歯茎上部に大きな膨らみができ抜髄に。正しい治療だったのか不信
相談者:
ICHIKYさん (42歳:女性)
投稿日時:2011-08-17 11:29:42
先週、洗顔の時に少し痛みと違和感を感じて歯茎を見たところ、前歯の左から2本目の歯茎の上のほうに大きな膨らみ(直径1cm以上だと思います)を発見しました。
膨らみ自体は抑えても痛みはなく、ただ顔の上から押したりすると少し痛い感じです。
色も歯茎と変わりなくピンク色です。
突然発見して、しかも大きかったので焦って職場近くの歯科医院に行き症状を説明すると、レントゲン検査からみて歯の根元付近に影があり膿がたまっている、歯自体は虫歯ではなく、過去に治療したこともないです。
また、歯に負担を与えるような外傷があったか聞かれて、ありませんと答えると、なぜかは原因はわからないが、神経がやられて感染が進んでいると思われると言われました。
治療は歯の裏から穴をあけて膿を取ることになり、早めにやった方がよいと言われて、その日に抜髄処置されました。
抗生物質など処方されて2日たちますが、歯茎の膨らみの状態は変わらず、本当に神経が死んでいたのか、膨らみの原因が本当に根元の問題だったのかと懐疑的になっています。
このサイトの投稿を見ても、すぐには元に戻らないという回答がありましたが、やはりこの処置でよかったのか心配になります。
処置の際、説明がなかったのですが、神経の無い歯は変色するそうですが、歯の色合いは他の歯と変わらなかったですし...神経がまだ生きていた可能性はなかったのでしょうか。
処置中、医師は穴をあけたら膿がドバっと出てきました、とは仰ってまして、処置後ガーゼを見せてくれましたが、少し黄色っぽいものがついてましたがそんなに大量には見えませんでした。
ただ膿が出てきたということは、根元が感染していて神経もダメになっていたと考えられるんでしょうか。
もう処置されてしまったので今更どうにもできないですが、この後納得のいく治療を行ってほしいので、顕微鏡治療を導入されているという医院に転院して治療を受けたいと思っています。
(今の歯科医院は肉眼での治療なので)
やはり、マイクロスコープ治療と肉眼では大きな違いはありますか?
歯のクリーニングを受けている歯科医院が根管治療にマイクロスコープを導入しているようなので、そちらへ相談して再検査と今後の治療継続をお願いしようかとも思っています。
お盆の時期でその医院が休院中の時期にこんなことになってしまい、早まって治療をはじめたことを後悔しています。
せめてこの抜髄処置が最良だったかを確認したいです。
神経を取らずに治療できたかもしれないのに抜かれてしまったのだったらと思うと気持ちが滅入ってきます。
治療はさておきこの先の歯の変色が非常に気がかりです。
ここでお聞きしたいのは
1)上記の症状で抜髄処置は正しかったのかどうか(神経は本当にダメになっていたのか)、他に治療法はなかったでしょうか。
2)歯茎上部の膨らみの原因は他には考えられないでしょうか。
3)途中から転院したいがレントゲン写真など貰うことはできるでしょうか。
4)抜髄後の変色の度合いは歯が虫歯だったかどうかによって違いがありますか?
どうかよろしくお願いいたします。
膨らみ自体は抑えても痛みはなく、ただ顔の上から押したりすると少し痛い感じです。
色も歯茎と変わりなくピンク色です。
突然発見して、しかも大きかったので焦って職場近くの歯科医院に行き症状を説明すると、レントゲン検査からみて歯の根元付近に影があり膿がたまっている、歯自体は虫歯ではなく、過去に治療したこともないです。
また、歯に負担を与えるような外傷があったか聞かれて、ありませんと答えると、なぜかは原因はわからないが、神経がやられて感染が進んでいると思われると言われました。
治療は歯の裏から穴をあけて膿を取ることになり、早めにやった方がよいと言われて、その日に抜髄処置されました。
抗生物質など処方されて2日たちますが、歯茎の膨らみの状態は変わらず、本当に神経が死んでいたのか、膨らみの原因が本当に根元の問題だったのかと懐疑的になっています。
このサイトの投稿を見ても、すぐには元に戻らないという回答がありましたが、やはりこの処置でよかったのか心配になります。
処置の際、説明がなかったのですが、神経の無い歯は変色するそうですが、歯の色合いは他の歯と変わらなかったですし...神経がまだ生きていた可能性はなかったのでしょうか。
処置中、医師は穴をあけたら膿がドバっと出てきました、とは仰ってまして、処置後ガーゼを見せてくれましたが、少し黄色っぽいものがついてましたがそんなに大量には見えませんでした。
ただ膿が出てきたということは、根元が感染していて神経もダメになっていたと考えられるんでしょうか。
もう処置されてしまったので今更どうにもできないですが、この後納得のいく治療を行ってほしいので、顕微鏡治療を導入されているという医院に転院して治療を受けたいと思っています。
(今の歯科医院は肉眼での治療なので)
やはり、マイクロスコープ治療と肉眼では大きな違いはありますか?
歯のクリーニングを受けている歯科医院が根管治療にマイクロスコープを導入しているようなので、そちらへ相談して再検査と今後の治療継続をお願いしようかとも思っています。
お盆の時期でその医院が休院中の時期にこんなことになってしまい、早まって治療をはじめたことを後悔しています。
せめてこの抜髄処置が最良だったかを確認したいです。
神経を取らずに治療できたかもしれないのに抜かれてしまったのだったらと思うと気持ちが滅入ってきます。
治療はさておきこの先の歯の変色が非常に気がかりです。
ここでお聞きしたいのは
1)上記の症状で抜髄処置は正しかったのかどうか(神経は本当にダメになっていたのか)、他に治療法はなかったでしょうか。
2)歯茎上部の膨らみの原因は他には考えられないでしょうか。
3)途中から転院したいがレントゲン写真など貰うことはできるでしょうか。
4)抜髄後の変色の度合いは歯が虫歯だったかどうかによって違いがありますか?
どうかよろしくお願いいたします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-08-17 11:41:02
>1)上記の症状で抜髄処置は正しかったのかどうか(神経は本当にダメになっていたのか)、他に治療法はなかったでしょうか。
歯の後ろに穴を開けた様ですがその時に麻酔はしましたか?
もし麻酔無しに穴を開けれたのなら神経がすでに死んでいたと考えられます。
神経が死んで感染していた場合抜髄とは言わず感染根管治療と言います。
>2)歯茎上部の膨らみの原因は他には考えられないでしょうか。
可能性としては有るかも知れませんが、感染根管の可能性が一番高いと思います。
>3)途中から転院したいがレントゲン写真など貰うことはできるでしょうか。
デジタルレントゲンならコピーするのは容易ですが、フィルムだとコピーするのは手間が掛るので難しいかもしれません。
>4)抜髄後の変色の度合いは歯が虫歯だったかどうかによって違いがありますか?
虫歯だったかはあまり関係有りません。
歯の後ろに穴を開けた様ですがその時に麻酔はしましたか?
もし麻酔無しに穴を開けれたのなら神経がすでに死んでいたと考えられます。
神経が死んで感染していた場合抜髄とは言わず感染根管治療と言います。
>2)歯茎上部の膨らみの原因は他には考えられないでしょうか。
可能性としては有るかも知れませんが、感染根管の可能性が一番高いと思います。
>3)途中から転院したいがレントゲン写真など貰うことはできるでしょうか。
デジタルレントゲンならコピーするのは容易ですが、フィルムだとコピーするのは手間が掛るので難しいかもしれません。
>4)抜髄後の変色の度合いは歯が虫歯だったかどうかによって違いがありますか?
虫歯だったかはあまり関係有りません。
相談者からの返信
相談者:
ICHIKYさん
返信日時:2011-08-17 13:23:06
相談者からの返信
相談者:
ICHIKYさん
返信日時:2011-08-18 15:38:34
本日通院し、疑問点について先生にぶつけてみました。
病名は根尖性歯周炎です。
神経は半死状態だったと思うと先生は仰いました。
半分生きてたのなら残しておきたかった、早まって穴を開けてしまったような気がすると正直に言うと、神経は半分死んでいたら取り出すしかない、私の場合、根元が溶けかかっている状態だということでした。
歯医者さんとしては、神経が半死状態ではすぐに抜髄する処置がお勧めなんでしょうか。
虫歯も外傷もないのに神経が弱って取り出すことになってしまったのは悔いが残ります。
ひどい痛みもなかったこともあり、もう少し心を落ち着けて病気のことを自分でも調べて治療に入ればよかったと思います。
今回は早く処置をしたことで結果的に良かったのかもしれないけれど、治療方針について理解し納得しないまま治療に入ったことで後々悩むことになりました。
歯の変色が進むという美容面も気になりますし。
歯医者さんにも治療に入る前に、治療の長所・短所についてもう少し説明してほしかったです。
患者も学ぶべきなのはもちろんですが、症状が出て驚いてよく調べず慌てて医者に駆け込むことだってありますし..
今かかっている歯科医院は肉眼治療で、特に根管治療専門という所ではありません。
専門医の方々としては治療法として選択するとしたら根管治療専門の歯科医院に転院し、顕微鏡治療を勧められますか?
感染の再発はできる限り防ぎたいです。
ご意見、アドバイスをよろしくお願いします。
病名は根尖性歯周炎です。
神経は半死状態だったと思うと先生は仰いました。
半分生きてたのなら残しておきたかった、早まって穴を開けてしまったような気がすると正直に言うと、神経は半分死んでいたら取り出すしかない、私の場合、根元が溶けかかっている状態だということでした。
歯医者さんとしては、神経が半死状態ではすぐに抜髄する処置がお勧めなんでしょうか。
虫歯も外傷もないのに神経が弱って取り出すことになってしまったのは悔いが残ります。
ひどい痛みもなかったこともあり、もう少し心を落ち着けて病気のことを自分でも調べて治療に入ればよかったと思います。
今回は早く処置をしたことで結果的に良かったのかもしれないけれど、治療方針について理解し納得しないまま治療に入ったことで後々悩むことになりました。
歯の変色が進むという美容面も気になりますし。
歯医者さんにも治療に入る前に、治療の長所・短所についてもう少し説明してほしかったです。
患者も学ぶべきなのはもちろんですが、症状が出て驚いてよく調べず慌てて医者に駆け込むことだってありますし..
今かかっている歯科医院は肉眼治療で、特に根管治療専門という所ではありません。
専門医の方々としては治療法として選択するとしたら根管治療専門の歯科医院に転院し、顕微鏡治療を勧められますか?
感染の再発はできる限り防ぎたいです。
ご意見、アドバイスをよろしくお願いします。
回答2
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2011-08-18 16:00:52
文面からの推測ですが・・・
担当医の治療に問題は感じませんが、
>治療方針について理解し納得しないまま治療に入ったことで後々悩むことになりました
であれば、今後も同様のことが起こる可能性があります。
詳しく説明してくれる医院への転院を考えてみてはどうでしょう。
>根管治療専門の歯科医院に転院し、顕微鏡治療を勧められますか?
専門医の方が再発の危険性は下がるとは思いますが・・・
根管治療専門医は自費治療の場合が多いです。医院数も多くないので通院に時間がかかるかもしれません。
そこまでしたいかどうかです。
少なくとも現医院で再発したら感情的に納得できないと思います。
その意味では転院をお勧めします。
ちなみに・・・
>歯の変色が進むという美容面も気になりますし
歯髄壊死を起こしていれば、抜髄するしないに関わらず変色します。
ご参考まで・・・
担当医の治療に問題は感じませんが、
>治療方針について理解し納得しないまま治療に入ったことで後々悩むことになりました
であれば、今後も同様のことが起こる可能性があります。
詳しく説明してくれる医院への転院を考えてみてはどうでしょう。
>根管治療専門の歯科医院に転院し、顕微鏡治療を勧められますか?
専門医の方が再発の危険性は下がるとは思いますが・・・
根管治療専門医は自費治療の場合が多いです。医院数も多くないので通院に時間がかかるかもしれません。
そこまでしたいかどうかです。
少なくとも現医院で再発したら感情的に納得できないと思います。
その意味では転院をお勧めします。
ちなみに・・・
>歯の変色が進むという美容面も気になりますし
歯髄壊死を起こしていれば、抜髄するしないに関わらず変色します。
ご参考まで・・・
相談者からの返信
相談者:
ICHIKYさん
返信日時:2011-08-19 09:17:35
杉原先生、
アドバイスありがとうございます。
今の歯科医の先生はこちらの質問に快く答えて貰えているので、その点で良い先生と思っています。
ただ初回通院時、こちらも自分の症状にパニックで、予備知識もなく先生に勧められるままに治療を始めてしまったのが反省点です。
これは自分への教訓として、診断内容は一旦持ち帰って自分でも調べてみて次のステップを決めるようにしなければと思います。
歯医者さんも商売ですから、ここまで期待するのは甘いかもしれませんが、歯科医の先生も患者に考える猶予を与えるよう「今ここで決めなくてもいいですよ」など促してもらえたらと願ってます。
今後の治療に関しては、顕微鏡治療の医院へ相談し、治療内容、期間、料金などよく聞いてどうするか決めようと思っています。
今回お答えいただいた先生方、おそらく診療時間中でお忙しいであるにも関わらず、即座に回答をいただき本当にありがとうございました。
また今後の経過でご意見を伺いたいことがあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
アドバイスありがとうございます。
今の歯科医の先生はこちらの質問に快く答えて貰えているので、その点で良い先生と思っています。
ただ初回通院時、こちらも自分の症状にパニックで、予備知識もなく先生に勧められるままに治療を始めてしまったのが反省点です。
これは自分への教訓として、診断内容は一旦持ち帰って自分でも調べてみて次のステップを決めるようにしなければと思います。
歯医者さんも商売ですから、ここまで期待するのは甘いかもしれませんが、歯科医の先生も患者に考える猶予を与えるよう「今ここで決めなくてもいいですよ」など促してもらえたらと願ってます。
今後の治療に関しては、顕微鏡治療の医院へ相談し、治療内容、期間、料金などよく聞いてどうするか決めようと思っています。
今回お答えいただいた先生方、おそらく診療時間中でお忙しいであるにも関わらず、即座に回答をいただき本当にありがとうございました。
また今後の経過でご意見を伺いたいことがあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
タイトル | 歯茎上部に大きな膨らみができ抜髄に。正しい治療だったのか不信 |
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質問者 | ICHIKYさん |
地域 | 東京23区 |
年齢 | 42歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 会社員(事務系) |
カテゴリ |
根管治療その他 歯医者への不信感 歯医者への不満・グチ 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。