インプラントと噛み合わせる歯が挺出している場合の治療法

相談者: kazoo22さん (37歳:男性)
投稿日時:2011-03-01 23:32:09
参考:過去のご相談
銀インレーをオールセラミッククラウンに交換後、冷熱、噛締めで激痛


こんばんは。

インプラント噛み合わせといいますか、上部補綴をするにあたってのご相談です。


もともと左下567とブリッジにしていた歯で6が欠損しておりました。

そのブリッジが外れてしまったため歯科医に行きましたが、近々インプラント治療するという前提で、ブリッジだった567部分の6を削り取り、今は5と7が銀のインレーのような感じになって6は欠損状態です。


インプラントの埋入は終わっています。
が、それ以来いろいろありまして1年弱の月日が経過しています。

上部補綴をするにあたって、歯科医からは左上の6番が下からの圧力が無くなりせりだしてきているので、補綴する左下6番のクラウンを低くするか、左上の6番を削るかの選択をせまられています。

ほんとうにこの2択しかないのでしょうか?

この歯科医とはいろいろありまして、あまり信頼関係が良いとはいえません。



もうひとつ、今回インプラントする左右の歯も銀のインレーで虫歯になってますが、同時に治療したほうがよいでしょうか?

よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-03-02 00:15:48
こんばんは。   

まずは、

歯科相談室では診断はできないことは予め御了承くださいね。


>上部補綴をするにあたって、歯科医からは左上の6番が下からの圧力が無くなりせりだしてきているので、補綴する左下6番のクラウンを低くするか、左上の6番を削るかの選択をせまられています。
>ほんとうにこの2択しかないのでしょうか?


矯正で左上の6番を圧下するという選択肢がありますが、このケースは矯正では解決できない可能性も十分にあります。)

下顎の動きが非常に限定されている一部の方を除き、下顎は多方向に動きます。
(主に前方、前側方ですが、単に3方向のみでもありません。)


この場合、多くの歯は相対する1本の歯以外の歯とも咬合接触しますので、咬合平面の中であまりに突出している歯がありますと、相対する1本の歯を低くしても、咬み合わせのバランスが乱れてしまうことがよくあります。

よって、お口の中全体の咬み合わせのバランスを考慮しますと、(左下6がインプラントであるかどうかに関わらず)左上の6番を削る必要がある場合が多く、左下6番のクラウンを低くするのは次善の策である場合が多いと個人的には考えます。



歯科相談室では診断はできませんから、実際にどうかはわかりませんが、また、2択より多い選択肢を願っておられる kazoo22 様に対し申し訳なく思いますが、上記のようなケースが多いと思います。



>今回インプラントする左右の歯も銀のインレー虫歯になってますが、同時に治療したほうがよいでしょうか?


多少の前後は気にし過ぎない方がよいですが、治療なさる方が良いです。

虫歯や歯周病をコントロールできる目途がたっている状態でインプラント治療を終えるのが好ましいです。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-03-02 06:13:55
kazoo22さまおはようございます。

インプラントを植立した対合歯挺出しているため、どうするか迷っていらっしゃるようですね。


私はまだやったことはありませんが、出来るかどうかは別としてイントルージョンという事も考えられます。

実際に診察したわけではないので断定は出来ませんが、両隣在歯がすでに削ってあるので個人的にはインプラントは適応ではないような気が致します、ブリッジのほうが無難ではないでしょうか。

すでにフィクスチャーを埋入しているのですでに遅しだとは思いますが・・・。


何でも矢鱈にインプラントをするという風潮には違和感を感じます。

回答 回答3
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2011-03-02 09:20:07
>ほんとうにこの2択しかないのでしょうか?

時間がかかるのですが、インプラント上部のクラウンをプラスチックにしてわずかに高くします。
これにより対合歯圧下されます。

圧下されたらプラスチックを盛り足すを繰り返します。

戻ったら普通のクラウンにします。


いろいろの条件が絡みますので一般(歯科医)的には難しいでしょう。

回答 回答4
  • 回答者
当サイト登録医としてふさわしくないと判断したため、ご退会頂きました。(不正請求による保険医登録取り消し、H26.12.10)
回答日時:2011-03-02 09:40:09
>上部補綴をするにあたって、歯科医からは左上の6番が下からの圧力が無くなりせりだしてきているので、補綴する左下6番のクラウンを低くするか、左上の6番を削るかの選択をせまられています。


もともとスピーも強く上6が圧下しているような状態なのか、ブリッジの時点挺出してきたのか、ブリッジ撤去後に挺出してきたのかはわかりませんが、できたら咬合平面は平にできたらよいという考えでインプラント部自体の補綴物の厚みを確保する上でも、上下均等にしたほうがよいという考えだと思います。


私見では、上の6番が修復処置してあれば迷わず、補綴処置しなおすと思います。
全くのカリエスもなく、修復もなければ躊躇しますが、他の噛み合わせインプラントへの咬合負担を考えて削らしていただく事もありますがあくまで、計画の元で何ミリ必要かというワックスアップの元で決めます。


インプラントの今後のメンテナンスもあります。
担当の先生とよいコミュニケーションが取れることが解決の一番の近道かと思います。




タイトル インプラントと噛み合わせる歯が挺出している場合の治療法
質問者 kazoo22さん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ インプラント治療法
インプラントその他
噛み合わせ(咬合)治療
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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