歯周病と咬合外傷の治療に矯正+セラミックブリッジorインプラント?

相談者: 無限さん (50歳:女性)
投稿日時:2011-03-05 11:09:12
参考:過去のご相談
親知らず抜歯半年後、同側3〜7番がぐらつき寝るとジンジンと痛む


2月の終わり頃に、相談をして右下7番の歯髄炎では?というアドバイスを頂き、結果その治療で痛みは解決した無限です。
本当にありがとうございました。



それで、今回はその治療をして下さった先生からの診断で、今は歯茎の状態はとてもよいが、以前の歯周病噛みあわせから咬合外傷が起きておりその治療が必要ということでした。


右上犬歯が八重歯の様に飛び出でいて役目を果していないことが1番の原因と診断され、その為に右下3.4番がの骨がかなり下がっている。

抜歯しても良いくらいの状態、また神経を取って頂いた右下7番も8番を抜歯した時のダメ−ジで骨がず削られグラグラしているためほとんど抜歯をするようになる。

右下全般も広範囲で左下側にくらべ骨が下がってきている。


といった診断で矯正ブリッジインプラントをしないとこの外傷は止められない。

治療提案は右上の犬歯を参加させる矯正、そして矯正後セラミックブリッジ、右下1番から5番ぐらいまでのセラミックブリッジ1本で支えているより、数本で手をつないで支えた方が負担が少なく骨の溶けるのを抑えられる、もちろん虫歯ではない歯を削るというデメリットの説明もありましたし、私自身、インプラントが怖いという事も申し上げました。


で、この治療計画なのだと思いますが、200万以上費用がかかるようですので、インプラントが怖いというだけで、後々、問題が出やすい治療を選択するつもりはないので、ブリッジとインプラントの選択のポイントを教えて頂きたいとおもいます。

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
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回答日時:2011-03-05 11:56:48
>といった診断で矯正ブリッジインプラントをしないとこの外傷は止められない。
>治療提案は右上の犬歯を参加させる矯正、そして矯正後セラミックブリッジ、右下1番から5番ぐらいまでのセラミックブリッジ


私見では、大きな咬合性外傷だけで問題が起きてるわけではないので矯正治療、インプラントも必要な治療のひとつかと思いますが歯周病の治療の程度はいかがでしょうか。

反対側の歯上の歯の歯周病が必ず存在すると思います。
その歯周病が管理できていない状態での、矯正治療、インプラントは大変危険かと思います。


インプラント、矯正治療はひとつの治療方法の手段であり、治療のゴールは大きく考えても歯周病のコントロールと咬合のコントロールと欠損部位のバーティカルストップを作るための補綴処置かと思います。

その治療段階として初めに歯周病のコントロールが不可欠かと考えております。



>1本で支えているより、数本で手をつないで支えた方が負担が少なく骨の溶けるのを抑えられる、もちろん虫歯ではない歯を削るというデメリットの説明もありましたし、私自身、インプラントが怖いという事も申し上げました。


連結することで歯の揺れに対する力のコントロール、力の分散はできる可能性はあるかと思います。



>で、この治療計画なのだと思いますが、200万以上費用がかかるようですので、インプラントが怖いというだけで、後々、問題が出やすい治療を選択するつもりはないので、ブリッジとインプラントの選択のポイントを教えて頂きたいとおもいます。


矯正も含めるとなると長い治療期間が必要となります。
矯正治療時、歯周病のコントロールができていないと歯を動かすためのアンカーとなる歯に過大な力がかかるとともに同じ方向に引っ張られてしまう可能性もあります。

また、インプラントと矯正治療を行う場合、インプラントのポジションが非常に重要になると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 無限さん
返信日時:2011-03-05 12:47:56
詳しい説明を有難うございます。

まず、反対側の歯周病についてですが、左上1番が以前神経をとったため色が黒ずみオ−ルセラミックにしてあり、その歯と2番の骨が少し溶けているようで、他は、左上の7番が左下8.7番抜歯している為のびてきている、という具合に取り立ててのご指摘は先生からなかったとおもいます。


歯周病の自体の治療?コントロ−ル管理とは具体的にはどのような事をさすのですか?

歯垢もほとんどなくポケット検査でも出血はなく歯茎の腫れもありません。

骨を再生するとかをしてから矯正、やインプラントに進むということですか?


今、診てくださっている先生からは、ブラッシングも良くできているしということで取り立てて歯周病のコントロ−ルの説明は受けていません。

矯正やブリッジで骨の下がりを止めようとすることが、コントロ−ルなのかと思っていました。

次回は矯正のための抜歯をしましょうという事なので、事前にしておく治療についてぜひ教えて下ださい。
知識不足で申し訳ございません。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-03-05 13:10:43
こんにちは。

一般的に、噛み合わせの問題単独で抜歯に至るまでの骨の吸収は考えられません。

歯周病による炎症に外傷力が加わり、加速度的に骨の吸収を招きます。
また歯周病は細菌感染ですので、どこか一部位だけ、ということはありません。


そういった意味で服部先生は、反対側の歯も歯周病の恐れがありますと説明されたのだと思います。



歯垢もほとんどなくポケット検査でも出血はなく歯茎の腫れもありません。

ということであれば、今現在はしっかりコントロールされていると判断できそうですね。
あとは、理想的に歯が接触する様な、噛み合わせを確立させることは重要かと思います。

しかし、過去に歯周病で歯を失っている方はリスクがありますので、油断せずに定期的なチェックは受けましょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 無限さん
返信日時:2011-03-05 13:35:45
ありがとうございます。

今、診て下さっている先生も過去の歯周病により噛みあわせで無理な力がかかった部分の歯の骨が急速に溶けたのだろう、とおしゃっていました。

安心して、矯正+セラミックブリッジ or インプラントにすすもうかと思います。


セラミックのブリッジで、歯周病が進むことはないのですか。
完全な矯正とインプラントの方が、長い目で見たら良いということは、ないのですか?


矯正も今回限りになるような年齢?ですので慎重に考えたいのですが、骨の状態や噛みあわせなど情報が少なくて申し訳ありません。



もうひとつお聞きしたいのですが、今通っている先生は歯周病、インプラント専門の資格をお持ちで、矯正は常勤の先生ではない方が週一来て診てくださるようです。 

家族も今オ−プンバイトの舌側矯正中ですので難しい事がわかります。
矯正だけ専門医もところで、ということは考えない方がよいですか?


骨の状態が普通ではないので、不安です。
わがままな患者ですみません。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-03-05 17:19:10
セラミックブリッジで、歯周病が進むことはないのですか。
>完全な矯正インプラントの方が、長い目で見たら良いということは、ないのですか?

ブリッジが原因で歯周病になることはないですが、残っている歯への負担は大きいです。
残っている歯のことを考えるとインプラントの方が有効と思われます。


>矯正だけ専門医もところで、ということは考えない方がよいですか?

おそらく主治医が信頼している矯正医で、日頃より一緒に治療しているので、うまく連携がとれているのではないでしょうか?
お聞きする限り、大掛かりな治療になりそうなので、主治医がしっかりコミュニケーションのとれる矯正医の方がいいと思いますよ。


治療頑張ってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 無限さん
返信日時:2011-03-08 11:55:33
とても丁寧なアドバイスありがとうございました。
とても助かりました。


先日、診療の際もう一度ブリッジインプラントについて先生に伺うと、やはり私がインプラントを怖いという事を訴えていた為にブリッジを勧めて下さったということでした。

私がインプラントでもよいという事であれば、CTを撮って適正を検討した後慎重に決めていきましょう、とおしゃって下さいました。



また、矯正して下さるお医者様についても教えて下さり、やはり稲垣先生がおしゃっられた通り信頼し、助け合って治療をしてきているので安心してお任せ下さいとのことでした。


やっと、当面の不安材料がなくなり治療を勧められます。
そして主治医の先生にもその都度相談や疑問をお話できるかと思います。  

本当にありがとうございました。



タイトル 歯周病と咬合外傷の治療に矯正+セラミックブリッジorインプラント?
質問者 無限さん
地域 非公開
年齢 50歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ インプラント治療法
歯周病(歯槽膿漏)治療
歯列矯正の治療法
噛み合わせ(咬合)治療
回答者




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