根尖性歯周炎で治療中。歯半分の抜歯、ブリッジを提案されました
相談者:
pokotannさん (40歳:女性)
投稿日時:2011-03-18 18:40:57
根尖性歯周炎と思われる症状で治療中です。
担当医より該当歯の半分を抜歯する方針を提示頂きましたが、歯根を何とか残せないものか迷っています。
担当医はキャリアも長く、合理的かつ親切な治療で信頼しておりますが、特に根管治療に力を入れている医院でもないようですので、より可能性のある方法、受けるべきセカンドオピニオンがあればご教示頂きたくお願い申し上げます。
発症後ざっと治療例など調べましたが、素人故、用語、名称等の誤り、および長文説明をご容赦下さい。
【現在までの経過】---------------------------
1./数年前、下6(第一大臼歯)根元に丸い影があり、疲労時等に痛みが出る可能性があるとの指摘を頂きました。
無症状で数年が経過。
2./1週間程前、かむと該当歯に痛みが出るようになり、週末数日我慢した所、痛みの悪化とともに頬が腫れました。歯茎も腫れ、歯や歯茎、頬に触るだけでも痛い状態に。
3./診察の結果、痛みをやわらげる噛み合わせ処置の上、坑炎症剤と鎮痛剤を頂き、3日後に再診。
現在頬の腫れもひき、歯茎の腫れも小さくなっている。
膿は出ていない。
診察によると膿はかなり吸収されているので、排出切開等も必要なく、このまま腫れが完全にひくのを待って根の治療をするとの事。
治療方法をいくつか提示頂きました。
【該当箇所の状態】---------------------------
1.該当下6は、10年以上前、治療のため神経を抜き、根充剤充填、金属のクラウン処置済。
2./下5、下7も同様に神経を抜き、根充剤充填、下5はセラミックで、下7は金属のクラウン処置済。
3./該当下6の歯根はレントゲン上、両根とも比較的深くまで根充剤充填がなされている。
4./該当下6歯根の膿(丸い影)は下5側にあり直径10mm程度で大きめ。
【上記を踏まえた治療方法の提案】--------------
1./下6を半分に割り、膿(丸い影)のある下5側の歯根のみ抜歯。
下6の残り半分と下5のクラウンを作り直す事でブリッジとする。
但し、残り半分の歯根の状態が悪ければ完全抜歯の可能性あり。
その場合下5と下7を作り直してブリッジとする。
2./下5と下7を極力触らないのであれば、下6を抜歯しインプラントとする。
●抜歯やブリッジをできるだけ避け、両方の歯根を残したい旨伝えましたが、歯根の尖端を切り取る手術(歯根端切除)もあるが、基本的に前歯に適しており、下6の場合は通常適用例ではない。
また、過去の治療時の根充剤が比較的深く処置されており、本来の歯根部分が薄くなっている事から処置時に割れやすく、また歯根端切除をおこなうと根充剤がそのまま出てしまう。
違和感が出たり、再発の危険性もある。膿胞の大きさからも切除部分が大きく、下6の歯根端切除は最悪神経に触るなどリスクも高い。
以上の説明の上、1.または2のいずれかの方法を提示されました。
1.であれば半分の歯根を残す事ができ、ブリッジも5.あるいは5.と7.の作り直しで対応可能との事。
ある程度納得できるお話ではあるのですが、ブリッジは初めてで、多少食べ物がつまりやすくなる等のデメリットも聞きます。
長期的視点から見ても、これはやはり最善の方法でしょうか?
該当歯半分を抜歯することによる弊害等はないのでしょうか?
あきらめずセカンドオピニオンを仰いだ方が良いのでしょうか?
長文申し訳ありませんでした。
ご教示の程、宜しくお願い致します。
担当医より該当歯の半分を抜歯する方針を提示頂きましたが、歯根を何とか残せないものか迷っています。
担当医はキャリアも長く、合理的かつ親切な治療で信頼しておりますが、特に根管治療に力を入れている医院でもないようですので、より可能性のある方法、受けるべきセカンドオピニオンがあればご教示頂きたくお願い申し上げます。
発症後ざっと治療例など調べましたが、素人故、用語、名称等の誤り、および長文説明をご容赦下さい。
【現在までの経過】---------------------------
1./数年前、下6(第一大臼歯)根元に丸い影があり、疲労時等に痛みが出る可能性があるとの指摘を頂きました。
無症状で数年が経過。
2./1週間程前、かむと該当歯に痛みが出るようになり、週末数日我慢した所、痛みの悪化とともに頬が腫れました。歯茎も腫れ、歯や歯茎、頬に触るだけでも痛い状態に。
3./診察の結果、痛みをやわらげる噛み合わせ処置の上、坑炎症剤と鎮痛剤を頂き、3日後に再診。
現在頬の腫れもひき、歯茎の腫れも小さくなっている。
膿は出ていない。
診察によると膿はかなり吸収されているので、排出切開等も必要なく、このまま腫れが完全にひくのを待って根の治療をするとの事。
治療方法をいくつか提示頂きました。
【該当箇所の状態】---------------------------
1.該当下6は、10年以上前、治療のため神経を抜き、根充剤充填、金属のクラウン処置済。
2./下5、下7も同様に神経を抜き、根充剤充填、下5はセラミックで、下7は金属のクラウン処置済。
3./該当下6の歯根はレントゲン上、両根とも比較的深くまで根充剤充填がなされている。
4./該当下6歯根の膿(丸い影)は下5側にあり直径10mm程度で大きめ。
【上記を踏まえた治療方法の提案】--------------
1./下6を半分に割り、膿(丸い影)のある下5側の歯根のみ抜歯。
下6の残り半分と下5のクラウンを作り直す事でブリッジとする。
但し、残り半分の歯根の状態が悪ければ完全抜歯の可能性あり。
その場合下5と下7を作り直してブリッジとする。
2./下5と下7を極力触らないのであれば、下6を抜歯しインプラントとする。
●抜歯やブリッジをできるだけ避け、両方の歯根を残したい旨伝えましたが、歯根の尖端を切り取る手術(歯根端切除)もあるが、基本的に前歯に適しており、下6の場合は通常適用例ではない。
また、過去の治療時の根充剤が比較的深く処置されており、本来の歯根部分が薄くなっている事から処置時に割れやすく、また歯根端切除をおこなうと根充剤がそのまま出てしまう。
違和感が出たり、再発の危険性もある。膿胞の大きさからも切除部分が大きく、下6の歯根端切除は最悪神経に触るなどリスクも高い。
以上の説明の上、1.または2のいずれかの方法を提示されました。
1.であれば半分の歯根を残す事ができ、ブリッジも5.あるいは5.と7.の作り直しで対応可能との事。
ある程度納得できるお話ではあるのですが、ブリッジは初めてで、多少食べ物がつまりやすくなる等のデメリットも聞きます。
長期的視点から見ても、これはやはり最善の方法でしょうか?
該当歯半分を抜歯することによる弊害等はないのでしょうか?
あきらめずセカンドオピニオンを仰いだ方が良いのでしょうか?
長文申し訳ありませんでした。
ご教示の程、宜しくお願い致します。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-03-18 18:49:31
全文読まして頂きました。
結論として主治医の言う通りだと思います。
あと付け加えるとしたら、6の抜歯後インプラント(レントゲンで難しいと判断して説明しなかったのかも)ができるかどうかですね。
主治医のこの説明で納得いかなければ、セカンドオピニオンをうけるしかありませんね。
結論として主治医の言う通りだと思います。
あと付け加えるとしたら、6の抜歯後インプラント(レントゲンで難しいと判断して説明しなかったのかも)ができるかどうかですね。
主治医のこの説明で納得いかなければ、セカンドオピニオンをうけるしかありませんね。
相談者からの返信
相談者:
pokotannさん
返信日時:2011-03-18 21:34:03
タイトル | 根尖性歯周炎で治療中。歯半分の抜歯、ブリッジを提案されました |
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質問者 | pokotannさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ブリッジ治療法 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。