妊娠した場合、歯根端切除に使うMTAの胎児への影響が心配
相談者:
モコ123さん (37歳:女性)
投稿日時:2011-08-16 15:36:20
参考:過去のご相談
※フィステルは口臭の原因になるか?
他
こんにちは。
過去に何度か根の治療をしてきましたが結果がでず、MTAを使用しての歯根端切除をすることになりました。
現在、妊娠はしていませんが、妊娠を予定しておりMTAの安全性について、以下の心配をしています。
@歯根端切除後、すぐに妊娠したとしてMTAの成分の胎児への影響について
AMTAが溶け出して、将来妊娠した時に胎児に影響することは考えられますか?
BMTAよりも安全な接着剤はないのでしょうか?
C海外では、どのくらい以前から歯根端切除にMTAを使っての治療がなされているのですか?
また海外では一般的なのですか?
こちらのサイトでMTAについて検索したところ、日本で認可がおりて数年であり、また覆髄を目的とした治療に対してのみ認可がおりているということで、胎児への影響が心配です。
よろしくお願いいたします。
※フィステルは口臭の原因になるか?
他
こんにちは。
過去に何度か根の治療をしてきましたが結果がでず、MTAを使用しての歯根端切除をすることになりました。
現在、妊娠はしていませんが、妊娠を予定しておりMTAの安全性について、以下の心配をしています。
@歯根端切除後、すぐに妊娠したとしてMTAの成分の胎児への影響について
AMTAが溶け出して、将来妊娠した時に胎児に影響することは考えられますか?
BMTAよりも安全な接着剤はないのでしょうか?
C海外では、どのくらい以前から歯根端切除にMTAを使っての治療がなされているのですか?
また海外では一般的なのですか?
こちらのサイトでMTAについて検索したところ、日本で認可がおりて数年であり、また覆髄を目的とした治療に対してのみ認可がおりているということで、胎児への影響が心配です。
よろしくお願いいたします。
[過去のご相談]
回答1
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2011-08-16 17:40:09
こんにちは、
>@歯根端切除後、すぐに妊娠したとしてMTAの成分の胎児への影響について
まずないと思いますが^^;
そういった報告もないと思います。
>AMTAが溶け出して、将来妊娠した時に胎児に影響することは考えられますか?
@と同じです。
>BMTAよりも安全な接着剤はないのでしょうか?
MTAは比較的生体親和性の高い材料と言えますので、もし材料的なリスクを限りなく「0」にと言うことでしたら・・・
何も入れない、もしくは抜歯をすると言う選択になると思います^^;
>C海外では、どのくらい以前から歯根端切除にMTAを使っての治療がなされているのですか?
>また海外では一般的なのですか?
日本での認可は遅いですが、海外では10年以上前から使用されている材料です、今の所MTAに取って変わる材料はないですし、海外のエンドドンティストが使用している材料なのでそんなに心配しなくていいと思いますよ^^
おだいじに
>@歯根端切除後、すぐに妊娠したとしてMTAの成分の胎児への影響について
まずないと思いますが^^;
そういった報告もないと思います。
>AMTAが溶け出して、将来妊娠した時に胎児に影響することは考えられますか?
@と同じです。
>BMTAよりも安全な接着剤はないのでしょうか?
MTAは比較的生体親和性の高い材料と言えますので、もし材料的なリスクを限りなく「0」にと言うことでしたら・・・
何も入れない、もしくは抜歯をすると言う選択になると思います^^;
>C海外では、どのくらい以前から歯根端切除にMTAを使っての治療がなされているのですか?
>また海外では一般的なのですか?
日本での認可は遅いですが、海外では10年以上前から使用されている材料です、今の所MTAに取って変わる材料はないですし、海外のエンドドンティストが使用している材料なのでそんなに心配しなくていいと思いますよ^^
おだいじに
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-08-16 17:46:26
僕も井野先生と同意見です。
>胎児への影響が心配です。
MTAが胎児に与える影響と言う研究論文は、報告がありません。
なので、御心配であればMTAを使わない方向(抜歯)を考えられる事をお勧めいたします。
>胎児への影響が心配です。
MTAが胎児に与える影響と言う研究論文は、報告がありません。
なので、御心配であればMTAを使わない方向(抜歯)を考えられる事をお勧めいたします。
回答3
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-08-16 18:51:06
MTA以前には、SuperEBAというセメントが広く使用されていました。
まだ置いてある歯科医院があるかもしれません。
或いは、光重合型グラスアイオノマーセメントを使用するといった先生もいました。(今は何を使っているのか知りません)
ただ、生体親和性(身体にやさしい・・)は、MTAの方が優れているかもしれませんよ。
>何も入れない、もしくは抜歯する
従来法の根菅治療がある程度以上しっかりと出来ていたら、根尖部の切断のみ(何も入れない)で治癒する可能性も考えられます。
まだ置いてある歯科医院があるかもしれません。
或いは、光重合型グラスアイオノマーセメントを使用するといった先生もいました。(今は何を使っているのか知りません)
ただ、生体親和性(身体にやさしい・・)は、MTAの方が優れているかもしれませんよ。
>何も入れない、もしくは抜歯する
従来法の根菅治療がある程度以上しっかりと出来ていたら、根尖部の切断のみ(何も入れない)で治癒する可能性も考えられます。
回答4
湯浅です。
回答日時:2011-08-16 20:20:06
MTA(Mineral Trioxide Aggregate )は、一般のセメントと同じようなものです(厳密には違うけど)。
これを、米粒大の約半分ぐらいを使います。
もしですよ、たまたま、あなたが、何かの拍子に、コンクリートの打ちっぱなしのビルで、たまたま、米粒大の約半分ぐらいのセメントがかけて、口の中に入って、飲み込んだとします。
さて、胎児への影響があるでしょうか。
たぶん、そんなことは、だれもわからないでしょう。
影響があったとしても、影響を測定できることもできないほどの程度でしょう。
でも、医学は、そんないい加減なことでは通用しません。
よって、医学者の一人としての歯科医師である僕からのモコ123さんへの回答は、抜歯が良いと思いますとの回答になります。
フィステルがある=感染しているですから、体に感染源がある方が、影響が多いと考えるからです。
もっとも、僕でしたら、気にせずにMTAを使いますが・・・。
PS:服用とか、急性毒性とか、持続性とか、アレルギーとか、作用機序など一切無視で、単なる、感覚の文章ですから、ご了承ください。
これを、米粒大の約半分ぐらいを使います。
もしですよ、たまたま、あなたが、何かの拍子に、コンクリートの打ちっぱなしのビルで、たまたま、米粒大の約半分ぐらいのセメントがかけて、口の中に入って、飲み込んだとします。
さて、胎児への影響があるでしょうか。
たぶん、そんなことは、だれもわからないでしょう。
影響があったとしても、影響を測定できることもできないほどの程度でしょう。
でも、医学は、そんないい加減なことでは通用しません。
よって、医学者の一人としての歯科医師である僕からのモコ123さんへの回答は、抜歯が良いと思いますとの回答になります。
フィステルがある=感染しているですから、体に感染源がある方が、影響が多いと考えるからです。
もっとも、僕でしたら、気にせずにMTAを使いますが・・・。
PS:服用とか、急性毒性とか、持続性とか、アレルギーとか、作用機序など一切無視で、単なる、感覚の文章ですから、ご了承ください。
回答5
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2011-08-16 21:17:22
多分医薬品の認可にはかなりの努力と費用がかかります。
海外でいくら良く使われていても、日本独自の認可制度が邪魔をする場合がかなりあると思います。
歯根端切除術と覆髄では、レベルというかクラス分けが違うと思います。
クラス分けが違うと、認可のための手続き費用が桁違いに違うので、覆髄で認可を取ったのではないかと勝手に想像しています。
諸先生が書かれたように、歯根端切除術には実績があります。
海外でいくら良く使われていても、日本独自の認可制度が邪魔をする場合がかなりあると思います。
歯根端切除術と覆髄では、レベルというかクラス分けが違うと思います。
クラス分けが違うと、認可のための手続き費用が桁違いに違うので、覆髄で認可を取ったのではないかと勝手に想像しています。
諸先生が書かれたように、歯根端切除術には実績があります。
相談者からの返信
相談者:
モコ123さん
返信日時:2011-08-16 21:25:58
先生方、ご回答ありがとうございます。
心配するほどのことではないのですね。
安心しました。
ありがとうございました。
心配するほどのことではないのですね。
安心しました。
ありがとうございました。
タイトル | 妊娠した場合、歯根端切除に使うMTAの胎児への影響が心配 |
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質問者 | モコ123さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 37歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
MTA 妊娠希望・不妊治療中 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。