セラミッククラウン予定。歯の神経があると無いとでは味覚に違いは?
相談者:
さくざりさん (29歳:女性)
投稿日時:2011-07-21 16:48:24
参考:過去のご相談
*セラミック冠の二次カリエス回避には「精密審美」を謳う歯医者がよい?
他
度々こちらの相談室にしつもんさせていただいてます。
先日よりオールセラミックを前歯に入れる治療をしていまして。
いま、神経を残しての治療かそれとも根っこの治療をして被せるかで迷っています。
いま、とりあえず神経を残したところにセメントで仮歯をつけてもらっているのですが。
(仮歯といってもちゃんと本物のセラミックを入れてもらってます)
水で口を濯ぐだけでもちょっと凍みます。
で、これで経過をみて問題なければいよいよこのままこの今仮歯で使っているセラミックを入れる予定なのですが。
水が凍みるのが気になることに加え、審美的にも、自分の神経を残して削っているのでどうしても限界があるらしく、前歯の大きさは多少小さめになったものの、(というか、前の歯がでか過ぎた)角度がそんなに変わらないばかりか、むしろ歯そのものの厚みがあるため、前よりも余計に前に出ているような感覚さえあります。
このようなことから、
「やはり根っこの治療をして、人工のコアを入れて満足のいく角度、大きさ(もっと小さく)にしてもらったほうがいいかな」
と考えています。
が、私の母親がもう20代のころから差し歯(昔のタイプ)で
(やはり私と同じ骨格で上あごが大きく、歯も大きい、下あごが小さいために出っ歯のような形が嫌で上の歯4本ほどを小さい差し歯にしたそう)
母親の場合は神経を残さずに差し歯にしているのですが、
「神経がない、プラス自分の歯ではないから、ご飯を食べたときの『美味しい』という感動が1/3くらいに減った」
というのです。
これは「味覚障害」というわけではないと思うのですが。
一体なぜ?と聞くと、熱いものを食べたときの歯に滲みる感じや冷たいアイスなどを食べたときのやはり「凍みる」という感じ、パンやおせんべいを噛んだときの歯につたわる振動。
そういうものも含めて「味覚」だから、自分の歯ではないとなかなかそういう感動が得られないというのです。
だからといって今までその差し歯に支障が出たこともなく、もう30年以上も同じ差し歯で生活できているし、問題はないということなのですが。
「感動が1/3になる」というのは食べることが大好きな自分にとっては、なんだかスルーできないことだなぁと。
母の言うように、神経をとってしまうと、これまでの食事で感じてきた味覚、これに「かなり」の変化があるのでしょうか?
現在気持ちとしては、その歯の感覚の変化が「多少」のものであるならば、やはりきちんと根っこの治療をして綺麗なスマイルの歯にしていただこうと思っています。
このような質問で申し訳ありませんが、なにかアドバイスがいただけたら嬉しいです。
*セラミック冠の二次カリエス回避には「精密審美」を謳う歯医者がよい?
他
度々こちらの相談室にしつもんさせていただいてます。
先日よりオールセラミックを前歯に入れる治療をしていまして。
いま、神経を残しての治療かそれとも根っこの治療をして被せるかで迷っています。
いま、とりあえず神経を残したところにセメントで仮歯をつけてもらっているのですが。
(仮歯といってもちゃんと本物のセラミックを入れてもらってます)
水で口を濯ぐだけでもちょっと凍みます。
で、これで経過をみて問題なければいよいよこのままこの今仮歯で使っているセラミックを入れる予定なのですが。
水が凍みるのが気になることに加え、審美的にも、自分の神経を残して削っているのでどうしても限界があるらしく、前歯の大きさは多少小さめになったものの、(というか、前の歯がでか過ぎた)角度がそんなに変わらないばかりか、むしろ歯そのものの厚みがあるため、前よりも余計に前に出ているような感覚さえあります。
このようなことから、
「やはり根っこの治療をして、人工のコアを入れて満足のいく角度、大きさ(もっと小さく)にしてもらったほうがいいかな」
と考えています。
が、私の母親がもう20代のころから差し歯(昔のタイプ)で
(やはり私と同じ骨格で上あごが大きく、歯も大きい、下あごが小さいために出っ歯のような形が嫌で上の歯4本ほどを小さい差し歯にしたそう)
母親の場合は神経を残さずに差し歯にしているのですが、
「神経がない、プラス自分の歯ではないから、ご飯を食べたときの『美味しい』という感動が1/3くらいに減った」
というのです。
これは「味覚障害」というわけではないと思うのですが。
一体なぜ?と聞くと、熱いものを食べたときの歯に滲みる感じや冷たいアイスなどを食べたときのやはり「凍みる」という感じ、パンやおせんべいを噛んだときの歯につたわる振動。
そういうものも含めて「味覚」だから、自分の歯ではないとなかなかそういう感動が得られないというのです。
だからといって今までその差し歯に支障が出たこともなく、もう30年以上も同じ差し歯で生活できているし、問題はないということなのですが。
「感動が1/3になる」というのは食べることが大好きな自分にとっては、なんだかスルーできないことだなぁと。
母の言うように、神経をとってしまうと、これまでの食事で感じてきた味覚、これに「かなり」の変化があるのでしょうか?
現在気持ちとしては、その歯の感覚の変化が「多少」のものであるならば、やはりきちんと根っこの治療をして綺麗なスマイルの歯にしていただこうと思っています。
このような質問で申し訳ありませんが、なにかアドバイスがいただけたら嬉しいです。
回答1
みどりが丘歯科クリニックの稲垣です。
回答日時:2011-07-21 16:59:24
こんにちは。
まず、神経を抜くか抜かないかについてですが、仮歯の状態で沁みる症状が軽減されない、悪化してきた、温かいものでも痛みを感じるようになった、何もしなくてもづきづきする、等の症状があれば神経を抜く判断になると思います。
その上で、抜かないのであれば、現在の仮歯の状態で理想的で、審美的に納得のいく形態に、なるまで術者に調整してもらうべきかと思います。
神経を抜いたとしても、コア装着後は同様な行程になると思います。
参考にされて下さい。
まず、神経を抜くか抜かないかについてですが、仮歯の状態で沁みる症状が軽減されない、悪化してきた、温かいものでも痛みを感じるようになった、何もしなくてもづきづきする、等の症状があれば神経を抜く判断になると思います。
その上で、抜かないのであれば、現在の仮歯の状態で理想的で、審美的に納得のいく形態に、なるまで術者に調整してもらうべきかと思います。
神経を抜いたとしても、コア装着後は同様な行程になると思います。
参考にされて下さい。
回答2
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2011-07-21 17:59:39
>自分の歯ではないとなかなかそういう感動が得られないというのです。
深い言葉だと思います。
>これまでの食事で感じてきた味覚、これに「かなり」の変化があるのでしょうか?
神経を取ると温度は感じなくなりますが、歯ざわりは歯根の表面で感じているのであまり変化は無いと思います。
温度に関しても、全ての歯の神経が一度に無くなると変化を感じるかもしれませんが、一部であればそれほどでもないと思います。
>「感動が1/3になる」
人によって感じ方が違うので何とも言えませんが、あまり聞いたことはありません。
まあ、感じていたとしても我々歯科医にそこまで話してもらえないかもしれませんが・・・
神経を取ることを推奨しているわけではありません。
残せるなら残した方が良いとは思います。
ご参考まで・・・
深い言葉だと思います。
>これまでの食事で感じてきた味覚、これに「かなり」の変化があるのでしょうか?
神経を取ると温度は感じなくなりますが、歯ざわりは歯根の表面で感じているのであまり変化は無いと思います。
温度に関しても、全ての歯の神経が一度に無くなると変化を感じるかもしれませんが、一部であればそれほどでもないと思います。
>「感動が1/3になる」
人によって感じ方が違うので何とも言えませんが、あまり聞いたことはありません。
まあ、感じていたとしても我々歯科医にそこまで話してもらえないかもしれませんが・・・
神経を取ることを推奨しているわけではありません。
残せるなら残した方が良いとは思います。
ご参考まで・・・
相談者からの返信
相談者:
さくざりさん
返信日時:2011-07-22 09:53:51
タイトル | セラミッククラウン予定。歯の神経があると無いとでは味覚に違いは? |
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質問者 | さくざりさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療その他 オールセラミック(陶器の被せ物) クラウン(差し歯・被せ)その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。