妊娠中、根管治療後のクラウンが保険だとアマルガムになる (アメリカ)
相談者:
NYCさん (34歳:女性)
投稿日時:2011-08-04 06:58:44
参考:過去のご相談
*〔写真あり〕妊娠中、根管治療したが疑問に思うことがある (アメリカ)
他
ただ今NYに住んでおりまして、妊娠16週目になります。
海外での歯科治療がはじめてでして日本とのシステムの違いまた、妊娠していることもありいろいろ一人で悶々としております。
アドバイス頂けましたら大変助かります。
下記状況です。
7日前に左下奥歯の7番を根幹治療しました。
その後、クラウンを入れる予定にしているのですが保険でカバーされるものは、アマルガムになってしまうようです。
自分で調べると、特に妊婦にはアマルガムを使用するのは危険ということが書いてあり恐ろしくなっています。
1)保険の適用にならなく、高額になってもアマルガム以外のものを使用したほうがいいでしょうか?(特に妊婦であればなおさら)
2)また、アマルガムを使用しない場合は、奥の銀歯であればシルバー、パラジウムであれば安全でしょうか?
何かお勧めがあればお聞かせ願いましたら幸いです。
ご意見よろしくお願いいたします。
*〔写真あり〕妊娠中、根管治療したが疑問に思うことがある (アメリカ)
他
ただ今NYに住んでおりまして、妊娠16週目になります。
海外での歯科治療がはじめてでして日本とのシステムの違いまた、妊娠していることもありいろいろ一人で悶々としております。
アドバイス頂けましたら大変助かります。
下記状況です。
7日前に左下奥歯の7番を根幹治療しました。
その後、クラウンを入れる予定にしているのですが保険でカバーされるものは、アマルガムになってしまうようです。
自分で調べると、特に妊婦にはアマルガムを使用するのは危険ということが書いてあり恐ろしくなっています。
1)保険の適用にならなく、高額になってもアマルガム以外のものを使用したほうがいいでしょうか?(特に妊婦であればなおさら)
2)また、アマルガムを使用しない場合は、奥の銀歯であればシルバー、パラジウムであれば安全でしょうか?
何かお勧めがあればお聞かせ願いましたら幸いです。
ご意見よろしくお願いいたします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-08-04 07:24:10
>1)
アマルガムは140年の歴史を誇る歯科材料です。
140年間無くなること無く使われていると言う事はそれなりのメリットはあります。
またアマルガムに含まれる水銀は無機水銀なので、日本で有名な水俣病の様な事は起こりません。
ただ胎児は水銀の感受性が高いので個人的にはアマルガムは使わないと思います。
>2)
歯科用補綴材料一番良い物は高カラット金合金です。
アマルガムは140年の歴史を誇る歯科材料です。
140年間無くなること無く使われていると言う事はそれなりのメリットはあります。
またアマルガムに含まれる水銀は無機水銀なので、日本で有名な水俣病の様な事は起こりません。
ただ胎児は水銀の感受性が高いので個人的にはアマルガムは使わないと思います。
>2)
歯科用補綴材料一番良い物は高カラット金合金です。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2011-08-04 08:47:14
ご相談ありがとうございます。
>1)保険の適用にならなく、高額になってもアマルガム以外のものを使用したほうがいいでしょうか?(特に妊婦であればなおさら)
ご心配であれば他の材料が安心できます。
今の状況はなおさらです。
アマルガムは歯科治療ではとても優れた性質を持っています。
しかし体への検証は分かっていません。
使う水銀は無機です。
水俣病などは有機水銀です。
だから安全と言われています。
しかし科学の見解は変わります。
昔良いと言われたことが今否定されていることはたくさんあります。
人間の科学で分かる自然や体の仕組みなど、殆ど分かっていません。
最近の報告では、無機水銀は生物の力で有機水銀に変わり、人体の中でも変化するとも言われております。
安全のためには、怪しい物は体に入れない、という考えもあります。
>2)また、アマルガムを使用しない場合は、奥の銀歯であればシルバー、パラジウムであれば安全でしょうか?
>何かお勧めがあればお聞かせ願いましたら幸いです。
パラジウムは日本で保険に採用されている合法的な金属です。
日本政府が認めています。
しかし、他の世界ではどこも認めていません。
アレルギーや発ガンの危険が否定されていないからです。
シルバーは金属では一番アレルギーが少ないと言われていますが、やはり金属の固まりです。
ご自身に合うかどうかの検査はしても良いかもしれません。
出産育児が一段落するまでは多少歯の犠牲を承知でプラスチックで盛り上げる方法もあります。
>1)保険の適用にならなく、高額になってもアマルガム以外のものを使用したほうがいいでしょうか?(特に妊婦であればなおさら)
ご心配であれば他の材料が安心できます。
今の状況はなおさらです。
アマルガムは歯科治療ではとても優れた性質を持っています。
しかし体への検証は分かっていません。
使う水銀は無機です。
水俣病などは有機水銀です。
だから安全と言われています。
しかし科学の見解は変わります。
昔良いと言われたことが今否定されていることはたくさんあります。
人間の科学で分かる自然や体の仕組みなど、殆ど分かっていません。
最近の報告では、無機水銀は生物の力で有機水銀に変わり、人体の中でも変化するとも言われております。
安全のためには、怪しい物は体に入れない、という考えもあります。
>2)また、アマルガムを使用しない場合は、奥の銀歯であればシルバー、パラジウムであれば安全でしょうか?
>何かお勧めがあればお聞かせ願いましたら幸いです。
パラジウムは日本で保険に採用されている合法的な金属です。
日本政府が認めています。
しかし、他の世界ではどこも認めていません。
アレルギーや発ガンの危険が否定されていないからです。
シルバーは金属では一番アレルギーが少ないと言われていますが、やはり金属の固まりです。
ご自身に合うかどうかの検査はしても良いかもしれません。
出産育児が一段落するまでは多少歯の犠牲を承知でプラスチックで盛り上げる方法もあります。
相談者からの返信
相談者:
NYCさん
返信日時:2011-08-04 10:23:59
細見先生、さがら先生
大変参考になりました。ありがとうございました。
大変参考になりました。ありがとうございました。
回答3
回答日時:2011-08-04 21:58:50
解決している様ですが少し補足を。
銀ですが、純銀でしたらアレルギーは起こしにくいと言われているのですが、歯科でクラウンに使用するとしたら「銀がメインの合金(混ぜ物)」ということになるかと思います。
となると、合金中に銀を混ぜた場合、合金全体としては不安定で溶けやすい合金になるので、銀以外のその他諸々が溶出して、むしろアレルギーを引き起こしやすくなるのでは?と思いますよ。
一般的に、アレルギーや安全性を重視する場合はセラミックのクラウンが最もお勧めされ、次にハイカラットの金合金、あるいはハイブリッドセラミック(プラスチック)になることが多いかと思います。
今回の場合、ご不安で予算的にも厳しい場合は仮歯で出産後落ち着くまでしのぐことは出来ないか、相談してみてはいかがでしょうか?
元気な赤ちゃんを産んであげて下さいね、お大事にどうぞ。
銀ですが、純銀でしたらアレルギーは起こしにくいと言われているのですが、歯科でクラウンに使用するとしたら「銀がメインの合金(混ぜ物)」ということになるかと思います。
となると、合金中に銀を混ぜた場合、合金全体としては不安定で溶けやすい合金になるので、銀以外のその他諸々が溶出して、むしろアレルギーを引き起こしやすくなるのでは?と思いますよ。
一般的に、アレルギーや安全性を重視する場合はセラミックのクラウンが最もお勧めされ、次にハイカラットの金合金、あるいはハイブリッドセラミック(プラスチック)になることが多いかと思います。
今回の場合、ご不安で予算的にも厳しい場合は仮歯で出産後落ち着くまでしのぐことは出来ないか、相談してみてはいかがでしょうか?
元気な赤ちゃんを産んであげて下さいね、お大事にどうぞ。
タイトル | 妊娠中、根管治療後のクラウンが保険だとアマルガムになる (アメリカ) |
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質問者 | NYCさん |
地域 | 海外 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
カテゴリ |
妊娠中の歯科治療 アメリカ(米国) お勧めのクラウン(被せ物・差し歯) 根管治療後の詰め物・被せ物 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。