歯周病の末期。歯磨きで回復可能ですか？抜歯を遅らせる方法は？
相談者：
BigMacさん (64歳：男性)
投稿日時：2011-08-12 19:07:45
参考：過去のご相談
※〔写真あり〕右下６番の被せ物が歯と共にちぎれて取れてしまいました
左下６番が歯周病の末期症状と診断されました。
ぐらぐらしますが、少し歯を押さえてみると殆ど左右にはぐらつきません。
抜歯を後らせる方法はないでしょうか？
ブラッシング等での回復は無理なのでしょうか？
よろしくお願いします。
※〔写真あり〕右下６番の被せ物が歯と共にちぎれて取れてしまいました
左下６番が歯周病の末期症状と診断されました。
ぐらぐらしますが、少し歯を押さえてみると殆ど左右にはぐらつきません。
抜歯を後らせる方法はないでしょうか？
ブラッシング等での回復は無理なのでしょうか？
よろしくお願いします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時：2011-08-12 19:28:09
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時：2011-08-12 21:20:02
そうですね…。
細見先生も書かれているように、歯周病の末期と言う事は抜歯が適応となります。
＞ブラッシング等での回復は無理なのでしょうか？
残念ながら無理です。
＞抜歯を後らせる方法はないでしょうか？
どういった理由で延命を希望されるのかによっても、違うと思います。
例えば「夏は暑く、体力的に…」と言う事なのか、「せめて年内は…」とか「あと1〜2年…」とか。
無理をすれば抜かずに過ごすことも可能かもしれません。
ただし、細見先生も書かれておりますが
「無暗に残そうとすると、骨が吸収して次のステップに進んだときに、治療困難な場合がある」
と言う事も事実です。
（ただ、治療が困難になるというのは、歯科医のエゴかも知れませんが）
そのリスクを十分理解された上であれば、延命もアリかと思います。
例）
入れ歯の調整に時間がかかっても文句を言わない。
インプラントは希望しない。
など。
僕も何年か前に患者さんから「抜かないでほしい」と言われ、いらぬ仏心を出して延命処置をしましたが、その後、骨吸収が著しく、インプラント不可となり、現在も合わない入れ歯で苦労させてしまっている方がいらっしゃいます。
あの時、心を鬼にして抜歯していれば…と悔やまれます。
それはさておき、「現状がどのような状態なのか？」「なぜ抜歯をしなければならないのか？」など、しっかり担当の先生から説明を受け、納得された上で抜歯をするのか、延命するのかを決められる事をお勧めいたします。
細見先生も書かれているように、歯周病の末期と言う事は抜歯が適応となります。
＞ブラッシング等での回復は無理なのでしょうか？
残念ながら無理です。
＞抜歯を後らせる方法はないでしょうか？
どういった理由で延命を希望されるのかによっても、違うと思います。
例えば「夏は暑く、体力的に…」と言う事なのか、「せめて年内は…」とか「あと1〜2年…」とか。
無理をすれば抜かずに過ごすことも可能かもしれません。
ただし、細見先生も書かれておりますが
「無暗に残そうとすると、骨が吸収して次のステップに進んだときに、治療困難な場合がある」
と言う事も事実です。
（ただ、治療が困難になるというのは、歯科医のエゴかも知れませんが）
そのリスクを十分理解された上であれば、延命もアリかと思います。
例）
入れ歯の調整に時間がかかっても文句を言わない。
インプラントは希望しない。
など。
僕も何年か前に患者さんから「抜かないでほしい」と言われ、いらぬ仏心を出して延命処置をしましたが、その後、骨吸収が著しく、インプラント不可となり、現在も合わない入れ歯で苦労させてしまっている方がいらっしゃいます。
あの時、心を鬼にして抜歯していれば…と悔やまれます。
それはさておき、「現状がどのような状態なのか？」「なぜ抜歯をしなければならないのか？」など、しっかり担当の先生から説明を受け、納得された上で抜歯をするのか、延命するのかを決められる事をお勧めいたします。
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時：2011-08-12 23:01:16
ご相談ありがとうございます。
先生方のご意見通り、延命も可能ですが、重症な場合は判断が難しく、あくまでも歯周病治療検査をくり返した上での診断が優先され、重症用の延命処置を継続する事が必要です。
無理でない場合もあるでしょうし、無理して後でもっと困る事もあると思います。
ご担当の先生にこれからの見通しを説明していただいてから、もう一度検討してみてはいかがでしょうか。
先生方のご意見通り、延命も可能ですが、重症な場合は判断が難しく、あくまでも歯周病治療検査をくり返した上での診断が優先され、重症用の延命処置を継続する事が必要です。
無理でない場合もあるでしょうし、無理して後でもっと困る事もあると思います。
ご担当の先生にこれからの見通しを説明していただいてから、もう一度検討してみてはいかがでしょうか。
相談者からの返信相談者：
BigMacさん
返信日時：2011-08-17 19:47:03
後一週間ほどで抜歯の予定ですが、肉類を除いてはまだ噛むことも出来るので、なんとかブラッシングで現状を維持出来ないかとネットなどを検索してみて、一列ブラシ、ペリオBなどブラシを数本追加しました。
歯茎と歯の隙間（ポケット）は今回4mmだったと思います。
歯茎を押さえると若干痛みます。
今年の３月11日の検診（他の、歯科医。大きな歯科医院なのですが６年前にも今回ちぎれた歯は再治療出来ないとの診断をもらい歯間ブラシでほじっていました。）では何も言われなかったのですが、余り信頼していなかったので、今回は他の先生に診てもらったところ末期症状。
抜歯との診断。
※〔写真あり〕右下６番の被せ物が歯と共にちぎれて取れてしまいました
突然左右の下６番を抜歯にショックです。
十分なブラッシングで、現状を維持することは不可能なのでしょうか？
歯茎と歯の隙間（ポケット）は今回4mmだったと思います。
歯茎を押さえると若干痛みます。
今年の３月11日の検診（他の、歯科医。大きな歯科医院なのですが６年前にも今回ちぎれた歯は再治療出来ないとの診断をもらい歯間ブラシでほじっていました。）では何も言われなかったのですが、余り信頼していなかったので、今回は他の先生に診てもらったところ末期症状。
抜歯との診断。
※〔写真あり〕右下６番の被せ物が歯と共にちぎれて取れてしまいました
突然左右の下６番を抜歯にショックです。
十分なブラッシングで、現状を維持することは不可能なのでしょうか？
回答4
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時：2011-08-17 19:58:45
あまり公言して欲しくない回答（ここだけの話）ですが・・、
抜歯を遅らせる方法としては、抗生剤の長期投与が有効な場合があります。
薬の種類と期間は担当の先生にご相談ください。
期間中に、必ずルートプレーニング（ポケットの深い部分の清掃）等は必要です。
また保険適用にはならないはずです。
抜歯を遅らせる方法としては、抗生剤の長期投与が有効な場合があります。
薬の種類と期間は担当の先生にご相談ください。
期間中に、必ずルートプレーニング（ポケットの深い部分の清掃）等は必要です。
また保険適用にはならないはずです。
回答5ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時：2011-08-18 08:57:10
＞歯茎と歯の隙間（ポケット）は今回4mmだったと思います。
＞歯茎を押さえると若干痛みます。
これで末期ですか？
一概には言えませんが、僕の基準だと10mm位が末期と言う判断なのですが…。
（4mmだったらまだまだ…と言う感じです）
一度、セカンドオピニオンを求められてはいかがでしょうか？
＞歯茎を押さえると若干痛みます。
これで末期ですか？
一概には言えませんが、僕の基準だと10mm位が末期と言う判断なのですが…。
（4mmだったらまだまだ…と言う感じです）
一度、セカンドオピニオンを求められてはいかがでしょうか？
回答6
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時：2011-08-18 12:41:00
＞一概には言えませんが、僕の基準だと10mm位が末期と言う判断なのですが…。
＞（4mmだったらまだまだ…と言う感じです）
既に骨吸収・歯肉退縮を起こして、そこから4mmなので抜歯ということも考えられます。
タイヨウ先生と同じく、セカンドオピニオンを聞いてみても良いと思います。
そこでも抜歯と診断されたら、あきらめて早めに抜歯した方が良いのではないでしょうか。
ご参考まで・・・
＞（4mmだったらまだまだ…と言う感じです）
既に骨吸収・歯肉退縮を起こして、そこから4mmなので抜歯ということも考えられます。
タイヨウ先生と同じく、セカンドオピニオンを聞いてみても良いと思います。
そこでも抜歯と診断されたら、あきらめて早めに抜歯した方が良いのではないでしょうか。
ご参考まで・・・
| タイトル | 歯周病の末期。歯磨きで回復可能ですか？抜歯を遅らせる方法は？ |
|---|---|
| 質問者 | BigMacさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 64歳 |
| 性別 | 男性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
歯周病で抜けた・抜く予定 抜歯：６番(第一大臼歯) 歯がグラグラする 歯周病(歯槽膿漏)治療 歯周病に関するトラブル |
| 回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
