抜髄後の6番に痛みがある。根管治療について教えて下さい
相談者:
ミノリさん (28歳:女性)
投稿日時:2011-05-03 00:26:51
参考:過去のご相談
※知覚過敏か二次虫歯か・・・しみる状態が気になって仕方無い
他
いつもお世話になります。
先日も少し、相談させて頂いたのですが、3月下旬に右上6番が被せものの下で虫歯になっており、酷かったので仕方なく、神経を抜きました。
それから2週間後に、被せをして今日に至ります。
そんな中、ここ数日、その歯がかみ合わせ方にもよるのですが痛みを伴うことが出てきました。
普通のかみ合わせて痛いときと痛くないときがあったりで・・
何もしていなければ痛むことはありません。
これは根管治療に何か問題があったのでしょうか?
当初、この痛みは肩こりからきてるのかな?と思っていたのですが(以前、親しらずがあった際にそんなことが多々あったので)、でも、噛み合わせで痛いということはそうではないような気がしてきまして・・
こちらのHPを読んでいても、なんだか怖いことが沢山書いてあり、《一般的な日本の保険の根管治療(ラバーダム無し)の場合 :約 50 % 以下》・・・とあったので、かなり心配になっています。
この場合、どんな原因が考えられるのでしょうか?
また、歯科に行った場合どのような処置をするのでしょうか?
やはり、被せをとってしまうのでしょうか?
再度、新しい被せを作ってはめ直しでしょうか?
GW明けに予約をとっているのですが・・かなり不安です。
お忙しい中とは存じますが、どうぞ宜しくお願い致します。
※知覚過敏か二次虫歯か・・・しみる状態が気になって仕方無い
他
いつもお世話になります。
先日も少し、相談させて頂いたのですが、3月下旬に右上6番が被せものの下で虫歯になっており、酷かったので仕方なく、神経を抜きました。
それから2週間後に、被せをして今日に至ります。
そんな中、ここ数日、その歯がかみ合わせ方にもよるのですが痛みを伴うことが出てきました。
普通のかみ合わせて痛いときと痛くないときがあったりで・・
何もしていなければ痛むことはありません。
これは根管治療に何か問題があったのでしょうか?
当初、この痛みは肩こりからきてるのかな?と思っていたのですが(以前、親しらずがあった際にそんなことが多々あったので)、でも、噛み合わせで痛いということはそうではないような気がしてきまして・・
こちらのHPを読んでいても、なんだか怖いことが沢山書いてあり、《一般的な日本の保険の根管治療(ラバーダム無し)の場合 :約 50 % 以下》・・・とあったので、かなり心配になっています。
この場合、どんな原因が考えられるのでしょうか?
また、歯科に行った場合どのような処置をするのでしょうか?
やはり、被せをとってしまうのでしょうか?
再度、新しい被せを作ってはめ直しでしょうか?
GW明けに予約をとっているのですが・・かなり不安です。
お忙しい中とは存じますが、どうぞ宜しくお願い致します。
回答1
ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。
回答日時:2011-05-03 02:03:01
こんにちは。
考えられる可能性を挙げてみます。
噛み合わせが高い
治療後も細菌感染による炎症が残っている
神経が一部残っていて残髄炎を起こしている
歯根にひび割れがある
歯肉が炎症を起こしている
食いしばりにより歯に無理がかかっている
原因に応じて治療方法が異なります。
また、原因が見つからない場合もあります。
考えられる可能性を挙げてみます。
噛み合わせが高い
治療後も細菌感染による炎症が残っている
神経が一部残っていて残髄炎を起こしている
歯根にひび割れがある
歯肉が炎症を起こしている
食いしばりにより歯に無理がかかっている
原因に応じて治療方法が異なります。
また、原因が見つからない場合もあります。
回答2
回答日時:2011-05-03 09:07:36
こんにちは。
色々知識が増えると不安も増しますが、適切な治療を受けるための参考として下さいね。
樋口先生の挙げられた通り、色々理由が考えられると思います。
その理由によって治療法が変わります。
不安を煽る訳ではないのですが、、上の6番の歯にはまず見逃される細い根管が半数以上の歯に隠れていると言われ、全ての歯の中でも根管治療の成功率は低い方と思われますね。
だからといって全てで残髄炎を起こす訳ではありませんが、再根管治療が必要となった場合も治療は困難な部類に入ります。
再治療の場合、ほとんどの場合で被せ物は壊して作り直すことになりますので、歯にとってもあまり何度でも繰り返せる治療ではありません。
不安を煽る訳ではないのですが、どんな治療もよく調べてから受診される方が後々後悔が少ないと思いますよ。
お大事にどうぞ。
色々知識が増えると不安も増しますが、適切な治療を受けるための参考として下さいね。
樋口先生の挙げられた通り、色々理由が考えられると思います。
その理由によって治療法が変わります。
不安を煽る訳ではないのですが、、上の6番の歯にはまず見逃される細い根管が半数以上の歯に隠れていると言われ、全ての歯の中でも根管治療の成功率は低い方と思われますね。
だからといって全てで残髄炎を起こす訳ではありませんが、再根管治療が必要となった場合も治療は困難な部類に入ります。
再治療の場合、ほとんどの場合で被せ物は壊して作り直すことになりますので、歯にとってもあまり何度でも繰り返せる治療ではありません。
不安を煽る訳ではないのですが、どんな治療もよく調べてから受診される方が後々後悔が少ないと思いますよ。
お大事にどうぞ。
回答3
池原歯科医院(大阪市東成区)の池原です
回答日時:2011-05-03 09:49:51
おはようございます。
お二人の先生のおっしゃる通りですが、神経を抜く処置をしてから約一カ月ぐらいということですから、もしかしたら神経の代わりに入れた最終的な根管充填剤というものの刺激が、まだ残っているのかもしれません。
かみ合わせ等を調整し、もうしばらく様子を観ていたら、治まってくる場合もあるのではないかと思います。
しかし、痛みが長引くようであれば、お二人の先生がおっしゃるように様々な原因を考慮し、原因に応じた処置が必要になると思います。
お二人の先生のおっしゃる通りですが、神経を抜く処置をしてから約一カ月ぐらいということですから、もしかしたら神経の代わりに入れた最終的な根管充填剤というものの刺激が、まだ残っているのかもしれません。
かみ合わせ等を調整し、もうしばらく様子を観ていたら、治まってくる場合もあるのではないかと思います。
しかし、痛みが長引くようであれば、お二人の先生がおっしゃるように様々な原因を考慮し、原因に応じた処置が必要になると思います。
相談者からの返信
相談者:
ミノリさん
返信日時:2011-05-09 01:01:04
回答4
回答日時:2011-05-09 09:23:23
そうですね、一ヶ月ということなら池原先生のおっしゃる通り、術後の一時的な刺激ということも考えられますので、そうだといいですね。
今少し良くなっているということなら良い傾向だと思います。
一概には言えませんが、長い方だと数ヶ月ぐらいは自覚症状が続くこともあるかも知れませんが、経験上はもっと短い様な気もします。
ただ痛みというのは治療が失敗している場合でも波があるものです。
(むし歯や歯周病も同じです)
ですので「痛くなくなった=治った、成功した」とは言えないところが辛いところですね。
出来れば術後3〜6ヶ月ぐらい、あるいは遅い分にはもっと遅くてもかまいませんので、レントゲン写真で確認して、
・自覚症状が何もない
・レントゲン上で黒い影が見えない
と言うことが達成されていればようやく治療が成功した、と安心することが出来ます。
因みに参考までに、今回は元々黒い影がなかった、初回の抜髄処置ですので割に短期間で結論が出せるのですが、一度失敗して黒い影が出来た後の再根管治療の場合だと、術後4年程度は黒い影があっても術前の大きさとの比較での判断になりますので、話がもう少しややこしくなります。
今少し良くなっているということなら良い傾向だと思います。
一概には言えませんが、長い方だと数ヶ月ぐらいは自覚症状が続くこともあるかも知れませんが、経験上はもっと短い様な気もします。
ただ痛みというのは治療が失敗している場合でも波があるものです。
(むし歯や歯周病も同じです)
ですので「痛くなくなった=治った、成功した」とは言えないところが辛いところですね。
出来れば術後3〜6ヶ月ぐらい、あるいは遅い分にはもっと遅くてもかまいませんので、レントゲン写真で確認して、
・自覚症状が何もない
・レントゲン上で黒い影が見えない
と言うことが達成されていればようやく治療が成功した、と安心することが出来ます。
因みに参考までに、今回は元々黒い影がなかった、初回の抜髄処置ですので割に短期間で結論が出せるのですが、一度失敗して黒い影が出来た後の再根管治療の場合だと、術後4年程度は黒い影があっても術前の大きさとの比較での判断になりますので、話がもう少しややこしくなります。
タイトル | 抜髄後の6番に痛みがある。根管治療について教えて下さい |
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質問者 | ミノリさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 28歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
神経の無い(神経を取った)歯の痛み 歯科治療後の歯の痛み 根管治療後の痛み |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。