コアを入れた後に自費クラウン希望を申し出たが、保険のコアで大丈夫?

相談者: おおのさん (35歳:女性)
投稿日時:2011-04-22 16:20:57
⇒参考:別のご相談
「前歯の切端がここ数年透けていて、過蓋咬合気味なので心配」



先日、神経のない歯(右上2番)が破折し医院に行きました。

破折具合からして「被せるしかない」と言われすぐに治療が始まり、昨日コアをセット→型とり→色をチェックしたので「他の前歯は色が薄いので自費にして欲しい」と言ったところ、「保険で進めていた」と言われました。
私は初めから自費のつもりでいたので、メタルボンド・フルベイクというものにしてもらいました。

この事を知り合いの歯科助手に話したら、

「治療前に保険・自費の話がないのは変だし、コアも自費にしなきゃ駄目だし、形成も変わってくる」

と言われました。
だから医院に電話し、

「自費の被せ物なのに保険のコアで大丈夫なのか?」

と聞いたところ、

オールセラミックだと金属が透けるけど、メタボンだから大丈夫です」

と言われました。
本当に大丈夫なんでしょうか?
あと、金属と歯の間が虫歯になりやすいタイプなので数年前に他院でインレーをゴールドにしました。

前歯はゴールドではないので虫歯になりやすくなってしまいますか?

アドバイス宜しくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-04-22 16:32:09
そうですね、オールセラミックスなら金属コアだとコアの色を拾いますが、メタルボンドだとすでに補綴物に金属が使ってあるのでコアの色を拾うことはないと思います。


>金属と歯の間が虫歯になりやすいタイプなので数年前に他院でインレーをゴールドにしました。

そんなタイプはないと思いますが、フィットの悪い補綴物ならそうかもしれません。
その点ゴールドはフィットが良い補綴物ができるのでいいと思いますよ。


前歯はゴールドではないので虫歯になりやすくなってしまいますか?

フィットの良い補綴物なら問題ないと思います

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-04-22 17:46:54
おおのさん、こんにちは。

確かに事前の説明に関しては不十分な気もしますが、逆に知らない間に自費で進められていたというよりはよっぽど良心的かとも思います^^;

細見先生がおっしゃっておられますように、メタルボントはセラミックの部分の内面が金属ですので、コアが金属であろうがファイバーなどのコアであろうが、それが透けるとか審美的な影響が強く出ることはないかと思います。

話を聞いてみてより審美性の高いオールセラミックにしたいとかであれば、別ですが…

ゴールドだから虫歯になりにくいのではなく、ゴールドは材質の特性上、非常に適合の良く精密な修復材料だから用いられております。

しかしながら、材質だけで治療の質や修復物の適合が決まるのではありませんので、適当に作ったゴールドよりはきっちり作った金パラ(保険の銀色の金属)の方が精密で正確でしょうし、誰がどのように修復物を作るかの方が重要です。

同条件で作った場合に、ゴールドのほうが優れているよってことなので、ゴールドだからいいというのとは違うことをご理解いただければと思います。

心配であれば、メタボンの内面に使う金属も選択できるかもしれませんので、ご相談してみてはどうですか?

参考になれば幸いです(^^)




タイトル コアを入れた後に自費クラウン希望を申し出たが、保険のコアで大丈夫?
質問者 おおのさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ メタルコア(金属の土台)
支台築造その他
メタルボンド
クラウン(差し歯・被せ)その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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