原因不明の痛みに対し、歯科でも医科との連携を取って欲しい

相談者: mothさん (26歳:女性)
投稿日時:2011-08-24 02:06:41
参考:過去のご相談
歯の痛みと小さなできもの、すぐに診てもらった方がいいですか?


こんばんは。
ちょっとした疑問があるので投稿いたしました。

●以前、歯が痛くなって治療を続けているも、治療した奥歯の痛みが引かない、上の歯も痛いと、悩んで投稿した事があるのですが、原因は耳の病気でした。

一ヶ月くらい、耳の手前(顎の上あたり)にちっとも腫れがひかない少し大きなニキビがあると思い、もしかしたら歯の痛みに関係あるのかもと半信半疑で皮膚科に行ったところ、ニキビではなく、耳前ロウコウという生まれつき管がある異常で、そこが炎症を起こしていました。

そして抗生物質を少し飲んだだけで、歯だと思っていた痛みがひきました。
治療している歯のズキズキも止まり、上の歯のジーンとした痛みも全部止まりました。

歯医者に抗生物質の事を相談したところ、深い虫歯が抗生物質で痛みが収まる事は考えにくいとの事で、確信は完全に持てないですが、耳の手前の腫れも引き、痛みももう出ないので原因は耳だったと思っています。

ニキビで皮膚科にすぐに行こう、という行動力はなかなか沸かず、自分に管があるのは初めて知ったので原因を知るのに遅くなってしまったとは思いますが、一ヶ月もの間痛み止めを飲み続け、悩み続けて予約以外にも歯医者に通っては相談し、迷惑をかけてしまったなと思う気持ちと同時に、もっと早く気付ける事ができれば…とも思いました。


皮膚科の先生も、三叉神経という神経が複雑なため、耳だと思ったら歯だった患者とか、その逆も、沢山いるとおっしゃっていました。
そこで初めて、原因がなかなかわからなかった場合、別の場所や近くの異常を探してみてと言われました。


疑問に思ったのは、顔の痛みが三叉神経の関係などでなかなか特定できない、誤解をしてしまう、という事が沢山あるならば、耳鼻科や歯科、その他の病院との連携や、知識の共有(?)といった事はしないのでしょうか?


もうこれからは、自分には管があるのも知りましたし虫歯が見当たらないのに歯が痛かったら耳の管も、他のところも見てみよう、と思えますが、何も知らない場合、長引いて原因がわからなくて辛い思いをいた人も少なくないと思います。

わがままかとは思いますが、歯医者でもし原因が見当たらなくて、「歯以外に」「歯の近くに」といった言葉を一つ貰えたら、もっと早く歯以外に着目できたと思います。

歯医者さんにも歯以外の他の病気の知識も得てほしい、とまでは思いませんが、私みたいな患者も他にいたと思いますし、何か取り組みをされている先生がいれば、どんな事をされているのか知りたいなぁと思い投稿いたしました。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-08-24 04:47:38
mothさまおはようございます。

歯が痛むので治療を続けていたが一向に治らず、皮膚科に行った所原因が判明して良くなったという経験をなさったのですね。

歯科の疾患は、頭頚部の他科の領域の疾患との鑑別診断が必要な場合があります、こればっかりは知識と経験がものを言うと思います。

我々の地域でも、頭頚部疾患にかかわる領域の医師歯科医師の集まりがあります、そこでテーマを決めてディスカッションをしています、このような機会も知識の吸収には必要なことだと考えています。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-08-24 08:35:41
ご相談ありがとうございます。

ご指摘通り、歯だけでなく体との関連を意識することは重要です。

例えば痛みについては、医科との連携で身体や脳など視野に入れた治療がすでに行われています。
ただ保険制度の制約もあり一般歯科開業医では行えず、ごく限られた大学などの病院で行われているため、我々は紹介することくらいしかできません。

またムシ歯歯周病による感染が、内臓に重篤な疾患を引き起こしたり悪化させることも医学的証明が進んでおり、また歯が健全でよく噛めるという普通のことができなくなると、認知症や寝たきりになるなど社会性に支障を来すことも指摘されています。

したがって、歯科医院は歯だけを診るという医療はもはや時代遅れとなっていて、皆様にはなかなか知られないとは思いますが、昔からもう既にその流れは始まっており、歯ではなく口腔という体や心と切り離せない総合的な歯科医療が、社会には必要だと考えられ実践もされております。

むしろ健全なお口の働きを壊さない、あるいは維持増進するということにより、高血圧、膵臓がん腎臓がん子宮がん、異常出産や脳梗塞心筋梗塞などをも予防もできるとすれば、歯科とは医科の予防部門として重要な社会的意義があるとも言えます。

そういった予防的見地から、歯をいかに削らないかということを初めに考えることが重要になり、お話のような状態で歯を削られなかったことは、今でもすぐに分けもわからず削ってしまう歯科医院もある中で、とても理にかなった診断を歯科医院でお受けになったと思います.


特に歯周病と糖尿病や肥満などの関連は強く、治療に関しては歯石取り歯磨きと、一般のかたの認識は狭いものでとどまっておりますが、体の機能との連携を考えると、血液検査をして、病気のマーカーや酵素を調べることが重要となってきており、医科のほうからもせっかく歯科に期待が出ているにもかかわらず、歯科医師にすら口の中だけ診れば良いのだという後ろ向きの歯科技師的な了見の狭い意識に欠如があり、もちろん一般のかたも抵抗があり、全く進展していません。

歯周病は慢性の炎症であると、歯科医師が言っても、医師との見解は異なります。
医師は炎症とは検査で証明してから診断を下し治療計画を立てます。

目で見ただけでの診断は通用しません。
そのために、生化検査という血液検査で証明します。

たとえば、急性白血病も歯茎から血が出ることがあるし、ある特定の歯が虫歯もないのに痛くなることがありますから、生化検査でしっかりとふるい分けしなければいけないからです。

炎症が治ったことも医科では生化検査で証明して見せます。
歯科では、特別な場合以外は、しないし認められていません。

しかし、皆様も歯科医院で血液検査なんて、えー!怪しい!とか言う気持があるうちは、医科との連携も普及しないと思います。
そして皆様が、あいもかわらず、歯医者には歯だけを診させる狭い世界に追い戻すことになります。


しかし今回のように、ご質問ご要望など受診者側の皆様が常に声を上げていただくことは、実践が広がる大きな契機となります。
我々だけが要求しても保険制度についてさえまったく変わらないことも障壁の一つになっているからです。

ご指摘ありがとうございます。
これからもどしどし、あらゆるところで歯科に関するお声がけをお待ちしております。




タイトル 原因不明の痛みに対し、歯科でも医科との連携を取って欲しい
質問者 mothさん
地域 非公開
年齢 26歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 原因不明の歯の痛み
その他(その他)
歯科と全身疾患その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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