2か月前、歯並びのために差し歯にした前歯が急に痛む (アメリカ)
相談者:
kyontyさん (27歳:女性)
投稿日時:2011-08-22 10:00:20
初めまして。
いま海外に住んでおります。
3週間前まで日本に2カ月間ほど一時帰国しておりました。
その際、以前から気になっていた上の前歯の歯並びと、左上2番が抜髄により黒く変色していたので、その3本の歯を削りセラミックをかぶせました。
左右上1番は、神経を抜いておりません。
(通院していた歯医者さんがあえて抜く必要ないとおっしゃり、特に施術後しみたりなどの痛みもなかったので。)
それから何事もなく、3週間前にアメリカに戻ってきたのですが、1週間前から急に歯が痛み始めました。
最初は、どこの歯が痛いのかもわからないような、左側の上下が全体的に痛んでる感じでしたが、おとといあたりから、左上1番のみいたくなりました。
特に冷たいものや熱いものでしみたりすることはないのですが、叩いたり何かにあたったりすると激しく痛みます。
鼻の下をのばしてみたり、鼻の左の穴の下あたりを押してみたりすると猛烈に痛いです。
あとは、長時間外にいたり運動したりで体温があがると、じんじん痛みが増します。
ごくたまに痛みがおさまることもあるのですが、基本的に1日中痛いです。
応急処置として、どうしても耐えられない時だけ市販の鎮痛剤を飲んでます。
完全に痛みが消えることはないのですが、少しだけ痛みが和らぎます。
冷たいもので冷やしても痛みが和らぐことはありません。
日本にいれば今すぐにでも歯医者さんに行って診ていただいたいのですが、なんせアメリカにおり、歯科治療も高額なうえ保険に入ってないので、簡単に治療をうけることが出来ません。
ネットで症状など調べたりしましたがいまいちわからず、不安は毎日増すばかりでこちらに投稿させて頂きました。
いたらぬ説明でわかりにくいかと思いますが、この痛みの思い当たる原因があれば教えて頂きたいです。
よろしくお願いいたします。
いま海外に住んでおります。
3週間前まで日本に2カ月間ほど一時帰国しておりました。
その際、以前から気になっていた上の前歯の歯並びと、左上2番が抜髄により黒く変色していたので、その3本の歯を削りセラミックをかぶせました。
左右上1番は、神経を抜いておりません。
(通院していた歯医者さんがあえて抜く必要ないとおっしゃり、特に施術後しみたりなどの痛みもなかったので。)
それから何事もなく、3週間前にアメリカに戻ってきたのですが、1週間前から急に歯が痛み始めました。
最初は、どこの歯が痛いのかもわからないような、左側の上下が全体的に痛んでる感じでしたが、おとといあたりから、左上1番のみいたくなりました。
特に冷たいものや熱いものでしみたりすることはないのですが、叩いたり何かにあたったりすると激しく痛みます。
鼻の下をのばしてみたり、鼻の左の穴の下あたりを押してみたりすると猛烈に痛いです。
あとは、長時間外にいたり運動したりで体温があがると、じんじん痛みが増します。
ごくたまに痛みがおさまることもあるのですが、基本的に1日中痛いです。
応急処置として、どうしても耐えられない時だけ市販の鎮痛剤を飲んでます。
完全に痛みが消えることはないのですが、少しだけ痛みが和らぎます。
冷たいもので冷やしても痛みが和らぐことはありません。
日本にいれば今すぐにでも歯医者さんに行って診ていただいたいのですが、なんせアメリカにおり、歯科治療も高額なうえ保険に入ってないので、簡単に治療をうけることが出来ません。
ネットで症状など調べたりしましたがいまいちわからず、不安は毎日増すばかりでこちらに投稿させて頂きました。
いたらぬ説明でわかりにくいかと思いますが、この痛みの思い当たる原因があれば教えて頂きたいです。
よろしくお願いいたします。
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2011-08-22 13:57:54
ご相談ありがとうございます。
どうやら神経が炎症を起こしたように思われます。
根元を押すと痛いことからは、腫れてくる可能性もあります。
やはり一度歯科医師に診てもらうことをお勧めいたします。
応急処置だけなら安くすむかもしれません。
症状がひどくなり、顔まで腫れてから治療すると、とても高くなる可能性もあります。
大学などにはカウンセラーがいて、相談に乗ってもらえると思います。
調べてみてはいかがでしょうか。
どうやら神経が炎症を起こしたように思われます。
根元を押すと痛いことからは、腫れてくる可能性もあります。
やはり一度歯科医師に診てもらうことをお勧めいたします。
応急処置だけなら安くすむかもしれません。
症状がひどくなり、顔まで腫れてから治療すると、とても高くなる可能性もあります。
大学などにはカウンセラーがいて、相談に乗ってもらえると思います。
調べてみてはいかがでしょうか。
回答2
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-08-23 04:00:31
こんばんは。
海外での歯痛は何かと色々な面で大変だとは思いますが、さがら先生のご意見と同じく、私もお身体の事を第一に考えられて早めに受診されることをお薦め致します。
>以前から気になっていた上の前歯の歯並びと、左上2番が抜髄により黒く変色していたので、その3本の歯を削りセラミックをかぶせました。
>左右上1番は、神経を抜いておりません。
>(通院していた歯医者さんがあえて抜く必要ないとおっしゃり、特に施術後しみたりなどの痛みもなかったので。)
今回は審美的なご要望で、歯並びを整えるために健康な歯(有髄歯)を削って被せられたということですが、歯の形と並びのラインを整えるためにどこかで削除量が多かったり、切削した歯面と歯髄が接近しすぎていたのかもしれませんね。(←歯並びの改善と書かれてあったので、個人的な憶測です。)
審美領域の前歯エリアは色調の再現や、外形が歯周組織に与える影響、下あごが動く時の噛み合わせなどの問題に配慮しながら歯を削らなければいけないのですが、一般的に歯並びが理想的な位置にある方でも、削除量が足りないと補綴物の出来上がりがいまいちになることがあるわけですから、歯並び改善のために行う「クイック矯正」のような有髄歯の補綴治療は、外形を整えるために通常より多く切削しなければならない部分があるため、歯へのダメージは非常に大きいと言えます。
審美的なご要望がお有りだったということですから、担当の先生からはこういったリスク(歯髄が炎症を起こしたり、壊死したりすること)があるというご説明は受けられているかと思いますが、これから他の歯で同じような審美的なご要望があるときは、補綴治療の他に別の方法で改善できるかどうかということも必ずお聞きになって下さいね。
(そしてメリットとデメリットも)
>それから何事もなく、3週間前にアメリカに戻ってきたのですが、1週間前から急に歯が痛み始めました。
歯髄に炎症、または歯髄自体が壊死してしまって、その炎症が根の先に波及してしまわれた可能性が高いと思います。
>最初は、どこの歯が痛いのかもわからないような、左側の上下が全体的に痛んでる感じでしたが、おとといあたりから、左上1番のみいたくなりました。
関連痛と言いまして、上が痛いときに下が痛く感じたりすることがあります。
>応急処置として、どうしても耐えられない時だけ市販の鎮痛剤を飲んでます。
>完全に痛みが消えることはないのですが、少しだけ痛みが和らぎます。
現在の状態、お辛いことと思います。
鎮痛剤を飲むのは、確かに一時的な症状の改善にはつながりますが、これからの症状の変化によっては、もう少し根本的な処置が必要になってくるかもしれません。
なので、まずご友人などから現地の医療情報を集められて、受診できるようになさっておかれるのが望ましいと思います。
費用に関しては、海外療養費申請制度をご利用なされたら如何でしょうか。
先日、似たような状況にいらっしゃる方のご質問がありましたので、こちらのほうも参考になさって下さいね。
*米国の大学病院で学生から歯科治療を受けた後、痛みが消えない
お大事になされて下さい。
海外での歯痛は何かと色々な面で大変だとは思いますが、さがら先生のご意見と同じく、私もお身体の事を第一に考えられて早めに受診されることをお薦め致します。
>以前から気になっていた上の前歯の歯並びと、左上2番が抜髄により黒く変色していたので、その3本の歯を削りセラミックをかぶせました。
>左右上1番は、神経を抜いておりません。
>(通院していた歯医者さんがあえて抜く必要ないとおっしゃり、特に施術後しみたりなどの痛みもなかったので。)
今回は審美的なご要望で、歯並びを整えるために健康な歯(有髄歯)を削って被せられたということですが、歯の形と並びのラインを整えるためにどこかで削除量が多かったり、切削した歯面と歯髄が接近しすぎていたのかもしれませんね。(←歯並びの改善と書かれてあったので、個人的な憶測です。)
審美領域の前歯エリアは色調の再現や、外形が歯周組織に与える影響、下あごが動く時の噛み合わせなどの問題に配慮しながら歯を削らなければいけないのですが、一般的に歯並びが理想的な位置にある方でも、削除量が足りないと補綴物の出来上がりがいまいちになることがあるわけですから、歯並び改善のために行う「クイック矯正」のような有髄歯の補綴治療は、外形を整えるために通常より多く切削しなければならない部分があるため、歯へのダメージは非常に大きいと言えます。
審美的なご要望がお有りだったということですから、担当の先生からはこういったリスク(歯髄が炎症を起こしたり、壊死したりすること)があるというご説明は受けられているかと思いますが、これから他の歯で同じような審美的なご要望があるときは、補綴治療の他に別の方法で改善できるかどうかということも必ずお聞きになって下さいね。
(そしてメリットとデメリットも)
>それから何事もなく、3週間前にアメリカに戻ってきたのですが、1週間前から急に歯が痛み始めました。
歯髄に炎症、または歯髄自体が壊死してしまって、その炎症が根の先に波及してしまわれた可能性が高いと思います。
>最初は、どこの歯が痛いのかもわからないような、左側の上下が全体的に痛んでる感じでしたが、おとといあたりから、左上1番のみいたくなりました。
関連痛と言いまして、上が痛いときに下が痛く感じたりすることがあります。
>応急処置として、どうしても耐えられない時だけ市販の鎮痛剤を飲んでます。
>完全に痛みが消えることはないのですが、少しだけ痛みが和らぎます。
現在の状態、お辛いことと思います。
鎮痛剤を飲むのは、確かに一時的な症状の改善にはつながりますが、これからの症状の変化によっては、もう少し根本的な処置が必要になってくるかもしれません。
なので、まずご友人などから現地の医療情報を集められて、受診できるようになさっておかれるのが望ましいと思います。
費用に関しては、海外療養費申請制度をご利用なされたら如何でしょうか。
先日、似たような状況にいらっしゃる方のご質問がありましたので、こちらのほうも参考になさって下さいね。
*米国の大学病院で学生から歯科治療を受けた後、痛みが消えない
お大事になされて下さい。
相談者からの返信
相談者:
kyontyさん
返信日時:2011-08-23 05:31:28
さがら先生、迅速な返信ありがとうございました。
私も素人ながら、痛みの原因は神経の炎症と考えていました。
先生のおっしゃる通り、一度学校のカウンセラーやhealth center、周りの友達にも相談してみます。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
私も素人ながら、痛みの原因は神経の炎症と考えていました。
先生のおっしゃる通り、一度学校のカウンセラーやhealth center、周りの友達にも相談してみます。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
相談者からの返信
相談者:
kyontyさん
返信日時:2011-08-23 07:07:11
王先生、詳しくご説明いただきありがとうございます。
この痛みは、歯列矯正の際の削りすぎたことによって神経の炎症がおこったことが原因ということでしょうか?
矯正前、右の前歯だけが斜めに生えていました。
ですので、その歯に関してだけは、削り具合によって神経があたってしまうかもしれないとのことで先生からあとで痛みがでるかもと言われていました。
そしてどうしても耐えられないようであれば後から神経を抜きましょうと。
ですが今回痛んでるのは、左前歯のきちんと生えていた歯なんです・・。
保険に入ってないので、今まで年に一度一時帰国した際には歯科はもちろん内科など検診をしっかり受けて、細心の注意をはらっていたのですが、戻ってきてそうそうトラブルにおそわれるとは・・。
原因はなんであれ痛んでることは事実なので、先生たちのおっしゃるとおり情報収集をして何らかの方法で診てもらうことを考えます。
先生のおっしゃった、海外療養費申請制度についても調べてみたいと思います。
この痛みは、歯列矯正の際の削りすぎたことによって神経の炎症がおこったことが原因ということでしょうか?
矯正前、右の前歯だけが斜めに生えていました。
ですので、その歯に関してだけは、削り具合によって神経があたってしまうかもしれないとのことで先生からあとで痛みがでるかもと言われていました。
そしてどうしても耐えられないようであれば後から神経を抜きましょうと。
ですが今回痛んでるのは、左前歯のきちんと生えていた歯なんです・・。
保険に入ってないので、今まで年に一度一時帰国した際には歯科はもちろん内科など検診をしっかり受けて、細心の注意をはらっていたのですが、戻ってきてそうそうトラブルにおそわれるとは・・。
原因はなんであれ痛んでることは事実なので、先生たちのおっしゃるとおり情報収集をして何らかの方法で診てもらうことを考えます。
先生のおっしゃった、海外療養費申請制度についても調べてみたいと思います。
タイトル | 2か月前、歯並びのために差し歯にした前歯が急に痛む (アメリカ) |
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質問者 | kyontyさん |
地域 | 海外 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 大学生・短大生・専門学生 |
カテゴリ |
歯科治療後の歯の痛み クラウンを被せた後の痛み 審美歯科治療(人工の歯) アメリカ(米国) クイック矯正(セラミック矯正、補綴矯正) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。