クラス1級と2級のメリットとデメリット
相談者:
MS1987さん (23歳:男性)
投稿日時:2011-03-29 23:33:32
参考:過去のご相談
*歯列矯正後、目的は達せられたが歪みが生じたり顔貌が変わったり…
こんにちは
このたび矯正を終える予定の者なのですが、疑問が湧いたので質問させてください。
クラス1級と2級のメリットデメリットはそれぞれなにがあるのでしょうか?
また理想とされているのは1級だそうですが、どういった理由からでしょうか?
よろしくお願いいたします。
*歯列矯正後、目的は達せられたが歪みが生じたり顔貌が変わったり…
こんにちは
このたび矯正を終える予定の者なのですが、疑問が湧いたので質問させてください。
クラス1級と2級のメリットデメリットはそれぞれなにがあるのでしょうか?
また理想とされているのは1級だそうですが、どういった理由からでしょうか?
よろしくお願いいたします。
回答1
回答日時:2011-03-30 07:40:25
主に第一大臼歯の前後的関係が全部の歯が存在して、ほぼ良好に噛んだときの状態をClass1(上顎第一大臼歯が、下顎第一大臼歯よりわずかに後方のかみ合わせ)といい、それより上顎大臼歯が前方(下顎大臼歯が後方)の場合にClass2、逆に上顎大臼歯が後方(下顎大臼歯が前方)の場合にはClass3になります。
Class1関係にあると大臼歯を含めた側方歯は1歯対2歯の咬合関係になり、良好な顎運動、安定した咬合状態を得やすいものと考えられています。
Class2、Class3の場合どの程度のずれがあるかによってその問題はまったく異なりますが、側方歯がほぼ1本分のずれがあるとすれば、1歯対2歯の咬合関係を作ることは可能です。
ただ、最後方歯が余ってしまうことがありますので、最終的に問題を残すこともあります。
上顎前突の矯正治療で、上顎小臼歯だけを2本抜いて?級仕上げにすることは時々行われています。
もちろんこの場合には小臼歯、大臼歯が1本ずれた状態での1歯対2歯咬合を作ります。
本来アングルの不正咬合分類のクラス分けですが、現在では不正咬合がなくても1級、2級という言い方が使われています。
Class1関係にあると大臼歯を含めた側方歯は1歯対2歯の咬合関係になり、良好な顎運動、安定した咬合状態を得やすいものと考えられています。
Class2、Class3の場合どの程度のずれがあるかによってその問題はまったく異なりますが、側方歯がほぼ1本分のずれがあるとすれば、1歯対2歯の咬合関係を作ることは可能です。
ただ、最後方歯が余ってしまうことがありますので、最終的に問題を残すこともあります。
上顎前突の矯正治療で、上顎小臼歯だけを2本抜いて?級仕上げにすることは時々行われています。
もちろんこの場合には小臼歯、大臼歯が1本ずれた状態での1歯対2歯咬合を作ります。
本来アングルの不正咬合分類のクラス分けですが、現在では不正咬合がなくても1級、2級という言い方が使われています。
回答2
本郷壱岐坂矯正歯科(東京都文京区)の大原です。
回答日時:2011-03-30 15:27:24
I級 II級と言った分類は、臼歯だけではなく、犬歯関係でも使う場合があります。
上顎の犬歯が下顎の3-4にあるのが I級で、その場合、歯の数が上下で同数であれば臼歯は I級となる訳です。
臼歯の I級関係にこだわる矯正医がいますが、犬歯が I級であれば、何級に限らずメリット、デメリットは考えなくていいと思います。
III級はちょっと特殊ですが…
上顎の犬歯が下顎の3-4にあるのが I級で、その場合、歯の数が上下で同数であれば臼歯は I級となる訳です。
臼歯の I級関係にこだわる矯正医がいますが、犬歯が I級であれば、何級に限らずメリット、デメリットは考えなくていいと思います。
III級はちょっと特殊ですが…
相談者からの返信
相談者:
MS1987さん
返信日時:2011-04-02 16:11:52
伊藤先生、大原先生
お忙しいなかご回答ありがとうございました。
クラスについて認識を深めることが出来ました。
お忙しいなかご回答ありがとうございました。
クラスについて認識を深めることが出来ました。
タイトル | クラス1級と2級のメリットとデメリット |
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質問者 | MS1987さん |
地域 | 東京23区 |
年齢 | 23歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社員(事務系) |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 歯並び(歯ならび)その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。