抜髄根から膿が出続け抜歯を薦められているが根管治療できないか?
相談者:
しんくさん (42歳:女性)
投稿日時:2011-07-29 01:08:39
初めて投稿します。
2年半ぐらい前、右下6番周辺の歯茎の腫れと痛みが引かず、受診。
そのときの診断と処置は、
@20年ほど前に抜髄した右下6番歯の神経の根元が炎症を起こしている
A歯茎の炎症を抑え、消毒、その後口腔内歯石除去
というものでした。
消毒、歯石除去のため通院中に、ちょうど6番の被せ物が取れたので素人の私としては、この歯の下が炎症を起こし膿が出ているのだから、綺麗に掃除消毒できないか?と考え、医師に言ってみたのですが、
「被せものが取れただけでは膿の元まで届かない、歯を削って神経をむき出しにして掃除するとものすごい手間と時間がかかるので、とりあえず炎症を抑えて様子見しましょう」
という回答でした。
その後、炎症は治まったけれど6番と5番の間から臭い膿が少しずつ出ているので、そのことを医師に告げましたが、
「根元から出ているものだから、どうしようもできない。
ただ、できる限り歯は抜きたくないので、このまま歯と歯茎のケアを続けて膿ともつきあっていきましょう」
とのことでした。
膿は相変わらず出ていましたが、歯茎の炎症も痛みも無くなったので、その後は口腔内の清潔に努め(疲れたり手入れを怠ると腫れるので、その際は一層のケアを心がけたりし)すごして来ていました。
‥‥
で、激務が続いていた今月、またまた歯茎が痛み出し、見ると真っ赤に腫れ上がり(そのときは膿も出ず歯茎の出血のみ)、ケアに努めても治まる気配はなく、そのうち6番根元の前からも後ろからも膿がしゃーしゃー出てきて、歯を触ると少しぐらついています。
それでとうとう先日受診しました。
医師は当初、また前回と同じ治療方針でいくつもりのようでしたが、レントゲンの画像(前回画像の歯の根元に伸びている神経(があった部分)2本ともが奥に少しずれ、奥の方の1本が途中で折れたようになっている)を見た医師は、
「もしこのまま歯を残したいというのであれば、前回のような治療をしますが、ここまで神経がずれていたらかなり状態はよくないので、抜歯とブリッジを考えてみてはいかがでしょうか。
歯を残す場合は、膿が出る悩みからは解放されませんが、抜歯した場合は膿の悩みからは確実に解放されます。」
と言って、抜歯の方向で予約をして帰ってきましたが、人生80年時代に42歳で大事な奥歯を抜歯することに不安を感じます。
自称「歯マニア」の姉に相談したら、このサイトのことを教えられ調べていたら、根元嚢胞や、根管治療という言葉を知りました。
私の場合がそれに当たるのならば、医師の
「神経の根元を掃除するのは無理」
ということばを信じてすごしてきたのが間違いでは?そういう医師の抜歯・ブリッジという勧めに唯々諾々と従うことに不安になり、投稿することにしました。
抜歯せず、まだ根管治療は間に合うでしょうか?
セカンドオピニオン受診はするつもりですが、そこでも抜歯を勧められた場合、ブリッジとインプラントでは将来的にどちらがいいのでしょうか?
(ちなみにこの医師は歯茎がこんなんなのにインプラントは無理みたいに言いました)
2年半ぐらい前、右下6番周辺の歯茎の腫れと痛みが引かず、受診。
そのときの診断と処置は、
@20年ほど前に抜髄した右下6番歯の神経の根元が炎症を起こしている
A歯茎の炎症を抑え、消毒、その後口腔内歯石除去
というものでした。
消毒、歯石除去のため通院中に、ちょうど6番の被せ物が取れたので素人の私としては、この歯の下が炎症を起こし膿が出ているのだから、綺麗に掃除消毒できないか?と考え、医師に言ってみたのですが、
「被せものが取れただけでは膿の元まで届かない、歯を削って神経をむき出しにして掃除するとものすごい手間と時間がかかるので、とりあえず炎症を抑えて様子見しましょう」
という回答でした。
その後、炎症は治まったけれど6番と5番の間から臭い膿が少しずつ出ているので、そのことを医師に告げましたが、
「根元から出ているものだから、どうしようもできない。
ただ、できる限り歯は抜きたくないので、このまま歯と歯茎のケアを続けて膿ともつきあっていきましょう」
とのことでした。
膿は相変わらず出ていましたが、歯茎の炎症も痛みも無くなったので、その後は口腔内の清潔に努め(疲れたり手入れを怠ると腫れるので、その際は一層のケアを心がけたりし)すごして来ていました。
‥‥
で、激務が続いていた今月、またまた歯茎が痛み出し、見ると真っ赤に腫れ上がり(そのときは膿も出ず歯茎の出血のみ)、ケアに努めても治まる気配はなく、そのうち6番根元の前からも後ろからも膿がしゃーしゃー出てきて、歯を触ると少しぐらついています。
それでとうとう先日受診しました。
医師は当初、また前回と同じ治療方針でいくつもりのようでしたが、レントゲンの画像(前回画像の歯の根元に伸びている神経(があった部分)2本ともが奥に少しずれ、奥の方の1本が途中で折れたようになっている)を見た医師は、
「もしこのまま歯を残したいというのであれば、前回のような治療をしますが、ここまで神経がずれていたらかなり状態はよくないので、抜歯とブリッジを考えてみてはいかがでしょうか。
歯を残す場合は、膿が出る悩みからは解放されませんが、抜歯した場合は膿の悩みからは確実に解放されます。」
と言って、抜歯の方向で予約をして帰ってきましたが、人生80年時代に42歳で大事な奥歯を抜歯することに不安を感じます。
自称「歯マニア」の姉に相談したら、このサイトのことを教えられ調べていたら、根元嚢胞や、根管治療という言葉を知りました。
私の場合がそれに当たるのならば、医師の
「神経の根元を掃除するのは無理」
ということばを信じてすごしてきたのが間違いでは?そういう医師の抜歯・ブリッジという勧めに唯々諾々と従うことに不安になり、投稿することにしました。
抜歯せず、まだ根管治療は間に合うでしょうか?
セカンドオピニオン受診はするつもりですが、そこでも抜歯を勧められた場合、ブリッジとインプラントでは将来的にどちらがいいのでしょうか?
(ちなみにこの医師は歯茎がこんなんなのにインプラントは無理みたいに言いました)
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2011-07-29 03:25:19
しんくさまおはようございます。
文面を拝見しました、推測にはなりますが感染根管のような気がいたします、もしそれで間違いがないのなら感染根管治療をなさるのがいいと考えます。
やってみて奏功しなければ意図的再植という方法もないわけではありません、そのような治療方針で臨めばおそらく抜歯は避けることができると思います。
現在の主治医はおそらくそのような治療方針は選択なさっていないように思います、個人的にも仰るように42歳でみすみす残せるかもしれない奥歯を抜歯するのには違和感を感じます。
引き受けていただけるDrを探されるのが得策なように思います。
万策尽きて抜歯にいたったのなら親知らずが残っていれば移植という方法も考えられます。
親知らずがなければ個人的にはブリッジのほうがいいようには思います、参考になれば幸いです。
感染根管治療
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=30
根管治療難症例
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=160
歯牙移植
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=196
文面を拝見しました、推測にはなりますが感染根管のような気がいたします、もしそれで間違いがないのなら感染根管治療をなさるのがいいと考えます。
やってみて奏功しなければ意図的再植という方法もないわけではありません、そのような治療方針で臨めばおそらく抜歯は避けることができると思います。
現在の主治医はおそらくそのような治療方針は選択なさっていないように思います、個人的にも仰るように42歳でみすみす残せるかもしれない奥歯を抜歯するのには違和感を感じます。
引き受けていただけるDrを探されるのが得策なように思います。
万策尽きて抜歯にいたったのなら親知らずが残っていれば移植という方法も考えられます。
親知らずがなければ個人的にはブリッジのほうがいいようには思います、参考になれば幸いです。
感染根管治療
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=30
根管治療難症例
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=160
歯牙移植
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=196
回答2
回答日時:2011-07-29 03:25:23
はじめまして、こんばんは。
>2本ともが奥に少しずれ、奥の方の1本が途中で折れたようになっている
歯根破折が起きているということなんでしょうかね?
だとすると、保存は難しいものだと覚悟をしておいた方が良いかもです。
>人生80年時代に42歳で大事な奥歯
そうですね。
問題の歯が残せるかどうかは分かりませんが、少なくとも他の歯はムシ歯や歯周病にさせないように予防に励んでもらいたいものです。
大事なものは守りましょう。
>抜歯せず、まだ根管治療は間に合うでしょうか?
分かりません。
実際に他の先生に診てもらって意見を聞いてみてください。
「ものすごい手間と時間がかかるので」という理由だけであれば、根管治療にトライすれば残せるかとは思いますが、どうやらその当時とは状況が違ってきているようですのでね。
>2本ともが奥に少しずれ、奥の方の1本が途中で折れたようになっている
歯根破折が起きているということなんでしょうかね?
だとすると、保存は難しいものだと覚悟をしておいた方が良いかもです。
>人生80年時代に42歳で大事な奥歯
そうですね。
問題の歯が残せるかどうかは分かりませんが、少なくとも他の歯はムシ歯や歯周病にさせないように予防に励んでもらいたいものです。
大事なものは守りましょう。
>抜歯せず、まだ根管治療は間に合うでしょうか?
分かりません。
実際に他の先生に診てもらって意見を聞いてみてください。
「ものすごい手間と時間がかかるので」という理由だけであれば、根管治療にトライすれば残せるかとは思いますが、どうやらその当時とは状況が違ってきているようですのでね。
タイトル | 抜髄根から膿が出続け抜歯を薦められているが根管治療できないか? |
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質問者 | しんくさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 42歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療その他 根の病気(根尖病変・根尖病巣) 歯根破折 歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。