7番の根管治療(歯根のう胞・開窓療法)と隣の親知らず抜歯
相談者:
カフェタイムさん (40歳:女性)
投稿日時:2011-08-12 02:59:51
根管治療(歯根のう胞)の治療を受けるにあたり、約10日後までに治療方針を決めなくてはなりません。
いくつか疑問点がありますので、ぜひ先生方のご意見を頂ければと思います。
よろしくお願いします。
<経緯>
・数年前より、左下親知らず付近に鈍い痛みあり。(2〜3カ月に1度程度)
親知らずが炎症を起こしている可能性が高いと言われた。
親知らずは斜めに生えていて(一部見えている)、根が下の神経の近くにあり、神経を傷つけたら麻痺が残る可能性があるので抜歯してそのリスクを負うより、炎症を抑えるため、丁寧に歯磨きするよう指導を受けた。
当初、妊娠希望があったため自分自身も抜歯は考えていなかった。
・今年の1月、右下7番のクラウンが一部取れたため、A歯科に行ったところ、左下7番にも小さな虫歯があると言われ治療してもらった。(根管治療ではない。)
※7番は歯の神経を抜いているが、いつ治療したかは覚えていない。
・その後、不定期に左下7番が痛みはじめたが、生後4か月の子供がおり動きにくいため、鎮痛剤でおさえていた。
・4月、左下7番に激痛。鎮痛剤でもおさまらず、B歯科でみてもらったが、レントゲン、口内の状態ともに問題なく原因不明とのことで、治療なし。
・6月、左下7番に激痛。
C歯科でみてもらったが、B歯科同様、問題なし、原因不明と診断され、大学病院を紹介された。
<大学病院での診断 7番の歯のレントゲン写真撮影&CT>
担当医は歯内治療科。
・レントゲン結果より、左下7番に歯根のう胞と思われる病巣あり。(A,B,C歯科でのレントゲンでは歯根のう胞見つからず)
・歯根のう胞は人差し指第1関節位と大きい。
・歯根のう胞のすぐ下に神経、血管が通っていて、ソウハ時、傷つけるとしびれが残る可能性有り。
そのため、開窓療法をして、のう胞を小さくして、ソウハする。
・7番のクラウンは、金属の芯(ねじ)を外すのに時間がかかる。
除去時、歯が薄くなり、割れる可能性がある。
・親知らずと接している部分が炎症を起こしているので、親知らずも抜いたほうがいい。
<左下7番治療方針 選択肢>
@根管治療
A抜歯
B根管端切除
担当医より、選択肢は上記3つがあるが、まずは@根管治療をして、途中で歯が割れてしまえばA抜歯、必要があればB根管端切除など、経過を見ながら進めていくことを提案される。
私も抜歯は最終手段だと考えている。
<私の質問 下記@〜E>
@上記の治療方針以外の方法はありますか?
また、上記治療方針で気になる点やデメリットがあれば教えてください。
A7番根管治療とその隣の親知らず抜歯をする場合、どちらを先にした方がいいでしょうか?
B7番根管治療中に、親知らず抜歯は可能ですか?
C7番根管治療をする場合、通常、担当医は抜歯をすすめている7番の隣の親知らずのレントゲン写真は、みなくて大丈夫なものなのでしょうか?
現在、歯のレントゲン全体像は撮っておらず7番の状態だけで判断されています。
のう胞が親知らずのほうまでかぶっている可能性もあるだろうし、7番抜歯後に親知らず抜歯した方が親知らずの抜歯難易度も下がり、麻痺リスクも軽減するのではなどと考えると親知らずのレントゲン撮影は必要ではないのか、親知らずの状態次第で7番の治療方針も変わる可能性があるのではないかと心配です。
7番の歯だけではなく口内トータルで診断してもらいたいので、担当医に「親知らずのレントゲン写真も撮って、先生にみてもらいたい」と依頼しましたが、7番の根管治療をする際、親知らずのレントゲン写真は不要、撮らなくてよいと言われました。
7番の歯が割れた等理由で、抜歯が必要になった時、親知らずのレントゲンを撮ればいい、その時は同じ大学病院内の口腔科を紹介しますと言われました。
D7番の根幹治療と、親知らず抜歯をする場合、どれくらいの期間を要すものでしょうか?
職場復帰と第2子不妊治療を計画していますので、おおよその目安を知りたいです。
E担当医のスケジュールにより、根管治療がひと月に約2回しか受けれないのですが、通常、治療と治療の間隔がそんなにあいても大丈夫なのでしょうか?
以上、治療の痛みに非常に恐怖を感じておりますが、治療方針を固めて覚悟を決めたいと思います。
ぜひお力を貸してください。
よろしくお願いします。
いくつか疑問点がありますので、ぜひ先生方のご意見を頂ければと思います。
よろしくお願いします。
<経緯>
・数年前より、左下親知らず付近に鈍い痛みあり。(2〜3カ月に1度程度)
親知らずが炎症を起こしている可能性が高いと言われた。
親知らずは斜めに生えていて(一部見えている)、根が下の神経の近くにあり、神経を傷つけたら麻痺が残る可能性があるので抜歯してそのリスクを負うより、炎症を抑えるため、丁寧に歯磨きするよう指導を受けた。
当初、妊娠希望があったため自分自身も抜歯は考えていなかった。
・今年の1月、右下7番のクラウンが一部取れたため、A歯科に行ったところ、左下7番にも小さな虫歯があると言われ治療してもらった。(根管治療ではない。)
※7番は歯の神経を抜いているが、いつ治療したかは覚えていない。
・その後、不定期に左下7番が痛みはじめたが、生後4か月の子供がおり動きにくいため、鎮痛剤でおさえていた。
・4月、左下7番に激痛。鎮痛剤でもおさまらず、B歯科でみてもらったが、レントゲン、口内の状態ともに問題なく原因不明とのことで、治療なし。
・6月、左下7番に激痛。
C歯科でみてもらったが、B歯科同様、問題なし、原因不明と診断され、大学病院を紹介された。
<大学病院での診断 7番の歯のレントゲン写真撮影&CT>
担当医は歯内治療科。
・レントゲン結果より、左下7番に歯根のう胞と思われる病巣あり。(A,B,C歯科でのレントゲンでは歯根のう胞見つからず)
・歯根のう胞は人差し指第1関節位と大きい。
・歯根のう胞のすぐ下に神経、血管が通っていて、ソウハ時、傷つけるとしびれが残る可能性有り。
そのため、開窓療法をして、のう胞を小さくして、ソウハする。
・7番のクラウンは、金属の芯(ねじ)を外すのに時間がかかる。
除去時、歯が薄くなり、割れる可能性がある。
・親知らずと接している部分が炎症を起こしているので、親知らずも抜いたほうがいい。
<左下7番治療方針 選択肢>
@根管治療
A抜歯
B根管端切除
担当医より、選択肢は上記3つがあるが、まずは@根管治療をして、途中で歯が割れてしまえばA抜歯、必要があればB根管端切除など、経過を見ながら進めていくことを提案される。
私も抜歯は最終手段だと考えている。
<私の質問 下記@〜E>
@上記の治療方針以外の方法はありますか?
また、上記治療方針で気になる点やデメリットがあれば教えてください。
A7番根管治療とその隣の親知らず抜歯をする場合、どちらを先にした方がいいでしょうか?
B7番根管治療中に、親知らず抜歯は可能ですか?
C7番根管治療をする場合、通常、担当医は抜歯をすすめている7番の隣の親知らずのレントゲン写真は、みなくて大丈夫なものなのでしょうか?
現在、歯のレントゲン全体像は撮っておらず7番の状態だけで判断されています。
のう胞が親知らずのほうまでかぶっている可能性もあるだろうし、7番抜歯後に親知らず抜歯した方が親知らずの抜歯難易度も下がり、麻痺リスクも軽減するのではなどと考えると親知らずのレントゲン撮影は必要ではないのか、親知らずの状態次第で7番の治療方針も変わる可能性があるのではないかと心配です。
7番の歯だけではなく口内トータルで診断してもらいたいので、担当医に「親知らずのレントゲン写真も撮って、先生にみてもらいたい」と依頼しましたが、7番の根管治療をする際、親知らずのレントゲン写真は不要、撮らなくてよいと言われました。
7番の歯が割れた等理由で、抜歯が必要になった時、親知らずのレントゲンを撮ればいい、その時は同じ大学病院内の口腔科を紹介しますと言われました。
D7番の根幹治療と、親知らず抜歯をする場合、どれくらいの期間を要すものでしょうか?
職場復帰と第2子不妊治療を計画していますので、おおよその目安を知りたいです。
E担当医のスケジュールにより、根管治療がひと月に約2回しか受けれないのですが、通常、治療と治療の間隔がそんなにあいても大丈夫なのでしょうか?
以上、治療の痛みに非常に恐怖を感じておりますが、治療方針を固めて覚悟を決めたいと思います。
ぜひお力を貸してください。
よろしくお願いします。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2011-08-12 04:18:23
カフェタイムさま、おはようございます。
厄介な問題を抱え込んでいらっしゃるようですね、治療方針を決めるといっても迷ってしまうと思います、お気持ちお察しいたします。
@については個人的には根管治療を先ず試みるでしょう、やってみてうまくいかなければ、意図的再植を考えると思います、おそらく抜歯はしないと思います。
Aについては実際に拝見してから考えますが、親知らずの抜歯を優先すると思います。
Bおそらく可能だと思いますが、個人的にはどちらかを片付けてからにすると思います。
Cどうでしょ、私なら親知らずのレントゲンも撮ると思います。
D根管治療はやってみないことにはわかりかねますが、親知らずの抜歯は一日で片付けます。
E特別問題にはならないと思います。
以上参考になさってください。
根管治療 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=30
意図的再植法 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=189
厄介な問題を抱え込んでいらっしゃるようですね、治療方針を決めるといっても迷ってしまうと思います、お気持ちお察しいたします。
@については個人的には根管治療を先ず試みるでしょう、やってみてうまくいかなければ、意図的再植を考えると思います、おそらく抜歯はしないと思います。
Aについては実際に拝見してから考えますが、親知らずの抜歯を優先すると思います。
Bおそらく可能だと思いますが、個人的にはどちらかを片付けてからにすると思います。
Cどうでしょ、私なら親知らずのレントゲンも撮ると思います。
D根管治療はやってみないことにはわかりかねますが、親知らずの抜歯は一日で片付けます。
E特別問題にはならないと思います。
以上参考になさってください。
根管治療 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=30
意図的再植法 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=189
回答2
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2011-08-12 10:23:40
カフェタイム さん、こんにちは
いろいろと細かい質問をされていますが、状況が把握できないために大まかな考えを書かせていただきますね。
>@上記の治療方針以外の方法はありますか?
>また、上記治療方針で気になる点やデメリットがあれば教えてください。
細かい状況を把握していないので詳細はわかりませんが、特に気になる点はありません。
>A7番根管治療とその隣の親知らず抜歯をする場合、どちらを先にした方がいいでしょうか?
親知らずの抜歯ですね。
まずはこれをしないと治療が始まらないように思われます。
>B7番根管治療中に親知らず抜歯は可能ですか?
可能ですが、まずは親知らずを先に抜歯したほうが良いでしょう。
>C7番根管治療をする場合、通常、担当医は抜歯をすすめている7番の隣の親知らずのレントゲン写真は、みなくて大丈夫なものなのでしょうか?
私であればレントゲンは撮影しますし、必要に応じてCTも撮影すると思います。
>D7番の根幹治療と、親知らず抜歯をする場合、どれくらいの期間を要すものでしょうか?
状況にもよりますので、回答は難しいです。
親知らずの抜歯のみであれば、1週間あればほぼ問題ない状態になると思います。
>E担当医のスケジュールにより、根管治療がひと月に約2回しか受けれないのですが、通常、治療と治療の間隔がそんなにあいても大丈夫なのでしょうか?
理想的にはもう少し短いほうが良いかもしれませんが、概ね問題ないと思います。
参考になれば幸いです。
いろいろと細かい質問をされていますが、状況が把握できないために大まかな考えを書かせていただきますね。
>@上記の治療方針以外の方法はありますか?
>また、上記治療方針で気になる点やデメリットがあれば教えてください。
細かい状況を把握していないので詳細はわかりませんが、特に気になる点はありません。
>A7番根管治療とその隣の親知らず抜歯をする場合、どちらを先にした方がいいでしょうか?
親知らずの抜歯ですね。
まずはこれをしないと治療が始まらないように思われます。
>B7番根管治療中に親知らず抜歯は可能ですか?
可能ですが、まずは親知らずを先に抜歯したほうが良いでしょう。
>C7番根管治療をする場合、通常、担当医は抜歯をすすめている7番の隣の親知らずのレントゲン写真は、みなくて大丈夫なものなのでしょうか?
私であればレントゲンは撮影しますし、必要に応じてCTも撮影すると思います。
>D7番の根幹治療と、親知らず抜歯をする場合、どれくらいの期間を要すものでしょうか?
状況にもよりますので、回答は難しいです。
親知らずの抜歯のみであれば、1週間あればほぼ問題ない状態になると思います。
>E担当医のスケジュールにより、根管治療がひと月に約2回しか受けれないのですが、通常、治療と治療の間隔がそんなにあいても大丈夫なのでしょうか?
理想的にはもう少し短いほうが良いかもしれませんが、概ね問題ないと思います。
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
カフェタイムさん
返信日時:2011-08-14 00:38:16
タイトル | 7番の根管治療(歯根のう胞・開窓療法)と隣の親知らず抜歯 |
---|---|
質問者 | カフェタイムさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 根管治療の治療法 根管治療の治療期間 親知らずの抜歯 レントゲン写真 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。