犬歯をブリッジの支台歯にしたことを後悔。長く歯を持たせたい
相談者:
みれいさん (44歳:女性)
投稿日時:2011-03-01 14:20:08
参考:過去のご相談
*5連ブリッジで50万円と言われました。保険で作ったものよりも良い?
他
削ってしまっている歯の寿命というのは少なからずも短くなると聞きますが、クラウンが適正でケアもしっかりしていれば一生持つ可能性もあるのでしょうか?
今回ブリッジ(4連)をするにあたり健康な犬歯を削ってしまったことをとても後悔しております。
支台にしていることで寿命が縮まるのなら、いっそのこと外して、抜いたところをインプラントにし、犬歯は独立させて良いクラウンに作り変えようかとも考えております。
ブリッジのままでいくか、犬歯を独立させるか、どちらの方が将来的に良い方法なのでしょうか?
日常のケアはしっかり出来ていると思います。
歯石なども全くついていないと医師からは言われています。
ケアが出来ていればブリッジも一生もつ可能性はありでしょうか?
被せ物は作り変えたとしても一生抜かずにすむ可能性はありますか?
せめて犬歯だけでも一生持たせたい気持ちで悩んでいます。
先生方、宜しくお願い致します。
*5連ブリッジで50万円と言われました。保険で作ったものよりも良い?
他
削ってしまっている歯の寿命というのは少なからずも短くなると聞きますが、クラウンが適正でケアもしっかりしていれば一生持つ可能性もあるのでしょうか?
今回ブリッジ(4連)をするにあたり健康な犬歯を削ってしまったことをとても後悔しております。
支台にしていることで寿命が縮まるのなら、いっそのこと外して、抜いたところをインプラントにし、犬歯は独立させて良いクラウンに作り変えようかとも考えております。
ブリッジのままでいくか、犬歯を独立させるか、どちらの方が将来的に良い方法なのでしょうか?
日常のケアはしっかり出来ていると思います。
歯石なども全くついていないと医師からは言われています。
ケアが出来ていればブリッジも一生もつ可能性はありでしょうか?
被せ物は作り変えたとしても一生抜かずにすむ可能性はありますか?
せめて犬歯だけでも一生持たせたい気持ちで悩んでいます。
先生方、宜しくお願い致します。
回答1
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2011-03-01 14:45:51
>ブリッジのままでいくか、犬歯を独立させるか、どちらの方が将来的に良い方法なのでしょうか?
犬歯にかかる力の負担、清掃の問題などから考えるとインプラントの方が有利だとは思います。
>ケアが出来ていればブリッジも一生もつ可能性はありでしょうか?
>被せ物は作り変えたとしても一生抜かずにすむ可能性はありますか?
可能性はあります。
開業して20年近くになりますが、その当時装着したブリッジが今も機能している症例もあります。
逆に数年で抜歯になった症例もあります。
一生抜かないで済むように、患者も術者も出来るだけのことをする。これだけやってもダメなら仕方が無いと思えるように努力することが大事だと思います。
一般論でしかないので、担当医とよく相談してください。
ご参考まで・・・
犬歯にかかる力の負担、清掃の問題などから考えるとインプラントの方が有利だとは思います。
>ケアが出来ていればブリッジも一生もつ可能性はありでしょうか?
>被せ物は作り変えたとしても一生抜かずにすむ可能性はありますか?
可能性はあります。
開業して20年近くになりますが、その当時装着したブリッジが今も機能している症例もあります。
逆に数年で抜歯になった症例もあります。
一生抜かないで済むように、患者も術者も出来るだけのことをする。これだけやってもダメなら仕方が無いと思えるように努力することが大事だと思います。
一般論でしかないので、担当医とよく相談してください。
ご参考まで・・・
回答2
東京国際歯科六本木(港区六本木)の宮下です。
回答日時:2011-03-01 16:33:03
みれいさん
歯の寿命は、これから病気を作らないようにすること、で変わります。
すでに削ったとはいえ、虫歯だったわけではないので、それほど、悲観的になる必要はないですよ。
それに、もう削ったわけですから、これから、悪くならないようにされてください。
お口の中をみていませんので、以下は無視していただいて構いません。
4本連結ですから、かなり大きな問題があったわけですよね。
他にも、普通は治療がされているとか、問題があるように、おもえるので、ちょっと心配してます。
次に、人工物が入るわけですから、壊れる事が、あります。
特に犬歯がブリッジに含まれていますので、噛み合わせのコントロールをしていく必要がありますね。
歯軋りとか、食いしばりとかの問題がある場合は、さらに力のコントロールをみていきます。
大抵は抜かないですむように、予防的な方法を進めていけば、抜歯位は避けれるはずです。
ところが、問題が起きてしまうと、最終的には、、、ざんねんながら、抜歯というのは、、、
先生によって基準が異なる場合がほとんどですので、、、
この因子が最も大きいかもしれません。
歯の寿命は、これから病気を作らないようにすること、で変わります。
すでに削ったとはいえ、虫歯だったわけではないので、それほど、悲観的になる必要はないですよ。
それに、もう削ったわけですから、これから、悪くならないようにされてください。
お口の中をみていませんので、以下は無視していただいて構いません。
4本連結ですから、かなり大きな問題があったわけですよね。
他にも、普通は治療がされているとか、問題があるように、おもえるので、ちょっと心配してます。
次に、人工物が入るわけですから、壊れる事が、あります。
特に犬歯がブリッジに含まれていますので、噛み合わせのコントロールをしていく必要がありますね。
歯軋りとか、食いしばりとかの問題がある場合は、さらに力のコントロールをみていきます。
大抵は抜かないですむように、予防的な方法を進めていけば、抜歯位は避けれるはずです。
ところが、問題が起きてしまうと、最終的には、、、ざんねんながら、抜歯というのは、、、
先生によって基準が異なる場合がほとんどですので、、、
この因子が最も大きいかもしれません。
回答3
当サイト登録医としてふさわしくないと判断したため、ご退会頂きました。(不正請求による保険医登録取り消し、H26.12.10)
回答日時:2011-03-01 16:35:50
噛み合わせの要となる犬歯、歯の根の長さも長く寿命も長いです。
>支台にしていることで寿命が縮まるのなら、いっそのこと外して、抜いたところをインプラントにし、犬歯は独立させて良いクラウンに作り変えようかとも考えております。
現在の犬歯の状態が悪ければお勧めできるところかと思いますが、現在は修復されたばかりです。
難しいところもありますが、犬歯ガイドを確立している適正な噛み合わせであり、適合面でも良好であればなんら問題ないと思います。
>ブリッジのままでいくか、犬歯を独立させるか、どちらの方が将来的に良い方法なのでしょうか?
他の歯の事を考えずに、現在犬歯が支台歯である事、無髄である事、ガイドしていない事、歯根が短い事、歯槽骨の吸収がみられる事など犬歯にとって不利な条件が重なればインプラントのメリットも大きいと思います。
>日常のケアはしっかり出来ていると思います。歯石なども全くついていないと医師からは言われています。
>ケアが出来ていればブリッジも一生もつ可能性はありでしょうか?
>被せ物は作り変えたとしても一生抜かずにすむ可能性はありますか?
ブリッジの力の適合性、スパン、他の歯の状態などにより大きく左右されるかと思います。
なによりも現在の状態を維持できればいつでもインプラントにも出来ますし、急な事が起こりにくいよう定期検診等で検診されていれば大丈夫かと思います。
>支台にしていることで寿命が縮まるのなら、いっそのこと外して、抜いたところをインプラントにし、犬歯は独立させて良いクラウンに作り変えようかとも考えております。
現在の犬歯の状態が悪ければお勧めできるところかと思いますが、現在は修復されたばかりです。
難しいところもありますが、犬歯ガイドを確立している適正な噛み合わせであり、適合面でも良好であればなんら問題ないと思います。
>ブリッジのままでいくか、犬歯を独立させるか、どちらの方が将来的に良い方法なのでしょうか?
他の歯の事を考えずに、現在犬歯が支台歯である事、無髄である事、ガイドしていない事、歯根が短い事、歯槽骨の吸収がみられる事など犬歯にとって不利な条件が重なればインプラントのメリットも大きいと思います。
>日常のケアはしっかり出来ていると思います。歯石なども全くついていないと医師からは言われています。
>ケアが出来ていればブリッジも一生もつ可能性はありでしょうか?
>被せ物は作り変えたとしても一生抜かずにすむ可能性はありますか?
ブリッジの力の適合性、スパン、他の歯の状態などにより大きく左右されるかと思います。
なによりも現在の状態を維持できればいつでもインプラントにも出来ますし、急な事が起こりにくいよう定期検診等で検診されていれば大丈夫かと思います。
相談者からの返信
相談者:
みれいさん
返信日時:2011-03-01 18:14:42
回答4
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2011-03-01 18:37:11
ご相談ありがとうございます。
確かに、犬歯は非常に重要な歯です。
噛み合わせのガイドをしたり、他の歯を守ってくれる役割もあります。
つまり、他の歯のように、単純に1本の価値にとどまらないということです。
犬歯が残せられれば、前歯も奥歯も残る可能性が高くなり、
犬歯を失えば、その逆にドミノ倒しのようになることさえあります。
>削ってしまっている歯の寿命というのは少なからずも短くなると聞きますが、クラウンが適正でケアもしっかりしていれば一生持つ可能性もあるのでしょうか?
その条件は必須です。
つまり、クラウンが適正で、かつケアが適正であることです。
しかし、一生とは何十年先のことかハッキリしませんから、一生を保証することは誰にも不可能です。
かりに、120才まで生きる予定として、今から70年以上先のことまで予想はできません。
日本女性の平均寿命まででも40年以上先の話です。
ただ、きちんと治療すれば、せめて20年・30年と使うことは可能です。
私が初めて作った差し歯は、今もアフターケアを続けていますが、今年で35年間使えています。
>ブリッジのままでいくか、犬歯を独立させるか、どちらの方が将来的に良い方法なのでしょうか?
ブリッジもきちんと治療すればやはり、せめて20年・30年と使うことは可能です。
当院ではできるだけ歯を残すために、ブリッジを新しく造ることはほとんどありませんが、問題を起こしたブリッジのやり直した物は30年近くもっている物もあります。
きちんと治療すれば、1本だろうがブリッジだろうが、簡単にダメになんかならないものです。
でもどちらかと言われれば、自然の口の中を思い出してください、つながっている歯なんかありませんから、1本のほうが有利と言えます。
私には一生歯を残す目的があり、普通は可能だと思っていますが、その場合は、できるだけブリッジは避けたいと思っています。
>ケアが出来ていればブリッジも一生もつ可能性はありでしょうか?
ケアは欠かせません。
それには、セルフケアと、プロフェッショナルケアの組み合わせが必要です。
プロフェッショナルケアとはクリーニングだけではありません。
クリーニングなどはオマケに過ぎません。
プロフェッショナルケアとは、診断・計画・実行・検査・評価等をすることが中心です。
一人で磨いているだけではとても危険です。
一人で一所懸命磨いても、それは適切なケアとは言いません。
>被せ物は作り変えたとしても一生抜かずにすむ可能性はありますか?
あります。
初めから、被せ物を作る目的がその歯を守るためという項目を入れた計画である場合だけです。
かりに20年目にかぶせ物がダメになったとしても、歯を守ってくれたのですから、また、せめて20年・30年使えるかぶせ物が作れるはずです。
それとはべつに、ただ被せ物を作った、という計画ではほとんど望みはありません。
>せめて犬歯だけでも一生持たせたい気持ちで悩んでいます。
それはとても良い目標をお立てになりましたね。
その一言で、これからの人生が変わるかもしれません。
頑張ってください。
確かに、犬歯は非常に重要な歯です。
噛み合わせのガイドをしたり、他の歯を守ってくれる役割もあります。
つまり、他の歯のように、単純に1本の価値にとどまらないということです。
犬歯が残せられれば、前歯も奥歯も残る可能性が高くなり、
犬歯を失えば、その逆にドミノ倒しのようになることさえあります。
>削ってしまっている歯の寿命というのは少なからずも短くなると聞きますが、クラウンが適正でケアもしっかりしていれば一生持つ可能性もあるのでしょうか?
その条件は必須です。
つまり、クラウンが適正で、かつケアが適正であることです。
しかし、一生とは何十年先のことかハッキリしませんから、一生を保証することは誰にも不可能です。
かりに、120才まで生きる予定として、今から70年以上先のことまで予想はできません。
日本女性の平均寿命まででも40年以上先の話です。
ただ、きちんと治療すれば、せめて20年・30年と使うことは可能です。
私が初めて作った差し歯は、今もアフターケアを続けていますが、今年で35年間使えています。
>ブリッジのままでいくか、犬歯を独立させるか、どちらの方が将来的に良い方法なのでしょうか?
ブリッジもきちんと治療すればやはり、せめて20年・30年と使うことは可能です。
当院ではできるだけ歯を残すために、ブリッジを新しく造ることはほとんどありませんが、問題を起こしたブリッジのやり直した物は30年近くもっている物もあります。
きちんと治療すれば、1本だろうがブリッジだろうが、簡単にダメになんかならないものです。
でもどちらかと言われれば、自然の口の中を思い出してください、つながっている歯なんかありませんから、1本のほうが有利と言えます。
私には一生歯を残す目的があり、普通は可能だと思っていますが、その場合は、できるだけブリッジは避けたいと思っています。
>ケアが出来ていればブリッジも一生もつ可能性はありでしょうか?
ケアは欠かせません。
それには、セルフケアと、プロフェッショナルケアの組み合わせが必要です。
プロフェッショナルケアとはクリーニングだけではありません。
クリーニングなどはオマケに過ぎません。
プロフェッショナルケアとは、診断・計画・実行・検査・評価等をすることが中心です。
一人で磨いているだけではとても危険です。
一人で一所懸命磨いても、それは適切なケアとは言いません。
>被せ物は作り変えたとしても一生抜かずにすむ可能性はありますか?
あります。
初めから、被せ物を作る目的がその歯を守るためという項目を入れた計画である場合だけです。
かりに20年目にかぶせ物がダメになったとしても、歯を守ってくれたのですから、また、せめて20年・30年使えるかぶせ物が作れるはずです。
それとはべつに、ただ被せ物を作った、という計画ではほとんど望みはありません。
>せめて犬歯だけでも一生持たせたい気持ちで悩んでいます。
それはとても良い目標をお立てになりましたね。
その一言で、これからの人生が変わるかもしれません。
頑張ってください。
タイトル | 犬歯をブリッジの支台歯にしたことを後悔。長く歯を持たせたい |
---|---|
質問者 | みれいさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 44歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ブリッジ治療法 ブリッジその他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。