[写真あり] 小さい詰め物をレントゲンで虫歯と間違えることがある?

相談者: niko725さん (38歳:女性)
投稿日時:2011-05-12 08:32:44
前回は定期健診と6ヶ月に一度のクリーニングをしたのですが、レントゲンを取った後、小さな虫歯が幾つかあると言われました。

引っ越したばかりで新しい歯科医院に行ったのですが、今までも、定期健診、クリーニングを受けていて、自分でもちゃんと磨いて毎日フロスを丁寧にしているので、6ヵ月後に急に幾つも虫歯が増えて疑問に思ったのですが、歯列矯正予定なので、すべて治すため今日また治療に行ってきました。

先生は、レントゲン写真で写る虫歯は、実際に開けてみるともっと酷いのが通常とおっしゃっていました。

実際にひとつはそうだったようですが、2つ目(5番と6番の間)は実際に少し削った後、思ったより悪く無かったとおっしゃり、詰め物はせずに治療を済ませ、フッ素入りのリステリンで様子を見ましょうと言われました。

もう一つの歯も治療は必要ないと判断したようです。

こういうことは今まで無かったので、治療しなくて良い歯を削ってしまったのではないか?と半信半疑になってしまいました。

私は以前は歯の間が虫歯になりやすく、極小さい虫歯の詰め物は過去に幾つもしているのですが、それをエックス線で虫歯と見間違える事などあるのでしょうか。

現在お世話になっている先生は20年以上の経験がある先生で、オフィスも最新のシステムは揃っています。

今後は6ヵ月後のクリーニングになりますが、今後も同じ歯科医院に通うか、参考にさせて頂きたく投稿させていただきました。

どうぞ宜しくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-05-12 09:03:43
>私は以前は歯の間が虫歯になりやすく、極小さい虫歯の詰め物
は過去に幾つもしているのですが、それをエックス線で虫歯と
見間違える事などあるのでしょうか。


まず歯科用の材料には、レントゲン造影性と云うものが求められる事が多く、ほとんどの充填材料はレントゲン不透過像として写ります、虫歯はレントゲン透過像として写りますので見間違える事は無いと思います。


実際の臨床ではレントゲンに写る虫歯より、レントゲンで判らない虫歯の方が多いです、レントゲンに写るようになればかなり大きい虫歯な事がほとんどです。

画像1画像1 画像2画像2

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-05-12 10:50:15
>先生は、レントゲン写真で写る虫歯は実際に開けてみると、もっと酷いのが通常とおっしゃっていました。

レントゲン写真は角度によって写り方が変わります。
添付した写真は、ともに同じ歯なのですが違いますよね。

向かって右側に黒い影が「B」の方ではハッキリ見えるでしょう。

「A」のレントゲンだけ見て、治療を始めれば、「実際に開けてみるともっと酷かった」ということになります。


>2つ目(5番と6番の間)は実際に少し削った後、思ったより悪く無かった

レントゲンは周りの歯の影響も受けたりします。
隣に金属が入っていると、その周りが黒っぽく見えることもあります。


>それをエックス線で虫歯と見間違える事

詰め物レジン)とムシ歯を見間違える可能性は少ないと思います。

ただ、細見先生が「レントゲン造影性と云うものが求められる事が多く」と書かれていますが、今現在使われている材料でもレントゲン造影性を持ち合わせていない材料もあります。


細見先生>

画像2の5枚構成、分かりやすくて良いですね^^

画像1画像1

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: niko725さん
返信日時:2011-05-15 05:38:48
細見先生、吉岡先生ご返答どうも有難うございました。
大変良い勉強になりました。



タイトル [写真あり] 小さい詰め物をレントゲンで虫歯と間違えることがある?
質問者 niko725さん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯医者への不信感
その他(診断)
その他(写真あり)
レントゲン写真
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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