブリッジの噛みあわせ不良の件ですが、自分としては両ブリッジ共、作り直してもらいたいですが(次回言うつもりです)通常、この様な場合費用は再度発生するものでしょうか?

また、両ブリッジとも不良なので通常より作るのは難しいのでしょうか?
噛み合わせが元どうりになるか非常に不安です。
自分は歯軋りが酷いので早くブリッジを直さないと前歯も心配です。
睡眠時に簡易なマウスピース等でもしたほうがいいでしょうか?


色々問題がありまいっています。
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-02-04 09:52:01
確かに問題は複雑ですので、ネットで回答するのはちょっと難しいですね。


まず、前提として「どこまでが保険でどこからが自費か?」と言う所。

「マイクロ」「MTA」「ファイバーコア」と言う自費的要素を含んでおりますので、

 1 全ての治療が自費
 2 根管治療までが自費
 3 全て保険(これは無いか…)

いずれかになると思います。


勝手に「2」として話を進めるとすると


>1.「そうは」

フィステル
「歯の根の先端周辺が黒ずんでいて」
「薬も飛び出しているので取った方が良い」

から考えると「外科的歯内療法」を想定しているのではないかと思われます。

⇒参考:歯根端切除

担当の先生とご相談ください。



>2.ブリッジ噛みあわせ不良

自費でのブリッジであれば再作成費用などは各医院さんで個別に設定されています。
通常、装着直後のモノであれば再作成費用はかからないと思われますが、これも担当の先生と相談が必要かと思います。



いずれにしてもtokioさんと担当の先生とのコミュニケーション不足な気がしますので、自費での治療を進めるのであれば、一度、相談の時間を作っていただき、納得された上で治療に臨まれる事をお勧めします。

それでも解らない事があればセカンドオピニオンを求める必要があるかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: tokioさん
返信日時:2011-02-04 15:41:26
タイヨウ先生、ご回答ありがとう御座います。

>「外科的歯内療法」を想定しているのではないかと思われます。

自分もその事は知っていたので、

「先っぽを切るんですか?」

と聞いたら、

「必要なら...」

と、言われてましたので切る事はない感じでした。
歯根端切除でなく「そうは」?をするのは普通で、有効なものなのでしょうか?
それとも対症療法なのでしょうか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-02-04 17:43:58
歯根端切除でなく「そうは」?をするのは普通で、有効なものなのでしょうか?
>それとも対症療法なのでしょうか?

どうなんでしょう?
担当の先生のお考え次第だと思います。


僕は通常「嚢胞摘出」「歯根端切除」「逆根充」をセットで考えるのですが…。
(ケースバイケースではありますが)


担当の先生としっかり相談されてください。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-02-04 18:38:58
ご相談ありがとうございます。

タイヨウ先生のご回答どおり、

>確かに問題は複雑ですので、ネットで回答するのはちょっと
>難しいですね。

その通りですから、一般的に説明いたします。


>1.
>「そうは」というのは歯周病等の時にする様ですが、今回のような状況時にも普通にする事でしょうか?


嚢胞摘出」「歯根端切除」等と同時に行われたり、あるいは単独で治療されます。
少なくとも原因がハッキリして、その解決策がどれかに決定されます。

今回は根の問題以外にも、ファクターがいろいろ絡んでいるようですから、ご担当の先生に原因と対策と、その結果の見通しをお尋ねになると良いでしょう。


>また、メリット、デメリット等ありますでしょうか?

手術ですから、診断と処置が的確ならば、速やかに解決します。
一般的な手術のデメリットが必ず伴います。
今回は、部分的なお話だけで単に想像しているだけですが、想定外の事態が起これば歯を失うこともあります。

  
>自分としてはまず、ブリッジを取り除いて負荷を減らして欲しいですが...

それも良いお考えかもしれません。
是非ご担当の先生にご相談してみてください。

  
>2.自分としては両ブリッジ共、作り直してもらいたいですが通常、この様な場合費用は再度発生するものでしょうか?


自由診療であれば、初めの話し合いか契約書に従うことになります。
そうでない場合は、まだセットした直後ですから、事後作について円満に話し合いをされることをお勧めいたします。



>また、両ブリッジとも不良なので通常より作るのは難しいのでしょうか?


その当たりの事情が全く分かりません。
通常とは違うのかどうか、ご担当の先生にお尋ねしてみてはいかがでしょうか。


噛み合わせが元どうりになるか非常に不安です。

それも難しいご希望です。
治すと言っても、元々歯科治療とは元通りには戻せないものです。
やり直しの治療も場合は、さらに元から離れてしまうこともあります。

闇雲に作業するのではなく、治療前に問題点や目標となるできあがり具合など、もう一度良く見通しを説明していただくことをお勧めいたします。



>自分は歯軋りが酷いので早くブリッジを直さないと前歯も心配です。

既に前歯に影響がでおられるようですから、前歯への配慮も当然必要だと思います。


>睡眠時に簡易なマウスピース等でもしたほうがいいでしょうか?


有効な場合もあると思います。
それも治療計画をお立てになり、実際に治療されたご担当の先生にお尋ねになることが一番だと思います。

回答 回答4
  • 回答者
当サイト登録医としてふさわしくないと判断したため、ご退会頂きました。(不正請求による保険医登録取り消し、H26.12.10)
回答日時:2011-02-04 19:15:29
>1.

掻爬ですかね。

炎症性の物質など肉芽組織など残したくない物を掻き出すという意味なので、この場合どこの部位をさしているのかは不明です。


  
>2.

作り直し等は医院ごとにより先生により異なるかと思います。

噛み合わせの事を考えますと歯一つ一つの治療をしっかりと終えてから、仮歯等の期間をしっかりいれて考えられるとよいかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: tokioさん
返信日時:2011-02-05 00:36:59
タイヨウ先生、さがら先生、服部先生、
ご回答ありがとう御座います。色々と参考になります。


さがら先生、


>想定外の事態が起これば歯を失うこともあります。

恐いですね、想定外とは例えばどういう事でしょうか?


>>また、両ブリッジとも不良なので通常より作るのは難しいのでしょうか?

>その当たりの事情が全く分かりません。

上下の歯の型を取り、その噛み合わせを見てブリッジを作ると思いますが、現状左右の両ブリッジ共高さが低い感じなのでそのまま普通に作ると高さが低いままになってしまうのではないかと思いました。


服部先生、


>掻爬ですかね。

炎症性の物質など肉芽組織など残したくない物を掻き出すという意味なのでこの場合どこの部位をさしているのかは不明です。

前に根管治療した際に根の先から外に飛び出した薬やその周りのレントゲンで見て黒い部分だったと思います。


先生方に質問があるのですが、正常な歯でも噛み合せが悪くその歯だけに強い負荷が掛かった時、
炎症を起こしフィステルが出来る事はあるのでしょうか?
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2011-02-07 10:24:03
>正常な歯でも噛み合せが悪くその歯だけに強い負荷が掛かった時、炎症を起こしフィステルが出来る事はあるのでしょうか?


可能性としてはゼロでは無いと思います。
咬合性外傷による歯髄壊死歯根破折によりフィステルが生じる事は考えられます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: tokioさん
返信日時:2011-02-08 17:48:16
タイヨウ先生、ご回答ありがとう御座います。

とすると、「一般的には」右下5番の場合は抜髄してあるので歯根破折根管治療がうまくいっていないケースと考えていいでしょうか?

自分的には根管治療がうまくいっていないのではないかと思ったのです。そしてMTAを使っているので残された道は「歯根端切除」くらいしか無いのかなと。
しかし、担当の先生は「根管治療は充分した」そして「そうはする」と...

>>歯根端切除でなく「そうは」?をするのは普通で、有効なものなのでしょうか?
>>それとも対症療法なのでしょうか?

>どうなんでしょう?
>担当の先生のお考え次第だと思います。

色々考え方はあるのかも知れませんが、先生方の率直なご意見をお聞かせ願えませんでしょうか?
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2011-02-08 19:04:01
>色々考え方はあるのかも知れませんが、
>先生方の率直なご意見をお聞かせ願えませんでしょうか?


これ以上、一般論や可能性の話だけを持ち出してもラチが空かないと思いますよ。

レントゲンも無い、実際の口腔内も見ていない…では、我々としても回答に困ります。


特に、一番最初にも書きましたが、tokioさんのケースは「問題は複雑ですので、ネットで回答するのはちょっと難しい」のです。
一般論ばかりで先走ってしまうと、どんどん、現実からそれて行ってしまうような気がします。



結論としては最初に戻りますが、


「担当の先生とのコミュニケーション不足な気がしますので、自費での治療を進めるのであれば、一度、相談の時間を作っていただき、納得された上で治療に臨まれる事をお勧めします。

それでも解らない事があればセカンドオピニオンを求める必要があるかもしれません。」


です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: tokioさん
返信日時:2011-02-09 12:28:25
タイヨウ先生、ご回答ありがとう御座います。

了解しました、セカンドオピニオンを求めようと思います。

セカンドオピニオンは経験無いのですが、今回の様な場合、特に注意しなければいけない点などありましたら教えていただけませんでしょうか?
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2011-02-09 12:54:35
そうですね。

まずはご自身のお気持ちで転院の意思があるかないかでしょうか。

転院の意思がおありならば「初診(保険)」という事で特に注意する事は無いと思います。
ありのままの経緯をお話になればよろしいのではないでしょうか。


逆に転院の意思が無いのであれば「セカンドオピニオン自費)」と言う事になると思います。

かかりつけの先生に資料をいただいたり、紹介状を書いてもらったり…。
大学病院などの公共性の高い医療機関で受けられるのが、理想と言えば理想でしょうか。

医科ではセカンドオピニオンはかなり定着していると聞きますが、歯科ではまだまだなじみの薄い分野です。
担当の先生によっては気を悪くされる事もあるようです。


自分に都合の良い治療をしてくれるドクターを探すようなドクターショッピングは好ましくありませんが、(このサイトで山田先生が良く書かれている事ですが)信頼できる歯科医を見つけ出す事も寿命の一つと言う事もあります。


まずは、今の担当の先生とコミュニケーションを取るようにし、ご自身のお気持ちを整理されてはいかがでしょうか。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: tokioさん
返信日時:2011-02-11 14:23:10
タイヨウ先生、ご回答ありがとう御座います。

>信頼できる歯科医を見つけ出す事も寿命の一つと言う事もあります。

まさにそのとおりだと思います。

過去に7件位、色々な歯医者さんにお世話になりましたが、根管治療で2回ほど手放されたことがあります。
一件目は治療後数ヶ月でフィステルが出来たので見てもらった所、「膿を出しときました」で終わりでした。
もう一件は大学の講師をしている先生でしたが、治療が終わって一週間位でやはりフィステルが再発してしまい見てもらった所、いやーな顔をされて「もう直らない」と治療も無く終わりました。

今考えると酷い話ですが、その頃はまだインターネットも普及しておらず知識も無かったので、直らない事もあるのだと思っていました。
数年そのままの事があったので結局歯の寿命を短くしてしまいました。

保険点数の関係もあるのでしょうが、患者の事よりも利益優先の所は根管治療等は簡単に済ませてしまう様に思います。

そういう所もあれば、保険治療でも根管治療を丹念にして下さる先生もいらっしゃいました。

しかし、いい先生にめぐり合っても勤務地が変わったり引越したりすると通院するのが難しくなってしまいます。

そこで、また新しい歯医者さんを探すのですが、人の評判などを聞いても、「いい歯医者さん」の定義が人によって異なり、早く直してくれる事だったり、痛くない事だったりするので鵜呑みにする事は出来ません。
ネットでHPや口コミ等を見ても実際は書いてある事と違ったりとか良くある様です。
設備が整っている方がいいといっても根管治療をしっかりやってくれる様な所は儲けが少なく投資出来ない傾向があるかも知れません。

自分としては「治療を受けてみないとわからない」と思うのですが、他に何か信頼できる歯医者さんを見つけ出すいい方法があるのでしょうか?

言い方が悪く失礼かもしれませんが、他の医療関係に比べて歯科の場合は当たりはずれが大きいように思います。

治療内容にもよるでしょうが、大学病院自費治療の所がよいのでしょうか?
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2011-02-12 11:18:03
>他に何か信頼できる歯医者さんを見つけ出すいい方法があるのでしょうか?

そうですね…。
一つは当サイトのマッチングシステムでしょうか。



ただ、やはり歯医者さんとは「相性」もありますから、実際にご自身で足を運ばれ、話をしてみるのが最も確実かと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: tokioさん
返信日時:2011-02-16 23:22:22
タイヨウ先生、ご回答ありがとう御座います。

マッチングシステムで探してみましたが、残念ながら近くにはありませんでした。

そこで近くの別の歯医者さんで見てもらった所、右下5番ですが、一箇所だけポケットが深いので歯根破折の疑いがあるとの事。
レントゲンでは解らないので切って確認する必要があると言われました。
先の先生が「そうは」と言っていたのはこの確認もあったのかも知れません。

その場で色々聞ければよかったのですが、時間も限られているし、すぐに思いうかばなっかったもので教えて頂きたいのですが。


1.
上記の確認の為には骨に穴を開けるのでしょうか?
その場合、破折が確認できたとして意図的再植&接着法やインプラントにする事になった際、支障はないのでしょうか?

2.
微細な破折が裏側等にあった場合、確認出来ない事もあるのでしょうか?

3.
確認方法として完全では無いかも知れませんがCTを取ってもらう事は有効でしょうか?
また、CTで破折らしきものが確認出来たとしても上記の様に切って確認する事が必要になるのでしょうか?

4.
歯根破折が判明した場合、最後の手段として意図的再植時に接着する方法があると思いますが、微細な破折の場合でも有効なのでしょうか?

以上、よろしくお願いします。
回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2011-02-17 09:25:48
そうですね…。


>1.上記の確認の為には骨に穴を開けるのでしょうか?

担当の先生のやり方にもよると思いますが、麻酔をして歯ぐきをめくるだけな事が多いような気がします。


>その場合、破折が確認できたとして意図的再植&接着法やインプラントにする事になった際、支障はないのでしょうか?

これも上述したように担当の先生のやり方次第です。

ただ、この記述で気になるのは、担当の先生は意図的再植や接着修復、インプラントなど、破折が見つかった場合の次の治療法を提案されているのでしょうか?

一般的(な保険診療を基準に)に考えれば、

 破折が見つかった → (即)抜歯

となります。

まあ、「即」とはならなくとも「次回抜歯しましょう」と言う事にはなると思います。


もし、tokio さんが意図的再植やVRF接着修復を希望されているとすれば、現時点でそのような治療法を自信を持って提供している歯科医院を受診すべきだと思います。


自分が出来ない治療法を提供する歯科医院と言うのはありませんからね。



>2.微細な破折が裏側等にあった場合、確認出来ない事もあるのでしょうか?

あります。



>3.確認方法として完全では無いかも知れませんがCTを取ってもらう事は有効でしょうか?

「完全ではない」かもしれませんが「CTを撮ってもらう事」は有効な場合があると思います。


>CTで破折らしきものが確認出来たとしても上記の様に切って確認する事が必要になるのでしょうか?

最終的な確認は「直視」でしょうね。



歯根破折が判明した場合、最後の手段として意図的再植時に接着する方法があると思いますが、微細な破折の場合でも有効なのでしょうか?

ケースバイケースでしょう。

ただ、上述したように「意図的再植」や「VRF接着修復」は一般的な治療法ではありませんよ。
行える歯科医院は限られております。



>残念ながら近くにはありませんでした。

これらの治療法を行える歯科医を受診するためにはある程度、検索範囲を広げる必要があると思います。

実際、僕の所でVRF接着修復を希望された場合、僕が自信を持って紹介している歯科医は当院から3時間以上かかりますから…。



繰り返しになりますが、このサイトでも良くか書かれている「意図的再植」や「VRF接着修復」は「一般的な治療法」ではありませんからね。
そのような治療を御希望される際には、その治療法を提供できる歯科医を探す所から始めてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: tokioさん
返信日時:2011-02-17 13:10:44
タイヨウ先生、いつもご回答ありがとう御座います。


>担当の先生のやり方にもよると思いますが、麻酔をして歯ぐきをめくるだけな事が多いような気がします。

この場合は、根の先の方や裏側は確認出来ないということでよろしでしょうか? もし確認出来ない場合はどうなるんでしょうか?

>ただ、上述したように「意図的再植」や「VRF接着修復」は一般的な治療法ではありませんよ。
>行える歯科医院は限られております。

世田谷の方にあったとおもいますが...一般的でないということは自費と言う事になるんでしょうか、ケースバイケースで病院によっても異なるでしょうが、もしタイヨウ先生がご存知の歯医者さんの治療費がどの位か解りましたら参考として教えていただけませんでしょうか?
回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2011-02-17 13:25:51
>この場合は、根の先の方や裏側は確認出来ないということでよろしでしょうか? 


そうですね。
破折線の入り方にもよります。

歯冠側から破折が始まっていれば、歯肉をめくるだけでも確認する事は可能かと思います。
しかし、歯根側から破折が始まっている場合には骨を開削する必要があると思います。


>もし確認出来ない場合はどうなるんでしょうか?

確認できない以上、どうする事も出来ませんね…。^_^;


僕は事前にCTを撮り、どのような状態か予測を立てます。
その上で、歯肉をめくるだけで行けるのか、それとも抜歯前提で骨まで削るのかを判断します。

そこで患者さんご本人に「(抜歯前提で)僕がやるのか」「(何らかの処置ができる先生に)紹介するのか」を決めてもらっています。


ただ、これは先生方それぞれですので、どのようなやり方になるのかは、担当の先生に聞いてみないと解りません。



>一般的でないということは自費と言う事になるんでしょうか

だと思います。
ですから治療費は直接その医院さんに問い合わせる必要があると思います。


>もしタイヨウ先生がご存知の歯医者さんの治療費がどの位か解りましたら参考として教えていただけませんでしょうか?

ケースバイケースですのでこの場でお答えする事はできません。
(ご了承ください)




タイトル フィステルでのブリッジの再治療と、新しいブリッジの咬合の不具合について
質問者 tokioさん
地域 非公開
年齢 48歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の失敗・再治療
ブリッジに関するトラブル
噛み合わせに関するトラブル
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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