抜歯後、歯周に硫酸カルシウムを挿入する施術 (アメリカ)
相談者:
さかざきさん (33歳:男性)
投稿日時:2011-03-03 03:34:57
お世話になっております。以前、下記相談内容にて、掲示板に抜歯直後の歯周組織再生療法について質問を投稿した、現在アメリカに在住しているさかざきと申します。
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(前回の質問)
「6番抜歯。歯周組織再生療法、インプラント実施までの期間(アメリカ)」
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当方、2月1日に左下奥6番(アメリカ式18番)抜歯しており、現在、歯科医師の先生より、
「今後インプラントをしたいと考えるなら、骨が不足しているので、抜歯後8週間程度までの間に、カルシウムを歯周にいれる施術をしておく必要がある」
といわれております。
前回先生方から頂いたご回答を受けて、今歯を診て頂いている先生に、以下の点をお伝えしました。
・ できれば日本でインプラントを行いたいこと、また、日本でできないにしても、8月に引越しの予定があり、引越し後にインプラントを行いたいこと。
・ インプラントとカルシウムを入れる施術は同じ先生に行って頂きたいと考えていること。
これに対して、歯科医の先生からは、以下の回答を頂きました。
・ 引越し先の先生に診てもらうことは構わない。
・ ただ、今回行う歯の土台を造成するための施術と、インプラントとは別もので、担当が替わっても、それで支障は無いはずだと考えている。
・ もし気になるなら、引越し先の先生に施術をしてもらうのでも構わないから、今後インプラントができない、という事態に陥らないよう、3月末ころまでに、当該施術を受けることを勧める。
なお、先生にはレントゲンによる写真での診断はされていますが、CTによる診断等その他の検査はされていません。
歯科医の先生から頂いたパンフレットによれば、先生が使用を予定している素材は、イスラエルMIS Implant Technologiesという会社が出しているBondBoneという名称のもので、移植材料(graft material)である硫酸カルシウム(calcium sulfate)を歯茎に挿入するものだそうです。
もしこれを早期に行わないとインプラントが難しくなるなら、今の担当先生にこれを挿入してもらうことも必要だと思っているのですが、
・ 前回先生方から頂いた回答と、
・ 当方の左下6番は、10年ほど前に神経を抜いていたのですが、去年の8月までは日本で歯科医の先生に診ていただいた際に問題なかった歯であること(ただし、抜歯直前はぐらぐらの状態でした。)等を考えると、これを本当にすぐ行うことが私にとってベストなのか、疑問を持っております。
そこで、上記の現在の担当先生のご見解につき、一般論で構いませんので、再度先生方のご見解を伺えればと考えました次第です。
お手数をおかけいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
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(前回の質問)
「6番抜歯。歯周組織再生療法、インプラント実施までの期間(アメリカ)」
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当方、2月1日に左下奥6番(アメリカ式18番)抜歯しており、現在、歯科医師の先生より、
「今後インプラントをしたいと考えるなら、骨が不足しているので、抜歯後8週間程度までの間に、カルシウムを歯周にいれる施術をしておく必要がある」
といわれております。
前回先生方から頂いたご回答を受けて、今歯を診て頂いている先生に、以下の点をお伝えしました。
・ できれば日本でインプラントを行いたいこと、また、日本でできないにしても、8月に引越しの予定があり、引越し後にインプラントを行いたいこと。
・ インプラントとカルシウムを入れる施術は同じ先生に行って頂きたいと考えていること。
これに対して、歯科医の先生からは、以下の回答を頂きました。
・ 引越し先の先生に診てもらうことは構わない。
・ ただ、今回行う歯の土台を造成するための施術と、インプラントとは別もので、担当が替わっても、それで支障は無いはずだと考えている。
・ もし気になるなら、引越し先の先生に施術をしてもらうのでも構わないから、今後インプラントができない、という事態に陥らないよう、3月末ころまでに、当該施術を受けることを勧める。
なお、先生にはレントゲンによる写真での診断はされていますが、CTによる診断等その他の検査はされていません。
歯科医の先生から頂いたパンフレットによれば、先生が使用を予定している素材は、イスラエルMIS Implant Technologiesという会社が出しているBondBoneという名称のもので、移植材料(graft material)である硫酸カルシウム(calcium sulfate)を歯茎に挿入するものだそうです。
もしこれを早期に行わないとインプラントが難しくなるなら、今の担当先生にこれを挿入してもらうことも必要だと思っているのですが、
・ 前回先生方から頂いた回答と、
・ 当方の左下6番は、10年ほど前に神経を抜いていたのですが、去年の8月までは日本で歯科医の先生に診ていただいた際に問題なかった歯であること(ただし、抜歯直前はぐらぐらの状態でした。)等を考えると、これを本当にすぐ行うことが私にとってベストなのか、疑問を持っております。
そこで、上記の現在の担当先生のご見解につき、一般論で構いませんので、再度先生方のご見解を伺えればと考えました次第です。
お手数をおかけいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
回答1
みどりが丘歯科クリニックの稲垣です。
回答日時:2011-03-03 07:45:54
おはようございます。
お話にあった骨補填剤が、どの様に作用するものなのか私はわかりかねますが、その処置をされた事で本当に、日本で担当する歯科医師が安心して、インプラント治療を行えるものなのか、正直疑問があります。
少なくとも、当材料は、日本では非認可であると思われます。
その様な材料を国内で使用する場合、少なくとも私は、患者さんへの説明と同意はもちろんですが、術後、責任をもって経過を長期に管理させて頂く事が術者の責務と考えます。
骨の吸収がどの程度あるかにもよりますが、インプラントの処置と同時に骨の再生を期待するGBRという方法も存在します。
参考にされて下さい。
お話にあった骨補填剤が、どの様に作用するものなのか私はわかりかねますが、その処置をされた事で本当に、日本で担当する歯科医師が安心して、インプラント治療を行えるものなのか、正直疑問があります。
少なくとも、当材料は、日本では非認可であると思われます。
その様な材料を国内で使用する場合、少なくとも私は、患者さんへの説明と同意はもちろんですが、術後、責任をもって経過を長期に管理させて頂く事が術者の責務と考えます。
骨の吸収がどの程度あるかにもよりますが、インプラントの処置と同時に骨の再生を期待するGBRという方法も存在します。
参考にされて下さい。
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2011-03-03 09:26:27
歯肉が退縮しないうちに早めに骨増生をしておいたほうが良いとは思います。
これから行うということであれば抜歯直後でもかまわなかったと思います。
硫酸カルシウムは石膏ですから古くからある材料方法ではではあります。
固まりますからボリュームを保つには良い材料です。
私は他の材料と混合して使ったことしかないので言明するようなコメントはできません。
将来インプラントをする気なら、遅れても出来ますし、私は二回くらい徐々に拡大する方法もとっています。
歯槽提、歯肉には日本人と欧米人の違いもあります。
これから行うということであれば抜歯直後でもかまわなかったと思います。
硫酸カルシウムは石膏ですから古くからある材料方法ではではあります。
固まりますからボリュームを保つには良い材料です。
私は他の材料と混合して使ったことしかないので言明するようなコメントはできません。
将来インプラントをする気なら、遅れても出来ますし、私は二回くらい徐々に拡大する方法もとっています。
歯槽提、歯肉には日本人と欧米人の違いもあります。
相談者からの返信
相談者:
さかざきさん
返信日時:2011-03-07 11:41:55
タイトル | 抜歯後、歯周に硫酸カルシウムを挿入する施術 (アメリカ) |
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質問者 | さかざきさん |
地域 | 海外 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 男性 |
職業 | その他 |
カテゴリ |
抜歯:6番(第一大臼歯) インプラント治療法 アメリカ(米国) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。