最適なセメントで混迷。レジン系セメントとグラスアイオノマーセメント
相談者:
saimiさん (38歳:女性)
投稿日時:2011-08-21 21:55:41
参考:過去のご相談
*奥歯を金か白金加金で治療予定。最適なセメントは?
森永先生、さがら先生
「奥歯を金か白金加金で治療予定。最適なセメントは?」
という質問をさせていただいたsaimiと申します。
ご回答いただいたにもかかわらず、締め切り過ぎてしまいお礼をお伝えすることが出来ず申し訳ありませんでした。
改めましてご回答いただきありがとうございました。
「セメントの種類はあまり気にされなくても良い」とおっしゃってくださった先生と、「材料の特徴を最大に生かせるセメント」を示してくださった先生。
おそらくどちらも正しいことを教えていただいているのだと思います。
1.・・・ということは、物性的には一番いいのはレジン系のセメントの方が優れているけれども、実際にやってもらうとしたら、歯科医師の先生が使い慣れているセメントの方がいいということでしょうか?
2.そうであるならば、レジン系のセメントが得意な先生にやってもらうのがいいということになりますでしょうか?
そういった先生はどのように探せばよいのでしょうか?
3.もし、上記のような先生を探すことが出来なくて、グラスアイオノマーセメントでやってもらう事になった場合、精度が落ちると考えたほうがよろしいでしょうか?
グラスアイオノマーは溶けたり磨耗しやすいとのことですが、もし、そうなった場合はどうなるのでしょう?
ギャップを作る原因になってしまうため、二次カリエスになりやすくなりますか?
折角いい材質で作ってもらったとしても無意味になってしまうのでしょうか?
お忙しいところ申し訳ありませんが、ご回答のほどお願い申し上げます。
*奥歯を金か白金加金で治療予定。最適なセメントは?
森永先生、さがら先生
「奥歯を金か白金加金で治療予定。最適なセメントは?」
という質問をさせていただいたsaimiと申します。
ご回答いただいたにもかかわらず、締め切り過ぎてしまいお礼をお伝えすることが出来ず申し訳ありませんでした。
改めましてご回答いただきありがとうございました。
「セメントの種類はあまり気にされなくても良い」とおっしゃってくださった先生と、「材料の特徴を最大に生かせるセメント」を示してくださった先生。
おそらくどちらも正しいことを教えていただいているのだと思います。
1.・・・ということは、物性的には一番いいのはレジン系のセメントの方が優れているけれども、実際にやってもらうとしたら、歯科医師の先生が使い慣れているセメントの方がいいということでしょうか?
2.そうであるならば、レジン系のセメントが得意な先生にやってもらうのがいいということになりますでしょうか?
そういった先生はどのように探せばよいのでしょうか?
3.もし、上記のような先生を探すことが出来なくて、グラスアイオノマーセメントでやってもらう事になった場合、精度が落ちると考えたほうがよろしいでしょうか?
グラスアイオノマーは溶けたり磨耗しやすいとのことですが、もし、そうなった場合はどうなるのでしょう?
ギャップを作る原因になってしまうため、二次カリエスになりやすくなりますか?
折角いい材質で作ってもらったとしても無意味になってしまうのでしょうか?
お忙しいところ申し訳ありませんが、ご回答のほどお願い申し上げます。
[過去のご相談]
回答1
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2011-08-21 23:14:56
こんにちは、
>1.・・・ということは、物性的には一番いいのはレジン系のセメントの方が優れているけれども、実際にやってもらうとしたら、歯科医師の先生が使い慣れているセメントの方がいいということでしょうか?
ですね。
ただ、今は多くの歯科医院でレジン系のセメントを使っていると思いますよ^^
>2.そうであるならば、レジン系のセメントが得意な先生にやってもらうのがいいということになりますでしょうか?
>そういった先生はどのように探せばよいのでしょうか?
これは探しようがないですね^^;
私はセメンティング苦手なのでレジン系でも接着強さより、扱いやすものを好んで使用しています。
どの先生もそうですが、自分が扱いやすいものを毎日使っているのでそこまで心配しなくていいと思いますよ。
>3.もし、上記のような先生を探すことが出来なくて、グラスアイオノマーセメントでやってもらう事になった場合、精度が落ちると考えたほうがよろしいでしょうか?
私の周りでは今グラスアイオノマー使用している先生は・・・
いませんね^^;
また、セメントで精度が下がることはありませんので安心して下さい。
>折角いい材質で作ってもらったとしても無意味になってしまうのでしょうか?
セメントより、虫歯をきちんと除去したとか、根管治療をしっかりしたかの方が重要だと私は思います。
たまに30年前に入れた被せ物を外す時がありますが、グラスアイオノマーより昔のリン酸亜鉛セメントでくっ付けてありますが、特に問題なくくっ付いていますよ。
そんなに気にしなくていいと思いますよ^^
>1.・・・ということは、物性的には一番いいのはレジン系のセメントの方が優れているけれども、実際にやってもらうとしたら、歯科医師の先生が使い慣れているセメントの方がいいということでしょうか?
ですね。
ただ、今は多くの歯科医院でレジン系のセメントを使っていると思いますよ^^
>2.そうであるならば、レジン系のセメントが得意な先生にやってもらうのがいいということになりますでしょうか?
>そういった先生はどのように探せばよいのでしょうか?
これは探しようがないですね^^;
私はセメンティング苦手なのでレジン系でも接着強さより、扱いやすものを好んで使用しています。
どの先生もそうですが、自分が扱いやすいものを毎日使っているのでそこまで心配しなくていいと思いますよ。
>3.もし、上記のような先生を探すことが出来なくて、グラスアイオノマーセメントでやってもらう事になった場合、精度が落ちると考えたほうがよろしいでしょうか?
私の周りでは今グラスアイオノマー使用している先生は・・・
いませんね^^;
また、セメントで精度が下がることはありませんので安心して下さい。
>折角いい材質で作ってもらったとしても無意味になってしまうのでしょうか?
セメントより、虫歯をきちんと除去したとか、根管治療をしっかりしたかの方が重要だと私は思います。
たまに30年前に入れた被せ物を外す時がありますが、グラスアイオノマーより昔のリン酸亜鉛セメントでくっ付けてありますが、特に問題なくくっ付いていますよ。
そんなに気にしなくていいと思いますよ^^
相談者からの返信
相談者:
saimiさん
返信日時:2011-08-22 22:49:15
井野先生
ご回答いただきありがとうございます。
お忙しい中、親身になってご回答いただき大変ありがたく思っております。
>>また、セメントで精度が下がることはありませんので安心して下さい。
こちらのサイトを拝見させていただいているが故に、どんどん高いレベルを求めてしまっているのかもしれませんね。
保険診療が主な歯科医院さんでは、グラスアイオノマーが多く使われている、という調査を見ると、金や白金加金でもグラスアイオノマーを使われる可能性が高いのではないかと思いましたし、こちらのサイトでグラスアイオノマーは溶けたり磨耗しやすいということを知ったり、また、さがら先生に教えていただいたようなマジック・マージン・テクニックが使用しづらいというのを思うと、
グラスアイオノマーを使われる可能性が高いような気がするけれども、それだと精度や二次カリエスのなりにくさに影響が出てしまうのではないかと思ってしまいました。
自費中心の歯科医院さんは見つけにくく、見つけても精度というよりも審美の歯科医院さんばかりの地域なので、結局、保険診療がほとんどの歯科医院さんにかかることになると思います。)
私にとっては高い買い物ですが、歯を大切にしていくために、折角いいもので作ってもらおうと思っているので、出来る限りリスクを減らしたいと思っているものですから・・・。
もしグラスアイオノマーを使われたとしても、そんなに気にしなくていいとのことなので、安心して歯医者さんにかかりたいと思います。
こちらを拝見させていただいて、今まで知らなかったことを沢山知ることができました。
ご回答いただいている先生方が歯科医療の向上を真剣に考えてくださっていて、それを実現するためには私たち患者も知識を身につけなければいけないことが分かりましたし、そのために先生方がお忙しい中お時間を割いてくださっていることは、本当にありがたいことだと思います。
これからもお身体を気をつけてがんばってください。
ありがとうございました。
ご回答いただきありがとうございます。
お忙しい中、親身になってご回答いただき大変ありがたく思っております。
>>また、セメントで精度が下がることはありませんので安心して下さい。
こちらのサイトを拝見させていただいているが故に、どんどん高いレベルを求めてしまっているのかもしれませんね。
保険診療が主な歯科医院さんでは、グラスアイオノマーが多く使われている、という調査を見ると、金や白金加金でもグラスアイオノマーを使われる可能性が高いのではないかと思いましたし、こちらのサイトでグラスアイオノマーは溶けたり磨耗しやすいということを知ったり、また、さがら先生に教えていただいたようなマジック・マージン・テクニックが使用しづらいというのを思うと、
グラスアイオノマーを使われる可能性が高いような気がするけれども、それだと精度や二次カリエスのなりにくさに影響が出てしまうのではないかと思ってしまいました。
自費中心の歯科医院さんは見つけにくく、見つけても精度というよりも審美の歯科医院さんばかりの地域なので、結局、保険診療がほとんどの歯科医院さんにかかることになると思います。)
私にとっては高い買い物ですが、歯を大切にしていくために、折角いいもので作ってもらおうと思っているので、出来る限りリスクを減らしたいと思っているものですから・・・。
もしグラスアイオノマーを使われたとしても、そんなに気にしなくていいとのことなので、安心して歯医者さんにかかりたいと思います。
こちらを拝見させていただいて、今まで知らなかったことを沢山知ることができました。
ご回答いただいている先生方が歯科医療の向上を真剣に考えてくださっていて、それを実現するためには私たち患者も知識を身につけなければいけないことが分かりましたし、そのために先生方がお忙しい中お時間を割いてくださっていることは、本当にありがたいことだと思います。
これからもお身体を気をつけてがんばってください。
ありがとうございました。
回答2
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2011-08-23 00:22:05
あまり頑張るタイプの歯科医師ではない井野です。
過去の
「奥歯を金か白金加金で治療予定。最適なセメントは?」
を読ませていただきましたが、どうなんでしょう。
私の考えも過去の
「インレーの接着と合着、セメント層のこと」
タカタ先生と同じで、セメントの種類より補綴・詰め物の精度の方を重視しています。
基本的に精度の高い詰め物はセメント層は口の中では見えませんので、さほど大きなセメントの劣化はないように思います。
精度の高い補綴物・詰め物はセメントを歯と詰め物で切ると言う感覚でしょうか。
このように切れたセメント層の切断面は口の中では見えません。
セメント層は被せ物の中に入り込むので、劣化はしますが、セメント層が口の中に出た時よりはるかに劣化は遅いと思います。
確かに、詰め物の精度が低くセメントが口の中に露出した状態であればレジン系のセメントの方がセメントの寿命が長くなるとは思いますが^^;
セメントがいくら良くても、段差があればその部分に汚れが貯まりやすくなり2次カリエスのリスクが上がってしまいます。
虫歯になってしまえば、セメントが劣化していなくても詰め物を外さなくてはなりません。
また再治療の際には除去しにくい詰め物となり、余計に歯を削る必要も出てきてしまいます。
難しい所なんですよ。
ガチガチに固め難攻不落のお城を作るのか、それともリハウスが可能な家を建てるのか!?
少なくとも歯科治療は再治療しやすい環境のことは考えておいた方がいいと私は思います。
さがら先生がおっしゃる
>マジック・マージン・テクニック
これはバーニッシュ(すり合わせ)のことではなでしょうか!?
このテクニックはかなり古い時代からあり、リン酸亜鉛セメント時代から既に行われていますよ。
私は勤務医時代保険のインレー、アンレーでもたまにしていましたが、さがら先生がおっしゃるように金のようには伸びませんが・・・
しないよりいいかなぐらいでした。
理想を言えばこんなテクニックを使わずに段差ゼロが理想なんですけどね^^;
私でしたら、先生が使用しているセメントは全くこだわらず、精度の追求をしているような先生を探すと思います。
と、あまりセメントにはこだわり持っていない私が回答するのも変なのですが^^;
過去の
「奥歯を金か白金加金で治療予定。最適なセメントは?」
を読ませていただきましたが、どうなんでしょう。
私の考えも過去の
「インレーの接着と合着、セメント層のこと」
タカタ先生と同じで、セメントの種類より補綴・詰め物の精度の方を重視しています。
基本的に精度の高い詰め物はセメント層は口の中では見えませんので、さほど大きなセメントの劣化はないように思います。
精度の高い補綴物・詰め物はセメントを歯と詰め物で切ると言う感覚でしょうか。
このように切れたセメント層の切断面は口の中では見えません。
セメント層は被せ物の中に入り込むので、劣化はしますが、セメント層が口の中に出た時よりはるかに劣化は遅いと思います。
確かに、詰め物の精度が低くセメントが口の中に露出した状態であればレジン系のセメントの方がセメントの寿命が長くなるとは思いますが^^;
セメントがいくら良くても、段差があればその部分に汚れが貯まりやすくなり2次カリエスのリスクが上がってしまいます。
虫歯になってしまえば、セメントが劣化していなくても詰め物を外さなくてはなりません。
また再治療の際には除去しにくい詰め物となり、余計に歯を削る必要も出てきてしまいます。
難しい所なんですよ。
ガチガチに固め難攻不落のお城を作るのか、それともリハウスが可能な家を建てるのか!?
少なくとも歯科治療は再治療しやすい環境のことは考えておいた方がいいと私は思います。
さがら先生がおっしゃる
>マジック・マージン・テクニック
これはバーニッシュ(すり合わせ)のことではなでしょうか!?
このテクニックはかなり古い時代からあり、リン酸亜鉛セメント時代から既に行われていますよ。
私は勤務医時代保険のインレー、アンレーでもたまにしていましたが、さがら先生がおっしゃるように金のようには伸びませんが・・・
しないよりいいかなぐらいでした。
理想を言えばこんなテクニックを使わずに段差ゼロが理想なんですけどね^^;
私でしたら、先生が使用しているセメントは全くこだわらず、精度の追求をしているような先生を探すと思います。
と、あまりセメントにはこだわり持っていない私が回答するのも変なのですが^^;
回答3
森永歯科医院(千葉県安房郡鋸南町)の森永です。
回答日時:2011-08-23 00:44:10
こんばんは。
井野先生のご回答でもう充分なのですが、少し違う側面から。
「物性的に最近のレジン系セメントが優れている」というのは、「常に安定した物性を発揮できる」という側面もあります。
セメントを練るのは通常はドクターでなくスタッフですよね。
昔のリン酸セメントは、一人前に練れるようになるまで修行が必要でした。
本格的に追求すると、ガラスの板を冷やす装置なども使って、熟練したスタッフが手掛ける必要があったのです。
ところが最近のレジンセメントは練るのがかなり容易になっています。
経験の浅いスタッフでも一定以上の物性を確保できます。
ですから良心的な保険医であるほど最新のセメントを使っているのでは、と想像しています。
逆に、今でもアイオノマーを使っている先生なら、それを問題なく使いこなしているスタッフがいる、ということではないでしょうか。
いずれにしてもご心配には及ばないように感じています。
井野先生のご回答でもう充分なのですが、少し違う側面から。
「物性的に最近のレジン系セメントが優れている」というのは、「常に安定した物性を発揮できる」という側面もあります。
セメントを練るのは通常はドクターでなくスタッフですよね。
昔のリン酸セメントは、一人前に練れるようになるまで修行が必要でした。
本格的に追求すると、ガラスの板を冷やす装置なども使って、熟練したスタッフが手掛ける必要があったのです。
ところが最近のレジンセメントは練るのがかなり容易になっています。
経験の浅いスタッフでも一定以上の物性を確保できます。
ですから良心的な保険医であるほど最新のセメントを使っているのでは、と想像しています。
逆に、今でもアイオノマーを使っている先生なら、それを問題なく使いこなしているスタッフがいる、ということではないでしょうか。
いずれにしてもご心配には及ばないように感じています。
相談者からの返信
相談者:
saimiさん
返信日時:2011-08-28 02:03:21
井野先生、森永先生
ご回答いただきありがとうございました。
返信が遅れてしまい申し訳ありません。
質問に丁寧にお答えいただきありがとうございました。
きっと実際に患者さんを診られているときも患者さんにとって信頼できる先生なんだろうなあ、私もそういう先生を見つけられるといいなあ、と思いました。
先生方のご回答でセメントはそんなに気にしなくていい、ということはわかりましたが、歯をできるだけ守るためにできることはしていきたいと思いますので、もう少し教えて下さい。
シロウト考えですといくら精度の高い補修物といっても口の中で全く水分に触れないということは考えにくく、水に溶けやすいセメントですと結局、流れ出てしまうのではないかと思ってしまうのですが、もし、セメントが流れ出たら中は空洞(隙間)になってしまうのではないでしょうか?
そうしたらそこは虫歯になりやすいということはないですか?
それを防ぐ方法はありますでしょうか?
ご回答いただきありがとうございました。
返信が遅れてしまい申し訳ありません。
質問に丁寧にお答えいただきありがとうございました。
きっと実際に患者さんを診られているときも患者さんにとって信頼できる先生なんだろうなあ、私もそういう先生を見つけられるといいなあ、と思いました。
先生方のご回答でセメントはそんなに気にしなくていい、ということはわかりましたが、歯をできるだけ守るためにできることはしていきたいと思いますので、もう少し教えて下さい。
シロウト考えですといくら精度の高い補修物といっても口の中で全く水分に触れないということは考えにくく、水に溶けやすいセメントですと結局、流れ出てしまうのではないかと思ってしまうのですが、もし、セメントが流れ出たら中は空洞(隙間)になってしまうのではないでしょうか?
そうしたらそこは虫歯になりやすいということはないですか?
それを防ぐ方法はありますでしょうか?
回答4
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2011-08-28 05:09:11
>シロウト考えですといくら精度の高い補修物といっても
やっぱり精度は大事だと思います。
トップレベルの先生だとセット後で0.1MM以下でしょうね。
>口の中で全く水分に触れないということは考えにくく
全くその通りです。
>水に溶けやすいセメントですと結局、流れ出てしまうのではないかと思ってしまうのですが
JIS規格か薬事法関係で水などに対する溶解率が結構シビアに決められているはずですので、あまり水に溶けやすいセメントが流通していないと思います。
>もし、セメントが流れ出たら中は空洞(隙間)になってしまうのではないでしょうか?
>そうしたらそこは虫歯になりやすいということはないですか?
そうですね、その通りだと思います。
ですから精度が大事だと思います。
>それを防ぐ方法はありますでしょうか?
セット後患者さんにできることはブラッシング等で歯質の上に歯垢を残さないことだと思います。
精度がある程度出せる先生だとセメントの選択や取り扱いにこだわっているのではないでしょうか?
やっぱり精度は大事だと思います。
トップレベルの先生だとセット後で0.1MM以下でしょうね。
>口の中で全く水分に触れないということは考えにくく
全くその通りです。
>水に溶けやすいセメントですと結局、流れ出てしまうのではないかと思ってしまうのですが
JIS規格か薬事法関係で水などに対する溶解率が結構シビアに決められているはずですので、あまり水に溶けやすいセメントが流通していないと思います。
>もし、セメントが流れ出たら中は空洞(隙間)になってしまうのではないでしょうか?
>そうしたらそこは虫歯になりやすいということはないですか?
そうですね、その通りだと思います。
ですから精度が大事だと思います。
>それを防ぐ方法はありますでしょうか?
セット後患者さんにできることはブラッシング等で歯質の上に歯垢を残さないことだと思います。
精度がある程度出せる先生だとセメントの選択や取り扱いにこだわっているのではないでしょうか?
相談者からの返信
相談者:
saimiさん
返信日時:2011-09-02 23:28:17
タイトル | 最適なセメントで混迷。レジン系セメントとグラスアイオノマーセメント |
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質問者 | saimiさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
補綴関連 材料・機材関連 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。