激しい歯痛の際のイブプロフェン服用量について (アメリカ)
相談者:
helloさん (37歳:女性)
投稿日時:2011-09-15 10:04:57
こんにちは。よろしくお願いします。
米国在住です。
かぶせてある歯が激しく痛むため歯科にかかったら、過去のrootcanalの失敗により根元が感染しているので抜歯が必要と言われました。
1週間後に抜歯を予約しましたが、それまでのためにと以下の薬の服用指示が出ました。
・イブプロフェンを1日3回、毎回600mgずつ(=1日1800mg)
・抗生物質を1日1回
イブプロフェンは市販薬とのことでしたので購入したところ、箱の服用指示には「1日3回、毎回200-400mgずつ」、1日1200mgを超えないようにと書かれています。
今回指示された量はこれをはるかに上回ります。
日本ではイブプロフェン薬はイブですが、これは更に量が少なく、
「1日3回、毎回150mgずつ」、ということは1日450mgです。
とりあえず初回服用して痛みがややひきましたが、6時間経った今、再び痛くなってきました。
ここで、今回の服用指示量が、箱に書いてある指示量よりも、日本の指示量よりも、高いことが気になります。
初回に600mgを一度に飲んだ後は特に問題はなかったのですが、抜歯まで1週間、これを続けることに抵抗があります。
医師の指示量と市販薬の指示量はこれほど違う(1.5倍)ものなのでしょうか?
また、アメリカでは一回服用量が日本より多いとは聞きますが、これほど違う(4倍)ものなのでしょうか?
痛みに合わせて服用量を減らした方がよいでしょうか?
答えにくい質問かと思います。一般的なことでも構いません。
どなたか詳しい方がおられましたら、ご助言をお願いいたします。
よろしくお願い致します。
米国在住です。
かぶせてある歯が激しく痛むため歯科にかかったら、過去のrootcanalの失敗により根元が感染しているので抜歯が必要と言われました。
1週間後に抜歯を予約しましたが、それまでのためにと以下の薬の服用指示が出ました。
・イブプロフェンを1日3回、毎回600mgずつ(=1日1800mg)
・抗生物質を1日1回
イブプロフェンは市販薬とのことでしたので購入したところ、箱の服用指示には「1日3回、毎回200-400mgずつ」、1日1200mgを超えないようにと書かれています。
今回指示された量はこれをはるかに上回ります。
日本ではイブプロフェン薬はイブですが、これは更に量が少なく、
「1日3回、毎回150mgずつ」、ということは1日450mgです。
とりあえず初回服用して痛みがややひきましたが、6時間経った今、再び痛くなってきました。
ここで、今回の服用指示量が、箱に書いてある指示量よりも、日本の指示量よりも、高いことが気になります。
初回に600mgを一度に飲んだ後は特に問題はなかったのですが、抜歯まで1週間、これを続けることに抵抗があります。
医師の指示量と市販薬の指示量はこれほど違う(1.5倍)ものなのでしょうか?
また、アメリカでは一回服用量が日本より多いとは聞きますが、これほど違う(4倍)ものなのでしょうか?
痛みに合わせて服用量を減らした方がよいでしょうか?
答えにくい質問かと思います。一般的なことでも構いません。
どなたか詳しい方がおられましたら、ご助言をお願いいたします。
よろしくお願い致します。
[過去のご相談]
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-09-15 10:37:45
>イブプロフェンを1日3回、毎回600mgずつ(=1日1800mg)
>抗生物質を1日1回
これは歯科医による処方薬でしょうね。
>日本ではイブプロフェン薬はイブですが、これは更に量が少なく、
「1日3回、毎回150mgずつ」、ということは1日450mgです。
これは市販薬での話ですよね。
日本とアメリカでは平均的な体格の差によって薬の容量は変わってきますが。
ご心配されている薬の用量の差は処方薬と市販薬の差ではないでしょうか。
>抗生物質を1日1回
これは歯科医による処方薬でしょうね。
>日本ではイブプロフェン薬はイブですが、これは更に量が少なく、
「1日3回、毎回150mgずつ」、ということは1日450mgです。
これは市販薬での話ですよね。
日本とアメリカでは平均的な体格の差によって薬の容量は変わってきますが。
ご心配されている薬の用量の差は処方薬と市販薬の差ではないでしょうか。
回答2
南平台デンタルクリニック(渋谷区南平台町)の松浦です。
回答日時:2011-09-15 15:32:08
イブプロフェン、僕も好きなお薬の一つです。
風邪ひいた時は含有の風邪薬を指定で買っています。
使用量は、体重約60kgの大人(15歳以上)を標準に決めてあったと記憶します。
確かに、イブ一回で2錠で150mgこれを一日3回まで、ですから確かに450mgが限界とされています。(市販のお薬として)
今回1回に600mgを服用されているのですから、一回で一日量を超えています。
胃腸障害が副作用としてありますから、このまま飲み続けていると胃腸障害がおきそうです。
ただ、服用されてお痛みがやや引いた事(逆に言うと少ししか引かなかった)、6時間はもった事を考えるとその量が必要だったともいえます。
担当医が処方したとおりに服用すべきと存じますが、お痛み止めとしてお体と相談しながら、痛みが抑えられる程度に量を減らしても良いかもしれません。(←極めて私的な意見です)
できれば一度担当医に相談なさるのは如何でしょう。
お大事にどうぞ。
風邪ひいた時は含有の風邪薬を指定で買っています。
使用量は、体重約60kgの大人(15歳以上)を標準に決めてあったと記憶します。
確かに、イブ一回で2錠で150mgこれを一日3回まで、ですから確かに450mgが限界とされています。(市販のお薬として)
今回1回に600mgを服用されているのですから、一回で一日量を超えています。
胃腸障害が副作用としてありますから、このまま飲み続けていると胃腸障害がおきそうです。
ただ、服用されてお痛みがやや引いた事(逆に言うと少ししか引かなかった)、6時間はもった事を考えるとその量が必要だったともいえます。
担当医が処方したとおりに服用すべきと存じますが、お痛み止めとしてお体と相談しながら、痛みが抑えられる程度に量を減らしても良いかもしれません。(←極めて私的な意見です)
できれば一度担当医に相談なさるのは如何でしょう。
お大事にどうぞ。
相談者からの返信
相談者:
helloさん
返信日時:2011-09-16 04:00:44
細見先生、ご回答をありがとうございます。
処方薬と市販薬との差はこれほど大きいのですね。
体格や国の違いという点で不安があったのですが、専門の方のご意見を聞けて感謝しております。
松浦先生、回答して下さりありがとうございます。
胃腸障害を含め副作用が認められなければ、痛み止めとして必要な量を服用していこうと思います。
専門の先生には答えにくい質問だったかと思います。にもかかわらず貴重なご意見を下さり、感謝致します。
処方薬と市販薬との差はこれほど大きいのですね。
体格や国の違いという点で不安があったのですが、専門の方のご意見を聞けて感謝しております。
松浦先生、回答して下さりありがとうございます。
胃腸障害を含め副作用が認められなければ、痛み止めとして必要な量を服用していこうと思います。
専門の先生には答えにくい質問だったかと思います。にもかかわらず貴重なご意見を下さり、感謝致します。
回答3
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-09-16 12:54:01
>抜歯まで1週間、これを続けることに抵抗があります。
>医師の指示量と市販薬の指示量はこれほど違う(1.5倍)ものなのでしょうか?
>また、アメリカでは一回服用量が日本より多いとは聞きますが、これほど違う(4倍)ものなのでしょうか?
>痛みに合わせて服用量を減らした方がよいでしょうか?
イブプロフェンはご存じのように非ステロイド性消炎薬で、日本では市販のものはほとんどが150mgで、アメリカでは200mgで市販されています。
解熱消炎鎮痛作用がありますから、激しいお痛みがある時によく処方される薬だと言えます。
アスピリン同様、長期に渡って服用されていますと胃腸障害や血液凝固傷害の危険性があるとされていますので、平常時での胃腸の状態が良くない方には、胃粘膜保護作用を持つ薬剤と併用したり、胃酸分泌抑制効果のある薬剤もご一緒に処方する場合があります。
今回の最大服用量の違いは諸先生方が言われていますように、市販薬と処方薬の違いによるものです。
服用量を調整するときは、体重をも参考にしながら処方するはずですから、アメリカだからと、あまりご心配なさらなくても良いと思います。
通常アメリカでは、痛みの度合を三段階に分け、症状に合わせて解熱消炎鎮痛剤の服用量を変えています。
一般的なのは(アスピリン類の鎮痛剤服用可の場合)、
軽度の痛みなら、200-400mg/6時間毎イブプロフェンまたは650mgアスピリン
中度の痛みなら、600-800mg/6時間毎イブプロフェン
6時間後に抑えられなければ、
6時間毎に600mgイブプロフェン+1000mgアセトアミノフェン
以上の服用量を用いても、依然と継続する極度の激痛であれば、
600mgイブプロフェン+アセトアミノフェン/オピオイド系麻薬系鎮痛薬(10mg oxycodone相当量)
のようになっています。
(参考程度のマニュアルのようなものです。)
日本でも市販薬と処方薬の使用量は違いますし、アメリカに限ったことではありません。
ただ、もしお痛みが軽減しているような傾向であれば、服用量の調整を担当医にご相談なさっても良いかもしれませんね。
お大事に。
>医師の指示量と市販薬の指示量はこれほど違う(1.5倍)ものなのでしょうか?
>また、アメリカでは一回服用量が日本より多いとは聞きますが、これほど違う(4倍)ものなのでしょうか?
>痛みに合わせて服用量を減らした方がよいでしょうか?
イブプロフェンはご存じのように非ステロイド性消炎薬で、日本では市販のものはほとんどが150mgで、アメリカでは200mgで市販されています。
解熱消炎鎮痛作用がありますから、激しいお痛みがある時によく処方される薬だと言えます。
アスピリン同様、長期に渡って服用されていますと胃腸障害や血液凝固傷害の危険性があるとされていますので、平常時での胃腸の状態が良くない方には、胃粘膜保護作用を持つ薬剤と併用したり、胃酸分泌抑制効果のある薬剤もご一緒に処方する場合があります。
今回の最大服用量の違いは諸先生方が言われていますように、市販薬と処方薬の違いによるものです。
服用量を調整するときは、体重をも参考にしながら処方するはずですから、アメリカだからと、あまりご心配なさらなくても良いと思います。
通常アメリカでは、痛みの度合を三段階に分け、症状に合わせて解熱消炎鎮痛剤の服用量を変えています。
一般的なのは(アスピリン類の鎮痛剤服用可の場合)、
軽度の痛みなら、200-400mg/6時間毎イブプロフェンまたは650mgアスピリン
中度の痛みなら、600-800mg/6時間毎イブプロフェン
6時間後に抑えられなければ、
6時間毎に600mgイブプロフェン+1000mgアセトアミノフェン
以上の服用量を用いても、依然と継続する極度の激痛であれば、
600mgイブプロフェン+アセトアミノフェン/オピオイド系麻薬系鎮痛薬(10mg oxycodone相当量)
のようになっています。
(参考程度のマニュアルのようなものです。)
日本でも市販薬と処方薬の使用量は違いますし、アメリカに限ったことではありません。
ただ、もしお痛みが軽減しているような傾向であれば、服用量の調整を担当医にご相談なさっても良いかもしれませんね。
お大事に。
相談者からの返信
相談者:
helloさん
返信日時:2011-09-17 22:58:11
タイトル | 激しい歯痛の際のイブプロフェン服用量について (アメリカ) |
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質問者 | helloさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 37歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
痛み止め・鎮痛剤・抗炎症薬 アメリカ(米国) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。